Yahooニュースから
「ドラえもん」の声優で知られる大山のぶ代(83)の夫で俳優の砂川啓介(さがわ・けいすけ、本名山下啓一=やました・けいいち)さんが11日午前4時10分、尿管がんのため都内の病院で死去した。80歳。2015年に大山が認知症で、自身が介護していることを公表。「君より先には死ねない」と病と闘ってきたが、無念の最期となった。
妻が認知症になり、介護をしている身からすれば妻より先に死ねないと思う事は当然かもしれません。
大山のぶ代さんも認知症の症状が進んでオムツを履くことを余儀なくされた時は、嫌がって脱ごうとしていたらしいです。
おそらく真面目に一生懸命生きてきたお二人だと思うのですが、こういった最期になってしまうのは悲しいことです。
命の灯があるうちは、何が何でも生きないといけないんでしょうか?
「 介護が必要になって身内の迷惑になるくらいなら死んだ方がいい 」という考えは、多くの人が持っている考えなのではないでしょうか?
人生で自分は役目を終えたと感じ、このまま生きていても他人の迷惑になるくらいなら自分の意思のあるうちに死にたいと思う事はいけないことでしょうか?
人は必ず死にます。
私は自分の意図しない人生を送らないといけないくらいなら、人は死んでもいいと思います。
この考えが尊重されるならば、家族間で起こる介護殺人や介護離職などの問題も少しは減ると思うのですが・・・
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image