2017年04月07日
カマグエイのアレクサンデル・アヤラ カナダの独立リーグへ
Adelante、2017年4月7日、Amaury M. Valdivia Fernández記者
カマグエイの「4番」(背番号も打順も)は今季の好成績により今回の機会を獲得した。アヤラは今季、カマグエイを今世紀に入って最高の成績に導き、自らもカリビアン・シリーズおよびWBCのキューバ代表チームメンバーのレギュラーの座を得た。
アヤラのほかにカンナム・リーグにデビューする選手は、ミゲル・ラエラ(アルテミサ)、ユリスベル・グラシアル(マタンサス)、ラサロ・ブランコ(グランマ)、フリオ・パブロ・マルティネス(グアンタナモ)がいる。ヨルダン・マンドゥレイ(オルギン)は前季も参加経験があり再出場となる。ロエル・サントス(グランマ)は現在日本プロリーグの千葉ロッテ・マリーンズとキューバ野球連盟がおこなっている交渉が成立しなかった場合にカンナム・リーグに参加することになる。
(*ブログ主注:正しくはユリスベル・グラシアルも再出場である)
すぐれた成績をあげたスポーツ選手への金銭報酬の新制度が2013年に制定されて以降、カマグエイの野球選手が海外のプロリーグに移籍するのは今回が初めてとなる。それ以前のもっとも意義深い経験としては、2002年に日本のセミプロチームに参加したルイス・ウラシアのケースがある。
9月の上旬まで続くスケジュールのカンナム・リーグは2Aレベルのサーキットである。このリーグへのアヤラの出場はカマグエイチームの内野陣にとって、直近のリーダーを失うことになり大きな空白となる。しかしこのニュースはファンの間では大きな満足感を持って受け止められている。カマグエイの最近のスポーツの歴史のなかで最も才能あふれる選手のひとりが、正当な評価を受けたとみなされている。
Pelota camagüeyana: Ayala a Canadá; el sub-23 cae por la mínima
http://www.adelante.cu/index.php/es/2014-04-18-14-10-19/9230-b
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6156513
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック