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June 17, 2010
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カテゴリ: カテゴリ未分類
クチコミテーマ 『涙あり。感動あり。思い出のあの作品は?』 と聞かれたら・・・
私は「ジェーン・エア」かな。

イギリスの小説家シャーロット・ブロンテ(女性)の長編小説です。
1847年10月にカラー・ベル(男性の名前)の筆名で刊行。
「社会に反抗する同名の女主人公は大反響を呼び、その名前を広く知られるようになった」とのことだけど、
私はこの時代のイギリスがどうだったのかよく知らないので、
男性の名前で本を出したことも含めてわかりません。


ただ、
「ジェーン・エア」という作品の中に出てくる学校が、実際にブロンテ兄弟が通った学校がモデルになっていたり、
教師も実在の人物がモデルだったりということなので、
この作品自体が、彼女が生きた時代を映しているのかと思います。



あらすじは、
主人公ジェーン・エアは孤児となり、叔母のリード夫人とその子供達からひどい扱いを受けて育ちます。
ある日ジェーンはローウッドの慈善女学院に入れられ、衛生管理の行きとどかない環境で生活をしいられ、友達のヘレンや数多くの生徒は伝染病にかかり死亡します。
その後学院は改善され、ジェーンは生徒として6年間、教師として2年間過ごした後、ソーンフィールド邸で家庭教師として雇われます。
そこの当主・ロチェスターに結婚を申し込まれるけれど、結婚式の当日、狂人の妻の存在が判明し、衝撃を受けたジェーンは一人黙ってソーンフィールドを出ます。
路頭に迷い、行き倒れになりかけたところを牧師セント・ジョンに助けられ、その家へ身を寄せることになります。
しばらくしてジョンがジェーンの従兄であることが判明し、1年ほどそこで過ごした頃彼に妻としてインドへ同行することを求められ、ジェーンの心は揺れ動きます。
そしてジョンの求婚を受けようとしたときに、ロチェスターが自分を呼ぶ声を聞き、驚きロチェスターを探し彼の屋敷へと向かいます。
ジェーンは前年の火事でロチェスター夫人が亡くなり、ロチェスター自身も片腕を失った上盲目になったことを知り、
彼と一生を共にする決意をします。
そして、めでたし、めでたし。


これだけ読んでもすごい内容でしょ。
まだまだ、自分をいじめた叔母リード夫人の死に際のやり取りとか、
当主・ロチェスターが金持ちの貴婦人と結婚するような態度を取って、ジェーンを嫉妬させるところとか、
心に深く残る場面がたくさんあります。
そして、あまりに衝撃的な出来事が続く彼女の生き方には圧倒されます。


私が最初にこの本を買ったのは、確か小・中学生の頃だったと思います。
夏休みの宿題の読書感想文用に、「ジェーン・エア」という題名だけに魅かれて買ったので、
(赤毛のアンと同じような作品だと思って)
読んでみたら全く理解できませんでした。
新しく課題図書の本を買いなおした記憶があります。

その後何年かして読んでみると、
すぐにこの本に引き込まれ、最高に感激したので友達に貸しました。
それっきり帰ってこず、

数年後、また「ジェーン・エア」を買いました。
それから何回か読み返しています。


シャーロット・ブロンテ(Charlotte Bront?、1816年4月21日 - 1855年3月31日)が書いた「ジェーン・エア」の生きた時代、
=彼女の生きた時代でもあるのですが、
当時の社会通念に反逆した生き方(男女平等意識や自由恋愛など)と言われていても、
今の時代とは全く違います。

恋愛に対して奥ゆかしいというか、
ジェーンとロチェスターの言葉のやり取りを聞いているとドキドキします。


この作品は女性なら一度は読んでみたほうがいいと思います。
絶対に心に残ります。


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Last updated  June 17, 2010 02:36:23 PM


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