今日の動きを見てみましょう。
日経225先物mini7月限月5分足チャートです。
今日は 8605円 で寄り付きました。
日中ここまでは100円以内のレンジで上下に行ったり来たりしています。
価格の節目として機能しそうなラインがなく、優位性のある取引は難しい状態が続いています。
アクティブなトレーダー なら オシレーター を頼りに挑戦してもいいと思いますが、心理的にも負担が大きくなるので私はやめておこうと考えています。
次に見て欲しいのは日経225先物の1時間足チャートです。
移動平均25本線は価格に追いついてきました。
抵抗として機能していた25本線を寄り付き時、少し超えたため、25本線ブレイクで買いエントリーするルールを採用した人が建て玉し、そのせいで出来高も少し上昇しています。
しかし、反応をみると移動平均25本線はすでに抵抗帯としての機能も失われていたようです。
このような時は判断が難しいですが、近接する『テクニカル分析的イベント』と『ファンダメンタル分析的イベント』の重要度を比較することで、精度を上げることが出来ると考えています。
ここで言う『テクニカル的イベント』とは日足の移動平均25本線ブレイクのことであり、『ファンダメンタル的イベント』とはギリシャ選挙を含む欧州金融不安です。
相場の世界では大きな流れの影響が、小さな流れの影響を掻き消してしまうことがよくあります。
今回の場合は、大きな流れまで影響を及ぼしかねない欧州金融不安と、比較的小さな影響と言える日足の25本線ブレイクが重なったことで、日足の25本線ブレイクの心理的効果も無視されたということですね。
とはいえ私自身、テクニカル的イベントとファンダメンタル的イベントの「客観的で正確」な比較は出来ないんですけども…(^-^;)
2つのテクニカル的イベントの比較や、2つのファンダメンタル的イベントの比較は、時間軸の長さや経済規模で比較可能ですが、異なる二つの概念を比較するのは、 共通する尺度 を作らなくてはならないので現在では相当難しいのですね。
だから経験や主観的に、こっちの方が重要かな〜と思う方で判断するしかないんですね。
しかしこれをやると、成績も検証しにくくなるので、やるかやらないかは人それぞれの投資手法次第だと思います。
さて今日はこれで終わりですが、日曜はいよいよ ギリシャ選挙 ですね。
ここ最近のニュースをチェックしてても ギリシャ国内の情勢 はあまり伝わってきていません。
このような時は予想が価格に反映されていないので、結果次第ではかなり大きく動くことも考えられますので、いつも以上に冷静にトレードしていきたいですね。
それでは週末ゆっくり休んで来週また頑張りましょう!
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