一夢庵

一夢庵

2006年12月11日
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本当に久しぶりの更新です。

目に見えない世界と、目に見える世界の関係、今回はそんな内容です。


眼に見えないものがあるか、無いか、その答えは人それぞれでしょうが、その選択が世相を反映している・・・、ということはいえる気がします。

私が商売を始めて色んな人と関わってきて、そして思うことは、2000年前後を境に人間が変わった。
20歳前後の学生をアルバイトで雇う機会が多く、その経験からいうと、1980年前後生まれの人を境にそれまでの人とは明らかに、変わった。
人の気持ちを慮れない人が増えたといいますか・・・。
そのときの印象としては、ファミコン世代だから、友達と外で遊ぶ経験が少なかったのか、と思っていましたが・・・。
最近気付いたのですが、どうもそれだけではないようです。
2007年問題も世間で話題になっていますが、定年退職される方が来年増える。
ということは、その方々が生まれたとき、人口が増えたわけです。
で、その方々が結婚し独立された時期から、核家族が増えました。
何がいいたいかといいますと、それまで大家族の家には当たり前にあった仏壇と神棚、それらが消えた家が増えた。

そのときぐらいから、眼に見えないものは存在しない、という考えが世相の一部となったようにも思います。


眼に見えないものは存在しない・・・
死んだらそれで終わり、自分は消えて無くなる・・・
生きてるうちに楽して楽しまないと損・・・
見つからなければ何をしてもOK・・・


そんな世相を反映した、こういう思考の図式が見えてくるのは私だけでしょうか?

おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に育った身としては、こういう思考にはなりません。
なぜなら、「そんなことしたら、罰が当たるぞ!」
こんな言葉が心の中に残っていましたから・・・。

いつもいつも、毎日欠かさず仏壇と神棚に挨拶していた後姿を見て育った身としては、目に見えないものは存在しないなんて、思えないわけです。

でも、その背中が伝えてくれた無言の教えが、己の行動を律することに繋がってきたのは、事実です。


目に見えないものが、あるか、無いか・・・、
その答えは私には判りませんが、その選択が人の行動に与える影響、それは大きいように思います。

世の中は、「ご先祖も神仏も眼には見えないが、存在する」という選択をする人が増えれば良くなっていくのかもしれない、そんな気がします。







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最終更新日  2006年12月12日 03時06分00秒
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