臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2024年04月26日

いよいよ首都圏にも、建売住宅の販売不振が及んで来ている。

カテゴリ：不動産コンサルティング

手持ち物件の処分に困っている不動産会社様
「横須賀不動産コンサルティング」の当社が物件買取ます。

造れば売れる状況だった建売住宅が全く売れなくなって来た。
在庫がバンバン増えて資金繰りに窮する不動産会社は増える一方だ。
やがて倒産する不動産会社が増え、社会問題化するのは必定です。

建築費の高騰により建物に建築費の高騰分を転嫁して販売して見たものの、金額が高すぎて顧客が付いてこられなくなり売れなくなっているのが一因だ。

何やら平成１年バブル崩壊時の経済とよく似ている現象が到来している。

湘南地方でも平塚、藤沢、茅ヶ崎から逗子、葉山と言う地域まで、完成済み物件は他社より早く値下げして売り逃げようと、値下げ競争が激しくなりつつある。　要注意だ。

特にパワ－ビルダ—と呼ばれる、小さな土地に3階建てを建築して販売していた新築分譲住宅会社は売れ残りが多くて、業績悪化が著しい。
手持ち資金が少ない客を相手にしていたビルダ－程危険信号に灯が付いている。

2024年決算は、ほとんどの分譲住宅会社は大幅減益となるだろうとの見通しだ。
先行して土地の取得を借入金で対応して来た会社ほど資金繰りの悪化が顕著になっている。

新型コロナにも負けず、不動産転がしや、中古住宅の買取再販、建売住宅に新築投資物件売買で
大儲けした会社ほど、いま危険信号が灯っている。

損切りしても早く物件の処分をして、借入金を返済し、無借金になり会社の体質もスリムにならないと倒産する会社がどんどん増えるだろう。
逃げるが勝ちだ。

不動産会社が引き金を引き、不景気になって倒産が増えて来ると、景気はどんどん悪くなり株式相場も下落が始まるのは必定だ。
借入金はゼロで、現金をしこたま持つ企業や個人がやはり勝ち組になって高笑いをする。

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