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典型的なダメ男。私のブログを見て「自分はまだ大丈夫」と安心してもらえれば嬉しいです。
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2016年09月20日

色覚異常

雨が降って無職だと家にこもりがちになりますね・・・


あなたはどう読める?

rgcb-3.gif



私は生まれつき色覚異常です。

私は左上から右に、

25 』『 読めない 』『 5

左下から右に、

56 』『 70 』『 読めない


私と同じように見える人は色覚異常かもしれません。


自覚したのは小学4年生くらいだったと思います。


今は学校の色覚検査は行われないみたいですが、

私の子供の頃は上記のような数字を読む検査がありました。

自分は皆とは違うように見えているんだなぁと思いましたが、

特にショックだとか落ち込んだりとかはなかったです。

ただ親は自分の子供に異常があると何とか治したいと思ったらしく、

色々治療法を調べていました。

今思えば騙されていた電気による治療( 和同会 )は高額で、

またその電気治療を行っている施設が遠くて、

夏休みや冬休みの大型連休に施設の近くに住む親せきのおじさんの家で過ごし、治療のために通いました。

スポーツクラブも辞め、友達とも遊べず、けっこう辛いものがありました。


その治療を始めてから親は治療の成果を望み、よく私に色覚の検査をしました。

しかしその治療は全然効果がないのですが、

親の必死さを子供心に感じる私は、検査の答えを覚えて親を安心させていました。

と同時に私の中で、『 色覚異常はダメな事なんだ 』と感じるようになりました。

色覚異常が発覚した時は友達にも普通に自分は色覚異常なんだと話せるくらいの事だったのに、

すっかり色覚異常がコンプレックスになってしまい、とにかく隠そうとするようになりました。

色の話題が出るだけでばれない様に構えて、

人から『 そこの緑色のカバン取って 』と言われて冷や汗をかくこともよくありました。


隠そうとすると逆効果


これは色覚異常に限ったことではないのかもしれませんが、隠そうとする程自分の首を絞めることになるような気がします。

※色がわからなくて困った時に聞けない

※聞けないことで効率が悪くなったり失敗に繋がる

※ますますコンプレックスを抱き自信を失う



私は元々人前で発言したり何かを披露するのがすごい苦手です。

赤面症でもありますし、自意識過剰でもあります。

そこに色覚異常のコンプレックスが加わり、常に心に重いものを抱えて生きているような感じでした。



実は大したことではない


そんな私もこの3年くらいはとにかく人に言おうとするようになりました。

ある人とお酒を飲んだ時、その人はアトピーに悩んでいて、

幸い顔には出ていないんですが服の下はどうやらアトピーがひどいらしく、

私はその人に自分が色覚異常だということを話しました。

その人は特に驚きもせず『 それくらいいいじゃないですか 』と言いました。

その言葉に少々怒りも感じましたが、

私もその人からアトピーのことを聞いたときに同じように『 それくらい 』と思ったのです。


自分の痛みは他の人にはわからないといういい例ですが、

同時に自分がコンプレックスに感じていたものは人からすれば大したことではないということもわかりました。

もちろん色覚異常なんか比べ物にならない障がいがある人はまた別かもしれませんが。


不便は不便


色覚異常は不便です。

1人で生活するだけなら特に感じませんが、仕事をするようになると不便さが出てきます。

職業による採用の基準とかわかりませんが、

色覚異常であることで業務に支障をきたすと思う職業は避けています。


ですがもし自分の子供が色覚異常であったとしても、親は特別に悲観せずにいてほしいです。

親が落ち込むことで子供は変な責任を感じてしまいますし、

コンプレックスに感じてしまうと私のように人に聞けなくなるかもしれません。


一番不便なのは色がわからないのに聞けないことですから。


色覚異常は生まれつきなものであり、今のところ治らないと言われています。

治療法とかが出てきたら嬉しいですが、なかなか難しいでしょう。

色覚異常を緩和するメガネも買いましたが、私には合いませんでした。

なので色覚異常の人は、色がわからない状態で生きる生き方を探す方がいいのではないでしょうか。

ただ今無職が偉そうに述べましてすみません (^_^)v


同じ色覚異常の人からアドバイスをいただけたら嬉しいです!


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タグ: 色覚異常

2016年12月10日

色覚異常を知ってもらいたい

毎日12時間寝ています(-_-)zzz


この数年間は自分が色覚異常であることをオープンにしようとしています。


先日の面接でも色覚異常であることは話しました。

男性の 約20人に1人

女性の 約500人に1人 の割合で生まれてきます。


ですが私以外の色覚異常の人に会った事は今まで1人しかいません。


学校の1クラスに1人か2人はいる計算なのに39年間生きてきて1人しか会った事がないって、

やっぱり隠して生きてきている人が多いんでしょうか?

そもそも見た目ではわかりませんからね。

あっ、昔騙された電気治療の施設( 和同会 )にはいっぱいいましたね (´-ω-`)


前職でも今回の面接でも、色覚異常を知っている人はいませんでした。

本当に初耳らしく、そんな病気?障害?が存在していることすら知らないみたいで、

大抵の人は 『どういう風に見えるんですか?』 と尋ねてきます。

普通の人からすれば素朴な疑問なんでしょうが、

そもそも普通に見えている人の見え方がわからないので、

どう説明していいのか難しいんですよね。


緑と赤が見分けづらいということもありますが、


ポストや消防車が緑には見えないです。


普通の人からすれば濃い赤だろうが薄い赤だろうが赤は赤なんでしょうが、

同じ色でもその濃淡で分からなくなりますし、


薄い赤・緑・茶や薄いピンク・灰色・水色なんかは見分けづらかったりします。


こう説明はできますが、実際色は何パターンもあるので、

上記した以外の色でも区別しづらい色も当然あり、

自分でも何がどう見分けづらいのか分からなくなるんですよね。


1人で生活するのに困ることはないですが、

やっぱり集団の社会で仕事をするとなると困ることは出てきます。


物を区別するとき、番号や言葉で区別するところがあれば色で区別するところもあります。

色覚異常は障害認定もされていないので、国が特に対策したりもしていません。

確かに少しの工夫( なるべく色で区別しないか、色覚異常でも区別しやすい色を使う )でこちらは随分不便さが無くなるので、

障害とまでは言えないかなと思います。

しかし認知度の低さから、色覚異常者のために改善しようとする動きも見られません。

困っていることすら普通の人は知りませんもんね。

私のような当事者の方が本を書いたりしていますが、

まだまだ色覚異常の認知度は昔からそんなに変わっていると思えません。

そんな人が存在して、そんな人がちょっと不便に感じて生活していることを知ってもらえたらと思います。

でも色覚異常のせいでやりたいことができなかった人にとっては、

ちょっと不便 』くらいでは済まないでしょうけど。


あらゆる病気や障害が存在するせいで生活に支障を来たす人たちがいます。

神様は不平等だと思います。

障害は個性

と五体満足の人が言っていたら、私は腹が立ちます。

個性な部分もあるかもしれませんが、それで苦しむ人にとっては障害は無い方がいいに決まっています。


治らない病気や障害が多い中、その全ての病気や障害を全ての人に認知してもらうというのは少し無理があるでしょう。

だからこそ少しでも知ってもらうことで、周りが気にかけたり対策をしてくれたりすることもあるかもしれません。

『どういう風に見えてるの?』 の問いに答えるのは面倒で説明も難しいですが、

話せる場があれば少しでも多くの人に知ってもらうため、

私は色覚異常をなるべく隠さない様にしたいと思っています。


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タグ: 色覚異常

2017年02月24日

人生「色々」

今まで生きてきて一番長く感じた平日だったかもしれません((+_+))

当たり前なんですが、

色覚異常はなかなか理解してもらい難いものなんだと痛感しています。

今の会社の面接の時に、

生まれつき色の区別がつきづらい 』という旨を伝えたとき、

特に色を区別できないと困ることはないですよ 』と言われたので安心していました。

しかしふたを開けたら色で区別しないといけないこともあり、

それを間違うと困るとも言われました。


普通の人からすれば、

これくらいの色の区別はわかるだろう 』という感覚なんでしょうが、

私たち色覚異常の人間からすれば色の区別は本当に不便でしょうがないです。

くっきりとした白・黒・青・黄色で区別するなら分かるんですが、

今回の区別は10種類近くあり、

しかも『 りんどう

アマリリス

』とか聞いたこともない色もありました。

やたら英語を使いたがる所もありますし、何を格好つけているんだろうと思っています。

そんな格好をつけるより誰でもわかりやすく表現するようにすればいいのに、

企業の考えていることはわかりません・・・


以前書いた、『 色覚異常を知ってもらいたい https://fanblogs.jp/wd30bc/archive/57/0

という記事で、

なるべくオープンにして色覚異常を知ってもらいたいと言いましたが、

私自身完全に受け入れている訳ではないので、会って数日の知らない人たちに話すのはやはり抵抗があるんですね。

なので最初は仕事の責任者だけが知っていて、徐々に周りにも認知してもらっていくのが理想なんですが、

肝心の責任者が色覚異常がどんなものなのかを知らないですもんね。

こんなマイナーな障害を理解できないのは当然だと思いますし理解してくれとも思いませんが、

それなら最初から色覚異常でも区別しやすい色を使ってもらいたいです。


そのために知ってもらわらないといけないんですがね・・・


地味なこの障害にどこでも困らされます (-_-;)





2017年11月27日

紅葉とアニメ

私の苦しみなんか彼女の苦しみに比べればほんの小さなものでした。

スーツをクリーニングに出す帰りに、公園の紅葉が色づいていたと思います。

DSC_0280.JPG


皆さんには綺麗に見えるのでしょうか?

色は変わったと感じますが、綺麗とは感じません。

なのでこの紅葉の時期は全然楽しめません (^_-)-☆


立川のラーメンスクエアに行きました。

偶然アニメのステージをやっていました。

私はアニメを見ないので興味はなかったですが、

大人の男性たちがそのステージを見て写真を撮っている姿は興味深かったです。

テレビなどでしか見ない光景で、

本当に大人の男性でアニメを一生懸命追いかける人がいるんだと面白かったです。

DSC_0282.JPG


さすがに最前列は子供たちに譲っていたのは好印象でした (^▽^;)










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