バークレー生のひとりごと

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東大生とバークレー生が書いた進路のすすめ

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2005.07.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
全然関係ないんですけど、
昨日、日本のスーパーマーケットに行ってきたんです。

何それ?って思われる方もおられるかもしれませんけど、
アメリカって、日本人が多く住んでるところには、日本食専門のスーパーが結構あるんです。
カリフォルニアは、特に日本人が多いので、結構色々なところにあります。

僕の家の近くにあるスーパーは、結構デカイですし、
ほとんど日本のスーパーと同じ感覚だと思ってもらって大丈夫です。
お菓子、漬物、ドレッシング、冷凍食品、シャンプー、洗剤・・・・・まあ、ほとんどあるはずです。
チラシは全部日本語ですし、レジをうってる人は、
思いっきり日本語で話しかけてくれる、ふつうのおばちゃんですから(笑)

そして、昨日、そんなスーパーで何気なく発見したのが、
カールのメキシカンチリ味とブラックペッパー味。
カールを愛する男としては、
”なんじゃこりゃ~”と思わず叫んで、購入してしまったんですが、
これが、なかなかのお味でして・・・・・・(笑)

とりあえず、一個ずつ購入したんですが、
これから数ヶ月は、
僕のビールのお供になってくれる、頼もしい存在であることが発覚しました(笑)

でも、これって、いつ発売されたんですか??

もしかしたら、だいぶ前からあったのかなあ。
全然気がつかなかったな~。

とりあえ、今回は発見できたのでよかったですが、
これからも、素敵な日本のお菓子を、
アメリカにいるということで見逃すこともあると思いますので、
おすすめのお菓子が日本で発売されたら、ぜひ、このブログの掲示板にでも書き込んで下さい(笑)



__________________________________

それでは本編です。

今日も前回に引き続き、
大学へ進学することなく、自分の「夢」へ挑戦しようとする高校生の人生について
考えていきたいと思います。

前回は、「夢」へ挑戦する高校生の人生が大変な理由を、
大学へ進学しないことに伴うリスクという点から考えてみました。
前回の文章だけを読むと、
結局は、”大学には行かないとダメなんだよ!!”
と主張しているように感じられた方も多くいらっしゃると思います。

しかし、僕は、そうは思っていません。
自分の「夢」に向かって歩いていく上で、大学に行く必要性がないのであれば、
必ずしも行く必要はないと思っているからです。
ただし、その代わりと言うわけではないですが、それなりの厳しい人生を覚悟する必要はあるはずです。

そこで、今日のブログでは、
「夢」に挑戦する人生が、
大学に進学する高校生の人生と比べて、なぜ厳しく苦しいものなのか、
その導入部分となる所を考えていきたいと思います。



■かなえたい「夢」と生きるための「職業」


第14回のブログで定義したのですが、
オトナになると、僕たちは、生きていくために自分でお金を稼がなければなりません。
(詳細は、 第14回 を参照して下さい)

よく、世間のオトナたちは、
”仕事なんていうものは楽しいものじゃないんだよ”
”お金を稼ぐっていうのは、楽なことじゃないんだよ”って言います。
これって、ある意味、すごく正しいことなんです。
じゃあ、なぜ楽しくもなく、楽でもない仕事をするのかというと、
さきほど言ったように、
自分の「職業」が、楽しいものであろうがなかろうが、
その「職業」が、自分がなりたかった「夢」であろうがなかろうが、
その「職業」になった以上は、それでお金を稼がないと生きていけないからです。

こんな話を聞いたら、誰でもすぐに、こう思うことでしょう。

世間では、生きていくお金を稼ぐために、
自分がやりたくないことをやっているオトナが多いみたいだけど、
自分が心の底からやりたいと思える「夢」でお金を稼げたら、
どれだけ幸せな人生になるだろうか。

そして、高校生の段階で「夢」と「出会う」ことが出来たみなさんが、
これから実現させようとしていることはまさに、
生きていくためのお金を「夢」で稼ぐということ、
つまり、自分の「夢」を自分の「職業」にするということなんです。

ただし、世の中は、そんなに甘くはありません。
自分の「夢」を「職業」に出来る人は、ほんの一握りの人たちだけですし、
そんなに簡単に、お金は稼げるものではないんです。



■オトナになるという自覚


本来、義務教育は中学生までなんですが、
一般的に言えば、学生でいる間はコドモでいることが許されます。
だから、大学に進学する人は、
高校を卒業した後も、4年間も余分にコドモでいることが許されるわけです。
もちろん、学費も生活費も自分で稼いでいる殊勝な大学生も中にはいますが、
ほとんどの大学生は、バイトこそすることはあれ、
学費や生活費など、親の助けがなければ生きていけないコドモなわけです。

そして、大学生は、その特権を4年間フルに使って、
前回のブログで述べたように、
高校生の時には出来なかった色々な経験をしたり、
「夢」のための自分探しをしたり、オトナになるための準備をする事が許されるわけです。
こういう意味では、この余分な4年間があるというだけでも、
大学生はどれだけ恵まれた身分であるかがわかりますよね。
大学で4年間を過ごすことは、当たり前なことに思われていますが、
実は、すごく贅沢なことなんです。

さて、このように、恵まれた身分である大学生になろうと思っている同級生とは違って、
高校生の段階で「夢」と出会ったみなさんは、
その「夢」を実現するべく、社会に飛び出していくことを決断したわけです。
そして、この決断が何を意味するのかといいますと、
みなさんは、高校生までで、”学生”であることを卒業しようとしているということです。
つまりは、もうコドモではなくなり、オトナの仲間入りをするということなんです。

もちろん、高校を卒業した時点では、オトナになる準備が出来ていないことは明らかです。
現実的に考えても、いきなりお金を稼ぐことは不可能だと思います。
プロのサッカー選手や野球選手でない限り、
生きていくために十分な給料は、高校卒業からすぐにはもらえないでしょう。
だから、卒業から数ヶ月、もしかしたら、数年間は、
自分の「夢」に近づくために、
何らかの形で、経済的に親の助けがなければ生きていけないというが現実かもしれません。

しかし、絶対に、その状況を当たり前だと思って甘えてはいけないんです。
なぜなら、大学へ進学することを選択しなかったみなさんは、
もう”学生”でも”コドモ”でもなく、
お金を稼いで、自分で生きていかなければならない”オトナ”だからです。

もし、自分の「夢」に近づくまで、
なかなかお金を稼ぐことが出来ないようであれば、
バイトでもなんでもして、
生きていくためのお金は、なんとか自分で用意するというぐらいの気概を持つべきなんです。

よく、華々しく活躍しているスポーツ選手やアーティストが、
実は、とても貧しい家庭環境で育ってきたことが取り上げられたりしますが、
あれって、すごく意味深いことを教えてくれていると思うんです。

どういうことかって言うと、
成功をおさめる前の彼らは、当然、ほとんどお金も稼いでなかったでしょうし、
家庭が貧しいわけですから、
親から、生活費の援助をしてもらうこともなかったでしょう。
しかし、彼らは、決して「夢」をあきらめないで、
自分が生きていくためのお金をなんとかして稼ぐ傍らで、
自分の「夢」を「職業」にするための努力を続けていたわけです。

生きていくためのお金を稼ぐことの難しさを実感し、
オトナであるという厳しい現実と向かい合った上でも、
彼らは、決してあきらめることなく、自分の「夢」にこだわり続けたわけです。
そして、そのハングリー精神によって、彼らは最終的に成功を勝ち得たのです。


高校の同級生が、大学生になって、
サークルに入ったり、コンパなんかをして遊んでいるからって、
自分も遊ぼうなんて考えていたら、それは甚だ甘ったれた考えだと思いますよ。

”学生”とは違うんです。
生きていくために、”オトナ”としてお金を稼がないとダメなんです。
自分が生きるためのお金を、必死になって稼いでみて下さい。
そして、お金を稼ぐということの難しさを実感してみて下さい。
”学生気分”でいる限り、
あなたは絶対に「夢」なんて実現させることは出来ないはずですから。



■最後に一言


さて、今日は、オトナになるという点から、
「夢」に挑戦する人生の大変さを考えてみました。

これから「夢」に挑戦しようと思っている高校生のみなさん、
もう一度、今日のブログの内容、
そして、このブログにつくであろうみなさんのコメントを読み返して、
オトナになるという自覚を、今の自分がどれだけ持っているか確認してみて下さい。

生活費なら、親が面倒を見みてくれるから大丈夫だなんて、心のどこかで思っていませんか。
そんなコドモの甘えがある限り、絶対に「夢」は実現できないと思います。

生きるためには、お金を稼がなければならないという厳しい現実と向き合い、
自分がオトナであることを、身をもって実感して下さい。
そして、自分自身を、より厳しい環境に追い込んで、努力を続けて下さい。

親に面倒をみてもらっている温室の中でいる限り、本当に頑張ることなんて出来ないはずです。
なぜなら、人間は、追い込まれてはじめて、とんでもないパワーを発揮するからです。


「夢」を追いかけることは、とても苦しくて大変なことなんです。


僕が、前回のブログで、
大学生になる方が、どれだけ楽な人生かと言ったことが、
今日のブログの内容だけでも、理解してもらえたんじゃないでしょうか?

次回は、この議論を、さらに深く考えていきたいと思います。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

お疲れさまでした。






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Last updated  2005.07.16 03:36:52
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