今この瞬間の輝き

2009富士登山－１

今年もやっと富士山へ登る事が出来ました。本当に有り難いです。一時は休みが取れなかったり、仲間と行く行かないという動きがあったり、結局、始め意図した通り、一人で登り自分の力を試す部分と、自分と向き合うことを実践できました。～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～今年は個人的にお引っ越しもしてバタバタな中、半ば強引に休みをもらい富士登山へとこぎつけました。そんな強引な勢いの為、当日の天気予報は、曇りのち雨。しかも山間部は時折激しい雷雨になるかもとの事。「・・・う～ん、予想通りうまく流れないか。でも、富士山へ登れるだけでも幸せだ！」そんな思いで出発の朝、こちらは雲はあるけど、それほどでもなく・・・。一路高速バスで富士山方面へ！しかし、バスの中でも洗礼が・・・！マスクをした若者がゲホゲホしながら乗っている。「ふっふっふっ、新型インフルの洗礼か！？でも、このバスでしか行けない富士山。それでも行けることが在り難いのだよ。そんな罠にかかっている場合ではないのだよ！はっはっはっ！！」そう思いながら、うとうとしていると、今度は席が空いているため、マスクの若者が私の真後ろに来るではないか。私は富士山に着くまでに、しっかりと心の整理と浄化をしておきたいと思っていた為、そんな風邪などと戯れている、心の隙は無いのだよと心の中でお伝えしておきました。今回も前回同様、河口湖・吉田口ルートからの登山で河口湖へ着くのですが、雲間から晴れ間も見える！「あぁ、雨が降る予報なのに、太陽の輝きまで見れるなんて、なんてあり難いのだろう」と、感謝の気持ちがあふれてきます。そして、五合目に向かうほどやはり雲は厚くなり、着いた時にはこんな状況でした。（一応目の前に、富士山のはず！）そして到着した時間も２時でしたので、本８合目の山小屋までは日が暮れてからの到着になるかもと思い、本当はもっと５合目の気圧に慣らしてから登り始めたかったのですが、天候も気になり悠長な時間はありません。１０分そこそこで準備をし直し、ふと目をやると「富士山小御岳神社」が目に映る。そうそう、登山の祈願にご挨拶をしておこうと伺いました。どうやらここは富士山周辺にある浅間神社に祀られる木花開耶姫さまではなく、その姉の磐長姫命だそうな。なんとなく女性的なエネルギーを感じつつ、その奥には威厳のある存在も感じつつ、おみくじを引かせて頂きました。この富士山周辺の浅間神社系のおみくじは、一般的な何かを占う的な内容だけでなく、その裏には、結構スピ的な事が書かれていたりするので好きなんです。私が引いた内容は、「肉体に制限された人間は、か弱く小さな存在、神と合一すれば果てなく強く大きくなれる。神と一体となるまで拝みなさい」というような内容が書かれていました。最近、めっきりハイヤーさんと距離感が出来てしまっている感のある私には、言い当てられたぁと愕然としました。いやぁ、見て居てくれて本当に有り難いです。またもハイヤーさんの采配でしょうか。おっと、時間もないので、先を急がねば。ということですぐさま５合目を出発したのでした。つづく