今私は朝の6時45分に家を出ます。
私は毎朝それを羨ましく見ています。
20代後半くらいから、早く老人になりたいと思っていました。
理由は 老人になったら仕事をしなくていいからです (*^▽^*)
もちろん毎朝公園で太極拳をやっているお年寄りの人達も、若い頃に一生懸命頑張ったからこそ今があります。
それは各々が苦労して手に入れた悠々自適な生活です。
また今さら仕事をやれと言われても働く場も無いので、周囲からも仕事をしていないことを咎められることはありません。
私は40歳。
もう中年とは言え、仕事をしていなければ周囲からはボロクソに言われる年齢です。
「 もうその年なんだから無理せずにゆっくり過ごしたら 」なんて私も言われたいです。
だから昔はもう仕事をしなくていいお年寄りが羨ましかったです。
ただ最近はその羨ましさも無くなってきました。
何故かというと・・・
もはや老人になるのを待つより、 今すぐにでも死んだ方がマシだ と思うようになったからです。
何でもない日常を過ごせることが実は幸せなことなんだ と、子供の頃によく周りの大人たちが言っていました。
もちろん子供の頃はそんな価値観が分からず、大人になるといつか分かるものだと思いきや、この年になっても全く分かりません。
なんせ何でもない日常を過ごせる人間力も精神力もないのですから、分かるはずもないですね。
何かを成し遂げるために生きるのではなく、生きるために生きる生活を続けるのなら、つくづく死んだ方がマシだと思わざるを得ませんね。
と言いながら私は明日もお年寄りたちの太極拳を背に、絶望の社会に向かうのです。
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