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2023年04月07日

一度きりしかプレイできないボードゲーム

先日、友人の家で 『ウェンディ、大人になって』 というゲームを遊びました。


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ジャンルとしてはテーブルトークRPGになるのでしょうか。


友人の家にはみんなで持ち寄ったボードゲームがたくさんあり、有名な『カタン』や『ドミニオン』など人気のものは何度も繰り返し遊ぶのですが、このゲームに関しては1回しか遊んでいません。


といっても、けっしてこのゲームがつまらないからではありません。

むしろすごくおもしろいです。


ではなぜかというと、 そもそもこのゲームは1回しか遊べない仕様になっているのです。


どういうことか見ていきましょう。


まず最初に各プレイヤーは、登場人物のプロフィールと設定が書かれたカードを渡されます。

ゲーム中はその登場人物としてふるまうことになります。


登場人物たちはとある実験の被験者として、研究所に集められたという設定で物語は始まります。

AIロボットに案内されそれぞれの部屋でヘッドギアを装着した被験者たちは、そのまま眠りに落ちます。

翌朝目を覚まして部屋の外に出ると、AIロボットが無残な姿になって殺されて(壊されて)います。

そして被験者たちは、この研究所に閉じ込められてしまいます。


目の前には赤の扉と緑の扉があり、皆の行動次第でどちらかが開くようになると、遠隔にいる実験の主催者からメッセージで告げられます。

赤の扉が開いた場合、全員が扉を通ることができますが、永遠にこの研究所の中にとらわれることになります。

緑の扉が開けば外に脱出することができますが、誰か1人を“生贄”にしなければなりません。


どちらの扉を開けばいいのかは明白だが、だれを生贄にすべきか…?!

誰が何のためにAIロボットを殺したのか…?!

そもそもこれはいったい何の実験だったのか…?!


プレイヤーたちは担当している登場人物がそれぞれ握っている情報や、ゲームの進行に合わせて送られてくる新たなメッセージの内容をもとに推理していきます。

そうして徐々に明らかになっていく真実の数々、登場人物たちの過去。

赤と緑の扉にまつわる驚きの仕掛け…!

ゲームを最後までプレイしてようやくわかる、このゲームのタイトルの意味…!


という感じで謎解きミステリー形式なので、1回しか遊べないんです。

謎を解いちゃったらそれで終わりです。


ですがそのぶんよく出来ていて、濃い内容のゲームでした。

非常におもしろかったです。


ゲームが終わった後も、みんなで内容を振り返って長いこと語り合いました。

その日の夜ベッドに入った時まで、ゲームのストーリーが頭の中をぐるぐる回っていましたね〜。


気になった方は、ぜひプレイしてみてください。



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posted by YASOU at 20:57| 日記・雑記
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