コロナ禍で大打撃をうけている観光地の静岡県熱海市で、今、不動産の需要が高まっています。背景にあるのが、この1年で進んだ働き方の変化です。
「実は今、熱海市の不動産業界にはある変化が起きています。熱海市にある不動産会社では、現在問い合わせが急増し、売り物となる物件が不足していると言います」
不動産店「問い合わせは1日20件以上とか」
熱海市の別荘や中古マンションなどを主に取り扱う、ロイヤルリゾートラスカ熱海店。主要産業である観光が、新型コロナの感染拡大で下火となる中、熱海市の不動産業界には、いま大きな波が来ているんです。
ロイヤルリゾート ラスカ熱海店 鷲田佑樹さん:「新型コロナでどんどん需要が増している状況。お客さまからの問い合わせを非常に多くいただいていて、1日多い時で20件以上とかはあるのではないか」
こちらでは、去年6月頃から物件を購入したいという問い合わせが急増。壁に掲示したオススメ物件は、すでに空室がほとんどないといいます。
ロイヤルリゾート ラスカ熱海店 鷲田佑樹さん:「40件、50件ぐらいは契約させていただいていると思う。4000万円から5000万円ぐらいの物件も契約している」
出社は週1〜2日、普段は熱海で生活
まるでバブル期のような特需に沸く熱海の不動産業界。一体なぜ、熱海がここまで人気になっているのでしょうか?
ロイヤルリゾート ラスカ熱海店 鷲田佑樹さん:「移住の方もそうだが、リモートワークだったりとか、都内の会社だが、週に1回や2回会社に行けばいいという方が多く、普段は熱海で生活してという方が増えている」
熱海で多くの物件が売れる理由、それがワーケーションです。ワーケーションは、ワークとバケーションを組み合わせた造語で、コロナ禍の新しい働き方として、政府も推進しています。熱海の場合、東京などの首都圏に拠点を持つ人たちが、第二の拠点として物件を購入。平日はテレワークをして、週末もそのまま滞在するという人が増えているんだそうです。
ロイヤルリゾート ラスカ熱海店 鷲田佑樹さん:「決して安くない買い物とは思うが、比較的に都内の不動産と比べると手が出しやすい。実際購入したお客さまも、毎日温泉に入ってすごく調子が良くなったとか、肌が良くなったという声をよく聞く。ネット環境の部分で『光回線がつながるの?』とか、そこを問い合わせするお客もいる。年齢層で言うと50代から60代、仕事をリタイアされた方やリタイアをされる前にというお客が多い」
https://news.yahoo.co.jp/articles/69bfd5753890d27836e234a74d90af0aa85f4bbd
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