イベント 0
全10件 (10件中 1-10件目)
1
たっだいま~~!!!ドバイで飛行機の出発が5時間も遅れて、22時ごろソウルに到着し、ついさっき、深夜0時に家に着いたよー!!3人とも無事に元気なまま帰ってこれて、ひとまず何より。さてさて、旅行の感想はねぇ・・・。今日は疲れてるから、また明日ー。なんて。ふふふ。。。もうっ。ケニア、最高ー!!ケニアバンザーイ!!ほんっとうに素晴らしい体験ができました。ドバイもとってもきれいでゴージャスだったよ。思ってた以上に、ゆなも毎日すっごく楽しんでて、一歳半の子にこんなに適応力があるものかと驚かされっぱなしだった。しかも3人とも、もりもり良く食べ、良く寝、良く歩き、韓国にいるよりも健康的な生活が送れてたなんて・・・。旦那も今までの旅行で一番だったって。↑今までほとんど旅行してない人なんだけどね。デジカメで写真&動画合わせて638枚も撮って来ちゃったよ。まー、今日はとりあえず寝て、明日からぼちぼち日記を更新しまーす。時間かかりそうだなー。しかもね、明日は早速10時半からシテクで朝ごはんなのー。これが韓国。毎回のことだけど、現実に引き戻されるのが早いわー。ちゃんと起きれるかなぁ。旅行の間、コメント、メールをくださった皆さん、どうもありがとうございます。それでは、今日はおやすみなさい。
June 11, 2005
コメント(6)
ドライバーのアモロの運転で、とりあえずナイロビにある旅行会社のオフィスへ。そこに着くまでの車内でAさんに支払いを済ませつつ、ちょっとお話。実は、Aさんも数年前にサイディアを訪問したんだって。だから、荒川さんのことも知っていたよ。私とほとんど年齢が変わらないのに、スワヒリ語をバリバリ使って、ケニアでお仕事をしてるAさん。もっといろいろお話がしたかったな。オフィスについた頃、ゆなは車で大泣き。間違いなく、おなかが空いているんだわ。そこで、Aさんに案内してもらって、旦那が近くのスーパーに買出し。やっぱり子供連れで一緒に行くのは怖いから。かなり高い確率で掏られるって聞くしね。車で待機してると、ゆなの泣き声は段々大きくなって、オフィスから出てきた、社員のおばさん(?)らしき人が、親切心でフレンチフライを買ってきてくれた。(フィッシュ&チップスのチップスみたいな量!!)旦那もそのころ帰ってきて、Aさんとはここでお別れをし、今度こそ出発。旦那が買ってきたものをチェックすると、お水3リットル、飲むヨーグルト2瓶、パン、クッキーなどなど。で、プレーンっぽいヨーグルトを早速ゆなに飲ませると、ヨーグルト大好きなゆながしかめっ面をした。それで、慌てて味見をしたら、(先に親が味見をするべきよね)なんと、ほのかにしょっぱーい!すかさず、アモロに聞いてみたら、『しょっぱいヨーグルトなんて聞いたことない』って言ってたけど、ほんとにしょっぱいのー。あれは一体なんなんだろう。しかも、なんでそれを選んできちゃったの。→旦那。サンブルまでのドライブは思ったよりもものすごーく快適で、車も後部座席がひろびろ3列になっているから、ゆなも歩きまわれるほどゆったり。途中揺れてあぶなかったけどね。お昼を食べるはずのドライブインのようなところで、止まってくれたけど、パンなどを食べてお腹の空いていない私たちは、お土産屋さんを見学。木彫りの動物や顔、アフリカの楽器などがいっぱいあっておもしろかったけど、みんな値段はレジで交渉次第っていって価格がないんだよね。それで、ためしに2~3個聞いたら、高かった。でも、サンブルに行っちゃえばもっと高くなるだろうし、このあとお土産に割く時間もあまりないから、少し何か買っておきたかったの。で、小さい木彫りの動物10種類がケースに入ったセットを買うことに。。。いくらかなと思ったら、なんと2000シリング!!お店のおじちゃんは、『これは高品質だから』って言い張ってたけど、バラで売られてるのをよく見てみたら、ほとんどの動物がバランスが悪くて立たない状態。言い値の半分以下には値切れるってネットで読んだから、粘りに粘って最終的に1100シリング(15ドルくらい?)でゲット。それでも高いよー。と思ったけど、まっいいか。そこのドライブインで、20分くらい過ごす予定だったのが、なんと40分も経っていたらしい。車でアモロがお待ちかねだった。でも、いいのいいの!今日の私たちはVIP待遇ですから。とはいってもさ、私たちはこのまま行けば18時か19時くらいにはサンブルに到着して宿泊するけど、アモロはどうするんだろう。そのまま、6時間かけてナイロビにトンボ帰りするの?聞いたら、『ナイロビに戻ってくる予定だけど、あまり遅くて、宿があれば泊まってくるかも・・・』って。なんか気の毒だよね。。。でも、ビジネスビジネス。きっと、いい給料がもらえるんだわ。出発してから、約3時間後。赤道に到着ー!!といってもただの道路って感じ・・・。お土産屋さんのおじちゃんおばちゃんが気さくにゆなに声をかけてくる。↓赤道でお腹を掻く、ゆな。右奥に見える黄色い看板が赤道。ここでは、お兄さんがデモンストレーションと呼ばれる実験みたいなのをしてくれる。ろうとのような容器に水を流して、その水の流れが北半球と南半球で右回りになったり、左回りになったりするのを示してくれるの。で、赤道の上だと、回らないって。それを全部見終わったら、『certificate』を発行してあげるって言い出して、へぇーと思っていたら、なんと一枚6ドルって言われた。誰もいらないってばー。いくらケニアは紙が高いとは言っても、1ドルくらいだよね。その後、トイレを済ませ、せっかくだから、おみやげやさんをのぞいてみた。今度はさっさと引き上げるつもりで。そしたら、さっき買った動物セットがおいてあるじゃない?!いやー、やな予感。聞きたくないけど、聞いてしまった私。そしたら、1500シリングと言われたよ。ほっとしたのもつかの間。交渉好きな旦那はお店のおばちゃんと戦闘開始。そしたらさ、あっという間に安くなっちゃって、最終的に、2セットで1000シリングになっちゃったよ。あぁ~ショック。しかも、そこまで値下げさせて、買わないで帰る私たち。またアモロはお待ちかね状態だったよ。ここから、ロッジまではノンストップ。ゆなは車の中で途中ぐずったりするものの、窓から見える動物や人や自然を楽しんでたよ。もっと泣いたり気分悪くなったりするのか心配していたけど、バンピーなでこぼこ道ほどきゃっきゃ言って喜んでたわ・・・。恐るべし我が娘☆突然ものすごくほこりっぽい、がたがた道になったと思ったら、道の脇にちらほらマサイ族のようないでたちの人たちが見えてきた。その人たちはサンブル族なんだって。きれいな首輪を何重もしてたよ。そして、夕方18時ごろ、『samburu & bufallo springs national reserves』と呼ばれる国立保護区のゲートをくぐり、ここからロッジまでの道は、サファリー!!アモロはきっと早くロッジに進みたいと思うのに、丁寧に説明しつつ、動物を探してくれた。そしたら、いきなり象発見!感激ー!!こんなにすぐ見れちゃうんだー。動物園で見るのとは違うわ。日本のサファリパークで見たのとも全然違う。囲いも何もない雄大な自然の中に動物が思うままに生活していて、そして私たちがお邪魔させてもらっているだもん。その後もキリンやインパラなどを見つつ、夢心地の中、サバンナに沈むきれいな夕焼けを見れたと思ったら、あっという間にまっくら。急いで、ロッジに向かうアモロ。その頃19時近かった。そしたら、ロッジのゲートを入るところで警備の人に何か言われちゃってて、怒られちゃってる様子。ほんとは18時半(だったかな?)くらいまでにロッジに戻ってこなきゃいけないんだって。ごめんよぉ~。なので、チップは少しはずんであげときました。アモロありがとう。今夜どうするのかなー。さてさて、着いたサンブルセレナロッジはムード満点で、最高にロマンティックでした。写真がなくて残念だけれど、(バッテリーが切れてたから)オレンジの灯りが自然に包まれているロッジたちををあたたかく照らしていて、あー。素敵。スタッフもニッコニコ笑顔で迎えてくれて、荷物を部屋まで運んでもらい、おいしいおいしいビュッフェの夕食をいただいて、今日は早々と就寝。サンブルは調べておいたとおり、湿気があって比較的暖かいね。部屋ではきちんとべープマットが焚かれていたよ。
June 6, 2005
コメント(0)
8時ごろ、サイディアでの最後の食事を済ませ、私は部屋に戻って、パッキングの続き。旦那はゆなと、登園したばかりの保育園児たちの様子を見に行く。パッキング終了後ちょっとしたプレゼントをと思って、折り紙でシュリケンを作っていたら、あっという間に9時になっちゃったよ。気づいたら、ムワンギはすでに学校に行っちゃったってー。旦那とゆなはしっかり見送ったらしいから。まっいいか。とは思えるわけもなく、ちゃんとお礼を言いたかったなぁ・・・。迎えをお願いしていたデニスは少し遅れて奥さんと登場。荒川さんが提案してくださった通り、あさっての午後(サファリツアーからナイロビに戻る日)も、デニスにいろいろ連れていってもらうことにした。(ただし有料^^)でも、荷物も多いし、ゆなもいるから、信頼できる人にお願いしたほうがいいもんねー。そして、荒川さんにお世話になったお礼を言ってサイディアとお別れ。なんかまた今日戻ってくるような気がしちゃうよ。それくらい、田舎のおばあちゃんの家みたく温かい空気が流れていてほんと居心地がよかったの。また、いつか訪れたいなー。そのときあの子たちは、どんな風に成長しているんだろう。。。ゆなもねー。さてさて、車の中では、旦那とデニスの会話がすっごい盛り上がりまくっていた。デニスは40歳くらいなんだけど、数々の職歴を持っていて、日系の新聞社(アフリカの記事担当)で働いていたこともあるので、ケニアのことを的確になんでも教えてくれるの。しかも海外にもビジネスで行くことがあるから、世界の事情も把握しているんだよね。プラス、現在旅行会社を経営しているそうで、あさって車でまわってくれるっていうのも、なるほど。っていう感じ。スーパーケニア人だわ!言葉少なめの奥さんは、とーってもきれいで、びしっとしたスーツが似合うばりばりのキャリアウーマン。想像しにくいと思うから、例えて言うなら、ジェイダ・ピンケット(ウィルスミスの奥さん)みたい。同じケニア人でも違う部族出身のため、夫婦の会話はケニアの公用語である英語。子供は男の子が二人で、”子供二人はよくない。けんかをしても止める役がいないから。”って笑いながら言ってたよ。(デニスはもう一人欲しいらしい)それであっという間に国内線のウィルソン空港に到着。時間もちょうどよくて、10時20分くらい。車から降りると、約束通り現地旅行会社のAさん(日本人女性)が走りよってきた。そして、深刻そうな顔で、”さらんさんですよね?すみません。私が送った最後のメールチェックされていないですよね?”という彼女の様子で何か悪いことが起こったんだとわかった。こういうときこそ、落ち着かなきゃーとゆっくり話を聞くと、な、なんと!私たちが予約していた飛行機は乗客が少ないため、キャンセルされたらしい。ケニアでは当日のキャンセルもたまにあるらしい。飛行機っていっても小型で、15人乗りくらいだからねー。ここで、まず私たちが予約したサンブルへの2泊3日サファリパッケージツアーの内容を説明すると、・往復航空券(片道1時間半くらい)・空港からサンブルセレナロッジ(5つ星よ!)への送迎・ロッジでの宿泊費・ロッジでの食事(1日3回)・サファリ(早朝&夕方に行うので、計4回)・7日が私のお誕生日なので、バースデーケーキ&お祝いこんな感じで一人480米ドル。(現地払いなので今のところ未払い)これをふまえて、彼女が言った内容やポイントをまとめると、・その連絡を3日前の金曜日(私が家を出発した直後)にメールで私宛てに送った・そのメールにフライトを変更した旨を載せた(11時半→9時半)・彼女が知っている私への連絡先はメールアドレスのみだった (代金を払っていないから、神経質になっていなかった私)・3日前に連絡を受けているため、航空会社にはクレームできない・今日サンブルへ行く便はすでに終了(午後便なし)・サンブルへのほかの交通手段は車があるが、片道6時間近くかかる (時間もかかるし、道も悪いから非現実的ってネットで見たよ・・・)彼女の要望・今日の出発を明日に変えて、明日から2泊3日にできないか? (あさっての深夜便でドバイに向かうので無理!)さー。あなたならどうする?って何がなんだかわからないよね。Aさんはまだ若いのもあってか、かなり謙虚な話し方。けど、旦那はかまわず、怒りを抑えて、”お金払っていないんだし、キャンセルしよう”の一本槍。私たちにとって、幸い(?)なことに、ここの旅行会社、細かい旅行約款もなかったんだよね。ちょっと不思議だったけど、お金払ってないから、いいやーって思ってた。”宿泊先も手配してあるので、払っていただかないと・・・”というAさん。確かに、ケニアに住んでいたら、約1000ドルってものすごい大金なはず。けどさ、はっきり言ってしまえば、そんなのしったこっちゃないんだよね。それだけ、現地払いっていうのにはリスクがあるんだもん。だから、この旅行会社以外に現地払いOKのところはひとつもなかった。日本人向けの旅行社は、大概日本の銀行から、ケニアの銀行へ事前に振り込むように指定されていたし、欧米人向けは、クレジットカードの詳細を知らせなくちゃいけなかったり・・・。悪質な旅行社も多いらしいから、現地払いできるここを選んだんだけどねー。メールでの対応も迅速で丁寧で親切だったし。それが、こんなことになるとは。ツアー選びをはじめ、サファリのことを把握しきってるのが、旦那じゃなくて私だから、私の決断が大事なんだけど、かなり混乱。だってこのツアーを選ぶまでに、ゆなに邪魔されない深夜にどれだけ睡眠時間を削って、ネットで調べたり、メールで問い合わせたりしたと思う?それがぐちゃぐちゃになったのがショックだった。で、そのまま待ってもらっているデニスに、事情を説明したところ、デニスはサンブルじゃなくて、サファリでは一番ポピュラーなマサイマラだったら近いから、車でも行けるとすすめてくれた。(ケニアには、サファリのできる場所が何箇所もあるの)それで、彼にもツアーを練ってもらって、金額も見積もってもらうことにした。”こんなハプニングは、ケニアでは当たり前だから、気にしないで。何でも力になるよー。”って明るく言ってくれて、とっても嬉しかった。その間、旦那とちょっと話して、・今日中に何がなんでも出発したい (荒川さんにお願いしてサイディアにもう一泊することも考えたけれど、 1泊2日のサファリなんてあまりにも短すぎるよー)・マサイマラは有名すぎて私的にはちょっと嫌・できることならば、珍種の動物が見られてアジア人観光客の少ないサンブルに行きたい・サンブルへ車で行くのは、私は構わないけれど、ゆなが心配。 (酔って吐いたり、乗ってすぐ大泣きしたらどうしよう)と私の意見をまとめてみた。以上のことと、デニスに見積もってもらっていることをAさんに伝えると、”マサイマラにも同じセレナロッジがあるから、そのままプランを変更できるかも・・・。”と提案してくれたけれど、ロッジが満室で、だめ。うわー、さっすが。人気なんだね。けど、それを聞いてちょっとほっとした私。やっぱサンブルに行きたいのね。。。デニスに見積もってもらったツアーは、パッケージでもなんでもないから、セレナと同じレベルに宿泊するとなると、金額が高くなってしまう。そしたらさ、車でサンブルに行ってしまうのが、一番かなーって、思えてきちゃったんだよね。それで、車で行くとしたら・・・という方向で話をすすめると、・車はワゴン9人乗りのワゴンを用意してくれる・運転手はその旅行会社が雇っているので安心・他に乗客がいないので、ゆなの状況に合わせて走ってくれる・一人当たり50ドルずつディスカウント・お昼ご飯はどこかで休憩して、自腹・復路もやはり乗客が少なくてキャンセルされたので、変更した飛行機で帰ってくる (午後便→お昼前の便に変更)という条件で、交渉時間1時間を経過した頃、オーケーしてしまった。デニスに十分お礼を言ったあと、あさっての待ち合わせの時間を確認して、一旦お別れ。本当にどうもありがとう。デニスに送ってもらってよかったわー。普通のタクシーのおじちゃんだったら、さっさと帰っちゃっただろうし、デニスの多才ぶりや、優しい人柄がよーくわかったもの。Aさんの出してきた条件について、私はそれで十分かなーって思ったけど、車に乗り込んだあと、旦那は私がAさんに同情しすぎだ、ああいうときは冷静になるべきだと指摘した上、もっと交渉してディスカウントしてもらえばよかったと残念がっていた。うーん、おっしゃるとおりです。すぐ同情しちゃうのが私の弱いところなのよ。でもでも~、実はね、サンブルまで空路じゃなくて陸路で行ってみたかったの。だって、サンブルに行く前に赤道を通過するんだもん。見てみたいじゃない?あと、陸路のほうが、景色や人がたくさん見れるから好き。しかも今回ひろ~い車を貸切!そして、もともと、あさっての午後はタイトスケジュールで、ナイロビ観光をする予定だったから、復路のフライトが午後便から午前便に変更されたのはすごく嬉しい!だから、結果的に好都合♪やっぱり私たちって土壇場でもツイてるわー!!(*^_^*)さーて、やっと出発ー!もう12時になっちゃうよー。
June 6, 2005
コメント(4)
朝5時半に目覚ましが鳴った。かな~り眠かったけど、気力を振り絞ってどうにか起きれたよ。しかし、こんな時間に学校に行くなんて、子供達かわいそうだな。熟睡してるゆなにジャンパーを着せて眠ったまま抱き起こして、とりあえず外に出る。外はまだ暗くて、肌寒いわー。とっても静かで誰も起きている気配がないんだけど、とりあえずダイニングへ向かってみた。・・・けど、真っ暗。それで、子供達の宿舎に灯りがついていたので、外からノックしてみると、驚いた顔をして出てきたのはママ(寮母さん)だった。”なんで、こんな早起きしてるのー??どうしたの?”って。え?どうしたもこうしたも、学校に行く子供達を見送りに来たんですけど・・・。そしたら、”出発するのは6時半だから、もうちょっとゆっくりしてていいわよ。”とママ。なーんだ。そうだったんだー。子供達も今ようやく起きたみたいなので、私たちはそのまま自分達の部屋に戻る。で、6時半前に出直し。グリーンのセーターに薄いグリーンのスカートという制服姿のンズーラ、ワンボイ、ウォルターの3人はちょっと大人びた感じ。昨日とは違ってすごくおとなしかったし。そりゃ、朝だから当たり前ねー。これから歩いて学校に向かうわけだけど、名残惜しいので、少しだけ一緒に歩いて見送ることにした。でも、サイディアの門を出た途端、だんだんと口数が増える子供達。”学校は何時までなの?”と聞くと、”僕達は16時までだけど、ワンボイは学年がまだ下だから、お昼までだよ。”と得意げに答えるウォルター。”早く帰ってこれるなんてワンボイはラッキーだね!”って言ったら、ニコニコと恥ずかしそうに笑うワンボイ。あぁ、別れるのさびしいなー。ふと、子供達の背中を見ると、子供達は通学にリュックをしょっていたんだけれど、穴があいてたりして、かなりぼろぼろだった。肩の紐も切れそうだったり。。。うーん。なんと表現していいかわからないけど、かばんってこういう状態でも使えるんだね。彼女達にしてみたら、新品に見えるものが、日本や韓国ではいっぱい捨てられてるんだろうなー。ある程度まで歩いてきて、きりがないからと旦那に合図して、”じゃー、僕達はここでお別れして、サイディアに戻るね。”と旦那。子供達は思ったよりもあっさり、うん。とうなずく。なんかこっちばっかり楽しい思いをさせてもらって、何もしてあげられなかったなー。うー。切ない。。。子供達にとっては、数多いサイディア訪問者の一組に過ぎない私たちだから、こういうお別れは大したことないのかもねー。それで、”ばいばーい”とお別れ。子供達もゆなに抱きつきながらお別れを言って、静かに歩きだす。3人ともがくーんと肩を落とした感じで歩いているから、学校おもしろくないのかなーとか心配しちゃったよ。それで、ちらちら振り返る子供達が右に曲がって、建物の影で見えなくなるまで、大きく手を振り続けた私たち。あーぁ、ほんとにお別れしちゃった!と思ったら、見えなくなったはずの3人が建物の手前まで戻ってきて、おそらく満面の笑顔(白い歯がちらっと見えたから^^)で、ピョンピョン飛び跳ねながら、バイバーイって手をふってるの。まるで昨日のお散歩のときみたいに。もうっ。なんで、こんなにかわいいのー?!元気いっぱい過ぎて、まぶしいよー。それまで頑張って涙をこらえてたのに、くそー、我慢できなかった。あの子たちの視力なら、泣いちゃったのバレたかな?こんな短い滞在で、なんで、こんなに泣けるのか不思議だったけど、とにかくお別れしたくなかった・・・。でも、気持ちを切り替えなければね。このあと、9時にチェアマンのデニスに迎えに来てもらって、10時半に国内線のウィルソン空港で現地旅行会社の人と待ち合わせをして、11時半の飛行機でサンブル(サファリツアー)に向かう予定。急いで、パッキングしなきゃー。
June 6, 2005
コメント(2)
はじけるみんな。そのあとも、”あっちにゼブラがいる!”とか”インパラがいる!”とか的確にシリタが導いてくれて、ついには、なんと! 動物の骨も発見!! ライオンに食べられたインパラだったかなー。旦那がちゃんと聞いていたはずなのに、忘れちゃったってー!(質問はいっぱいするのに、物覚えあまりよくない人)しかも、”この前食べてるところを見た。”ってシリタが言ってた。ここでこんなに見れるなら、(しかも歩きで)もうサファリツアー行く必要ないじゃない!と、明日からのツアーがつまらなく感じてしまうのではないかとちょっと不安になったけど、それくらい今、貴重な体験ができているのかも?!と思うと、思いっきり、ぐわーって感動しちゃった。いっくら歩くのがへっちゃらなケニア人も今日のお散歩は疲れたらしく、帰り道は口数も減り気味で、みんな”疲れたー!”を連発していた。帰りはほとんど旦那がゆなを肩車して歩いていたんだけど、私が腰にしていたゆなを抱っこするためのポーチに、子供達がみんな乗りたがって、困っちゃいました。あんまりうるさいから、ウォルターとンズーラだけちょっぴり乗っけてあげたんだけど、体が細いから、そんなに重くないと思っていたら、いやいやとんでもない!持ち上げるのに必死でした、私。相当喜んでいたけど、もう無理~!このお散歩のおかげでみんなとの距離がすごく縮まって、ゆなと子供達も打ち解けて、(ムワンギのことだけはなぜか敬遠気味だったゆなだけど)ほんと満喫しまくりだよ、私たち。と、あんまり楽しかったから、名残惜しいな~と思いながらとぼとぼ歩いていたら、突然手をつないできたウォルター。なんだ?と思ったら、”ひとりで歩いてたら、さみしいでしょ!?(^-^)”だって。もうっ。なんてかわいいやつ!!でも、すぐまたちょこちょこ走り回って、チョコレートケーキを食べるマネをしてたけど・・・。このお散歩でちょっとグサっときたのは、ンズーラとワンボイがときたま、”アイ アム ユナー♪♪”と言いながら、甘えて私の腕に抱きついてきたこと。両親がいない二人からのこの言葉は、とても深くてズシンときて、いろいろ考えずにはいられなかったよ。(深読みしすぎかもしれないね。)ワンボイと仲良くお手手をつなぎながら、サイディアにたどり着いたのは、夕焼けもきれいな午後6時過ぎ。ママや荒川さんが、”おかえりー!”と迎えてくれる。嬉しいね。今晩のメニューは骨付き牛肉のちょっと辛いシチューと、ご飯と、アボカドと、デザートにさつまいも。相変わらず、ゆなは女の子たちと一緒に座って、いただきまーす。韓国では一個2000ウォンくらいする高級なアボカドをケニアで食べれて幸せだったわ。ママたちはアボカドの高さにびっくりしてたもん。輸出しなきゃ。って。(笑)おなかがいっぱいであまり食べれなかったけど、さつまいもがすっごいまったりして濃厚だった。そしたら、ンズーラ(だったかな?)がさつまいもを勢いよく食べ過ぎたらしく、のどにつかえて苦しそうにしてたよ。ゆっくり食べようねー。今日はさすがにみんな疲れたから、ご飯食べて寝よう。と思っていたのに、子供達はみんなすっかり元気に戻ってる。(若いってすばらしいわ)それで、明日で私たちとお別れというのもあって、まだ寝たくない!もっと遊ぶ!って言い張ってたけど、明日は月曜日で、みんな学校に行かなきゃいけないのよね。しかもウォルター、ンズーラ、ワンボイは朝5時半くらい、ムワンギは8時半くらいに出発なんだって。だから、私たちも朝早起きして見送ることを約束して、今日は寝ることにした。みんなで写真を何枚か撮って、『ララサラーマ』(スワヒリ語で、おやすみ)と言って別れたあと、宿舎に向かう途中に、マサイの番人さんと記念写真をパチリ。もちろん、カメラマンはムワンギ。真っ暗な中撮ったから、とってもらったからちゃんと撮れてるかなぁ。と思ったけど、きれいに撮れてたわ。今日一日でムワンギはデジカメ操作がすっかりお手の物。旦那より撮るの上手だよ。うんうん。今日は間違いなくぐっすり眠れそう。寝るのがもったいないけど。。。明日起きれるかなー。
June 5, 2005
コメント(0)
つんつんと肩を突付かれて、振り返ると・・・。”ゆなー”と、いたずらっ子のようにケラケラ笑いながら、女の子二人(ンズーラとワンボイ)が立っていた。もうっ!びっくりしたー!日曜学校が終わって、あとから私たちを追っかけてきたみたい。そのあと、仲良く4人プラスゆなでサイディアまで帰り、お昼の準備ー!今日の主食はね、ウガリだってー。わぉ食べてみたかったのよ。準備の間、ムワンギはさっきデジカメで写真を撮ったのがすごくおもしろかったらしく、ちょっと貸してほしいと言ってきたので、ムワンギなら、しっかりしてるし壊したりしなさそうなので、思い切って託す。この日一日カメラマンに徹してくれたムワンギ私は女の子たちとゆなと一緒に遊具で遊ぶ。途中ママ(寮母さん)の息子でスタッフ宿舎で寝泊りしてるウォルターも加わる。ウォルターに抱えられるゆな、後ろはワンボイウォルターは小さいテトリスのようなコンパクトゲームを持っていたんだけど、ゲームの仕方はわからないようで、電源をオンオフして音楽を鳴らせて楽しんでいた。(帰りの飛行機で気づいたんだけど、エミレーツの機内販売でおんなじものが売っていたの。誰かのおみやげだったのかもね。)しばらくして、お昼ご飯。ウォルターは宿舎で食べているようで、一旦バイバイする。念願のうがり初体験。うがりはとうもろこし(白っぽいもちもちするとうもろこし)の粉を水で溶いて、蒸したもので、ケニアではごく普通に食べられるもの。手でつかんでがぶっと言ったけど、なかなかいけるよー。韓国でいうトク(餅)と似た食感。意外と韓国との共通点いっぱいあるねー。日本ではこういうのあるかなぁ、思い出せないや。もちもちしてるの。味はなくて、穀物臭い感じ。これと一緒に付け合せの、ほうれん草のようなちょっと苦めの葉っぱ(スクーマーだったかな?)のバターソテーを食べるんだけど、私的には、かなりテイスティ!(←ほんとどこでも生きていける人間だわ。)このスクーマーもね、韓国のチィナムルという葉っぱに味が似てるんだよね。。。旦那もこのメニューは大丈夫だったみたい。ゆなは至って普通にンズーラとワンボイの隣でもくもくと食べてたよ。と、旦那のとなりに座るムワンギがふと、自分の腕と旦那の腕を見比べて、”僕の腕見て! 真っ黒!!”と肌の色の違いを言い出す。旦那のとなりに座る私は思わず、きょとん。と見入ってしまっていたら、(だってほんと筋肉質できれいな腕をしているんだよ)”見てみて、この腕! 真っ黄色!”とすぐさま自分の腕を見せながら言い返す旦那。ムワンギは思わず、笑っていたけれど、黒い肌はちょっと嫌みたい。『そんなこと言っても仕方ないけどね。。。』っていう感じだった。ケニアの人は、頭が小さくて、手足が細くて長い。モデルみたいな人がいっぱい。目もくりっくりで大きいし、まつげもバサバサ音がしそうなくらい長くてカールしてる。笑顔もステキだし、見とれちゃったりもするくらい。たとえ体がぽっちゃりしていても、足はカモシカのようだったりするのよ。うーん、なぞだ。だからケニア人に襲われたら、足を狙うといいらしいよ。その後、外にある水道で、ンズーラと共にお皿洗いをした。ここで使っている食器は、プラスチックでできているものなので、なんとなく、おままごと気分にもなったけど、お皿を洗い終わったあと、流しに残った残飯をきれいに片付けるンズーラのてきぱきさに、ゆなも10年後は・・・と思い描いてしまったよ。さーて、午後は、子供たちとサバンナへお散歩ー!午後2時くらいだったかな。みんなでサバンナにしゅっぱーつ!ウェストポーチの抱っこひもで、旦那がゆなを抱っこ。片道4kmはあるって言われたけど、果たして無事帰ってこれるのかなー。動物がいっぱいいるって聞いたけど、散歩してみれるくらいなら、明日からのサファリツアーは必要ないんじゃないかって思っちゃうわ・・・。ちなみにサバンナとは・・・。『サバンナとは、熱帯地方で雨が比較的少なく、雨季と乾季がある地域のことです。 雨の降る量や土地の状態によって、森、まばらな林、草原などができます。』で、スワヒリ語で、『旅をする』という意味もあるらしい。でも、ここでサイディアの人たちが言っているサバンナは、草原という意味でしょう。メンバーは私達3人と、ムワンギ(18歳男)、ウォルター(11歳男)、ンズーラ(12歳女)、ワンボイ(11歳女)。(年齢は合ってないかも・・・?)曇り空だからみんな長袖または、半そでプラス何か羽織っていったよ。日差しがないほうが私的には快適ー!と思ったら、すぐにお日様が顔を出す。私って究極の晴れ女なんだよねー!(自称)まっここは雨の少ないケニアですから。それで、一応歩きながら、ゆなにサンスクリーンを塗りたくっていると、当然子供達が不思議そうに聞いてくる。”何塗ってるのー??”で、”赤ちゃんはまだ皮膚が弱くて、しかもアフリカの日差しは韓国に比べてかなり強いから、こうやってガードしなきゃいけないんだよ。大人でもこの日差しは強すぎるんだ。”って旦那がみんなに教えてあげると、みんな、へぇ~~っとばかりに興味津々に聞いてたよ。どこへ行くのか検討もつかないけれど、ムワンギが先頭になって、他の子たちが、『あっちの道から行こう!』 『いや、こっちから!』というのを、うまくまとめながらひたすら歩くんだけど、とにかく、みーんな、ハイテンション!!もうね、きゃぴきゃぴ(って正しい表現かわからないけど)してて、かわいくてたまらないわー!!ウォルターとちゃんと話すのは初めてだったんだけど、よくしゃべること、よくしゃべること。女の子たちも、ノリノリで、荒川さんや日本人の訪問者に教えてもらったという、日本の童謡や、挨拶の言葉や、数の数え方など、みんな得意気に大きな声で叫んでる。そして、スワヒリ語も母音が多い言語だからか、日本語の発音がとってもきれい。しばらーく歩いて、マサイ族のとあるおうちに到着。といってもテレビに出てくるような布をまとっているマサイ族ではなくて、サイディアの子供達とかわらない服装。支援小学生としてサイディアでお世話している子のおうちらしい。ここまで40分くらいだったけど、ほんと日差しがきつ~い。しかも、ゆながぐずって私が抱っこしていたので、ちょっと休憩したかった私。ぽつんと建っているおうちだけれど、畑や鶏小屋などがあって、いわゆる農家って感じ。まず庭にある大きな木の木陰で少し休む。驚いたことに、日陰になったら、風が冷たくてすっごい涼しいの!鶏と一緒に手をバタバタさせながら、”コッコー!”と走り回るゆな。サバンナの遠くの方を見ると、たくさんの牛の群れを誰かが仕切っている。少しして、家の中に通してもらう。立派なソファとテーブルがあって、ちょっとびっくり。でも、何十匹ものハエがひっきりなしにぶんぶんしていて、ゆなも顔にまとわりつくのが気になって仕方なかった模様。よくアフリカの映像で見る通り、やっぱり目とか口の周りにひっついてくるのよね。すぐにカロリン(だったっけ?)というンズーラよりちょっとお姉さんっぽい女の子が、オレンジジュースらしきものを人数分カップに注いでくれようとしていたんだけど、そのジュースというのはムワンギに聞いたら、粉を水(たぶん水道水だよね)で溶いたものらしい。それで、申し訳ないけど、丁寧にお断りさせてもらったよ。ここでまた、旦那が、『旅行先で飲む水には注意しなきゃいけないんだ。国によって水の質が違うから、体調を崩してしまったりするんだよ。だから、昨日スーパーまで水を買いに行ったんだ。逆に、君たちも日本や韓国に行ってお水を飲んだら、お腹を壊すかもしれない。』と説明すると、ムワンギはなるほどーと頷いてた。彼はいつか日本に行きたいって言ってたからね。興味あるんだろうな。それで、ひと休みして、また出発ー!今度はメンバーにカロリンの弟も仲間入りー!名前が思い出せないんだけど、ウォルターの子分みたいな感じで、シャイなんだけど、茶目っ気たっぷりでかわいらしい男の子。そうそう、カロリンの家の広いお庭の周りには杭が何本も立っていて、有刺鉄線が張り巡らせてあるんだけど、その有刺鉄線が私の腰くらいの高さで、ムワンギがかるく助走してピョーンっジャンプして、またいだのね。そしたら、それを見ていたウォルターが、『僕もやる!』といって思いっきり助走をつけてたんだけど、ウォルターは背も小さいし、すごい危なそう。で、みんなで、”無理!無理!”って止める中、あ~あ、チャレンジしちゃったよ。結果は、有刺鉄線をまたいだ姿勢で停止。。。しかも鉄線しなってるし。ウォルターもあまりの痛さに反応できない感じ。私はきゃー、かわいそう。って目を覆っちゃったけど、他のみーんなは、大爆笑!ムワンギに救助されたウォルターは、かなり無理して、平然を装ってたけど、大丈夫かな~。このウォルター、かなりいいキャラ。(私的に大ヒットだったよ)まさに一家に一台!固まった土のかけらをそっと取ってきては、私に、『このチョコレートケーキ、おいしいよー!』ってムシャムシャ食べるマネをするし、きれいな小さい石を拾ってきては、『このキャンディー甘くて、最高!』って、あんた!本当に口に入れてるじゃない!?で、もちろんみんなにやめろーって言われるんだけど、彼は、その反応をすごく楽しんでたよ。まー、死んだりしないだろうから、ほっておいたけど。。。(笑)サバンナのど真ん中でゆなのおむつを取り替えたあと、それまで牛の大群を引き連れて歩いていた、(さっき見かけたのは彼だったのね)カロリンのお兄さんのシリタ(16歳)もプチサファリガイドとして加わって、いよいよ動物探し~!!このシリタは、他の子に比べて大人ーって雰囲気で、穏やかに見守ってくれるお兄さんって感じ。羽目を外さないタイプ。顔はよく見たら、(よく見ないとわからないのよ、これが)くりっくりの目をしていて、まつげもくりっくり。お人形さんみたいだなー。シリタは英語も上手みたいで、旦那の質問にもいっぱい答えてたよ。ムワンギはカメラマンに徹して、ちょこちょこしてて、ゆなを抱っこしたスローペースの私と、小さい子達が一緒に遥か後方を歩く。と、すると、シリタが遠くの方を指さして、”ガゼルがいるよ!”と教えてくれる。それを聞いて、ンズーラやワンボイたちも、”あっほんとだ!”と反応するんだけど、私や旦那にはさーっぱり。ほんと良く聞く話の通り、彼らの視力は素晴らしい。旦那の視力は裸眼で2.0あるはずなんだけど、お手上げだった。それで、ドバイの空港で買ってきた双眼鏡に頼ることにしたんだけど、今度は子供達が奪い合って、見させてもらえなーい!いいじゃーん。みんないつでも来れるんだからー。とちょっぴり抵抗しそうになったけど、みんなすごく楽しんでいたから、好きなだけ見させてあげた。そのわいわいはじけている様子を見てるだけで、なんか幸せだったから。。。
June 5, 2005
コメント(2)
さぁ、水を買いに出発!旦那がゆなをウエストポーチで前抱っこしてね。荒川さんに聞いたら、スーパーまで、ここから2~3kmあるらしいけど、どんなところだろう。韓国でいうスポー(日本の○○商店)みたいなところかな?ムワンギは、結構積極的にいろんな話をしてくれて、スーパーに出かける前も旦那といろいろ話し込んでた。将来のこととかね。それでね、なんでか結婚の話になって、彼は結婚するなら、日本人がいいなーって言ってたよ。理由は、『なんとなく・・・。』だって。残念ながら(?)、私は結婚しちゃってるので、”じゃー、ゆなはどう??”って言ったら、”うーん。そしたら、20年は待ってもらわないとだね。”という旦那。ムワンギは笑いながら、”20年は長いなぁ。”って答えてた。キテンゲラの町の中にあるスーパーに向かう道は、極々普通の一般市民の生活が垣間見れて、とってもおもしろかった。美容院がやたら多かった気がするな。子供からお年寄りまで、人もいっぱい歩いているし、お店や家の前に座り込んでる人もいて、みんなじーっとこっちを不思議そうに凝視しているけれど、こんにちは。という意味の『ハバリ』や『ジャンボ』と声かけると、一転してニコニコ笑顔で手を振って応えてくれたよ。車がたくさん行きかう大通りに出てしばらく歩くと、やっとこさ、スーパー到着。わーびっくり。なんでもあるー!(って言ったら失礼ね。)ソウルの二村洞のスーパーよりも物は豊富だし、陳列はきれいだし、人でごった返していた。ここで水3リットル105シリング(約1300ウォン)を買う。他にもいろいろ興味深いものはあったけれど、ショッピングしに来たわけではないので、何も買わなかった。ここの町は、全く外国人慣れしてないようす。そりゃそうだけれど。今まで外国の田舎にいっても、少しでも観光客が来るところであれば、冷やかしてきたり、接してくる空気が違うけれど、何か引き締まった雰囲気で、一枚バリアーがある感じがした。でもね、帰り道、商店街(?)のようなところを突き抜けてきたら、おじちゃんが店先でアフリカンソーセージを炭火で焼いて売っていて、なんとスライスしたものを試食させてくれた。ムワンギ曰く、すごく珍しいことらしい。おなか壊さないか、ちょっとためらったけど、せっかくだし、ちょっぴりならいいかなーって食べたら、すごくおいしかった!!肉肉しくなくて、野菜か何かが入ってるのかなー。旦那に言わせると、”韓国のスンデそっくり!”らしい。(私はスンデを食べたことがないの。)そのあと、おばちゃん軍団に、”おもしろい赤ちゃんの抱き方ねー”と突っ込まれつつ、(韓国みたいでしょ)サイディアへ戻り、部屋に蚊取り線香を設置して、少しして19時からダイニングで夕食タイム!左から、ゆな、ンズーラ、ワンボイ、荒川さん、ママ寮母さんの通称ママが豆のシチューのようなカレーのようなものを作ってくれた。それとご飯。(タイ米のような感じ)かなりシンプルな味付けで、私はおいしく食べたけれど、旦那はちょっと苦手だったみたい。(好き嫌いなしの旦那には珍しいね)豆好きなゆなはンズーラとワンボイに並んで座って、至って普通に食してた。そうそう、機内食でついてきたパックのキムチを出してみたらね、ムワンギだけは、”辛いけど、スウィート!”と言って意外とおいしそうに食べてたよ。ここのダイニングルームにはテレビがあるんだけど、子供たちは『ダンスマニア』とかいうダンスグループのコンテストのような番組がすごく好きみたいで、それが始まった途端、いきなりテンションがあがるあがる!で、人が変わったように生き生きして、歌いながら、全身で踊りまくって、そして批評しまくるの。(笑)すっごいかわいい。う~ん連れて帰りたいぞ。ゆなも何だかわからないけど、一緒に楽しそうに踊ってた。その番組が終わったところで、今度は私たちが持ってきた『ジェンガ』という積み木ゲームで、遊ぼうと持ちかける。そしたら、みんな乗り気で、興味津々にルールを聞く。ママが言ってたけど、ジェンガってスワヒリ語で建物って意味なんだって。勉強になったわー!ゲームに熱中するうちに罰ゲームも加えたりして、ますます白熱。一方、女の子たちは、ゆなと遊ぶほうが楽しいみたいで脱落。最終的には、私と旦那とムワンギとそして荒川さんの4人で、かなりの真剣勝負になっていたよ。(荒川さんの東京音頭ステキでした。。。)←私しか知らなくて残念だったけど。、最後にみんなでジェンガの積み木でドミノ倒しをして今日はおしまーい。おやすみを言って、ダイニングルームから宿舎まで中庭を歩くと、真っ暗の中、なにかが動いた気が・・・。よ~く目を凝らしてみると、男の人がど真ん中に立っている?!荒川さんに聞いたら、ウォッチマン(番人)なんだって。しかもマサイ人なんだってさ。わぉ。おつかれさまです。そして、夜中に行くのは怖いから、しっかりトイレ(外にある)を済ませ、就寝。うーん親子3人で1つのベッドはちょっときつめだけど、疲れてるから寝れそう。変な蚊に刺されませんように。。。おやすみなさーい。
June 4, 2005
コメント(0)
預け荷物も無事に受け取り、扉が開くと、迎えをお願いしていたサイディアフラハ創立者の荒川さんとケニア人のデニスが、笑顔で温かく迎えてくれた。初めての土地なのに、出迎えてもらえるってすごく嬉しいよね。みんなに先に車に乗り込んでもらって、私はシリングへの両替(200ドル分)を済まし、トイレを探して、それまでしていためがねからコンタクトに変えて、(機内は乾燥するからね)デニスの運転する車へ向かった。わー! 日差しがジリジリ!そして、埃っぽい排気ガス臭い空気。(例え悪すぎかな?)でも、どことなく懐かしく感じるのは、2年半くらい前に行ったペルーも同じにおいがしたからかな。韓国でわざわざ取り寄せた、英語版でしか出ていない『ロンリープラネット ケニア』の地図にも載っていなかった、キテンゲラ(サイディアフラハのある町)はここからどのくらいなんだろう。。。で、尋ねてみたら、なんと車で2~30分の距離なんだって。へぇ。近いんだね。周りはひろ~いサバンナが広がっている。ここがアフリカ。ここがケニアなんだー。すごいスピードで車が走っている中、道の端っこを歩いているケニア人に度々すれ違う。周りに家なんてほとんどないし、一体どこからどこへ歩いて行くんだろう。大きい道路から右に曲がって、がたがた道を少し行くと、サイディアフラハに到着。大きな木の扉を中にいる子供たちが開けに来てくれた。みーんなぱっちりおめめで、興味津々にこっちをのぞいている。車で敷地内まで入ると、草がいっぱい生い茂った庭のようになっていて、そこに20人近い子供たちが集まってきていた。車から降りると、子供たちはゆなを見てキャーキャー言ってた。そして、女の先生の合図と共に、歌とダンスで歓迎してくれたよ。でも、みんなゆなに気がいってしまっていて、ちょっぴり集中力なし。私たちのすぐそばに木に首輪でつながれたヤギがいたんだけど、草を掻き分けながら一人近づいていくゆなを心配そうに目で追ってるの。で、3歩くらい歩み寄ったところで、なんと、つまづいてばったり前につんのめっちゃったのね。そしたら、みーんな爆笑。歌のあと英語で(ケニアの国語はスワヒリ語、公用語は英語です。)私たちの自己紹介&質問コーナーをしたけれど、韓国からの訪問者が珍しいのか、旦那がいっぱい話してた。私は、『ケニア人はマラソンでよくメダルを獲ってるけど、みんなもマラソンは得意ですか?』って聞いてみたら、みんな、『YES!』って元気よく答えてたよ。子供らしく元気いっぱいでかわいいわー。とりあえずひとまず私たちは休憩にしてもらって、子供たちはアクティビティーの続きをするように指示された途端、ゆなは子供たちにひっぱりだこ。でも、さっすがに突然すぎて、びっくりしてしまったようで、おののいて、泣いてしまった。まっ、すぐ慣れるでしょう。。。事務室に通されて、チャイをいただく。サイディアフラハの敷地は約1800坪の面積で、入り口から入ると、奥の右手にスタッフ&訪問者の宿舎、そこから大まかに時計周りに、職業訓練センター(近所に住む女性に裁縫を教えている)、畑、幼稚園の教室(普通より安い金額で入園できる)、事務室、ブランコや滑り台などの遊具、ダイニングホール、養護している子供たちの宿舎(この後ろに広いグランドが広がっている。)がある。スタッフ宿舎の隣では鶏を飼っているし、ヤギや番犬などもいる。敷地内には草がいっぱい生い茂っていて、原っぱっていう感じかなぁ。大体イメージできるかしら。旦那はすぐに男の子たちに囲まれて、空手ができるか?とか映画の話とか聞かれてたよ。女の子はとにかくゆなの面倒を見たがって、遊具のところに連れていって、ブランコに乗せてくれたり、日差しで熱くなっている滑り台の表面で焼けどしないように、ゆなを抱っこして滑ってくれたりした。みんな小学生なのに、ちゃんと赤ちゃんの扱いをわかってくれてるのね。感激!今日は土曜日だから、近くの小学生を呼んで補習授業を行って支援しているんだって。実際に現在サイディアフラハで寝泊りしている子供たちは、ムワンギ(16歳の男の子)、ンズーラ(12歳の女の子)、ワンボイ(10歳の女の子)の3人だけで、他に数名、寄宿舎制高校に通っている子供たちがいる。支援小学生たちは16時で終わり。そこで私たちがおみやげで持っていった韓国のり(ウケないだろうなと予想してたけど)を荒川さんがみんなに配る。小さいパックになってるやつね。最初に先生が味見をして、思いっきりまずい顔をしたのにもかかわらず、みーんな好奇心旺盛みたいで、チャレンジしてたよ。結果は、ほぼ惨敗。一人二人、『おいしいよー!』って言う子もいたけど、本気なのか演技なのか・・・?『家族と一緒に食べるんだ』って言って、袋を開けないで大事に持って帰る子もいたよ。もっとおいしいものを買ってくるべきだったかなぁ。とにかくみーんな明るい。帰っちゃったら静かになってさびしくなるねー。と、あることに気づく。水を買ってくるのを忘れたー!サイディアの人たちは水を沸かして飲んでいるみたいだけれど、ゆなもいることだし、やっぱり念には念をだよね。旅行の最初だから、下手に具合悪くなっても困るし・・・。それで、ムワンギにお願いして、スーパーまで案内してもらう。せっかくだからと、結局ゆなも連れて4人で行った。
June 4, 2005
コメント(2)
フライト エミレーツ航空利用ソウル 4日 00時30分発 -> ドバイ 4日 05時25分着(計9時間55分)ドバイ 4日 08時10分発 -> ナイロビ 4日 12時10分着(計5時間) --------------------------------------------------------------------------さてさて、心配だった飛行機の中は、ゆなちゃんとってもいい子でほとんどの時間ぐっすり寝ていました。深夜便っていいかもー!!席は予想通り満席で、私たちの席は真ん中4席のうちの左2席だったんだけど、抱っこして寝るのもお互い辛いので、ブランケットを多めにもらって、私たちの足元に寝かせちゃいました。ごめんね、ゆなちん。パパの足臭いのに・・・。このエミレーツ航空、うわさには聞いていたけれど、機内が冷蔵庫のように寒いのー!なのに、ブランケットはぺらっぺらの布きれのようなもの。ジャンパーやニットを持ち込んでおいてよかったよ。夜中トイレに行こうとしたら、みんな芋虫のようにブランケットに包まれていて、かなーりへんてこりんだったよ。ドバイに着いて、韓国で用意できなかった双眼鏡を免税店で買う。それから、サイディアの人たちへのおみやげのお菓子も。ドバイの空港は24時間オープンな上、すごくきれいで横長な作り。昔働いていた羽田空港も端から端までが遠くて、つり銭渡し忘れのお客様を探すのにとーっても苦労したけれど、ここはもっと大変だねー。まっ、歩く歩道はあるけれど。と思ったら、体の不自由な人やお年寄りのための電気自動車みたいなのがいっぱい走ってたよ。それからね、ゲート前のベンチがそれぞれゲートごとに壁で区切られていて、チケットを切ってもらってからそこに入るの。だから、実際ボーディングが始まったら、みんなすいすい乗り込めるんだよ。頭いいよねー。他の空港もそうすればいいのに。さーて、飛行機に乗り込んでしゅっぱーつ!というわけには行かず、機内に乗り込んでから、30分遅れで出発。さすがにさっきゆなはたっぷり寝ちゃったから、ここは寝ないよねぇ。大泣きしないか心配だわー。そしたら、私たちのすぐ前の列に、モデルのようにかわいいアラブの男の子(2歳)が座っていて、あっという間にゆなと意気投合!二人で座席を挟んで、いないいないばぁ遊びをしながらケタケタ笑いこけてたよ。途中エキサイトしすぎて、逆にうるさくなっちゃったけどね。その後、うたた寝もしてくれて、無事ナイロビ着。特に問題もなく、想像してたよりかなり快適なフライトだったよ。わーい、ついにアフリカだー!ジャンボ~!!ここで一旦送信しま~す。(私、前置き長すぎかなぁ。。。)
June 4, 2005
コメント(8)
その後。。。自宅を20時出発のつもりが、私がもたもたしてて20時20分くらいに出発。二人でバックパックを背負って、旦那がゆなをポーチで前抱っこ。ゆなが暴れたら大変だわー。違った意味でスリル満点。(@_@)家の近くの道をさくさく歩いていると、かなり周囲の視線が突き刺さる。韓国ではおじさんおばさんが大きなリュックで、売り物を運んでいたりするけど、(まだ一応30才前の)夫婦が赤ちゃんを連れて一体何~?って感じだろうねー。予定では家のそばから路線バスに乗ってソウル大入口駅まで行って、そこから空港バスの安いのに乗ろうと思っていた。で、ソウル大入口駅前でバスを待ちながら、旦那がアボニムに『これから行ってきます』電話をしようとした瞬間、アボニムから電話。わぉ、バッドタイミングー!!出発早々、アボニムから、『なんで電話してこないんだー!』と怒られちゃったみたい。旦那も慌てて、『今、かけようと思っていたんですが。』って言ってたけど、『またお前はいつもそういうことを言って~!(ーー;)』って信用されてなかったな。普段から、旦那とアボニムは仲良しだからよくふざけてこういう言い合いをしてるの。けど、韓国はこういう礼儀とか挨拶とか、かなり厳しいわねー。それでベンチに座って10分くらい待ってみたけど、バスの来る気配なし。それで、時刻表を見に行ったら、な。なんと・・・。最終バスは20時発だった。。。(ーー゛)深夜に飛ぶ飛行機なんてほとんどないものねぇ。それで、慌ててキンポ空港まで路線バスでトロトロ行って、そこから空港バスでインチョンへ。タクシーに乗るか少し迷ったけど、節約しないとね。その空港バスもたぶん最終便だったよ。あっぶなーい。インチョンまで電車で行けないのは、ほんと不便ね。11時前頃、空港に着いたら、エミレーツのカウンター以外はみんな閉まっていた。売店も何もかも。がらーんとした雰囲気の中、白い布をまとったアラブのおじさんがいっぱいチェックインのために並んでいたよ。う~ん、いい感じ。わくわくするねぇ。その後セキュリティーチェックを終えて、プレイルームで一休み。ボーディングが早めの11時45分からだから、思ったほど時間がないんだよね。こんな時間に赤ちゃんなんかいるはずないだろうなーって思ったら、1歳にも満たない赤ちゃんが韓国人の両親と一緒にいたよ。ドバイに遊びに行くのかなぁ・・・。で、その赤ちゃんもしばらくして去ってしまって、プレイルームをゆな独り占め。十分遊んでもらったあと、(←よく寝てもらうために)ゲートに向かうと、うわー!すっごい人の数!韓国では6日の月曜日が祝日で3連休だからかしらー。この分じゃ、満席も覚悟だわ。で、ほとんどの韓国人がテレビの前にへばりついてサッカーを見てたんだけど、ボーディングし始めてちょっとして、韓国が一点いれたみたいで、列に並んでしまった韓国人は、名残惜しそうにしてたよ。日付的に3日の日記はここまでねー。
June 3, 2005
コメント(2)
全10件 (10件中 1-10件目)
1