《 いつの頃からだろう…カップルはそれほど、気にならなくなった。
それよりたちが悪いというか…
目に痛いのは、
子供連れだ…!
オレの人生がもし…
平均的というか…ごくまともに推移していたならば…今頃は…
福本伸行著「最強伝説黒沢」より
この漫画は最初の数巻しか読んでいませんが、私がこのセリフを読んだのはまだ30代前半くらいだったと思います。
その時はまだピンと来ませんでしたが、40を目の前にした今は非常に共感でき、重く圧し掛かる言葉です。
土日に外出すると、私より若いお父さんお母さんが小さな子供と手を繋いで歩いています。
子供も遊びに行く嬉しさではしゃいでいます。
その姿を見てまず微笑ましい気持ちになるのですが、その後すぐに黒沢の気持ちになります。
なので土日の日中に外出すると、小さな子供連れの家族の数だけ負い目と劣等感を繰り返しながら街を歩くことになります。
そして最近はさらに「 のうのうと1人で生きて、私は社会人としての責任を果たしていないのではないか? 」と自分を責めています。
こんな時、「 自分は皆と同じじゃないと不安になる典型的な日本人だな 」と思ってしまいます。
以前にも書きましたが、正直私は結婚をしなかったことは英断だと思っています。
なぜなら私なんかと結婚したら幸せになるはずがないからです。
金は無い、借金はある、鬱々として毎日死にたい、手に職も無く、社会人としてのビジネスマナーや常識・生き抜く力も無い・・・
こんな人間は結婚してはいけないでしょう?
最近「 独身税 」なるものの噂を聞きます。
でも好きで独身をしている人ばかりじゃないんですけどね。
私のような人間が適当にうまいこと言って結婚してもそんな家庭は不幸になるだけで、それなら1人で死んでいった方が後々はそれが国のためだと思いますけどね。
税金逃れのために偽装結婚とする人達も出てくるのではないでしょうか?
独身税は反対ですが、特にこの先の自分やこの国に何の期待もしていませんので、導入するならどうぞご勝手にと言った感じです。
今の私の一縷の望みは、北朝鮮のミサイル発射で会社が休みになることだけです。
タグ: 最強伝説黒沢
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