臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

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2015年06月27日
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最近は収益物件が売れるとあって、販売広告を出すとすぐに不動産業者が買いに来る。
しかし、その中身は怖い手付け金勝負が多いから一般消費者の方は特に気をつけよう。



資金力のない不動産会社が、手っ取り早く不動産転がしで儲けようと手を出すのは収益物件なのだ。
手付け金を50万円とか100万円入れて、3ヶ月後に残金を支払いますと言って契約を締結する。


その3ヶ月の間に契約した物件を購入金額より高く売りに出して儲けようという魂胆だ。
つまり、1億円の物件を手付け金100万円で契約して押さえる。


すぐにそれを1億2千万と高く売りに出して、差額を儲けようという不埒な商法なのだ。(法律には違反していない)
その昔、中間省略制度と言われた手法でトラブルが多かった取引形態とかわりがありません。
最近は同時登記をするように法改正がなされているが、それでも他人のふんどしで相撲を取る怖い商法なのです。


売り主は3ヶ月間物件を他に売却できない縛りが課せられます。
3ヶ月後にもっと高い買い手が付けば残金は入金されるが、買い手が現れないときは手付け金を放棄して契約は解約されます。つまり、売り主には3ヶ月間待った時給として50万円なり100万円なりの手付け金が入ります。


しかし、物件は再度1億円で売りに出さなければなりません。お金が入ってくる保証がないのです。
不動産取引のセオリ-は、買い手がしっかり金融機関の融資が実行され、売買契約通りに物件の引き渡しと、お金の引き渡しが同時に、しかも1ヶ月から1ヶ月半の間で実行されてこそ本来の不動産売買です。





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最終更新日  2015年06月27日 15時45分53秒
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