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2020年12月29日

フィギュアスケートと大河ドラマについて語りたい!

羽生結弦選手の圧巻のフリー演技が日本中を湧かせた2020年のクリスマス。
私ももちろんテレビの前で感動にむせび泣いたひとり。いつかきっと誰かがNHK大河ドラマの壮大な音楽をフィギュアスケートで使ってくれることを期待していたが、それが羽生くんとは、感動もひとしおです

それ以降、You Tubeで歴代大河ドラマのオープニング曲を聴きまくり、懐かしい感慨に浸っている。恐らくそれは私だけではないだろう。

クレジット付きの動画を見ていると、まだ売れる前の役者さんが端役で出ていたりして「うわ〜、こんな役やってたんだー」と思わぬ発見に得した気分になったりする。演奏はもちろん全てNHK交響楽団なのだが、作曲家以外にも注意してみると、 シャルル・デュトワなど世界の大御所が指揮していたり、 ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団が歌っていたりして、ウーンさすがNHK、お金かけてますねーと思ったり…。

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ということで、今回は年末特別企画(?)として「 フィギュアスケートと音楽」について語りたいと思います。自分による自分のための完全ひとり談義ですので、気が向いた方は流し読みしていただき、「なるほどね〜♪」「えー、反対〜」「それ、わかる〜!」などと相槌を打ってくださいませ。

大河ドラマの最初の記憶は、石坂浩二の源頼朝。水際に佇む馬上の石坂浩二の姿だけを記憶しているが彼が源頼朝を演じていたという認識はあった。驚いたことにこの『 草燃える』は 1979年の大河ドラマで、私は7歳だったらしい。自分の記憶力にも驚くが、7歳から大河ドラマを見ていた自分もすごいと思う。ちなみにその2年後、1981年の佐久間良子が主演おねを演じた『 女太閤記』は鮮明に内容も覚えている。小学校3年生だった。

今回、羽生結弦のフリー演技を見て『 天と地と』は、てっきりGacktが上杉謙信を演じた大河だと思っていたら、1969年これまた石坂浩二が演じた上杉謙信の大河ドラマだった。私は生まれていない。当然羽生くんもだが、どうやってこのテーマ曲に辿り着いたのか…、いや彼は人間じゃないからなー、ありえないことも彼には起こるのだろうな、うん。

大河ドラマのオープニング曲で印象に残っているのは、やっぱり 2010年の『龍馬伝』。福山さんの縮れ毛が風になびくイメージと共に鮮明に覚えている。女性の声で始まる緊迫感溢れるこの曲も、羽生くんに滑ってもらいたい名オープニング曲だ。あ、でも 宇野昌磨くんの方が合うかも。大河至上、最高にカッコいいオープニング曲だと思う。
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NHK大河ドラマ至上最高視聴率を誇る 1987年の『独眼竜正宗』は私も大河ドラマの歴史の中で5本の指に入る傑作だと思うのだが、オープニング曲も内容に合った堂々としたもので、少し演歌っぽいメロディが日本らしくて好きだ。ぜひ 高橋大輔選手にシングルで滑っていただきたかった…(笑)。

2003年の『武蔵』では外国人初となる エンニオ・モリコーネがオープニング曲を担当。映画界では非常に有名な音楽家だったので、すごーいと興奮したのを覚えている。モリコーネ独特の美しくゆったりとしたメロディが印象的だ。芸術性の高い 三原舞依選手なら、清々しい夜明けを感じるようなこの曲を美しく優雅に舞ってくれるのではないかと…。

2004年の『新選組!』はヴォーカル入りで新鮮だった。男声メインの合唱も力強く、若き志士たちを描いた作品だけあって若さを感じる明るい曲調になっているのもいいと思う。ぜひ若手ホープの 鍵山選手に!
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2007年の『風林火山』は、地元の長門牧場で合戦シーンのロケが行われたこともあり、特別な思い入れのある大河ドラマなので、ドラマ性を感じさせるオープニング曲は忘れがたい。これが、山本勘助役の内野聖陽主演、Gacktによる上杉謙信ヴァージョンの大河ドラマだ。個人的にけっこう前から応援している 山本草太選手にどうでしょう?

2000年以降の中ではダントツの視聴率を誇る 2008年『篤姫』の、優雅でありながら強さも感じさせるオープニング曲は、個人的には 宮原知子選手に舞っていただきたい!

個人的にとても好きなのが、 2009年の『天地人』。華々しい始まりと終始勇壮な曲調が、誠実でいながら自分の信じる道を曲げなかった妻夫木演じる直江兼続にピタリとハマっている。この時の妻夫木くんは、ハンサムでした、うん。意外と 坂本花織選手とかどう?カッコよくない? …ダメか。

そして今年2020年の『麒麟がくる』のオープニング曲も、結構好き。これは私のご贔屓、 田中刑事選手にぜひ
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でも一番大河ドラマの音楽が似合いそうなスケーターは、無良崇人さんだと思う私なのだった…



フィギュアスケートで使われる音楽として、プログラムの印象を大きく決定付けるものに、 映画音楽がある。今回は坂本花織選手の『マトリックス』が記憶に残るカッコ良さだった。

個人的に映画音楽で滑ったスケーターとして最も記憶に残っているのが、 フランスのブライアン・ジュベール(下写真左)。映画俳優ですか、と聞きたくなるくらいハンサムで長年私の一番のお気に入り選手だった。

彼が 2006年の世界選手権で銀メダルを獲得した際のフリー・プログラムが 『マトリックス』。とんでもない飛距離を誇る豪快かつ美しい4回転が『マトリックス』の世界観にピッタリハマった名プログラム。ちなみにこの時の優勝は、今回宇野くんと紀平梨花選手のコーチとして来日し「目の保養〜」的ツイッターが目立ったスイスの ステファン・ランビエール(下写真右)。4位には日本から織田信成がランクインしている。

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(写真:ウィキペディアより)

快進撃を続けたブライアン・ジュベール、更に翌年2007年にはついに念願の世界選手権優勝を果たす。その時のショートがまた名プログラムとして有名な 『007ダイ・アナザー・デイ』。007といえばバンクーバー・オリンピックでのキム・ヨナ選手など、多くの選手が滑っているけど、私にとってのNo.1はやはり、永遠にジュベール様の007。超カッコ良かった〜
ちなみにこの時の銀メダルが、我らが高橋大輔。

羽生くんにもいつかぜひ007を滑ってほしいと思うファンは絶対に多いはずだ。
映画音楽といえば、007だけでなく『ミッション・インポッシブル』や『スター・ウォーズ』なんかも出てきたらいいな、と思う私だが、いかに?
日本人選手には『ルパン三世』のテーマなんてどうだろう???
最後にメチャクチャな希望だけど、誰かエキシビでAKB48の『恋するフォーチュンクッキー』と、石川さゆりの『天城越え』やって〜

フィギュアスケーターの皆様、今年も私達に愛と感動を届けてくれてありがとうございました。
毎回、とてつもない勇気をいただいて、明日への活力になっています。
来年も楽しみにしていま〜す。世界選手権、開催されるといいな

タグ: ドラマ
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posted by Izumi at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ
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