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城北公園で1時間の朝ヨガを終えてから、K口さんと浅間神社から賎機山を一本杉まで歩いた~展望の良い一本杉(190m)から安倍川上流部に向かってヨガを楽しむ~富士山は山頂部のみ姿をみせてくれただけ~週末とあって多くのハイカーが行き来していたが残念!浅間神社の境内では「おついたちさん」安倍の市(毎月1日)が開かれ賑わいを見せていた~竹林を伐採した場所からは安倍川西側の展望が良い~今日の折り返し点、一本杉から安倍川と安倍奥の山々を眺める。中央のやや左は見月山だ。k口さんと苦労して縦走した思い出(2023/2/5)がよみがえる~開脚の前屈ポーズをとるがベンチが小さすぎて、、落ちそう!牛面のポーズ両足を交差させて両手を後ろに回して上と下から繋ぐだけ、、山道を彩るアジサイの花が随所で見られる~右手の山は安倍城址かな~静岡市の中心地の先に駿河湾と伊豆半島が今日は良く見えている~最後に百段をもうひと往復して今日のミニトレッキング終了歩数計→17600歩 自宅から一本杉まで往復3時間のコースです~
Jun 1, 2024
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前回(5/21)、花沢山から繋ぐ予定だった満観峰を途中で鞍掛峠へ下ってしまったので今日はリベンジ山行というわけでもないが満観峰まではいこうと心に決めた~早めに駐車場に着き、いつもの水車小屋を右折し農道から登山道へ~途中、健脚なハイカーさんと歩きながら山談義に花が咲いたが途中から先を行ってもらう~稜線から、304段の擬木階段をクリアし~航空灯台のあった花沢山(450m)を通過~目についた花は、ママコノシリヌグイ(タデ科)怖そうな名の由来は葉や茎に下向きのトゲがあり三角形の葉にも特徴があることから。 テイカカズラ(キョウチクトウ科)つる性の木本で他の樹に這いあがって茂る、花は先が5つに分かれ良い香りをだす。開けた登山道から見る満観峰はまだずっと先、一番右に位置している~日本坂峠(305m)を通過~昨日の強風で飛ばされたかまだ青いヒノキの実がたくさん落ちている~展望の良い「家康ベンチ」から静岡市街を眺めるが霞勝ちではっきりしない~「家康ベンチ」直下の鞍掛峠への分岐から、擬木階段の急登がまたまた始まる四等三角点(434m)を通過~やれやれ~やっと着いた満観峰(470m)の山頂からかろうじて見える霊峰富士山山頂の東屋で行きにであった健脚ハイカーの藤枝のI藤さんに再会、ボクより2才若いだけなのに早かった!そして、話しているうちに隣にいたのは、聖会の有名女史、H間さんと知る。日本百名山を踏破、新聞にも掲載されたことで知っていたが、年齢を知ってビックリ!とてもそうは見えなかった~ボクも2度くらいは別の山中で会っている筈だが昔の事ゆえ忘れていた。その後、花沢山を予定していたのだが、マゴの幼稚園のお迎えを頼まれており、その時間に間に合うか微妙だったので、次回の宿題として今日は花沢の里へ下山した。ラクに二山を登ったようだが。なにせあの急階段には体力消耗が激しい。まだずっと若かった頃とは雲泥の差があった。もっと鍛えなくては!(ちなみに、ボクと同年代の知人に静岡浅間神社の百段階段(正式には105段)を週に2~3回、6往復するのだと云う~上には上がいるものだ)人影もまばらな花沢の里をのんびりと駐車場へ~<参考コースタイム花沢の里駐車場8:15~9:00稜線~9:25花沢山~9:50日本坂峠~10:55満観峰11:10~11:45鞍掛峠~12:15花沢の里駐車場歩数計→17600歩 2.5万図 静岡西部 焼津
May 30, 2024
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今年の2月以来の花沢山へ~専用駐車場は意外に空いていた今日は、風情ある花沢集落を緩やかに登り、水車小屋を右折してさらに農道(舗装)を登って行く~花沢集落を流れる花沢川沿いに咲く外来種のトキワツユクサ(ツユクサ科)どこでも見られる地味な花だが、、、ルーペで見ると案外愛らしい花である~ユキノシタ(ユキノシタ科)以前、葉をてんぷらにして食用にしたが期待したほどの味でもなかった、、花は、左右対称で美しい!農道を行くとこの指導票が現れるので、ここは野秋方向へ進む~2~3分で左側に登山道入り口の明瞭な標識がありそこから農道と別れて山道に入る~右奥の山は高草山だろう!小沢沿いの新緑の森は意外に涼しい~クマガイソウの保護柵を右に見ながら駐車場から約40分で稜線に出る。ここから始まる擬木階段がいつものことながら鬼門!ほぼ直登で段差があるのでイヤなところだ~右下は駿河湾だが灌木に囲まれて景色はない~シラス漁だろうか漁船のエンジン音だけが聞こえてるいい汗かいて、花沢山(450m)へ到着~途中で道連れになった掛川のM永さんに1枚撮ってもらう~ホトトギスやウグイスの声を聴きながらその後、日本坂峠に下り、突っ切ってさらに擬木階段を直登!「家康ベンチ」から静岡市街地をバックに撮ってもらったが富士山は山頂部がうっすらとみえるだけまだまだ若く元気な彼はその後、満観峰へ~気さくなかたでまたの再会を期して別れた~ボクは、「家康ベンチ」直下の鞍部にある鞍掛峠へのコースを下った健脚!掛川のM永さん!お世話になりました家を出る前、今一だった体調だったが歩いているうちに調子が出て来て本来の自分の歩きに戻ったようだ~安倍奥、下十枚山のシロヤシオがそろそろ見頃ではないだろうか?気になるが行くなら青空の日がいい!去年の記録を見ると5月16に行っている。本ブログのトップ画像のシロヤシオは同日に撮ったもの。ちょうどいい咲き具合でしたね~<参考コースタイム>花沢の里駐車場10:20~水車小屋~登山口~11:00稜線~11:30花沢山~12:00日本坂峠~12:15海賊ベンチ~鞍掛峠分岐~12:25鞍掛峠~12:55花沢の里駐車場 歩数計→11400歩
May 21, 2024
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1週間前、双子山へ出かけた際に見た富士山のヤマシャクヤクは球形の蕾ばかりだったが、その後続いた暑さで一気に開花!ハルゼミがしきりに鳴く森を行く~今日、再度群生地へ出かけたらまさに見頃を迎えていた~身体のコンディションがいまいちだが、明日からしばらく天気が良くないので良いタイミングだったヤマシャクヤク(ボタン科)花は茎の先にひとつしかつかないまず。水ケ塚駐車場から東へ約2km走ってバス停のある左側の須走御胎内入口駐車場(6~7台駐車可)は満車だったが運よく1台空いて止めることができた。日当たり良く今まさに開かんとするヤマシャクヤクである~これぞ満開だ目にしみる新緑の林内のそこかしこに咲いている~残念ながら、満開を迎えた花もたった2~3日で花弁はハラリと落ちてしまうはかない花だ~したがって、うまく咲くチャンスをつかまえるのが難しい花である。落花近いヤマシャクヤク~ヤマシャクヤクは、花の終わった後こんなダイナミックな形と色に変身するのです丸く黒いのが種なんでしょうね! (2023.9.7)小群生が点在する緩斜面~アサギマダラがひらひらと目の前を舞っていった~あれもきれい~これもきれいと撮っても撮ってもキリがないほど咲き誇っている~サラも久し振りに山の空気を吸って気持ち良さそうだ~ワン日当たりの良い所に生えて咲くシロバナノヘビイチゴ(バラ科)~赤い果実はヘビの名に関係なく甘くておいしい~このヤマシャクヤクは今にも花開きそう~この様子だと今日か明日にも花開くだろうなあ~下山後、水ケ塚公園駐車場から快晴の富士山を仰ぎ見る~中央に幅広い雪渓が3本見えている。双眼鏡で覗いたら真ん中の雪渓を登る登山者が30人ほど黒い点のごとく確認できた。さぞや、気持ちいいだろうなあ~夏の赤茶けた山肌を長蛇の列に並んで登る気はしないが、残雪期の今、富士山は最高である!まだ山開きしていないので本当は登山禁止なのだが、彼らの気持ちはよくわかる!実は、ボクもずっと若かった頃、残雪期の富士登山の常連だった~雪渓を渡って来る風が心地よくいちど経験したらやめられないほどだった。条件さえ良ければ半袖のTシャツ1枚でも快適そのもの。今は、マスコミなどが違反者?を責める時代になってしまったが自己過信して遭難騒ぎになることから止むをえないのかな?帰路、由比のヤマボシ水産で酒の肴にと寄ったら刺身などの生ものはほとんど売り切れてなく加工されたものしか買えなかった~午後2時に寄ったんでは当然だよな。新鮮な刺身をゲットするためにだけ買いに来るくらいの根性?がないと買えるものではないことがよくわかりました!
May 18, 2024
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強風快晴の双子山(1928m)で~富士山方面は久しく行ってないので、K口さんと女房を誘って行ってきました~登山口で早くもハコネシロガネソウ)キンポウゲ科)の群生がみられました~ 須山御胎内までは、塹壕状の歩き易い山道が続きます~山慣れない人でも気楽に歩けますヨヤマシャクヤクの開花にはまだ早い時期ですが、もう2cmぜんごの球形状の蕾がふくらんでおり、なかには白い花弁が見える株もありました~去年、満開時のヤマシャクヤク(ボタン科)2023.5.22 今年は暖かいので開花もまもなくでしょう~2023.5.22小さくて見過ごしてしまいそう~可憐んなフデリンドウ(リンドウ科)、似ているハルリンドウよりも背丈が低く、ロゼット状の根生葉はないので識別できます~眩い新緑のカラマツ林を抜けると、富士山グッと迫ります!今日も快調!K口さん~四辻(よつじ)に到着=ここから眼前の双子山(上塚)を目指します~路面が急で、ザレているので非常に歩きにくく1歩進んで2歩下がりながら、、この辺りはまだ緩斜面~シロバナノヘビイチゴの白い花が咲いています~もう一息だ!ガンバレ強風が吹きまくる双子山の山頂に到着!360度の大パノラマだがなにしろ風が強くて落ち着けない!山中湖から三国山塊、東富士演習場、箱根の山々など撮ってはみたが失敗~眼下に愛鷹山塊、片蓋山、鑵子山、黒塚など、、双子山から下山し、三辻(みつじ)に向かう~登ってきた双子山を振り返る~その脇をトレイルランナーがひとりすり抜けていった!元気だなあ~三辻からスタートした登山口の駐車場(5~6台駐車可)へ戻る前日の、満観峰でのオーバーペースがたたったか、今日の山行はいつになく疲れた~<参考コースタイム>須山御胎内登山口10:00~10:20須山御胎内上10:35~幕岩上~11:35四辻11:40~12:05双子山12:15~12:30四辻~13:05三辻~幕岩上~須山下り一合五勺~13:50須山御胎内上~14:20須山御胎内登山口歩数計→14800歩
May 11, 2024
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午後は、孫のお迎えがあるので許された時間は午前中だけ~天気は文句のつけようのない無風快晴行くなら近場の満観峰と決めた~時間的にも早かったので、登山者専用の上の駐車場にラクに駐車できた。今、花沢川沿いに咲くスイカズラの甘~い香りが心地良い!飯間山以来、1週間ぶりの山歩きだが、意外に足取りが軽く今日は快調である。スイカズラ(スイカズラ科)つる性の木で忍冬(にんどう)という名で薬草として傷の消毒や火傷にも使われる。忍冬の名は、葉が冬を耐え忍び枯れずに残るところからついたという。始めは白い花が咲くが後に黄色に変わる。今は白と黄が半々くらいだろうか~マルバウツギ(アジサイ科)同じく花沢川のダンダン(川べりで野菜などを洗う階段)付近に咲いていた~農道では、甘い香りを漂わすミカンの花が咲きだしている~今日も常連のハイカーさんの登頂記5月10日を示している~ジシバリ(キク科)山道脇に咲いていた直径2~2.5cm大きな頭花をつける~紺碧の空に残雪の富士山がくっきりと、、思ったより早く満観峰(470m)の山頂に着いたのでハイカーはまばらだ~駐車場から山頂まで1時間10分は我ながらよく頑張ったと誉めてあげたいところ~遠望が効いて駿河湾の先の伊豆半島もくっきりと、、高草山と焼津方面を見る~ニガナ(キク科)山頂付近に多く見られる花で、食べられるキクのなかでもで特にほろ苦い~清冽な沢の水が勢いよく、樋からひいた樋からほとばしる!下山時にここで汗にまみれた顔や手を洗えばサイコーの気分だ~ハナミョウガ(ショウガ科)いかにも南国風の花である。珍しくも無くこの山ではざらに見られる~ムラサキカタバミ(カタバミ科)南米原産の外来種の花、鑑賞用に輸入されたものが野生化し、これも今では山だけに限らずどこでも見られる花だ~爽やかなハイク日和で、ロングのTシャツ1枚で寒くもなし、汗もかかず快適であったなお、下山時に鞍掛峠で休憩中のT橋さん(H野さんの山友)に出会ったのは驚きだったまたの再会を期して別れた~<参考コースタイム>花沢の里駐車場8:30~鞍掛峠~9:40満観峰9:50~鞍掛峠~10:55花沢の里駐車場歩数計→11193歩 2.5万図 静岡西部、焼津
May 10, 2024
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こまくさの鈴木さんから誘ってもらい、エビネの咲く飯間山(はんまやま)へ行って来た~天気は上々登山口は、倉沢入口からわずか50m上方の倉沢新道(新しく出来ていた)。倉沢入口からの急登を迂回するようにできており途中で合流している。こちらの方が登りやすいかな。つづら折れの急登を終えてエビネの丘へ~ちょうど今が見頃か!エビネ(ラン科)参加メンバーはSCWCの皆さんがほとんど、総勢15名である~飯間山(481.5m)を通過し、ロンショウの丘でランチタイム後、ロンショウから滑りやすい急坂を下り、エビネの多い場所で皆さん写真を撮る~他に、これと云った花は無く、淡いピンクのモチツツジ(ツツジ科)が1株、小さな釣り鐘状の白い花をいっぱいにつけた鋭い棘の多いアリドオシ(アカネ科)が数多く咲いているくらいのものである。林の中にひときわ目立って咲くのはガクウツギ(ユキノシタ科)の白い花~その後、谷川峠(谷川峠)で小休止後、スタート地点の倉沢新道入口に戻る。ランタイムには、皆さんから多くの差し入れをいただきありがとうございました。これだけの大人数で行動を共にしたのは久しくなかったので和気あいあい楽しかったです!
May 3, 2024
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今年も大型連休が始まりました~快晴のなか、K口さんを誘ってパノラマ台に登ってきました。リハビリハイクには手頃な山ですね。本栖湖東岸の登山口から烏帽子岳を経て山頂までのピストンです。鮮やかな新緑が目にしみます~至るところに咲くタチツボスミレたち~残雪の南アルプスもよく見えていましたね~たぶん、赤石岳、悪沢岳、塩見岳あたりだったか?林のなかで目をひくヤマツツジ~眼前の富士山を望む~烏帽子岳(1257m)から~いったん下って登り返せばパノラマ台(1328m)の山頂です!多くのハイカーで賑わっています。パノラマ台のシンボル。方向指示盤の横で相棒のK口さんにモデルになってもらいました~背景の富士山は山頂部が相変わらず雲の中でした。北東方面には、王岳から足和田山まで~河口湖もよく見えていました。前回来た時には見えなかった本栖湖方面!樹木が伐採されてグッと展望が良くなっています!竜ケ岳や雨ケ岳が望めます!胃の痛みをこらえながらの登りでしたが下りでは回復~手頃なソフトハイクを楽しんできました<参考コースタイムパノラマ台登山口10:30~11:30烏帽子岳11:40~12:15パノラマ台12:50~13:10烏帽子岳~13:50パノラマ台登山口歩数計→12200歩
Apr 28, 2024
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山仲間でもあり、ヨガ仲間でもあるK口さんを誘って、則沢林道終点をスタート、平山からの鉄塔コ-スの合流点をめざし、稜線に出た後、2つの小ピークを越えて急登の続く文珠岳直登コースをピストンした。直登コース直下平山からくる鉄塔コースとの合流点~明瞭な案内標識が各所にあるので道迷いはないだろう~ここより、小さなピークをふたつ越えて本格的な急登は始まる!ロープ場も数か所あるが、うまく利用して慎重に登ろう~多くのハイカーで賑わう文珠岳(1041m)に到着~今日は、清水方面も霞んで遠望がきかない~やはり黄砂?で霞勝ちの富士山~北側に目を転ずれば南アルプス(茶臼岳、上河内岳、聖岳、赤石岳などを一望)高度差が約500mのショートだったが、登りよりも下りで疲れた~<参考コースタイム>則沢林道終点9:25~0:45平山からの鉄塔コース合流点~10:50文珠岳11:20~12:05平山からの鉄塔コース合流点~12:15則沢林道終点歩数計→9085歩
Mar 31, 2024
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こまくさ山の会の鈴木さんの提案で、高草山へ行ってきました。坂本の林叟院を9時スタート。メンバーは、6名。ベテラン揃いだ~Bコースを登って山頂へ、帰路はAコースを下るとのこと。明るい稜線の登りに皆さんの足取りも快調~なんどか、車道を横切るが、なんと、暖かいこの時期(空気の澄んだ厳冬期と違い)に伊豆半島の右側に神津島が見られたのには驚いた!※画像ではうすくて確認しずらい随所に見られるエイザンスミレ(葉の基部まで深い切れ込みがあるのが特徴なので判別しやすい)高草山(511m)山頂から志太平野を俯瞰する~カイコバイモは終わったのか?代わって、コシノコバイモをメンバーのかたが運よく1株発見、写真に収めることができた。カイコバイモは山頂付近で良くみたものだが、コシノコバイモは初めてみた~その違いを図鑑で調べてみたが、ルーペを必要とするほど微妙~キスミレはちょうど見頃か~陽光に照らされて輝いていました。黄色のスミレは日本に6種ほどあるが、ほとんどが高山性で(例えばタカネスミレ、オオバキスミレの仲間等)低山にはえるのはこのキスミレのみ。生育地が少ないのでたいへん貴重な花。地元の有志の皆さんの手厚い管理によって今年もよく咲いてくれた~その後、再び、林叟院に戻り、解散。周回所要時間(休憩タイムを含む)は5時間15分でした。(最後に、)皆さま、集合時間に遅れて申し訳ありませんでした。又の山行楽しみにしておりますので、今後ともよろしくお願いします。歩数計→15000歩 2.5万図 焼津
Mar 27, 2024
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かって頻繁に共に山登りをしていた仲間ふたりと再会南アルプスを始め、八ヶ岳、丹沢、奥秩父、安倍奥、富士山と周辺の山々などどこも懐かしい思い出がいっぱいつまった山ばかり~8時に花沢の里駐車場で待ち合わせ!懐かしい!ふたりとも変わっていない~嬉しかったな!ボクより10才も若い焼津市O野さん、7才若い吉田町M本さんも相変わらず健脚だった。ここ数年歩いていないという割に早い!ボクも遅れがちだったが1時間20分で山頂着。積もる話に花が咲いたが下山。またの再会を約束した満観峰(470m)今日は暖かで霞がち、富士山は、うっすら白雪が見える程度、遠望は効かなかった~
Mar 17, 2024
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2年前に訪れた島田市の阿知ケ谷アルプスに再訪~低山の割に白岩寺公園からの眺望が良かったので、広い駐車場の案内看板を見てチエック。この山域はどうも記憶がうすくてね、、白岩寺を左に見送って、細い農道(舗装されている)を登れば~白岩寺公園(161m)に到着!眼下の大井川に架かる世界一長い木造橋(蓬莱橋)も良く見える~いくつかのピークをアップダウンして八幡山(211m)のパノラマ台に到着。東面の山々が一望!真下には、国一バイパスが走っており、すぐ横の白い建物は旧清掃センターである。走行中 に、このパノラマ台は開けているので、わかりやすく良く見えるのである~下山は、立石観音を横目に、国一バイパスの側道に沿って西進後、栃山川沿いに歩いてスタート地点に戻った。やや、足早に歩いたので、休憩タイムも含めて約2時間の半日コースでした~<参考コースタイム>駐車場10:15~10:30白岩山公園~11:05八幡山パノラマ台11:10~11:40立石観音~12:00駐車場歩数計→9181歩 2.5万図 向谷(むくや)
Mar 16, 2024
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女房と2年前に登った矢倉山へ~今日は山友のKぐちさんと同行。島田市中央公園の駐車場からスタート。西方向へ向かい国一バイパストンネル手前の右にある登山口から入山。山頂まで1時間50分とある、山道はよく整備されており、ほとんど起伏のない歩きやすい山道だ~廃車の放置された林道を突っ切って本格的な山道に入るこの時期、山に花はなくアオキやアリドオシの小さな赤い実が目立つばかり~本コース唯一の登りと云っていいが大した時間はかからず四等三角点のある矢倉山の山頂(311m)へ到着。周囲の樹木が刈られているので明るいが眺望は無く、、、1分程下って展望台に着ける。眼下に大井川、新東名高速、遠く、粟ケ岳などが望める今日は大井川からの強風で早々に山頂に戻り、ランチタイムとした。風も無くポカポカ陽気だ。唯一、展望所からも見える富士山もこの程度にしか見えないのは残念今日は健脚のK口さんに引かれて駐車場から山頂まで登り1時間20分で到達
Mar 4, 2024
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山友が、麻機街道の大在家「洋服の青山」付近から賎機山城址へ直登する新開発コースを知ったというので共に行って見た。つまり、賎機城跡から東へ派生する尾根歩きというわけだ~往きは最奥のこの地より入ったが。下りでは結果的にこの手前を下ったことになる。(尾根の末端部で二手に分かれる箇所あり)まだ、掘り起こされて間もないためか、登山道とはいえない悪路だったが開拓者のこのご苦労には感謝!より多くのハイカーに歩かれるようになればすてきな登山道に変化していくことだろう。次第に尾根に乗り、快適な南面の明るいコースに変貌~要所には赤、黄とテープが巻かれているので迷うことはなさそうだ。賎機山城址さらに足を延ばして一本杉へ~純白な雪をたっぷり冠った富士山もバッチリ!安倍川流域の山々も冠雪~竣工記念碑で軽く昼食を摂ってUターン、往路を戻った。正面の小高い山が賎機城跡である~城跡からの下り~帰路は、どうやら尾根を直進して戻ってきたようだ~<参考コースタイム>賎機城跡直登コース入口10:05~10:45賎機城跡~11:20一本杉11:25~11:45農道開発記念碑~12:251本杉~12:55賎機城跡~13:15賎機城跡直登コース入口歩数計→17200歩<参考>2024.2.26 自宅から静岡浅間神社の百段を登り、1本杉までピストン。所要時間3時間15分 歩数計→17600歩
Feb 28, 2024
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花沢の里、水車小屋脇の農道から入山。かんぽの宿、花沢山の稜線へ海側からの風がまだ冷たい~キツイ擬木階段を登りつめて花沢山(449m)着。山頂からすこし外れた場所からもあいにく富士山は見えない。静岡市街地を眺望する~日本坂峠から法華寺への途中でカンタンランチを済ませて下山~最近は天気に恵まれないなお、帰路、知人に教えてもらった寝つきが良くなる温泉だという元湯・なかむら館☎054-628-4397へ入湯。焼津駅の東側に位置する温泉で、源泉かけ流しで490円は安い(シャンプー、石鹸なし)!こじんまりした建物だが、浴槽は内湯、露天風呂も広くて快適である。カフェも有り、食事もOK。その夜は、なんかゆったり寝つけたような気がした~<参考コースタイム>花沢の里駐車場12:40~12:55水車小屋~14:05花沢山~?花沢の里駐車場
Feb 24, 2024
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前から気になっていた鳥坂から入山する梶原山へのコースを歩いてみた。北街道を東進、田子重やジャンボエンチョーを右に見送り、まもなく右にセブンイレブンのある手押し信号を案内標識に従って左折する~直進後、奥の妙立寺の駐車場(4~5台駐車可)にクルマを止めさせていただく。 そこから、一段上の案内標識のある登山口。モノラックに沿って登り始める~コースは南面なので明るく日差しもあって今日は暑いほど。。途中のベンチから清水区を一望する。登山口から約30分で稜線に出る~左へ行けば瀬名方面。右が梶原山方面だ~梶原山(279m)山頂から日本平方面を見る~清水区の街並み、三保半島、駿河湾、伊豆半島はきょうは良く見えている~帆掛山への途中から望める竜爪山(中央)、左に若山、右に高山が、、帆掛山の山頂直下を望む~帆掛山304m(一本松公園)にはワンコ連れが3組ほど~今日のボクはひとり旅~軽く昼食を済ませ、梶原山へ~そして、鳥坂分岐を左に見送って、いったん、瀬名からの農道(仮称、茶畑登山口)に降りてから、再び登り返して、鳥坂分岐から妙立寺駐車場にもどる。初めて登った鳥坂コース。短時間で稜線へ着けるだけにラクでもないが、どちらかと云えば大内からの霊山寺コースのほうがキツイかな?<参考コースタイム>妙立寺駐車場11:45~12:15鳥坂分岐~12:25梶原山~12:45帆掛山12:55~13:10梶原山~13:15鳥坂分岐~13:20瀬名からの車道登山口(茶畑)~13:45鳥坂分岐~14:00妙立寺駐車場歩数計→10000歩
Feb 18, 2024
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久しぶりの飯間山。東沢と西沢合流点にマイカーをデポ。登山口のわかりにくい東沢から入山する。飯間山山頂(481.5m)陽が射さないので、寒く、気温2℃。早々に下山する~稜線沿いを足早に下り~ロンショウから南下、宇津ノ谷峠分岐を右に見送って西沢へ~ショートコースではあったが今の自分には程良い山歩きだった~<参考コースタイム>東沢、西沢合流点10:00~11:25飯間山11:35~12:00ロンショウ~12:10ぬくもりベンチ~12:50東沢、西沢合流点歩数計→10400歩 2.5万図 静岡西部
Feb 8, 2024
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約2ケ月ぶりの山歩きは焼津の満観峰へ~駐車場は第一、第二ともに早くも満車!かろうじて1台を止められた。まだ咳が残る中での山歩きは快適には程遠く、そのブランクは大きい!復調までにはもう少し時間がかかりそうだった~大勢のハイカーさんで賑わう満観峰(470m)の広い山頂部。そういえば駐車場には、遠方からのマイクロバスも来ていたなあ~朝方、はっきり見えていた富士山は冠雪たっぷりだったが、今はすっぽり雲の中、遠来のハイカーさんにはちょっとばかり残念なことだった~今日は、全体に陽が薄く、時折射す陽射しが有難い~駿河湾の先は伊豆半島も良く見えていた~毎度おなじみの写真ではあるが、つい撮ってしまう焼津港と駿河湾~下山途中で、花沢の里近くのミカン畑と菜の花のコラボを撮ってみた~今日は、山友から浜石岳への案内登山を頼まれていたのだが、まだ体力に自信がなくお断りしたいきさつがある。満観峰で今の自身の体力を測るつもりで出かけたが、まだまだ不十分であることを痛感した~<参考コースタイム>花沢の里駐車場9:40~10:20鞍掛峠10:23~11:00満観峰11:20~11:50鞍掛峠~12:20花沢の里駐車場歩数計→12600歩 2.5万図 静岡西部、焼津
Jan 27, 2024
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周智郡森町の小国神社(おくにじんんじゃ)の紅葉がちょうど見頃だろうが、それのみで行くには勿体ない。今回は、小国神社から長い南尾根を登り、稜線の郡境尾根から小国神社奥宮のある、本宮山(ほんぐうさん)へ。帰路は、群境から、これまた長い尾根の車道を歩き薄場(うすば)分岐から峠道を行き、森の石松の墓があることで知られた大洞院(だいとういん)に寄る、その後4kmの車道を歩いて小国神社へ戻り、紅葉のライトアップを鑑賞するという周回コースを歩いてみた~天気も良し!紅葉も見頃とあって多くの観光客で賑わう小国神社~以前、1回来たことがあるがこれほどの混みようではなかったと思う~神社の右手、宮川に沿ったモミジはまさに見頃!しばらく宮川に沿っての紅葉見物がこのあたりで終わりかと思う頃、対岸に渡る橋があったが、これは周回するための橋なのでそれは渡らず左方向へのこの車道を歩いた~古い別荘地を左右に見てまもなく西宮神社(にしのみやじんじゃ)に到着~近くに設置された指導票に従って左の林道(舗装)が続く~この手の標識はありがたい!鉄塔の手前で林道はダート(未舗装)に変わると共にまもなく中央がざっくりえぐれたとても林道とは云えない状態に変わっているので、山道を登るはめになる。ここでMTBのトレースを発見!懐かしさを覚えた~真ん中がザックリえぐれた林道~この山道でMTBのトレース(タイヤ痕)を発見~なんだか嬉しくなった!その後、荒れ気味の林道を歩いていたら白い標柱を見た~読んでみると「町指定文化財、小国一宮大境三ツ石」と記されていたが?境界線を示すモノなのだろうかな~奥その後、いつの間にか、林道を逸れて急な登りにかかり、着いた山頂は名を示す標識もない~さて、ここで2.5万図とコンパスで現在地確認、どうやら地図上では山名のない420mピークのようだ~とすれば、北進すれば磐田市と森町を分ける林道に出る筈!山頂から荒れた急坂を下り切ったら、、案の定、南北に林道が走る地点に立つことが出来たが、森町側は全面舗装、磐田市側は未舗装のダートさて、ここには、本宮山登山口を示す標識がない!ここは変形の十字路、試しに正面の山道を登ってみたが突き当りはT字型、一応右方向へ行ってみたが、コースサインは何もない~これは違うと判断して林道に戻り、再度地図とにらめっこしたらわかった!磐田市側へ200mの下りで、、、、あまり目立たない案内標識と階段が見えてホッとした~なんと小国神社からここまで来るのに3時間を要していたのだ。今まで、展望のなかった歩きを強いられていただけにこのあたりから見る景色は、感慨深いものがあった!登りは、写真の左の群境尾根をたどってきたわけである。尾根の右は磐田市、左が周智郡森町となるわけである。目を凝らせば天竜川の先に、浜松市街と共にアクトタワー、遠州灘が輝いて見えている~つい数分までは、本宮山への登頂は断念することも考えていただけに感無量西方面の山々が幾重にも重なっている~こちらの山域は詳しくないので調べてみるのも楽しそうだ!登山口からは、いくばくもなく山頂直下へ~葛布の滝への分岐もあり。石鳥居の立つ本宮山入口~苦労の果てに到着した、小国神社の奥宮の建つ本宮山(511m)境内は木立に囲まれ展望はない。帰りに要する時間も気になり早々に本宮山登山口へ下山~再び、磐田市と森町の境界に戻り、、、あとは、これまた長い尾根を下り始めた~大きく左へカーブする手前から右の車道に入るこの峠道が無ければ薄場まで下りきり遠回りをしなければならない~眼下に薄場の集落を見る~大洞院に到着~近道とは云え薄場分岐から大洞院までの距離の長さは想定外だった!夕暮れ時であったが、予想外にここの紅葉もまた素晴らしかった!なお、大洞院は全国に3400の末寺をもつ曹洞宗の古刹なのであるが、静岡県人にとっては、侠客でもあり明治時代には港湾事業等で貢献した清水次郎長の子分、「森の石松」の墓があることでこのお寺の知名度は高いように思うのである~森の石松の墓を削って持っていると賭け事に強くなると云われ、ギャンブラーに持ち去られ、なんどか立て直しているらしい!まだ美しく残るモミジの紅葉~着いた時間がすでに夕方だったので、陽が射しこんでいた昼間はさぞ人の目を和ませてくれたことだろう~僧侶の修行の場である法堂(はっとう)鐘楼初めて行った大洞院に後ろ髪を引かれる思いで出発した~小国神社まであと4kmの歩きが残ってる!時間にしてあと1時間か!右にザ、フォレストCCを見送ればあとわずかだが、ここからの登りがきつかった!すでに夕闇が迫るなか外灯も無く、真っ暗なので、用心のためヘッドライトを付けての歩行となった~そして、やっとたどり着いたと云う言葉がピッタリで小国神社駐車場に到着!その後、今月いっぱいで終わるライトアップがなされた紅葉を眼に収めて帰路についた今日の山行は、わかってはいたものの車道、林道歩きが80%くらいだったが、なにしろ思いの外、距離が長かったし、3万歩越えはひさしぶり~脚はガタガタ、大いに疲れもしたが、心は達成感に満たされ、まだまだやれるかなと希望もわいてきた<参考コースタイム>小国神社駐車場10:30~11:40西宮神社~13:35本宮山登山口~13:50本宮山14:00~15:00薄場分岐~16:00大洞院16:15~17:10小国神社駐車場 歩数計→33800歩 2.5万図 森
Nov 28, 2023
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かっては、西丹沢の秘峰と云われた菰釣山(こもつるしやま)。以前は、山中湖側の山伏峠と東の城ケ尾峠(じょうがおとうげ)を結ぶ稜線歩きの過程で登られた山であったが、今では、道の駅どうしから道志の森キャンプ場のある三ケ瀬川(さがせがわ)西沢林道から稜線に出て山頂に至るコースが出来ている。登高意欲を掻き立てられた当時の文献にいつか行って見たいと思いながら宿題となっていた山にやっと行くことが出来た!下山は、稜線を東進して城ケ尾峠から道の駅道志へ下る周回コースを設定した。なお、菰釣山と云う一風変わった山名だが、名の由来については、日本山名辞典(三省堂)によれば「天保年間1830~44甲斐と相模の国境争いの時、平野(甲斐側)の明主、長田勝之進が山頂に菰を吊るして生活し、ここで境界を測定したことからこの名がついた」とある。朝5時過ぎに静岡市を出発!すべて一般道を使って、道の駅どうしに着いたのは7時30分、思ったよりも時間はかからなかった。山中とあってすでに標高は705mある。無風快晴真っ青な空と眩いほどの朝陽に気分も高揚時間はたっぷりあるので山里の空気を思い切り吸い込んで道志川周辺を軽く散策してみた~道の駅どうしの後方に見えるのは鳥ノ胸山(とんのむねやま)だろう~これも宿題となっている山だ!身支度を整えて、まず道志川に架かる中山橋を渡る~左奥が菰釣山への稜線に違いないカメラでズームアップしてみた~この冬枯れた稜線歩きは楽しそう~三ケ瀬川の左岸に沿って、舗装の車道を歩けばじきに道志の森キャンプ場(775m)だ~森と清流に囲まれて四季折々の自然が楽しめる。予約不要と云うのもうれしい~あたりは、早くも、朝食の支度か白い煙と肉を焼くいい香りがあたりを漂っている。落合橋が西沢と東沢の合流地点、渡らずに、往きは直進して西沢に沿って歩を進めるがこのあたりから道はダートに変わる~紅葉は今このあたりが盛りなのだろう~西沢の左岸沿いの林道を歩く~まだ紅葉の残る林道歩きはさして退屈しない~中高年の先行者がひとり、今日出会ったのは、他にもうひとりのみ、静かな山歩きが楽しめた林道に通行止めのチェーンがある箇所で左の小沢を渡り、左へカーブして行く林道歩きが続く。(案内標識あり)~しばらく林道を歩いて、、、林道の右の明瞭な標識に従って、いよいよ山道歩きが始まる~沢の中を歩くのであまり明瞭でない箇所もあるが先々に付けられた赤テープを追っていけば道に迷うことはない。(なお、林道は、まだ左方向に延びているのでここは要注意)黄葉を鑑賞しながら左岸を往く~数分で右岸に渡る箇所あり~目印として倒木にいくつもケルンが積んであるのでわかりやすい~赤テープでマーキングされた山腹を行けばいつしか急な沢床を歩いている。写真でやや右に見えるV字型の沢で、これがブナ沢であろう~急登が続くブナ沢をつめる~やっと着いた稜線がブナ沢乗越~菰釣山へは右へ1kmほど、、。青空に雲の流れが早い!落ち葉が舞う~稜線はすでに初冬である~道志川方向から吹く風が強くて、ここで風除けジャケットを羽織る~しっかりした造りの菰釣山避難小屋を通過~小屋の中は、すっきり整理されて快適そうだ!機会があれば一晩泊まってみたくなる小屋である~相変わらずの強風ではあるが気分は爽快!足取りも軽い~念願の菰釣山(1379m)に到着~そしたら、あれほど吹きまくっていた風がピタリと止んでいた~まるでボクを歓迎してくれてるようなぽかぽか陽気なのだ~ウットリして眠気さえ誘う小春日和に心が安らいだそして、小広い山頂からは、西側に雪を纏った富士山、山中湖が見えている文句なしの絶景誰もいない山頂を独り占め!わが静岡県側から眺める富士山とはまた異なる味わいがある~宿願だった菰釣山から「冠雪した富士山」を撮るために今日まで待った甲斐があったというもの右の吉田大沢やブル道もはっきり見えている~富士山の左側には、三国山塊、愛鷹山塊も、、そして、道志山塊の最高峰、御正体山(みしょうたいやま)1681mが北西方向にドンと居座る~充分に絶景を堪能、再度、富士山を見納めて城ケ尾峠にむかう~丹沢山塊の主峰群を樹間から遠望~避難小屋、ブナ沢乗越を過ぎ、アップダウンを繰り返して、ブナ沢の頭(1290m)を通過する~中の丸(1280m)を通過~なお、稜線は東海自然歩道になっている~このあたりからは、谷を隔てて正面に菰釣山と右に富士山が見える格好になる~駿河湾と伊豆半島を遠望~痩せ尾根通過~遠く目を凝らせば大島と相模湾、小田原市街か?三等三角点のあった城ケ尾山(1199m)の山頂~ちと疲れも出てきたかなあ~城ケ尾峠(1160m)着~時間はまだ2時前だというのにだいぶ影が長くなってきた~ここは、見逃し注意!稜線とはここでお別れだ!ここより道の駅どうしに向かって下りとなる。城ケ尾峠直下にて~なんだか名残惜しい!ロープの張られている危険個所は3ケ所だが、3つめのこの通過がいちばん危ういところ!以後は、快適な山道を下り切って、鎖の張ってある林道に出た。右に曲がり、すぐの水晶橋を渡れば、以後はすべて林道歩きとなる。三ケ瀬川の東沢に沿って歩けば道志の森キャンプ場の一角に出る~キャンプ場の中を歩いて落合橋を渡り、三ケ瀬川左岸沿いに歩いて、道の駅どうしに戻った~今日歩いたコース図だがタイムはさしてあてにならないので注意!思い入れの深かった山だけに、ついシャッターを押しすぎ200枚近くも撮ってしまったので、取捨選択し削除することにひと苦労フィルムカメラの時代では考えられないことだが。最近はどうもそんな傾向が強いので反省しているのだが、山に入ってしまうとあれもこれもとついついシャッターを押しまくってしまう~従って、ブログの投稿も遅れがち、日が経つに従って当時の感激が薄れてごく平凡なものになってしまうことを懸念してはいるが、これもトシのせいだろうか?なお、今は、どうなっているかわからないが、国道413号沿いの白井平から道志川を渡りブナの丸北尾根を登りつめ稜線に出て菰釣山をめざすルートがあるらしい。ブナ、カエデ、カラマツの美しい尾根だそうなので、これもぜひ辿ってみたいものである。<参考コースタイム>道の駅どうし8:15~8:40道志の森キャンプ場~(林道歩き)~9:40菰釣山登山口~10:15ブナ沢乗越~10:30菰釣山避難小屋~11:00菰釣山11:15~11:50菰釣山避難小屋~12:00ブナ沢乗越~12:20ブナ沢の頭~12:40中の丸~13:35城ケ尾山~13:45城ケ尾峠13:50~14:20林道(城ケ尾峠登山口)~(以後、道の駅どうしまで林道歩き)~14:35ゲート~14:45水晶橋~15:10道志の森キャンプ場(落合橋)~15:55道の駅どうし 歩数計→29970歩 2.5万図 御正体山(みしょうたいや
Nov 20, 2023
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朝5時過ぎに自宅を出発!国道1号から富士東ICを降りて、こどもの国から、十里木を過ぎた頃、日の出となって美しい紅富士が見られた!ちょうど裾野市須山の忠ちゃん牧場あたりである~時間は、朝6時45分!うっとりするように美しく冠雪した富士山と中腹の宝永火口、左側には鑵子山(かんすやま)と黒塚が横たわる~東方向に、矢倉岳、特徴ある形の金時山、神山、箱根駒ヶ岳など、外輪山がまだ覚めやらぬ早朝に明確なシルエットを見せている~手前の広大な草原は、自衛隊東富士演習場である~紅富士を愛でた後、篭坂峠から、旭日丘(あさひがおか)を右折し、山中湖南岸を走り、東端の平野から道志みち(国道413号)へ向かった~
Nov 20, 2023
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来年は辰年、ボクは数年前に止めたのだが、女房は、今年も年賀はがきを出すと云うので辰(竜)にちなんで本栖湖畔の竜ケ岳へ資料の写真撮りに行くことにした(十二支のなかで唯一、実在しない生き物である竜がなぜ干支になっているのか?よくわからないが、本家の中国では実在していたらしい)~天気も良し!今どきは山道のぬかるみが気になったが、ラクな山でもあるのでサラも連れてでかけた。静岡市内からは、雲に隠れがちだった富士山も、朝霧高原を走る頃からは雲が途切れて青空に凛と聳えて威厳たっぷり!一時消えかけた雪もたっぷり、数日まえからの寒さでようやく冬山らしくなっている!竜ケ岳はひさしぶり~山行記録を見たら前回は2020/3/13であった。今では、手頃なハイキングコースと展望の素晴らしさ、そして、元旦のダイヤモンド富士ですっかりメジャーな山だったが、かっては明瞭な登山道もなく笹漕ぎのアルバイトでやっと山頂にたどり着けた山だった。紅葉の時期とあって今日も多くのハイカーと行き交った~なお、以前は、本栖湖キャンプ場のなかを通り抜けて登山口に達したものだったが、キャンピングブームでキャンパーとのトラブルを避けるためか、今は管理棟の手前から、右に登山者専用の通路が案内標識に導かれ車道に出た後、100mほどの歩きで以前のコースに入り登山口へとなっていた。その途中には、別のキャンプ場が出来ており、テントがいくつか張られていた。なんとも複雑な気持ちであった~竜ヶ岳登山口周辺は、まだ紅葉が充分残っており、目を楽しませてくれた~最初の休憩ポイントで小休止~湖畔の外気温は5℃、サラには今シーズン初めて服を着せた眼下に、水深122mと富士五湖のなかではもっとも深い本栖湖がコバルトブルーに輝いているここからは遠く八ヶ岳が見えるのだが今日は残念、雲の中!小休止の後、ササ原の海の中を縫うように山道を往く~高度を上げる毎に視界が広がり、気分は爽快御坂山塊、西湖、足和田山、大室山も見えだした~西側に、1ケ月ほど前に行ったばかりの雨ケ岳を仰ぐ~2回目の休憩ポイント、東屋からの富士山、左に側火山である大室山、なだらかに広がる裾が美しいラインを描いてる~写真では、見にくいが、右側に駿河湾、伊豆半島も今日は良く見えている~東屋の前に鎮座する石仏から、電光型に正面の竜ケ岳山頂をめざす~中腹から見る、御坂山塊(左から王岳、鬼ケ岳、十二ケ岳、など、、)強風で雲の流れが早く、陽が翳ったり射したりコロコロ変わる天気に翻弄される~本栖湖の先に、烏帽子岳、パノラマ台、三方分山~ その奥に雪の被った奥秩父の山々がちらりとのぞく~湖畔ルート分岐から杓子山、御正体山、石割山を遠望~竜ケ岳(1485m)山頂に到着~多くのハイカーが風を避けて休憩中山頂気温は5℃だったがかなりの強風だったので、体感温度は氷点下だったに違いない!風を避けて、西側に移動し、ランチタイムとした。今日も、最近の定番メニュー?コンビニの肉まんとピザまんにカップヌードル&コーヒー。寒さでかじかんだ手にこのコンロの温かさがたまらない肉まんを頬張りながら、山座同定!茅ケ岳と曲岳を確認!去年の秋にサラも歩いた蛾ケ岳(ひるがたけ)~以前には気がつかなかったが、西面の笹が少しばかり刈られて見晴らしが良くなっていた本来、富士川の先に南アルプスが見えるのだが雪雲らしきものに隠れて見えず残念たっぷりと休憩を摂った後、再度、富士山を愛でながら~山頂部をズームアップ~日本最高峰の剣ケ峰はいちばん右端~年賀はがき用の写真も撮れたし、名残惜しく山頂をあとに下山する~ なお、本栖湖畔の駐車場の気温はグッと下がって0℃だった今日の竜ケ岳、充分楽しませてもらったが、惜しむらくは、広い山頂の周りの笹が伸びて下の箱庭部分が見えないこと。もう少し刈り込めば文句ない大展望になるであろうに~残念だ!なお、冬季は霜が融けて山道はぬかるみ状態が甚だしいことを覚悟しなくてはならない。そんな状態の時や、また強風時、下山路は、石仏コースでなく本栖湖へのコースのほうが良策かと思う~温度が下がり、空気が澄んで遠望もきくようになるこれからの時期の山歩きが楽しみである!<参考コースタイム>竜ケ岳駐車場10:20~11:40東屋(石仏)11:45~12:25湖畔登山口分岐12:30~12:40竜ケ岳14:20~14:35湖畔登山口分岐~15:00東屋(石仏)~16:00竜ケ岳駐車場 歩数計→18700歩 2.5万図 精進(しょうじ)
Nov 18, 2023
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満観峰へ行こうと思い立ったが遅い出発だったので、上の駐車場は満車、たまたま空いていたスペースに運良く止められた。今日は無風快晴の上天気!山頂まで休憩なし!ここ数日の間に温度が下がり、雨が降ったりして、富士山も冬山らしく優美な姿にかわっていた~満観峰(470m)の山頂から~安倍東山稜も奥までスッキリ見えている~駿河湾と伊豆半島~少しばかり雲がかかった富士山だったが家に着く頃には、雲がとれてすっきりと端正な姿を見せていた~焼津アルプスのひとつ、花沢山の近景~駿河湾の先の伊豆半島~左から、360度の展望がすばらしい金冠山(きんかんざん)、小達磨山(こだるまやま)、右のいちばん高い山は低い笹原とこれまた360度の大展望が楽しめる達磨山(だるまやま)を確認~高草山(右)と焼津港及び焼津市街地を望む~眼下の駿河湾の先には伊豆半島、外気温が下がって空気が澄み、遠望が効くようになってきた~ 真下は安倍川河口と久能海岸だ午後、頼まれている用事があるので、昼食も早々に下山!帰路は、コースを変えて日本坂峠方向へ~後継者もなく放置されたお茶畑は背丈が伸びてジャングル状態!至るところで見られる不遇なお茶の樹は、それでも時期がくればちゃんと花を咲かせている~なんと健気で逞しきことか稜線上の四等三角点標石(434m)ここより、焼津側へ下る登山道が2本あるが、今日は右側の道を下り、急坂の途中を左折し~ダイレクトに鞍掛峠に出た~花沢の里のミカンもいい色になってきたぞぉ~これからは無人販売が楽しみだ~<参考コースタイム>花沢の里駐車場11:45~12:20鞍掛峠~12:55満観峰13:30~13:55四等三角点~14:05鞍掛峠~14:35花沢の里駐車場 歩数計→ 12400歩 2.5万図 静岡西部 焼津
Nov 14, 2023
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今日は曇りのち晴れと云う天気予報。ならばと出かけた安倍奥の山、下十枚山(しもじゅうまいさん)。初夏に咲くシロヤシオの群生地で有名だが秋の紅葉はどんなものか?と曇り空の下、家を出た。林道有東木線をマイカーで高度をかせいでまさき峠(1125m)に着く。どんよりした天気では駐車しているクルマもない。外気温13℃、風は無い。紅はちょうどこのあたりが今、盛りであるかのように山を彩っていた。地蔵峠に向かう途中で見える岩岳は翳っていて見るからに寒そう~地蔵峠(1414m)まで足取りは以外に快調、しかし、周囲の展望はなく、富士山も雲に隠れたきりだった~登山道は、色とりどりの枯葉が積って、落ち葉踏みしめサクサク感が心地よい~岩岳への登りから、スタートしたまさき峠を眼下に見る~雨の降る心配はなさそうだが、樹林帯から抜け出た途端に、安倍川側から吹き上げる強風が稜線を越えていく~あたりは、一面ガスに包まれてモノクロの世界である~紅葉はとうに終わっていたのだ安倍奥の山は想像をはるかに超えて初冬を思わせる様相を呈していた~ブナの落ち葉が積る登山道~バイカオウレンやミヤマカタバミの咲くお化けのような古木帯を通過~初夏の頃、岩岳(1682m)の前後に群生する清楚な白一色の花を咲かせたシロヤシオもご覧のとおり、紅葉どころか、すでに冬芽をつけていた!岩場に咲くヤマイワカガミも冬支度~苔がまとわりついた樹木にぽっかり丸く空いたウロ(樹洞)小鳥や小動物の格好の住家となるが、覗いたところまだ空き家だった~相変わらずの天候のなか、目的地の下十枚山(1732m)に到着~外気温10℃長居する気もなく早々に、昼食(最近は、まだ温かさの残る肉まんとピザまん各1ケで充分)をすませて下山~霧は濃くなったり薄くなったり変化しながら~ザワザワと葉擦れの音がすさまじい結局のところ紅葉の見どころは、なんのことはない、スタートしたまさき峠周辺が最も美しかったようだ~終始、ガスの中を、黙々と歩いただけの山行だったが、こんな山歩きもそれなりに楽しいものだ~こんな経験があるからこそすっきり晴れた日の喜びが倍加されるというもの!<参考コースタイム>まさき峠10:40~11:25地蔵峠11:30~12:35岩岳~13:30下十枚山14:05~14:45岩岳~15:40地蔵峠~16:25まさき峠ところで、下山後、歩数計を見たら、同じコースを歩いたにも拘わらず前回より3000歩も多かった!なんでだろう?考えたら原因がわかった!山中の大き目の形の良さそうな石を拾い集めてザックにいれてきたせいだ。つまり、グッと重量が増したため歩くことに慎重になり、一歩一歩の歩幅が狭くなったためだったのだ!この石の総重量は計ったら10.5kgあったのである。なお、苦労して運んだこの石は明日、役にたつことになっている~ 歩数計→19760歩 2.5万図 篠井山 湯の森
Nov 9, 2023
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前日の入笠山に続いて、今日は、もう少し足を延ばして茅野市の守屋山(もりやさん)へ~車中泊した「道の駅信州蔦木宿」を早めに出発。国道20号を北上し、「中河原」の信号交差点を左折、高遠方向に向かう。次第に高度をあげるにつれ、あたりの、色とりどりの素晴らしい紅葉に目を奪われる!まわりの景色を楽しみながら杖突峠(つえつきとうげ)までは、あっという間に到着!車道の右側に守屋山登山口専用の広い駐車場(未舗装)が2段になってあり、早くも3台のクルマが止まっていた~守屋山登山口(1250m)は駐車場の上段から末舗装の車道を横断して、始まる~あたりは、今が紅葉真っ盛りでした!もう、言葉は要らないですね~緩やかな登りを進み、左側に車道が沿って見え始めればまもなくダートの林道に飛び出る~指導標に従って左折し、10分ほどの林道歩きで、、左に赤井沢新道入口の鳥居が現れる。そこををくぐって山道を、ほぼトラバース気味に進みます今、このあたりの紅葉がピークだったのではないだろうかこの横断道から、守屋山の山頂部が望めました~木道が出てくれば分杭平(ぶんくいだいら)は近い~分杭平(1365m)に到着~あたりは明るい広場になっており、きれいなトイレも完備、沢も流れているので休憩するには、ちょうどいいところ!このあたり、早春にはザゼンソウ(サトイモ科)が咲くようだ~広場の上の方には守屋山諏訪社の鳥居があり、登山道はその右手から始まる~カラマツ林と林床の笹原の気持ちの良い山道を登れば~守屋山東峰の山頂は近い~守屋山東峰の山頂直下の登り~視界はグッと開けてくる守屋山東峰(1631m)標識の後方に見えるのが西峰だ!展望はすばらしいの一言まさに360度の大パノラマである~眼下に諏訪湖、東に八ヶ岳、さらに南アルプス、中央アルプス、御嶽、乗鞍岳、さらに、、北アルプス穂高連峰、槍の穂先もよく見えている!少し、喉をうるおして、西峰へむかう~山頂直下には鉄製の柵に守られた守屋山・奥社が立つ西峰まではほんの一投足だ!サラも今日は、リード付きだが文句も言わず元気に歩いてくれる避難小屋としても使えそうなラビットハウスを過ぎれば、西峰は見えている~守屋山西峰(1651m)に到着こちらも人気の山とあって、多くのハイカーさんが素晴らしい景色を楽しんでいました二等三角点標石のある山頂~遠景は、八ヶ岳、八子ケ峰、車山眼下に諏訪湖~気象レーダーの目立つ車山を遠望~南アルプスの甲斐駒ヶ岳、北岳、仙丈ケ岳~次々にやって来るハイカーで賑わう山頂を後に往路を戻る~ダケカンバの黄葉もいまが盛りだ~森をさらに鮮やかに魅せるモミジの紅葉今、カラマツの黄葉が美しいつい、口にしたくなる透き通った赤い実は?偶然、目についたヤマシャクヤク(ボタン科)の実~薄いピンク色が際立って美しかった樹の名は鮮やかな黄葉したダンコウバイ(クスノキ科)が遅くまで残ってた~守屋山専用駐車場に戻る~ヤレヤレ~秋は。人生の如く長いようで短い。一瞬の輝きを見せて、はなやかに色づいて散ってゆく樹々の黄葉、紅葉。いろんな表情を見せて楽しませてくれた!長年の宿題となっていた守屋山はボクの期待を裏切らなかった入笠山に勝るとも劣らない見事な紅葉と360度の絶景に感嘆!至福のひと時を過ごさせてもらった!また、来てみたい山だった~帰路は、原村に寄り道し、八ヶ岳自然自然文化園の西端に位置するビューポイント「まるやち湖」に寄り、たてしな自然農園・原村店で買い物して無事帰宅~まるやち湖の秋!湖面に写る八ヶ岳(天狗岳~編笠山までが、、)<参考コースタイム>守屋山登山口7:25~7:45車道分岐~7:55赤井沢新道入口~8:10分杭平(水呑場)8:15~9:15守屋山東峰9:25~9:55守屋山西峰10:50~11:15守屋山東峰11:20~12:05分杭平(水呑場)12:15~12:50赤井沢新道入口~12:55車道分岐~13:20守屋山登山口歩数計→16500歩 2.5万図 茅野、信濃富士見、辰野、高遠
Nov 4, 2023
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一昨年に続いて今年もまた、錦秋の入笠山へ行ってきました~長野県の友好都市である静岡県民、多摩市民、川崎市民限定で富士見パノラマリゾートのゴンドラリフト往復券が無料(11/12まで、通常は2000円)と云う特典が有難い!今朝は6時半に静岡市を出発!女房と今回はサラも一緒です~新東名高速道路と中央高速道(韮崎~須玉間がリニューアル工事中12/7までノロノロ運転には参ったが)を乗り継いで諏訪南ICで降りて国道20号を突っ切り、現地到着9時40分。紅葉は、麓から山の中腹にかけて今が真っ盛りだった!ことにカラマツの黄葉がピーク!受付で手続きを終わり、ゴンドラ山麓駅(1050m)をスタート~標高差730mをいっきに登ります。ゴンドラから正面に八ヶ岳連峰の眺めがすばらしい~八ヶ岳の紅葉も中腹あたりから山麓にかけて圧巻!初めての体験にサラは緊張気味(ワンコのみ800円の有料)であります山頂駅(1780m)からは何と言っても八ヶ岳が正面にイヤでも目に入って来ます蓼科山から編笠山までがバッチリ今日は無風快晴!文句のない良い天気でした~入笠湿原~花の終わった湿原では白い幹のダケカンバが真っ青な空に向かって凛と立っておりその美しさにうっとり~入笠湿原の核心部を通り抜けて~山彦荘の前を通り、唯一の立派な公衆トイレの前から山道に入ります~マナスル山荘の横を通って山頂へ~お花畑が山焼きされて来春への準備が終わっていました~前回は、お花畑の東側を行き展望デッキのあるビューポイント経由で行ったので、今日は最も最短コースを!山頂直下の登りもあと一息!入笠山(1995m)山頂着さすが、人気の山だけにいつ来ても山頂は大賑わいですね人、人、人そしてワンコも多い~小っちゃくて可愛い仔から 飼い主より高級な感じの大型犬まで様々です~なにはともあれ皆さんお疲れさまでした山頂での記念写真も順番待ち!。サラも記念写真を1枚山頂標識の根元には二等三角点標石がドーンと立っています~絶景の八ヶ岳を眺めながら、あの山、この山、数々の思い出に耽りながら贅沢なランタイムを摂りましたぞ~主峰、赤岳と天狗尾根~阿弥陀岳の山頂と、横岳(左)南稜(右)手前に伸びるのは御小屋尾根ですねすべて歩いた懐かしい峰々~南アルプスの甲斐駒ヶ岳(右)と鳳凰三山(左)~若かりし頃、鳳凰三山や早川尾根、甲斐駒の黒戸尾根などは日帰りが当たり前でしたけどね~そんなまだ輝いていた当時の自分をふと懐かしむ~中央アルプスの主稜線、左から南駒ヶ岳、空木岳(うつぎだけ)、少し離れて宝剣岳、木曽駒ケ岳が、、左から富士山、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、写真には撮り切れなかったが、さらに北岳、仙丈ケ岳と連なる~明日、登る予定のたおやかな山容の守屋山(もりやさん)~背後に、北アルプスの穂高連峰、常念岳、うっすらと立山、剣岳も、、、360度の大パノラマを堪能した後、山頂の喧騒を後にして、さらに南下し、大阿原湿原(おおあはらしつげん)へ向かいました~大阿原湿原は、標高1810m、1周1700m、所要時間30分!入笠山まではハイカーさんも多いが、ここまでくるハイカーは少ない。静寂な雰囲気の湿原歩きが楽しめるというものです!まず、木道歩きから始まる周回コースを往く~黄金色に輝くカラマツ林に目を奪われてうっとりサラは今日も快調そのものでした~まだ黄色の葉が残るダケカンバ(カバノキ科)山の湧き水から始まるテイ沢の清冽な流れ~苔むした川石とせせらぎの音に心安らぎます~6月頃には、クリンソウ(サクラソウ科)が群生する南側の木道を通過~湿原をひと回りして、沢入(さわいり)から上がって来る車道に出ました~駐車場近くのマユミ(ニシキギ科)の実が目を見張るほど艶やかこの山域では、マユミが多くいたるところで見られますが、今日見た中ではこれがいちばんですね!首切り清水までは、しばらく緩やかな登りが続く~以降はほぼ平坦な車道歩きで足取りも軽くなり展望デッキの下を通って~のんびりと、、スタートした入笠湿原に戻りました~さて、最後の登り、初夏には、すずらんが咲くお花畑の木道歩きが待ってます。これが意外に大変なのです~今日の締めくくりは、きっちり決めなくては!陽が落ち始めたゴンドラ山頂駅から(左から)富士山、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳を眺めて、ゴンドラに乗車しました~下山後は、国道20号を戻って、富士見町の「道の駅・信州蔦木宿」に到着。つたの湯温泉(700円)に浸かり、食事処てのひら館で晩酌&食事、広い駐車場で車中泊としました。紅葉の秋の3連休とあってか100台近く止められる駐車場はキャンピングカーを始めとして多くのクルマで満車状態でしたさあ~明日は、長年の宿題だった守屋山!楽しみだな<参考コースタイム>ゴンドラ山頂駅10:30~10:45入笠湿原10:55~11:00山彦荘~11:15マナスル山荘~12:00入笠山12:50~13:10首切清水~13:20大阿原湿原14:10~(車道歩き)~14:20首切清水~(車道歩き)~14:55花畑~15:05入笠湿原~15:25ゴンドラ山頂駅※入笠山マイカー規制は2023/11/12まで。 ゴンドラ山頂駅からの下りの最終は16:00です。歩数計→17960歩 2.5万図
Nov 3, 2023
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ここしばらく秋晴れの好天が続いている~午後から用事があるので1時間で登れてしかも見晴らしの良い朝鮮岩まで出かけてきた。靴の履き慣らしにもちょうどいいかなと思って~井尻橋をわたり、若杉幼稚園を左に見て進み、井尻公民館付近の駐車スペースにクルマをデポしてスタート!2.5万図を読めばわかるが朝鮮岩まで総じて急な登りである~指導標識もあるので迷うことはないが。住職不在の寂しげな小野寺の右を通り抜けて、さらに階段の急登は続く~ここは指示通り、左に登るが、下山時に欅ルートをとれば右側の明瞭な山道を下ってここで合流することになる~送電線鉄塔を過ぎて、、小さなピークを越えていったん下り、登りかえせば。小広い山頂の朝鮮岩(320m)に到着だ! 山頂からは、静岡市街、安倍川、国一バイパス、新幹線、東名高速道路、日本平、駿河湾、伊豆半島が一望できる!富士山は、今日の暑さでやや霞がちだがなんとか見えている~夜景が素晴らしいと云うわけがよくわかる光景だ~いちど来てみたいものだが、、毎晩の晩酌を止めてまで撮りに来ようという気はいまのところは無いなぁ~ 丸子アルプスの花沢山~眼下に見える用宗港(もちむねこう)~竜爪山から北に延びる安倍東山稜~スタートした井尻橋と若杉幼稚園が眼下に見えている。井尻公民館は、手前の森に隠れて見えない~従って、出発時に朝鮮岩を見上げても見えなかったわけである180度の景観を堪能し、早々に下山!復路はコースを変えて左折、欅ルートを下る~下り始めは、段差のある階段下りが続いたが、じきにやや緩やかな山道に変わり展望の開けた箇所を通過する~休憩ベンチあり~山道で見かけた花だがいつもこの仲間(シソ科)の花の特定に迷う~ヤマハッカ? アキノタムラソウ?どちらにしろ青紫が大変美しい花だ!余裕で、下山~午後の用事には充分間に合った~なお、初下ろしのシューズはジャストフィット!グリップも良く満足できるものだった<参考コースタイム>井尻公民館付近の駐車スペース11:45~12:00小野寺~12:40朝鮮岩12:55~13:00欅ルート~13:25井尻公民館付近の駐車スペース 歩数計→8500歩 2.5万図 静岡西部
Nov 2, 2023
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そろそろ紅葉が見頃かとサラと女房を誘って、安倍奥の山伏(やんぶし)へでかけた~以前は、西日影沢から入山するのが当たり前だったが、最近は、もっぱら林道勘行峰線(りんどうかんぎょうみねせん)を利用し、猪の段登山口から入ることが多い。林道勘行峰線の車道から井川湖と南アルプスの前衛と深南部の山々を眺める~紅葉は井川県民の森から奥がちょうど今が盛りかなと云った感じだった。天気は曇りがちでいまいちだが、次第に明るくなり、この先希望が持ててきた~猪の段登山口から入山~気温9℃ちょうどいいかな?さっそく、猪の段に多いズミ(バラ科)の赤い実が目をひいた~猪の段コースはほぼ稜線歩き~コースマークも豊富なのでまず迷うようなことはないだろう~サラも今日は、リードから解放されてよく走り回る!時々、姿が消えるので、心配させるが、いつのまにか戻っているので、安心~(用心のため、迷子札は付けてあるんだけど)百畳平を越えれば、山頂はすぐそこだ!谷を隔てたさきに大谷嶺(おおやれい)が覗く~夏場、山頂一帯に咲くヤナギランの種子ニホンジカの食害からヤナギランを守るための防鹿柵も冬の積雪による倒壊を無くすため可倒式になり、きれいに束ねてあった。(左側の柵沿い)一時的ではあるが防鹿柵が姿を消したことで富士山の眺めがスッキリした!※かっての山頂一帯は深いクマザサに覆われていた。それが数年前から枯れて裸地化してしまったのだ!ニホンジカの食害によると云う説もあったが(たぶん)何十年に一度の笹枯れ現象のせいだろうとボクは思っている。芝の枯れたゴルフ場をみているようで悲しいものである。再び、山頂が緑一面の笹原に戻るのはいつのことだろうか~安倍奥の最高峰、山伏(2014m)の山頂からの展望~北西方向には、南アルプス南部が一望できる!左より、茶臼岳、上河内岳、聖岳、(青薙山が邪魔をしているが)赤石岳が、、、さらに、荒川前岳、荒川中岳、悪沢岳、塩見岳、(雲に隠れる布引山、笊ケ岳)、、、悪沢岳(左)の右にチョコンと見えるピークは塩見岳である~※今回は、写真に収めてないが、南アルプス深南部、光岳(てかりだけ)、さらに北岳、鳳凰三山も見られることがある。山頂でランチタイムを摂っているとサラが吠えるので、見ると、ニホンジカ♀がこちらの様子を伺っており、警戒音を発していた。立派な角をした雄シカもジッとみつめたまま、あわてて逃げる素ぶりもない~山座同定を楽しんだ後、下山~リバウェル井川スキー場に繋がる稜線も紅葉まっさかりだ笹山の紅葉~右下に林道勘行峰線が見えている~行く先々で主人を待つサラ~すっかり青空が拡がってダケカンバの白い幹とのマッチングが美しい~百畳平をのんびりと、、下山途中で、再び、ニホンジカ♀に遭遇~まだ仔鹿かな今日は、ニホンザルに出会ったり、尾の長いヤマドリ♂の羽ばたきを見たり、たっぷり自然に触れあえた楽しい1日であった!山に感謝<参考コースタイム>猪の段登山口11:35~12:40百畳平~13:15山伏14:10~14:45百畳平~15:30猪の段登山口 歩数計→11200歩 2.5万図 梅ケ島
Oct 25, 2023
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遅い出発となってしまったが、安倍街道の平野から、第三登山口を目指して林道平野線を走り高度をかせぐ~いつもの駐車スペースに止まっているクルマはなし!本日は貸切である~林道平野線から仰ぎ見る第一真富士山(右)と第二真富士山(左)平野第三登山口を出発!杉、桧の暗い植林帯を抜けて、つばくろ沢の右岸を行く~つばくろ沢右岸から左岸に移り植林帯を登り、ヲイ平へ~ヲイ平から真富士神社へ向かう~このあたりは自然林が美しい~早くも紅葉し始めている木々もあちこちに見える。カラマツの黄葉も始まっていた~濃い緑の苔石が堆積する林をトラバース~この辺りから、俵峰コースと接するあたりは、冬場に雪が積ると山道がわかりにくいので、目印に赤テープを付け足しておいた~真富士神社からは、第一真富士山と第二真富士山のあいだに富士山が見えている!神社を建立するにあたって、昔人はあえてこの地を選んだのだろうか第一真富士山(1343m)山頂から見る秀峰富士山!展望は抜群 三保半島、駿河湾、伊豆半島までを一望~以前は林に隠れて見えなかった西側の展望も伐採されて俄然良くなった!南アルプス南部の3000m峰がパノラマのごとく広がって見える!安倍東山稜も一望下十枚山(右)と十枚山(左)稜線は今が紅葉のピークか!右から、第二真富士山、湯野岳、鉄塔の立つ浅間原、青笹山と続く~秋の夕暮れは早い~充分、すばらしい眺めを楽しんだ後、早々に往路をくだった!富士山と、手前の山は、高ドッキョウ(左)貫ケ岳(中)平治の段(右)林道平野線を走行中、夕陽に染まる第一&第二真富士山~1枚目の写真と同じ場所から撮ってみました。今日も独り歩きだった。山仲間と行く山の楽しさとまた違って納得いくまで山が眺められ、気が済むまで写真を撮り、好きなだけ山と向かい合っていられた。<参考コースタイム>平野第三登山口12:40~13:35ヲイ平~14:35真富士神社~14:50第一真富士山15:20~15:50ヲイ平~16:25平野第三登山口 歩数計→11970歩 2.5万図 和田島(わだしま)
Oct 24, 2023
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先月の28日以来の雨ケ岳~前回は根原から端足峠を経て山頂ピストンの一般コースだったが、今回は宿題になっている北尾根からの登りにトライ!登山道も途中からは不明瞭なバリルート、山頂直下の標高差450mの直登がある~勇んで行ったはいいが、まず、本栖湖畔から仏峠への登山口がわからない!ある程度下調べをしたつもりではあったがまず案内標識がない!だいたいの検討をつけて探したら見つかったので「浩庵テント村」前の広場に駐車させてもらい、北方向へ湖畔の車道を1分歩くと幅広の林道らしき入口から2~3m先の右側に文字が消えかけた古い標識あり。その位置は、となりの「本栖湖いこいの森キャンプ場」のすぐ手前になっていた~気温4℃寒い!薄手のフリースジャケットを羽織ってちょうどいいくらいだ~(帰宅後、TVでは今朝が今季いちばんの冷え込みだったと云っていた)文字の消えかけた古い案内標識~歩き出した幅広の林道?は、じきに快適な歩きやすい登山道に変わった~なだらかな傾斜の山道を電光型に歩き、今日初めての案内標識を見る~この場所で直進する山道と別れて指示通りに左折~仏峠への標識を見て、左折すればそこは仏峠、ここで初めて北尾根の稜線に乗ることになる~ここは、ボクの山行記録を辿ってみると、今から33年前の1990年9月16日に通ったことがあるのだ。当時ボクは46才。MTBブームの走りであり、趣味を同じくする仲間が集まって「山岳自転車研究会MTF」という同好会が出来ていた。ボクも運よく縁あって入会させてもらい、以後、MTBによる山行にのめりこんだ!メンバーは、移動手段にアマチュア無線を駆使し、手前味噌になるが当時としては、全国的にもそこそこ名の知れた同好会だった。(その後、某出版社からの依頼でMTBツーリングのガイド本を出すことになった)この仏峠を通ったのは、MTF恒例の本栖湖キャンプ場で1泊後、この山域に詳しいK岱氏のガイドのもと有志のみ12名で本栖湖キャンプ場をスタート、社会福祉キャンプ場(まだあるのかどうか不明)から稜線へ、塩の道コース~中之倉~釜額(かまびたい)民宿村)~林道終点登山口から1時間半を要して仏峠に登り、15分で社会福祉キャンプ場を経て、本栖湖キャンプ場へ戻った記録がある。仏峠(ほとけとうげ)1130m、案内指導票もあり、見たところ、今でも釜額への峠道ははっきりしていた~ここより雨ケ岳北尾根の稜線歩きが始まった~自然林の美しい北尾根!紅葉が始まっていた~何の変哲もない1333mピークを越え~下ればすぐに御飯峠(ごはんとうげ)広い平坦地で十字路になっており、西へ行けば栃代(とじろ)、左へ下れば本栖湖へ。ここは直進して雨ケ岳を目指す~ここから先は案内標識はなく、落ち葉で隠れがちな登山道を拾いながら稜線を外さないように注意しながらの登りが始まる。念のため、最近、出没することの多い熊への警告のため(音がうるさくて好きではないが)熊避けの鈴をザックに付ける~ブナ、ナラ、カエデ類の紅葉が続く~いくつかコブを越えて最後の1393mピークに達した!ここより最低コルへ一気に下る~途中、雨ケ岳山頂から北に派生する北尾根の一部がチラリと樹間からのぞいていた~正面に見える稜線の直登が待っている!北尾根の最低コル(1320m)に降り立つ!ここから比高450mのストレートな急登が始まる~登山道は、予想どおり、落ち葉に隠れて時々不明瞭な箇所もあったりするが、要所には先人の付けたテープや赤い布きれなどのコースサインがあるので、順調!道迷いはない~時々2.5万図で現在地を確認する程度であった~見たことのない握りこぶしよりも大きなキノコが幹に張り付いていたが、水気がなく香りもあまりなかった~ひたすらの登りに時々足元がフラつくが~背丈の低い笹が現れ、山頂付近が見えてきた~あと少しだ!雨ケ岳(1771m)の山頂に到着!宿題としていた北尾根を登り切った~気温8℃、風がないのでさほど寒さは感じなかった。なお、先日(9/28)同様に、見える筈の富士山は今日も雲の中だったが、心地良い達成感に満たされた~それだけで充分だった!遅いランチを摂りながら四方を見渡せば、富士山こそ見えなかったが、裾の朝霧高原がすっきり見えていた~ダケカンバもほとんど落葉~西のタカデッキ方面は前回とおなじ様相を呈していた~雲間からの木漏れ陽がなんともやさしいなあ!すっかり陽が短くなってきたので、ランチもそこそこに名残惜しく山頂をあとに下山する~ここからは、端足峠(はしたとうげ)に向かって、勝手知ったる一般コースを下るすっかり葉を落としたナナカマドに赤い実がしがみついている~眼下の竜ケ岳に夕陽が当たっていた~樹間から南アルプス、白峰三山が覗けた西側の位置に見えるようになった北尾根を振り返る~おぼろげながらも、北方に八ヶ岳も遠望できた~富士山は裾の部分のみ姿を見せたが、中腹以上は変わらず雲の中!端足峠に到着~時間に追われるように休む間もなく本栖湖畔へ下った!Y字路になっているこの指導標識を右の本栖湖畔方向へ向かい、ほどなく湖畔の周遊道路に出て左折し、数分でスタートした浩庵テント村前の広場に戻った。本栖湖畔から夕陽が射すパノラマ台(左)と烏帽子岳(右)を望む~帰路は、久し振りに本栖湖畔を回って、中の倉トンネルを抜けて国道300号を下り、下部温泉早川ICから中部横断自動車道に上がり、新東名高速道路の新清水JCT経由で無事帰静。充実度100%以上の山行を楽しんだ1日であった<参考コースタイム>浩庵テント村前の広場10:40~11:20仏峠~11:55(1333mピーク)~11:58御飯峠~12:25(1393mピーク)~12:45最低コル~14:40雨ケ岳14:45~15:55端足峠~16:45浩庵テント村前の広場 歩数計→21260歩 2.5万図 精進
Oct 22, 2023
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早朝、日課になっているサラの散歩に出かけるとちょうど富士山がまともに見える場所がある。見ると、なんと冠雪しているではないか!(初冠雪は、数日まえにあったがその後は完全に消えていた)よしっ!じゃ行くべえというわけで、朝食も早々に、女房を誘って8時に家を出た。サラは家でお留守番~今日は平日なので、新東名高速道路代を節約して、途中の新清水ICで降り、芝川から一般道を富士スカイラインに向かう~富士宮市狩宿付近から見る富士山~中腹に雲がかかっているのが気になるけれど富士スカイライン沿いの紅葉はまだこれから~旧料金所からの登山区間はいい色に染まり始めていた。想像どおり、あたりは雲の中!下も上も見えず!富士宮口新五合目駐車場から富士山自然休養林歩道(以前は、宝永遊歩道と呼んでいた)に入る~歩き出したあたりのカラマツはまだ黄色くなり始めである~コケモモ(ツツジ科)甘いとは云えず酸っぱいだけだが、見た目は甘そうに見える霧が流れて幻想的な雰囲気を醸す樹林帯~草紅葉の黄色が映えて美しい!奥へ入るにつれ、ダケカンバ、ナナカマド、ミヤマハンノキの紅葉が目立つ~カラマツの緑とのコントラストがいいなあ~宝永第二火口縁に着いたが、宝永山をはじめ何も見えない歩いていればそのうちに晴れるだろうと、期待しつつ第一火口縁をめざす~風が無いので寒くはなかった!着いた宝永第一火口縁周辺もこのとおりだが、、、。トレーニングだと思って宝永山を目指すことにした第一火口の底部(標高2420m)相変わらずのホワイトアウトである。山道を示すロープ柵が無ければ道迷いになりそうだ~黙々とただ登るだけ~青空が見たい!いちるの望みを託して~するとなんと!天の助けか~澄んだ青空が見えだしたではないか~心躍る瞬間である下を振り返るとまだ霧のなかだったが~部分的に陽光が射して箇所もある~見る見るうちに陽が射して~ガスが上がって行く~火口の底も見えてきた!冠雪した山頂部が見えた瞬間だ晴れたり、ガスに覆われたりを繰り返しながら、宝永山(2693m)に到着~方向指示盤はあるが下界は何もみえない~が贅沢は云うまい霊峰富士山を眺めながらここでランチタイムを摂る~ボクは最近ハマってるコンビニの肉まんとピザまんをほおばる山中で知り合った、横浜から来られたH中さんご夫妻、富士山は初めてだとのこと!この天気の変わり身の早さと雄大な景色が見られて良かったなと心から思えた!大袈裟かも知れないがダイナミックなドラマをみているようである。地元なのでボクもこのあたりはよく来るがこうした経験は少ない!その後、宝永遊歩道をご案内し、駐車場へ着くまで行動を共にする~年寄りの自慢話にも付き合っていただき、きさくで好感のもてるそして仲の良い中年ご夫婦であった~宝永第一火口の上部に岩峰群、十二薬師と呼ばれる~富士山が信仰の山でもあることを知らされる~宝永山第一火口でひと休み~宝永第一火口縁に戻ってきました~往きにはガスで見えなかった第二火口のオンタデの黄葉がいい色をしています~森林限界直下の宝永遊歩道を楽しんで駐車場に到着~H中さん、楽しい1日を過ごさせていただきありがとうございましたご縁があったらまたどこかの山でお会いしたいものです~<参考コースタイム>五合目宝永入口11:05~11:35宝永第二火口縁~11:55宝永第一火口縁12:00~12:10宝永山第一火口~13:00宝永山馬の背~13:05宝永山13:35~13:40宝永山馬の背~14:20宝永山第一火口14:25~14:30宝永第一火口縁~14:40宝永第二火口縁14:55~15:20五合目宝永入口 歩数計→11740歩 2.5万図 富士山 須走
Oct 17, 2023
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山梨県の南に位置する貫ケ岳(かんがたけ)~行かなくなって久しい10年以上経つのだろうか~今日は、この下の写真の景色を見たくてK口さんを誘って歩いてきました天気は、まずまず~雨は夜になって降るということでした。すでに秋の花も終わり紅葉にはまだ早いこの季節は、ハイカーも少ないので静かな山歩きが楽しめるというものだ。ふと思い出したのが、以前、よく通った山梨県の貫ケ岳から平治の段、この山だった。「歩き」でまた「MTBを担いで押して走って」なんども楽しませてもらったものだ~静岡市葵区を7時に出発。国道52号を北上、最近は中部横断自動車道を利用することが多いので、ここを走るのは久しぶり!週末なのに走るクルマはまったく少ない。富嶽CCを右に見送り、芝川との三叉路交差点を過ぎ、時計塔のある「杉山へ」の標識を左に曲がり、すぐに左折してこんどは、日向で右折し、見覚えのある中沢公民館(トイレ付)に到着(標高270m)。クルマは、道路を隔てて一段上の広い駐車場に止めた。ヘリポートやグランドゴルフ場のある場所で、以前とちっとも変っていなかった~キンモクセイの甘い香りがあたりを包んでいた。身支度を整え、(K口さんが、山ヒルが多いという情報を得て、ヒル避けの塩や除去スプレーを用意したが、ボクはもうこの時期にはもういないだろうと思っていたが)中沢公民館の横から車道に沿って歩き始め、途中のY字路を右へ~ほどなく竹林の並木が続いたあと右側の貫ケ岳登山口から山道に入る。しばらく塹壕状の暗い山道も次第に傾斜を増して急登にかかり焼山分岐の直下に迫る~中沢公民館から約2時間を要して焼山分岐(稜線)標高850mに到着~軽い休憩をとり貫ケ岳山頂を目指した~いったん、下った後、登りかえして貫ケ岳(897m)山頂へ~山梨百名山の標柱と近くに三角点標石がある~昔は周囲の木立も背丈が低く笹が多かったので東方向に富士山も見えたものだが今はまったくなにも眺望はない!山頂には、以前は無かった北東の「大城へ」をしめす表示板があったので少し下ってみたがすっきり笹が刈られ明瞭な登山道が出来ていたが完全に下まで通じているかは疑問である。また、ひとつ宿題ができてしまったようだ!なお、MTBで仲間と西側の笹薮を抜けて石合まで走り下った作業道はまだあるのだろうか?かすかに踏み跡が見えるがこれも疑問、すでに廃道化している可能性が高い。在りし日々を思い浮かべ懐かしみ、山頂をあとに平治の段に向かう~再び、焼山分岐に戻り、長い稜線を南下。樹間越しに安倍東山稜が見え隠れするなか、2基の鉄塔の見える浅間原(せんげんばら)を確認!ここも懐かしい!青笹山から南下し、浅間原から中電の送電線巡視路に沿って安倍川の下渡へ。また第一真富士山から第二、湯野岳を越えてこの浅間原から安倍川へMTBで走り下ったのはまだ若き40代から60代前半までのことだった~自分でもいちばん輝いていた時代だったように思う~小ピークをいくつか越えて今日の目的地、晴海展望台(927m)に到着!澄んだ秋空とまではいかないが180度の大展望が迎えてくれた寒からず暑からず、文句のない心地良さだったが、やや景色が霞がちだったことが残念!温度がこれからグッと下がってくればすっきりして申し分のないところだがまあ文句は云うまい~富士を眺めながらジャスト12時、お昼タイムとする。ボクは前回の山行に続いて、コンビニで買った肉まんとピザまんを頬張る。平地で食べることはないが山の上で食べるとまだ温かくて美味しい富士山の左側には、奥から、毛無山塊、思親山、天子ケ岳、白水山の山並みが連なる~晴海展望台からスタートした中沢公民館(緑色の屋根)、駐車場、ヘリポート、グランドゴルフ場をカメラでズームアップしてみたクルマは林の影で見えないが~その後、再び稜線を南下、以前生い茂っていた周囲の笹も安倍奥の山伏(やんぶし)同様に笹枯れ状態に入っていた!あと何年経ったら青々した笹が生まれるのだろう~何もない雑木林に2株だけ~咲き遅れたシロヨメナ(キク科)が疲れた心と体を癒してくれたおおー秋の味覚が、キノコ類がチラホラと、、キノコの名には疎いのでよくわからないがこれはタマゴタケ?かな~純白で美しいキノコだったが~十国展望台(900m)、晴海展望台より狭く眺望もはるかに劣るが!十国展望台から数分で樽峠への分岐から最終目的地、平治の段(937m)に到着~周囲にカヤト(ススキ)が生い茂ってしまい、以前ほど展望は良くない!早々にUターンして往路を戻る~再び、晴海展望台へ~山麓に雲が漂い始めていたやっぱり夜は雨かな?ここで、休憩中、何気なく足元を見たら山ヒルにやられていた~痛くも痒くもなかったがいつの間にそう云えば焼山分岐への登りでK口さんが登山靴にへばりついている山ヒルを発見!さっそく用意した塩を振ったらポロリと落ちた!ナメクジがもがくかのように暴れていたが。気がついたらボクのズボンにも一匹張り付いていたので指先で跳ね飛ばしのだが、、どうもあのあたりでヤラレタようだボクの旨い血を吸い過ぎたヤツは満腹でコロリと落ちた~今日の山行を楽しませてくれた富士山に名残惜しく別れを告げて下山した~(右上の三角山は白鳥山である)年老いて、いろんな不調や、不具合にも拘わらず今日も山歩きが楽しめたことに感謝である~<参考コースタイム>中沢公民館8:25~8:40貫ケ岳登山口~10:35焼山分岐10:40~11:00貫ケ岳11:15~11:35焼山分岐~12:00晴海展望台12:30~12:55十国展望台13:00~13:05平治の段13:10~13:15十国展望台~13:40晴海展望14:00台~14:15焼山分岐~15:15貫ケ岳登山口~15:30中沢公民館 歩数計→22800歩 2.5万図 富士宮 和田島 篠井山
Oct 14, 2023
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先月20日以来の焼津アルプス! 遅いスタートとなってしまったが、あの頃の猛暑からすっかり秋めいてまずまずのハイキング日和である~花沢川に沿って咲くホトトギス(ユリ科)この仲間は変種を含めると10数種類あるがこれはごく普通に見られるホトトギス~水車小屋のすぐ先にあるお店~最近、リニューアルしたカフェ、長屋門が入口の「カントリーオーブン」。ハイカーのみならず観光客にも人気のお店~メニューも豊富で値段もお安いのでボクも下山時に寄ってみたいと思うのだが汗だくの体ではどうも具合が悪い、もっと涼しくなったら寄ってみよう~水車小屋の横から舗装された農道をのんびりと、、雑木林でひときわ目立つクサギ(クマツヅラ科)の実!コバルトブルーの実が星形の真っ赤なガクの真ん中にあり、見事なコントラストにいちど見たら忘れないでしょう~草木染の素材としても使われるようです~ていねいに整備された登山道~ご苦労が偲ばれるというものだ。かんぽの宿と花沢山をつなぐ稜線に出た~ここから山頂までの擬木階段の急登に備えてひと休み~この稜線に出ると今まで聞こえなかった漁船のエンジン音が鳴り続いてくる~沿岸でシラス漁をする用宗港の船だろうか、、? 作業時間としては遅いような気もするが、、この音は、花沢山を過ぎてからは、ぱったりと遠のいて聞こえなくなる~かって、航空灯台と呼んでいた花沢山(450m)山頂。ここまでで大汗をかいた!この山、登りルートは3ケ所あるけれど、どれをとっても急登で楽な山ではない~花沢山の下りから、満観峰を見る~今日は時間に余裕がないので手前で下るつもり!稜線から焼津港と市街地、遠く御前崎までを遠望~かって日本武尊(やまとたけるのみこと)が越えたとされる日本坂峠~今は、ひっそりとお地蔵様が佇むだけ~急な階段をクリアし、花沢山を振り返る~水分大神の石碑を左に見ながら歩を進める~山道付近に多く咲くイヌタデ(タデ科)数年前に誰が建てたか粋な計らいである「家康ベンチ」(365m)!ここからの展望はすばらしいの一言!蛇行する東名高速道路、左右に流れる安倍川、その先には日本平、駿河湾、遠く愛鷹山塊、すっきり晴れていれば秀麗な富士山も見えるのだが今日は雲の中だった~安倍川河口付近と久能海岸、駿河湾をへだてた先は伊豆半島、達磨山あたりか!満観峰と鞍掛峠の分岐(350m)すぐに始まる急登階段を行けば満観峰へ~今日は左折して、鞍掛峠へ下るのみ。よく整備されたトラバース気味の緩やかな山道を鞍掛峠に下る~誰もいない鞍掛峠(285m)を通過~途中の水場が有難い!いつもここで、顔を洗ったり、頭から水を被ったりして気分爽快!16時に花沢の里駐車場(30m)着!汗を吸いこんだシャツを着替え、心地良い疲労感に包まれて家路についた<参考コースタイム>花沢の里駐車場12:45~12:55水車小屋~13:40かんぽの宿・下、花沢山の分岐~14:10花沢山14:15~14:45日本坂峠~15:00水分大神~15:05家康ベンチ~15:10鞍掛峠、満観峰分岐~15:20鞍掛峠~15:50水車小屋~16:00花沢の里駐車場 歩数計→ 12700歩 2.5万図 静岡西部
Oct 11, 2023
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温暖な静岡県でも朝晩はすっかり涼しく、寒さをおぼえることもたまにある。夕べの雨が、富士山では雪になるだろうと予測していたらやっぱり!朝のサラの散歩で、いつも中学校のグランドから見える富士山の山頂付近に雪を見た!初冠雪だ~TVニュースによると平年よりも3日遅く、去年より5日遅いのだそうだが季節の移ろいは早い~これだけで何だか嬉しくなって、、もっと近い所で見たくなり、低山ではあるが富士山の山すそから山頂までドーンと見渡せる富士宮市の明星山へ出かけた。富士川の左岸、新東名高速道路が眼下に走りロケーションは文句ない!うまくすればサシバの渡りも見られるかと双眼鏡も持参した。富士川を渡り、岩本山の山すそを走り、登山口に着いて支度をしていたら、なんと大丸山方面にサシバが30羽ほどゆったりと空を舞っているではないか。肉眼でもはっきり見て取れる。彼らは、タカ柱をつくってじきに西の空に飛び去っていった~一瞬の間で写真に収める間もなくみとれてしまった~明星山登山口から緩急まじえながらの擬木階段を歩いて30分で山頂(224m)着~早朝時に見たときより少し融けたかないち早く紅葉するサクラの彼方に富士山が山頂に立つ展望台~360度の大パノラマが思いのままに~ここでも多くのバードウォッチャーが観察中だった!渡りのタカは、宝永山方向から数羽が飛来したものの、それ以後、確認はできなかった~山頂に咲く花や虫たちも秋の到来を告げているかのようだ~休憩中、リードを放してあげたらいちど姿を消してしまったサラ5分程経ってどこからともなく姿を現したが、いったいどこへ行っていたんだ?~心配しちゃったぜ。一応、迷子札は付けているんだけど人騒がせなヤツ!しっかりリードをつけられてしまった~下山後、寄れたらといいなと思っていた富士川町の小まんじゅう「松風堂」も由比の「ヤマボシ水産」も今日は定休日、井筒屋で遅めの昼食を摂って我が家に戻った~半日の超ショートなハイキングだったが素晴らしい眺望に恵まれて大満足!秋はいっきに足早にやってきそうだ~<参考コースタイム>明星山登山口10:55~11:30明星山12:35~12:55明星山登山口 歩数計→4580歩 2.5万図
Oct 5, 2023
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今朝の静岡新聞に高山(たかやま)別名・牛ケ峰にサシバが来ている記事と写真が載っていた~そうか、もうそんな時期なんだ。毎年10月上旬になると北から南下して東南アジアにむかうワシタカ類の渡り~遅い出発となってしまったが、水見色(みずみいろ)集落の最奥、山ノ神平の駐車スペースにクルマをデポして、案内標識に従ってスタート!舗装された農道歩きを20分で終点に到着する山道に入る~去年の台風の惨禍なのか沢は大きく崩壊し,根の浅い杉の倒木がたいへん多い!意外に急な、階段が続いて、、、現在、通行止めになっている車道に出た後、横断し、高山の池を目指す~高山市民の森の一角に到着、よく整備された自然林が美しい~親切な説明板まで設置されている~時期になればミズバショウの咲く高山の池、ニホンジカやニホンカモシカの食害を防ぐために周囲はネットが張られている~今は、なにもなくただ静寂を保つのみ、、高山の池から緩やかな坂を登り切ると駐車場にクルマが4台も!通行止めなのに~この後、森の恵の管理人さん?と話したら、新間から来てるんだと云っていた~そうかその手もあったんだなあ~赤い実をつけだしたガマズミ(スイカズラ科)この程度では、まだ酸味が強いので果実酒に、さらに熟すと甘酸っぱく生でも美味しく食べられます~「森の恵み」すてきな薪ストーブもあるウッディな建物で、この山域に生息する動植物に関する学習施設である(標高634m)この施設を左に見下ろしながらさらに山頂を目指します~二等三角点のある高山(717m)に到着やれやれ~ひとあせかいてしまったヨ~山頂からの眺望はすばらしく静岡市街地、駿河湾、伊豆半島までが見渡せます~前後に重なる焼津アルプス(奥側)と丸子アルプス(手前)も、、静岡市民憩いの山、竜爪山だぁ~左方に大棚山、奥に見えるは、安倍東山稜の山々~山頂に着くと、10人ほどのバードウオッチャーがフィールドスコープや双眼鏡片手に飛来を待機中、肉眼でも確認できたが、タイミングよく、頭上高くに10羽ほどのサシバが丸い円を描くように飛翔して西の空へ移動していった!(写真に収める間もなかった)これはいいと、コンビニで昼めしがわりに買ったまだ温かい肉マンとピザまんを頬張りながら空に集中し続けたが、その後は、待てど暮らせど姿が見えず、ベンチに寝転んで2時間近く待ったが1羽確認したのみだった~ああー残念<参考写真>サシバ(ワシタカ類)絶滅危惧Ⅱ(財)日本野鳥の会より抜粋夕暮れ近くなったので、今日はこれでウォッチング終了!たまにきてサシバの乱舞を見ようなんてのは虫が良すぎるというものだろう~もっと通わなくてはね!そのとおり~周りを見渡したらいつの間に一人だけまだ辛抱強く待機している人がいた。野鳥の会の会員さんだろうか詳しい話を聞かせていただき、下山にかかった~帰宅後、野鳥関係の本で調べたら、ルートはふたつあるそうだが、この辺では、太平洋岸に沿って山の上昇気流を利用して愛知県。渥美半島・西端の伊良湖岬(いらござき)を通り、紀伊半島の大台ケ原、四国を通過し、東南アジアへ旅立っていくのが通説らしい。日本で生まれた幼鳥を伴っての移動は大変な苦労を伴うものだと想像できるが、一度でいいから。伊良湖岬で壮大な渡りの光景を見てみたいものである。夕陽が当たって映えるゴマキ(スイカズラ科)別名・ゴマギ秋、実の柄も赤く色づき美しい~ なお、現在、水見色小学校のすぐ先の高山市民の森へいく車道は、道路の崩壊のため通行止めになっており、クルマで行くとすれば、新間から行く手があります。いちど走ったことがあるけど、なにせ道路が狭くて陰気!対向車に注意しなければならないのが厄介であります~行くならやっぱり歩きましょう!それももっと早い時間にね~<参考コースタイム>山ノ神平(水見色12:10)~12:30農道(舗装)終点~12:50車道横断~13:15高山の池~13:25森の恵(駐車場)~13:50高山(牛ケ峰)15:40~15:50森の恵(駐車場)~16:15車道横断~16:30農道(舗装)終点~16:50山ノ神平(水見色) 歩数計→12730歩 2.5万図 牛妻
Oct 3, 2023
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連日、30℃を越す残暑のなか、山梨と静岡の県境の山、毛無山塊の雨ケ岳(あまがたけ)へ出かけた~山仲間でありヨガ仲間でもあるK口さんも一緒だ。富士市内を走行中、雲に隠れてまったく見えなかった富士山も朝霧高原を横断する国道139号を走るころには、雲が切れ全容を見せてくれた。ススキの銀穂を眺めつつ井之頭小学校、根原(ねばら)分校の先を左折、すぐの有料駐車場(300円)にクルマをデポスタートする~ここは、標高1000m付近、気温24℃、初秋を思わせる涼しさと共に秋の花が迎えてくれた~ツリフネソウや、、セキヤノアキチョウジ(シソ科)林の縁に美しい青紫の花をさかせていたがやや盛りを過ぎていた~ツルニンジン(キキョウ科)ツル性の草でほかの木などに巻き付いて咲く。似た花にやや小ぶりなバアソブ(キキョウ科)に対して別名、ジイソブの名もある~ソブとはソバカスのことで花の中の紫の斑点を老人の顔のしみに見たもの!ツルニンジンの花は大きく直径4cmほど~広鐘形で、先は浅く5裂し、裂片は反り返る。外側は白緑色で内側には紫褐色の斑点がある。花柱の先が大きくふくれて3裂し、裂片の幅が広いのがツルニンジン属の特徴のひとつ(山渓ハンディ図鑑より参照)ヌスビトハギ(マメ科)どこでも普通に見られる野草~小さく地味な花である。大きなA沢貯水池から仰ぐ雨ケ岳は雲の中!山頂からの富士山は拝めそうもないか~雨ケ岳は隣の竜ケ岳とともにボクの好きな山!最後に雨ケ岳を登ったのは、山行記録を見ると2016/7/14だった~その頃にはなかった公衆水洗トイレがA沢貯水池の東側にポツンと建っていた!近くにいた農家のかたに聞いたら5年ほど前に建ったらしいが、清潔そうで小綺麗だが、この場にちょっと不似合な立派すぎるトイレとも云えそうだ?道標に導かれて、背丈の高い草原を行くと目立って多く咲くのは、、チカラシバ(イネ科)花の穂には紫色の毛がたくさん見られる。背丈は50~70cm、まとまって咲くので意外に美しい!根が強くて簡単に引き抜けないのでこの名がついたと云われる。この花も多く見かけた~帰宅後、図鑑で調べてみたが花名がわからない~アキノタムラソウに似ていなくもないが、、、山道に入り、緩やかに植林帯を登り空沢を渡り、岩屑の多い自然林を歩くようになれば端足峠(はしたとうげ)は近い~山道の両側の笹が深くなったところで端足峠(1265m)に到着~以前は、峠から富士山がすっきりと見えたものだったが、周りの木々の背丈が伸びたのと、まだ落葉していないので隠れてみえない~竜ケ岳方向へ30mほど移動して富士山の全貌を見ることが出来た~眼下には、先ほど通り過ぎたA沢貯水池も眺められる~端足峠からは、やや登りいったん下った後、段差の多い急な登りが始まる~振り返って見えた丸こい山頂の竜ケ岳!歩いていると赤い実が所々に落ちている。見上げればウラジロナナカマド(バラ科)が早くもいっぱいに実を結んでいた!葉は紅葉し、すぐ落ちるが実はいつまでも残る~いい風情である!急登もいったん止んで、標高(1630m)付近で平坦な尾根となり、再び富士山を見ることになる~下界が箱庭の如く見えて展望がすばらしいこの頃はまだ富士山も見えていたのだが、、再び、始まる急な登りでは、タカデッキも流れるガスに隠れがち~陽が射したり、翳ったりだが~山頂は近い!今日、好調なK口さんの足取りは軽い!ボクは追いつくのに精いっぱいだ~雨ケ岳(1772m)山頂着~本来ならば真後ろに見える富士山は下山するまで雲の中だった~ふたりとも汗でビッタリのTシャツを早々に着替えて遅めのランチタイムを摂るタカデッキ方向は相変わらずの展望不足、静岡県側のガスが終始切れることはなかった~頭上は抜けるような、目の覚めるような青空なのに、、山頂に多く見られるダケカンバ~あと半月もすれば見事な黄葉にかわるのだろう~笹原に隠れるように立つ三等三角点標石~小広い山頂でのんびり1時間、ランチタイムを摂る~まだ交通規則がそれほど厳しくないころは、山頂での缶ビールが楽しみだったが、今はそれもご法度~そうだ、これからはノンアルにしようかさて、雨ケ岳山頂から笹原を北に下る山道(北尾根)は思った以上に明瞭である~この近辺だけかも知れないが、、、15分ほど下って下見をしてきた!雨ケ岳山頂から北側に派生する尾根からの登路があることは、数年前に、静岡市在住のN野さんの著書を読んで知った。登路は、本栖湖畔から仏峠に登り、南方向へ尾根沿いに、途中の御飯峠(ごはんとうげ)から始まる標高差450mの急登は踏み跡も薄く読図が要求される熟達者向きだとある。いわゆる一般コースではないので、宿題として残しているが、今年こそ秋の紅葉まっさかりの頃を狙って歩いてみたいと思っている~もっと脚力、体力をつけて、、、北尾根の下見を終えた後、下山にかかる~秋の味覚、キノコを随所に見ながら~笹原をいっきの下り~樹間から垣間見えた本栖湖~左に突き出た岬は長崎か~再び、夕陽の射しこむ端足峠に戻ってきた~思った以上に時間を要し、遅い時間になってしまったが、、霊峰、富士はすっかり雲が取れて荒々しい山肌を見せていた!あと半月もすれば初冠雪か!富士山はやっぱり雪がないと今一つ物足りないものだなぁ~帰路、クルマから降りてシャッターを押したくなった!開拓道路から見た夕富士!なんと優美なんだろう~今日は、久し振りに、天母の湯(1時間・410円)で汗を流してサッパリ~良い心地で帰途についた~隔世の感ありと云うのだろうか、7年まえに来た時は、根原から雨ケ岳を2時間で往復後に、端足峠から竜ケ岳を25分で登っている。(山行記録より)7年前と云えば71才まだ余力があったのだろうが今では、そんな気力も体力もない!寂しい気はするが達成感に変わりはない!ボクにとって山はやっぱり元気の源、生きている証しである山人生60年、山の終活ではないがまだ残している宿題も多い~まだまだ旅の途中である!<参考コースタイム>根原駐車場9:00~9:20A沢貯水池~10:35端足峠10:45~13:25雨ケ岳14:20~15:45端足峠15:50~16:45A沢貯水池~17:05根原駐車場 歩数計→18900歩 2.5万図 精進
Sep 28, 2023
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もう9月も20日だと云うのに外は真夏並みの外気温36℃!秋の気配すらない中を久し振りに近場の満観峰へ行ってきた。この暑さに加え平日でも上の駐車場は満車の盛況ぶりだ!マゴたちを幼稚園へ迎えに行く時間に間に合うよう足早にガンバッテ登る~山道にはこの暑さにも拘わらずもう秋の花、ヒガンバナ(ヒガンバナ科)がお目見えだ!花は嘘をつかないもんだね~ゲンノショウコ(フウロソウ科)東日本ではこのように白に紫のすじが入ったものが多く、西日本では赤に紫のすじが入ったものが多い。花のときに採り根以外の部分を乾燥させて煎じて飲むと、下痢止めや腹痛に即効性があると聞く~花名はそこから「現の証拠」となったヤブミョウガ(ツユクサ科)今、濃いブルーの実がついたものも見られる~満観峰(470m)山頂には多くのハイカーが休憩中~残念ながら、周りの景色は霞んで見えない~高草山と焼津港~吹く風もなく早々に山頂をあとにした~イヌタデ(タデ科)別名:アカマンマこの時期どこでも目にする花。小さな赤い花を赤飯に見立てて子供たちがままごとに使うとか、、そんな素朴な遊びを知る子供がいたのは遠い昔のことでもういないのだろう~年甲斐もなく飛ばしたせいで2時のお迎えには充分間に合った~<参考コースタイム>花沢の里駐車場10:45~11:25鞍掛峠~12:05満観峰12:10~12:35鞍掛峠~13:05花沢の里駐車場 歩数計→11485歩 2.5万図 静岡西部
Sep 20, 2023
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おととい、毛無山の山中へ静岡県特有のスルガジョウロウホトトギス(駿河上臈杜鵑草)を見に出かけたが、沢越しに遠距離で見かけただけだった~ボクの花の大先輩であり古くからの山友達に、より近距離で見ることの出来る群生地を教えてもらったので今日こそはと勇んででかけた!はたしてそのコース(登山道ではない)は、おととい、見当をつけて足を踏み入れた地であったがその先まで行かず戻ってしまった場所だったのである(これは下山時に知ることになるが、、)その後は、水滴が滴る岩壁に垂れて咲く黄色いスルガジョウロウホトトギスの花を近くでトコトン鑑賞、写真に収めて大いに満足して下山した~ところが不覚にも、最後の沢を渡渉するさいに足を滑らせて見事にドボン!女房の手を借りて岸に這い上がり、すぐさま、ウェストバッグからカメラを取り出した!緩衝材を詰めていたので、さいわい少しだけ水に濡れた程度で済み問題はなかったが、身体は全身ずぶ濡れ!長靴の中で足がバシャバシャ泳いでる。パンツ、下着も含めてびしょ濡れだし、気持ちが悪く~とてもひとに見られたくなかったが、駐車場までたいした距離ではないのは誰にも会わず無事到着。幸いなことにいつも用意したことのない衣類一式を着替えたらサッパリ!(朝、家を出る時にそんな予感がしたのかも?)~温泉に入ったあとのようで気分爽快だった!ジョウロウホトトギスの名付け親はNHKの朝ドラの主人公、牧野万太郎こと牧野富太郎博士。彼が25才のころ、地元、土佐の横倉山で発見し、花の上品で美しかったことから宮中の貴婦人に例えて上臈(じょうろう)と名付けたと云われる~神奈川に自生するサガミジョウロウホトトギス(相模上臈杜鵑草)、和歌山県に自生するキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)もありますが、微妙な違いがあるようです!岩肌に垂れ下って咲くスルガジョウロウホトトギス(ユリ科)を堪能~真下から花の中をのぞくと紫色の斑点が見えました!ルーペも持ってきたので中の様子をもっとじっくり見たかったが、足元が崩れそうでそんな余裕はありません~花の基部には、可愛らしい距(きょ)が見られます~葉は互生、柄を抱き込みようについてます!岩壁にへばりつきながら、真下の女房を撮ってみたけど、、!よく見れば、花被片の先にトゲ状のものがついてる~沢の清冽な流れが涼し気にみえますが、湿度が高く足元の危うい急斜面を登るので、冷や汗と共に暑くてたまりません! 岩肌にへばり付くように咲くスルガジョウロウホトトギスを撮る~足元がザレ気味で不安定なのでじっくり眺める余裕はないのです~でも、沢のなかの忘れ物も無事回収できて良かった!嬉しかった!
Sep 16, 2023
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朝ドラ「らんまん」は楽しみに観ているが、冒頭に出て来る主題歌と共に写る花の写真のなかにジョウロウホトトギスがあります。去年、山友達のFBをみてどうしても見たくて、インターネットで探したら我が静岡県の毛無山の山中に咲いていることを知った!咲き時が今だし天気も安定しているのでさっそく友人のK口さんを誘って出かけてきました。毛無山へはよくでかけたが、最後に登ったのは、記録を見ると2013.4.13であった!10年振りの再訪となります~ちなみに下部側からは、2度ほどMTBを担いで毛無山山頂まで、帰りは下りを楽しんだものでした。さて、朝霧高原を走行しながら山を見たら毛無山塊の稜線付近は雲の中、展望は拝めそうにない。しかし、今日のお目当ては花を見ること!ふもとっぱらキャンプ場を右にみて、麓(ふもと)の集落をぬけ有料駐車場(500円)に到着!すでに県外ナンバーを含む4台ほどが駐車中だった。駐車場からしばらく続く林道脇に咲く秋の花、黄色のテンニンソウ(シソ科)と赤いミズヒキ(タデ科)~群生しているツリフネソウ(ツリフネソウ科)○○アザミ(キク科)特定できず!シデシャジン(キキョウ科)毛無山へ直登コースと、金山沢コースの分岐点~左への沢コースを行く~分岐から、下ってすぐに左岸から右岸に渡る。水量は特に多くないので飛び石伝いに渡れる~おお~見えてきましたヨ~日本固有種で数が少なく絶滅危惧種1Bにしてされている貴重な花!左岸の岩場に張り付いて咲くスルガジョウロウホトトギス(ユリ科)です~残念ながら、右岸から沢越しにズームでとらえた画像なので、いまいち不満!右岸から左岸に渡り、じきに現れる比丘尼の滝(びくにのたき)それほど大きな滝でもないが、、 ※比丘尼とは、出家して所定の戒めを受けて仏門に入った女子修行者のこと。中には、遊女になった者も出現したり尼僧の姿をして諸国を巡り歩いた芸人もいた。又、一般社会から別扱いをされて、戦国時代には戦陣に付いていき、生首を洗ったり、その首に化粧をさせたりする役目もつとめたと云われている~何か、切ないイメージの尼僧を思い浮かべてしまう。本コースで唯一、富士山が望める箇所がある。あいにく雲に覆われて全貌は見えないが、眼下にふもとっぱらキャンプ場が良くみえている~今日も平日だと云うのに多くのテントが張られていた~今日の沢コースで唯一の気の抜けない岩場を通過~写真下の垂れたロープで15mほど下がり沢底に着いてから正面の鎖と赤いロープをつかんで強引に登るしかないイヤな難場である!ほぼ垂直の岩場には、足場がなく腕力でなんとかクリア~登山道から直下の美しい淵と小滝を眺める~左岸から右岸に渡り返すと沢は河原に近い、段差のすくない沢に変わる~従って、頭上も明るくやや開放的な気分にひたれるところだ!早春の芽吹き前にくると爽やかさを充分味わえるすてきな沢沿いの山道だったことを思いだした!その後、数分で左岸に渡り、沢からどんどん離れて水音も聞こえなくなり、樹林帯の登りに変わる~往時を偲ばせる「金鉱石を焼いた窯」の跡を横目に~金山沢の源頭付近に降りて~(正面に水量の少ない小滝あり)左岸に移り~左側の赤布の垂れた箇所から~岩場をひと登り~昔とちっとも変っていない~ここだけは鮮明に記憶の中に残っていた!旧地蔵峠への最後の急登は意外にきつい~毛無山塊の主稜線上に位置する旧地蔵峠(1500m)に到着!下部(しもべ)への矢印があるが、今では廃道に近いようで使えそうにないが、、!新地蔵峠から西に下れる下部への山道は明瞭である~当初の予定では、ここより毛無山まで行き、直登コースを下るつもりだったが、時間的にも体力的に無理!仮に行ったとしても展望は拝めないので今日はここをゴールとしてUターンすることにした~暑さで、帽子から、Tシャツから下着、ズボンまで汗でビタビタ!ずっしり重い!Tシャツのみ着替えて遅めの昼食を摂る~10年前の地蔵峠(2013/4/13)はこんなだった!あたりはいっぱい笹薮が茂っていたが~小さな地蔵さまが立つ旧地蔵峠。峠の右(東側)が静岡県、左(西側)が山梨県という県境の地であります。次第に霧が濃くなり寒くもなってきたので下山開始~地蔵峠から岩屑の多い山道を下り、往路を戻る~登山道のど真ん中にたった一株咲いていた青い小さな花!茎の頭に2~3ケの花がついている。見逃す訳にはいかずにしゃがんで撮ってみたが、、何冊かの図鑑で調べてみたが名前がとうとうわからなかった~ご存知の方いらしたら教えてくだされば嬉しいです!金山沢を最後に右岸から左岸に渡ればスタート地点はほど近い!駐車場に到着!再び汗で重たいTシャツを着替えて出発~ クルマに乗りこんだと同時に小雨がパラついたがじきに止んだ~途中、目立つ佇まいの古民家が左手に!今や、ロケーションの良さからキャンパーの聖地とも云われる「ふもとっぱらキャンプ場」のオーナーである竹川家。麓集落の萱葺き屋根の立派な門構えはかっての金山の経営に深くかかわった家系だそうである~キャンプ場になる以前は、東京農業大学の富士農場として使われており、広大な農場には、冬になるとカナダ雁がよく渡来する姿をよく見たものだ~体力の衰えをイヤというほど感じた今日の山行~しかしながら、帰宅後、風呂に入る前に体重を計ったら嬉しいことに、8月19日に70kgだったのが65.9kgまで減っていた!公園ヨガに加えて、腹筋、背筋、腕立て伏せ、スクワットを日課にしていることと、食事の量を減らしていることも減った要因かもしれない。目標はベスト体重の60kg!下山後、道の駅あさぎりでボクの好きな御殿場高原ビールのヴァイツェンとシュバルツを買って家路に着いた。国道139号(富士宮道路)から見える筈の毛無山塊は下から上まですっぽりと雲に包まれ何もみえませんでした~が、今晩の晩酌は楽しみ!なお、スルガジョウロウホトトギスをもっと近距離でマニアックに見てみたいのと、忘れ物の回収を兼ねて近々、再度、同コースを歩いてみるつもりだ!<参考コースタイム>麓集落の駐車場9:30~10:00直登コースと金山沢コースの分岐点~16:05金山沢左岸から右岸へ~16:15右岸から左岸へ~10:25比丘尼の滝~10:35富士山全景、ふもとっぱらキャンプの見える場所~11:15ロープ、鎖の下がる岩場~12:00左岸から右岸に~12:15右岸から左岸に~12:30金鉱石を焼いた窯跡~12:45最後の水場で右岸へ~12:47鎖場~13:30旧地蔵峠13:50~14:35最後の水場から左岸へ~14:45金鉱石を焼いた窯跡~15:05左岸から右岸へ~15:15右岸から左岸へ~15:25ロープ、鎖の下がる岩場~15:50富士山全景、ふもとっぱらキャンプ場の見える場所~15:55比丘尼の滝~16:00左岸から右岸へ~16:10右岸から左岸へ~16:15直登コースと金山沢の分岐点~16:30麓集落の駐車場 歩数計→15840歩 2.5万図 人穴
Sep 14, 2023
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今日の天気予報では曇り時々晴れとなっている~降られることも覚悟して富士山麓にある特定の花の実を見たくて午後から出かけた。標高1400m付近の現地は涼しくて気温18℃。幸い雨に降られることもなく、目的は達成できて納得?した問題の実は、10日ほど前に登った愛鷹山塊の黒岳で見た暗い林の中での1本の赤い実がどうしても気にかかり、図鑑やネットで調べたらどうもヤマシャクヤクの実であるらしいことがほぼ判ったのだが、こうなったらどうしても例の群生地に行って確認したかったのだ!午後からだったが、予想は的中!同様の実(種子)があちこちで見事に結実していた。あの清楚なヤマシャクヤクがこれほど黒と赤の実をつけるとは想像できなかった~そのギャップに驚かされた!ヤマシャクヤク(ボタン科)の花は、これ!咲いても~3~4日でハラリと散ってしまうのでチャンスを捉えるのが難しい花である。 (今年の5月28日に撮影したもの)赤い実はダミーで本当の実は黒いほうらしい艶のある種子はほんとうに美しいものだ!これは、未だ弾ける前のサヤの状態~それが、弾けて実を出し始めている~もうひとつのサヤはまだはじけていない!黒い種が池中に落ちてから花が咲くまで6年もかかるという、絶松危惧種であるがゆえにいつまでも残ってほしいものだ~正体不明だった実を充分、確認、堪能して下山~納得!下山途中に咲く(シソ科)の花、ヤマハッカではないようだが~カワミドリ?モミジガサ(キク科)の花~花期の長いシロヨメナ(キク科)ノコンギク(キク科)今日の富士山~西臼塚付近から雲の動きがコロコロ変わる富士山だったが最後は笠雲がかかり悪天候を予測していた~
Sep 7, 2023
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須山の山神社(750m)前の駐車場にはすでに15台ほどが駐車中~周囲にタマアジサイが多く咲くなかでひときわ目をひいたこの花!図鑑やネットで時間をかけて調べてみたが名前がわからない!削除するには惜しいので載せてみたが、名前の判るかたおしえていただければ嬉しいです~コアカソ(カラムシ属・イラクサ科)親しい花の先生に教えていただきました!タマアジサイ(ユキノシタ科)今日の山行スケジュールは、黄色の線で示した~山神社をベースに黒岳~越前岳~呼子岳~割石峠~大杉~山神社の周回コースである。愛犬サラには連日の猛暑なので無理と判断し、家で留守番してもらった~山神社に山の無事を祈って手を合わせ杉の植林帯を徐々に高度をかせいで~ハシゴが出てくればあしたか山荘は近い!愛鷹山荘(あしたかさんそう)は半世紀以上も前に個人が立てた小さな山小屋、無人、無料で、まだしっかり残っているが、以前の水場がなくなっていた~説明看板によればモグラのいたずらで枯れてしまったらしい。そのせいか今ではあまり使用者もいないように見えた~寂しい限り!この山域に比較的よく見るヤマホトトギス(ユリ科)稜線に出たところが富士見台(960m)ここから右へ折れて、黒岳に向かう~それにしても、自衛隊東富士演習場の大砲音の凄まじいこと、聴覚過敏(良性の脳腫瘍による)なボクには耳を覆いたくなるし、無粋なことこの上ない!黒岳にいたる山道沿いには「裾野市指定天然記念物」になっている大杉が何本も空に向かい麟として聳え立っている~明るく小広い黒岳(1087m)の山頂に着く~快晴であれば富士山がバッチリ見られる絶好の展望所なのだが、今は雲に覆われて全貌を見ることはできない~ここからの展望はすっかり葉の落ちた晩秋から冬がいい!山頂広場でヒラヒラと舞うツマグロヒョウモン♂~はてな?鮮やかな赤い実~ヤマシャクヤクの実かな小休止後、山頂を後に再び富士見峠へ戻る~途中の黒岳展望台から眺めた富士山!先ほどよりも雲が切れて山頂付近まで見えだした!写真では、わかりにくいが、送電鉄塔の並ぶ後方に鑵子山(かんすやま)と黒塚、その後方はイエティスキー場のゲレンデも良く見えている。富士見峠から長い稜線歩きが始まる~山道脇に見たミヤマウズラ(ラン科)つい、見落としてしまいそうな地味な花である。手元がブレてピンボケになってしまったのは残念!「鋸岳展望台」から正面にギザギザしたノコギリ状の鋸岳(1296m)を見る~左方は位牌岳愛鷹山塊を縦走する際にはどうしても通らなければならない難所である!なお、右方に見えてるピークは呼子岳と左隣に割石峠かな富士見台に到着!ここまでくれば越前岳まではあとわずか、もうひと頑張りである~写真家、岡田紅陽が愛したここからの富士山の光景は当時の紙幣にも採用されているのだ~樹の間越しに割石峠と富士市、駿河湾越前岳(1504m)到着~すでに時刻は午後2時30分を指していた!軽くランチタイムを摂って早々に下山~来る途中から、雷ゴロゴロが気になる!これからのルートを眼で確認~山に雲がかかり出してきた!下りはじめから急下降が始まる~正面の山は大岳だろうか痩せ尾根のアップダウンを繰り返す~頭上には、黒い雲が覆いかぶさってきた~はるか下界は陽が射しているというのにだ~ガスに包まれて何も展望のない呼子岳(1310m)を越えて、割石峠(1251m)に到着。まだ雨はない!何とラッキー左右の崖の間から須津川方向を見る~晴れていれば沼津市街と遠く駿河湾が見えるのだが、、割石峠からは急なゴーロ(大きな岩屑が~ガラガラと積み重なったところ)を下降~けっこうこれが疲れた体に追い打ちをかけるがごとく効いた!道なき道に置かれているケルンが有難い!シラヒゲソウ(ユキノシタ科)そろそろ薄暗くなりつつある沢でパッと目に入った!山道の真ん中にひときわデカイ大杉を通過~大杉を通過以後も大沢川の左岸沿いに下るわけだが、途中、右にヘアピンカーブして(つまり、戻るような山道下りがあるがこれは大沢橋を渡るための)大沢川へ降りていくための山道なので要注意!道なりに下るべし~大沢橋を渡ってやっとヤレヤレ気分あとは、林道歩きで大沢川の右岸から再度、左岸に移り(橋はなく河原を歩いて)、スタート地点に戻った~山神社前の駐車場に到着したのが午後6時15分夕暮れ時~本コースは2度ほど歩いているが、それはもう十年以上のこと。覚悟はしていたもの甘くみていたようである。今日の行動時間は8時間、久し振り!下山後、疲れたと云う言葉を発しない女房がめずらしくも今日は疲れたと、、山頂で着替えた2枚目のTシャツも汗でずっしり重くビタビタ!薄暮の中での着替えは何年振りか~今日は、帰りに板妻の肉屋さんで馬刺しを買ってかえるつもりだったが、すでにあたりは真っ暗、疲れもあったのであきらめて家路に着いた~<参考コースタイム>山神社・駐車場10:15~11:00あしたか山荘~11:15富士見峠~11:45黒岳11:50~12:20富士見峠~13:10鋸岳展望台~14:00富士見台~14:25越前岳14:55~15:35高場所分岐~15:55呼子岳~16:10割石峠~17:15大杉~17:45大沢橋~18:15山神社・駐車場 歩数計→28620歩 2.5万図 愛鷹山
Aug 27, 2023
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昨日、2ケ月に一度の循環器科の定期健診に行き、体重計に乗ったらついに70kgの大台に達していた!今年に入ってから太る兆候があったので食事、運動にも気をつけていたのだがショックだった!連日の猛暑を口実に(TVで不要不急の外出をするなと云うし)、冷房の効いた部屋で全国高校野球選手権、大谷選手のエンジェルス戦を寝転がって見ていたせいだろう?70kgは30才の時にいちど経験しているがそれ以後は60~64kgをキープしていた!最近、山を歩くことが苦痛に感じてきたのは10kgも重い体重を支えていたからなんだと今更ながら思う!こうなったら体に鞭打っていじめるしかないと思い猛暑の竜爪山へ出かけた。予定は、そろそろ見頃のチャボホトトギスを観ること!穂積神社から欅立山(888.8m)までを歩くつもりで、まさに意を決して修行僧の心意気だったが!いざ、出かけてみると、平山・旧道登山口のかなり手前から駐車スペースはほぼ満車、なんとか納車してスタート!竜爪山は家からもごく近いので、数えたこともないが、相当数登っているなかで旧道登山道を真夏に歩いたことは最近なかった!富士見峠のオオキツネノカミソリを見に行くときも穂積神社までクルマで入っていたくらいだから。(ちなみに親しい友人のFBを見てその群生地が去年の台風15号で流されて壊滅状態であることを知った)歩き始めて数分、まったく無風で蒸し暑く早くも玉のような汗が噴き出す~しかも、前回の山から、1ケ月近くブランクがあったので足元も心もとない~若ければどうと云うこともないがこの年令での1ケ月はいっきに筋力が衰えるものである~登山道の脇に1株だけ咲いていたチャボホトトギス(ユリ科)真夏の竜爪山はまことに暑い!旧道にしろ新道にしろ谷の中を歩くので風もなく実に蒸し暑い!こんな日でも登っているハイカーさんにはつい尊敬してしまう!咲き出したばかりのチャボホトトギス~まだまだこれからと云う子もチラホラと~あまりひとには云いたくないが、旧道で今日、コースアウトをやらかした~たしか十九丁目を過ぎたあたりだと思うが、やや、急な登りにかかるところがあり、上からハイカーが降りてきた。左にそれていく明瞭な山道があったので、たぶん、ピークを避けるためのトラバース道でいずれこの先で本道と合流するのだろうとその道を下り気味に歩いた。が、どんどん下るのみでそのうち道は消えた!直下は沢床だった。ミスったことに気がついて、ずり落ちる急な斜面を両手で幹につかまりながら悪戦苦闘して、やっと本来の山道に戻ったが、腕力も脚力も極度に落ちている身にはこたえた!あの分岐は✕印をしないと初めて入山したハイカーには(本来の日本語で)ヤバイと感じた~キンミズヒキ(バラ科)夏から秋までのポピュラーな花で山野では見る機会は多い~ズームアップ~旧道をひたすら歩き、、穂積神社に着いたときは、もうフラフラ~欅立山へ行く気力も体力も失せていた!軽のワンボックスが止まっていたので、あとで話したら旧道入口(現在通行不可)からでなく平山バス停から登ってくる途中、右に分かれる農道が3本あるがそのうちのどれかを走ってきたらしい~さて、頭から水を被って多少は生き返った心地~富士見峠へのトラバース山道は崩壊のため通行禁止になっていた~せめて、チャボホトトギスが見たくて看板を横目に入ると、山道は大荒れ!ツル性の花、ツルリンドウ(リンドウ科) 群生とまではいかないが、林床に点在するチャボホトトギス(ユリ科)これなどは、開花直前かな?葉には斑紋があるのが特徴だ~ イワタバコの咲く沢までと思ったが崩壊は想像以上~更に先の崩壊地を思えばあえて行くこともなしとここでUターン!穂積神社境内の片隅にひっそりと咲いていた数ミリの小さな花~名前不詳~穂積神社からの下山は、新道コースを下ったが~ミヤコアオイ(カンアオイ属・ウマノスズクサ科)こちらも沢筋の至るところで崩壊(深くえぐれている)しており、そのままでは通行不可能なところを(たぶん、市岳連の方々のボランティア活動で)補助ロープが着けられ整地されてなんとか通過できるまで修復されていた~と云っても以前の新道コースのように気軽に歩ける状態ではなくなっている~放置された茶畑付近から垣間見えた静岡市街と駿河湾~葉形に特徴のあるマツカゼソウ(ミカン科)が咲き出していた~甘い香りを放つクサギ(クマツヅラ科)の花涼しくなるまで登る気のしない竜爪山(文珠岳)を振り返る~帰宅後、さっそく風呂に入るまえに体重計に乗ったら67.7kg!なんと2.3kgも減っていた!ヘロヘロながらも歩いた甲斐があったというものだ!<参考コースタイム>旧登山道入り口12:50~14:30穂積神社(周辺散策)15:50~16:55新登山道入り口~17:00旧登山道入り口歩数計→12150歩 2.5万図
Aug 20, 2023
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12年振りの八子ケ峰(やしがみね)に行ってきた!駐車場への入口がややわかりにくいのだが白樺湖の南端からビーナスラインを南東方向へしばらく走って右折、2~3分走って突き当りが白樺ROYAL HILLスキー場の駐車場である。白樺湖ROYAL HILLスキー場の駐車場にクルマをデポ。天気は、快晴とまではいかないが、夏の青空に白い雲が点々と混じる程度。陽射しは思った以上に強いぞ!スキー場リフトを右に見ながら遊歩道を緩い登りが続く~草原には、コウリンカ(キク科)や~お馴染み、ハクサンフウロ(フウロソウ科)ウツボグサ(シソ科)ノハラアザミ(キク科)ナツトウダイ(トウダイグサ科)スキー場を登り切った茶屋跡(ベンチ2ケ在り)からは眼下に駐車場、車山の展望が良い!しばらく、樹林帯を歩けば正面に八ヶ岳連峰の蓼科山(たてしなやま)が姿を現す~トモエソウ(オトギリソウ科)炎天下のなか、なんども木陰を見つけて体を冷やそうとするサラ~普段は、エアコンの効いた部屋で過ごしている身には辛いんだろうか!左端は、2in1スキー場のリフト山頂部、すなわち八子ケ峰の山頂である~八子ケ峰は全体に起伏の少ない穏やかな山ではあるが、手前の急登が今日一番の登りらしい登りである。ハリブキ(ウコギ科)の実草のように見えるが樹で葉や葉柄、幹には鋭いトゲがある~四等三角点標石のある八子ケ峰(1833m)山頂2in1スキー場のリフト山頂部でもある~この後、地面からの照り返しと強い太陽のさらされたためかサラの足取りが鈍くなり、木陰で休む回数も増えたので、熱中症を疑った!折り返し地点のヒュッテアルビレオまであと10分程度の場所で日影に移し、熱くなっている体を手ぬぐいに水を湿らせて、身体全体を包み、凍結したポカリスエット2本で体の各部位をよく冷やした!妻に、サラを診てもらいながら、ボクは予定どおりにヒュッテアルビレオを目指した~カワラナデシコ(ナデシコ科)マルバダケブキ(キク科)八子ケ峰東峰(1869m)山頂蓼科山が圧倒的に迫ってくる~今日の目的地、赤い三角屋根の「ヒュッテアルビレオ」に到着!現在、休業中~ 厳冬期の蓼科山中腹から見えたヒュッテアルビレオの三角屋根~ まるで、メルヘンの世界だった! 2014/1/2 蓼科山にて 以前と変わらない看板!懐かしい~残された時間も少ないので早々に往路を戻る~ダケカンバの若葉と肌色の幹が美しい林を見送り、足早に戻るザックの中にサラを入れていくことにしたが、意外にも大人しく収まっていた!暴れる元気もなかったのかな?やっと、八子ケ峰山頂までやって来た~さも、気持ち良さそうにザックに収まっているサラ!これがクセになると困るんだけど、、!16時にスタートした駐車場に戻る~帰路は、こちらへ来るといつも寄る原村の「たてしな自由農園」で買い物をして、諏訪南ICから中央高速道路にのったが韮崎~須玉間で工事渋滞に遭ってしまった~今日の晩酌は、長野県の著名な地酒「真澄」の純米吟醸・辛口生一本で疲れを癒した!※今日の反省 最近、サラを一緒に山登りに連れて行く機会が増えているが、犬の皮膚には汗腺がないので汗がかけない!代わりに口を開けてハアハア吐息をすることで体温調節をしているのである。犬にとって、夏は辛い時期だろう~山歩きに連れて行って本人が喜んでいるとばかり思うのは、人間のエゴであり無知である。今後は、もっと空気(大気)を読んであげよう~<参考コースタイム>白樺湖ROYAL HILLスキー場駐車場11:05~12:55八子ケ峰13:00~13:50八子ケ峰東峰~14:00ヒュッテアルビレオ~14:10八子ケ峰東峰~15:00八子ケ峰~16:00白樺湖ROYAL HILLスキー場駐車場歩数計→ 17000歩 2.5万図
Jul 23, 2023
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朝8時30分に自宅(静岡市葵区)を出発、富士見峠から大日峠を通り林道勘行峰線(りんどうかんぎょうみねせん)を北上し、猪の段(いのだん)登山口へ10時に到着した。盛夏に咲く安倍奥の最高峰、山伏(やんぶし)のヤナギランの開花状況を見ることが主な目的である!サラと妻も一緒だ。コース設定は、猪の段登山口~百畳平~山伏までのピストン。かっては、梅ケ島の西日影沢コースを歩くことが常だったが、今の自分にはこのコースが体力的にも程よい~井川県民の森を過ぎ、牛首登山口の少し先にある猪の段登山口からスタート~外気温22℃だった車道からこの斜面を登ればすぐにズミの群生地だが花期は6月上~中旬ですでに終わっているズミの林床に花の終わったナツトウダイ(トウダイグサ科)が結実しはじめていた~緑鮮やかな猪の段のゆるやかな登り~本コースは赤布やテープなどのコースサインも要所にあり、迷うことはない~二重山稜もあるがサインを忠実にたどれば安心して歩ける楽しい山道である~ここは、明るく開放的な百畳平(ひゃくじょうだいら)40~50年前は、一面、腰丈ほどの緑のクマザサが生い茂っており、中にクルマユリ、マルバダケブキ、キオン、クガイソウ、などが目立って咲いていたものだ!近年は、自然現象による笹枯れか、ニホンジカによる食害なのか、笹はすっかりなくなり裸地化し、あたかもゴルフ場のようである。木陰で水分補給するサラ~美しいダケカンバの林を行く~このあたりにも、以前は、黄色で繊細なオトギリソウの花が目を楽しませてくれたものだが今はまったく見ることはない!山伏小屋手前付近から西側に大無間山方向を遠望~直下に、崩壊の進むオーギ崩~ガスが湧き出して安倍東山稜は隠れたまま~山伏の山頂付近~枯渇したウラジロモミの巨木の立つ真ん中から右斜面にクマザサは何もない!代わって左側の防鹿柵内には、青々したササがびっしりと生えてその違いは一目瞭然である。かって、柵内のクマササの伸びすぎで陽が届かないためにヤナギランが生育しないという説から、ボクもボランティアの一員として何年か続けて笹刈りをしたものだがあれはなんだったのだろうか?自然とは摩訶不思議なものである。そして、ニホンジカの食害とばかり思っていたクマザサの衰退は、実は何十年周期でやってくる笹枯れ現象なのだと、最近強くおもうようになってきた。クマザサに花が咲くと(先月、下十枚山で見たが)ササは地下茎で繋がっているために全滅に近い形に素早く変貌するがその後30年後には新しく芽生えてくると云う説を知った~まず、ボクが生きている間にあの一面クマザサで覆われた光景を見ることはないのだし、それが自然の節理というべきであろうか~あまり寂しい話は別として、今日訪れた山頂部のヤナギランは今年は大いに期待出来そうである!防鹿柵のヤナギランはあちらこちらにまとまって群生しており~すでに下部から花を咲かせているものも見られる!クルマユリ(ユリ科)も数か所で確認!皮肉にもニホンジカの忌避植物、開花前のキオン(キク科)も見られる~山伏(2014m)の山頂で記念写真をパチリ!残念ながら、後方に見える筈の富士山は雲の中だった~※山頂名について 山伏(やんぶし)はもう半世紀以上前から「山伏」であって「山伏岳」ではない!誰がいつ山名を変えて表示したのか定かでないが、地元での呼び名など充分、確認したうえで表記してほしいものである。まだ、ずっと若かった頃には、そんなことはどうで良いと思っていたが、後世に渡って間違った山名が当然のごとく伝わっていくことは残念でならない!二等三角点標石のある山伏の山頂部はダケカンバの若葉、白っぽい幹が夏の青い空に映えて美しい!ボクは北側から仰ぐこのアングルが好きだ!風がほとんどなかったので、サラもさぞや暑かったろう~今日は、南アルプスも雲の中!白峰南嶺の布引山、青薙山がかろうじて見える程度であるしばらく休憩後、往路を下山する~(百畳平にて)オブジェのような枯木立群~林道脇に咲くバイケイソウ(ユリ科)林道勘行峰線から井川湖を眺める~ヤナギランの下見にきたような山行だったが、今年は、かなり良いのではないか!そんな期待が持てた~あと、1週間もすれば防鹿柵はピンクのより鮮やかなお花畑となっているような気がした。<参考コースタイム>猪の段登山口10:20~11:20百畳平11:30~12:20山伏13:00~13:55百畳平~14:35猪の段登山口 歩数計→11950歩 2.5万図 梅ケ島
Jul 16, 2023
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連日の猛暑、標高の低い近辺の山へはとても行く気がしない~こんな日は涼し気な富士山麓がいい!思い立って、雪頭ケ岳からの西湖と富士山を見ようと、遅まきながら9時15分に家を出た。新東名高速道路を新清水ICで降り、(平日なので経費削減)国道52号を横切って、芝川沿いに身延線を渡り潤井川を越え、白糸GS交差点から人穴小学校前を通過し、右にまだ見えているビッグ富士を横目に開拓道路をまっしぐら~富士ケ嶺から国道139号に出て本栖湖、精進湖を過ぎ、西湖に到着。天気良し、外気温は26℃、ちと暑いが!いつもの、西湖畔の西、根場(ねんば)のトイレつき駐車場に入ったら、「登山者は西湖いやしの里方面の登山者専用駐車場に置くように」との注意書きがあった。いつからそうなったか、やむなく移動し、指定場所に駐車準備万端スタート東入川堰堤広場の正面が「鬼ケ岳、雪頭ケ岳」への登山口である東入川の左岸沿いに擬木階段を登って~沢から離れ、植林帯を行く~植林帯から自然林の混じる明るい箇所に出たが、ここへくるまでにいちどコースアウトし、10分ほどのタイムロスをした~地面を這うように咲くイケマ(ガガイモ科)が多い~その後、植林帯を過ぎ、雪頭ケ岳へダイレクトにつながる尾根に乗ったが暑さと体力不足でヘロヘロ~この山のこの辺りで、今まででこんな体験をした記憶はないのだが、、トリアシショウマ(ユキノシタ科)に励まされて~雪頭ケ岳に近づくにつれウスユキソウ(キク科)が顔を出す~やっと眼下に西湖が見えだしたが、真正面に見える筈の富士山は雲に隠れたままだった~雪頭ケ岳(せっとうがたけ)の標識のある個所にやっとたどりつく!若かりし頃は、ここまで楽にMTBを担いできたんだけどなあ~富士山は、たまに稜線を見せるが全貌は見えない~眼下の西湖の先は足和田山、見にくいが左方に河口湖もなんとか見えている~今日は展望はいまいち!西湖畔の真下に桑留尾(くわるび)の西湖レイクサイドオートキャンプ場が良く見える~富士山と西湖のコラボ写真を撮ろうとしばらく待ったが現れそうもないので、雪頭ケ岳を後にした~この山域のそこかしこに咲くサンショウバラ(バラ科)北側に急下降、登り返した小ピークに以前は無かった山頂標示の手製標識を見たが、本当はここが雪頭ケ岳(1710m)の山頂なのかもしれないなぁ~コアジサイ(ユキノシタ科)繊細な淡い紫色の花が美しい~飾り花をもたないのが特徴!雪頭ケ岳から一投足~鬼ケ岳山頂直下に昔から架かるアルミの梯子、数えたら全部で21段、サラを抱えて登るのは無理だ!大人しくしていればいいが、、連れてこなくて良かった!誰もいない鬼ケ岳(1738m)の山頂~特徴ある岩からの展望もゼロ!長居は無用~シモツケソウ(バラ科)鬼ケ岳は素通りし、鍵掛峠に向かう~途中、数多い岩場から、晴れていれば絶景スポットなのに、雲の中では何も見えない!この岩場は下を巻く~キバナノヤマオダマキ(キンポウゲ科)鬼ケ岳~鍵掛峠間は、意外にフィックスロープの張られた岩場が多い~以前はあまり気にもならなかったが今日はクリアが大変!それだけ年を食ってしまったと云うことか~鬼ケ岳からほぼ1時間を要してやっと鍵掛峠に到着足元に咲く可憐なオオバノヨツバムグラ(アカネ科)下山してまもなく現れる大岩群~大岩の中間に鎮座する石仏(御座石)に合掌~鍵掛峠からの下りは快適!途中から本沢川の左岸を下り~大堰堤の手前斜面を行く~大堰堤の下部から沢の伏流水がコンコンと流れている!頭から冷たい水を被って、一瞬だが快適さを味わう~今日の猛暑、水500mlでは足りなかった!反省しきり根場からの登山口に降り立つ~荒れた林道歩いて西湖いやしの里根場の横を抜けてスタートした駐車場に戻る~近くの自販機で三ツ矢サイダーの500mlペットをガブ飲み!その旨いこと~まさに生き返った思いだった!西湖、根場浜からは、皮肉にも夕陽の当たる笠雲の載った富士山が湖面に影を落としていた~鬼ケ岳よりも、雪頭ケ岳から仰ぐ富士山と眼下の西湖が見たくてなんどか登っているが、初めて来たとき、西湖いやしの里はまだ造成中だった。その後、2012/12/16に妻同伴で、その時は、鬼ケ岳から金山、十二ケ岳を回って西湖畔の桑留尾に下山し、駐車場まで湖畔を歩いてゴール。最後に来たのは、2016/7/3単独行だった。その際の登りに要したタイムは、登山口から雪頭ケ岳まで1時間25分、その7年後の今日はなんと3時間以上を要していた!まさに隔世の感あり!山歩きはそもそもタイムを競うものでもないが余裕ある山歩きが出来なくなってきたのは間違いのない事実であるが、ボクはそれでも山が好きだ!生きていられることの実感を得られる場所なのである~山を始めた60年前からそれは変わらない。山に逃避する時期もあったし、楽しさを求めるだけのだけの山も同一の価値があると思えるようになった。<参考コースタイム>西湖いやしの里(登山者専用駐車場)11:05~11:30東入川堰堤広場(登山口)~14:10雪頭ケ岳14:40~14:55鬼ケ岳~16:00鍵掛峠16:05~16:15御座石~16:55水場(堰堤下)~17:05林道終点(鍵掛峠登山口)~17:25西湖いやしの里(登山者専用駐車場) 歩数計→19960歩 2.5万図 河口湖西部 鳴沢
Jul 10, 2023
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山友達のお誘いで急遽決まった「高草山、満観峰」へ出かけた~長い梅雨の束の間の青空と云うべきか、なんとラッキー!ここまでは、、、道の駅、宇津ノ谷峠の上り駐車場へ集合。今回のメンバーは、こまくさのS木さんを頭に、以前、ご一緒したM下さん、Y田さん、初めてお会いするM名さん、ボクの計5名だ~クルマ1台で廻沢(めぐりさわ)の集落を通り抜けて林道を走り、通行止めウマの置いてある手前の駐車スペースにデポ。そこよりしばらく廻沢林道を歩く~木漏れ日の中を楽しくおしゃべりしながらトコトコと、、梅雨の最中ゆえ爽快とは言えないまでもサッと抜ける風はいっとき涼しさを届けてくれる~クルマをデポした地点からスタート!予定コースを確認しあうメンバー~途中、廻沢林道を左に見送り。この標識のあるカーブを右に入る~今回歩いた矢印方面の車道は、鞍掛峠から高草山へのコースとほぼ並行している車道である~途中から、左側の登山道に入り、擬木階段の多い登りを歩く~湿度の高い山道脇に多く咲いているジャノヒゲ(ユリ科)別名・リュウノヒゲだ~あわてて撮ったのでピンボケもいいところ!参考にはならないなあ~一汗かいて高草山(503m)に到着。先客のハイカーさんがひとり休憩中だった~この蒸し暑さで遠望は効かない!高草山山頂で記念写真を1枚!ただし、明るい陽光を浴びたのもここまでだった眼下に焼津港を見る~軽く腹を満たして満観峰に向かった~山中の至るところに咲くギボウシ。ギボウシの仲間はざっと30種類と多く特定が難しいものだ~ボクはかってに、これをオオバギボウシ(ユリ科)、そして美しい紫色の花をオモトギボウシと呼んでいるが~日当たりのいい場所でみたこの花、一見、ギンリョウソウ(イチヤクソウ科)やギンリョウソウモドキ(イチヤクソウ科)に似ているが花の形がまるで違う!さてなにものかこの花は、タシロラン(ラン科)と知りました!たいへん花に詳しい友人に教えていただきました。これも、今日は良く見られたオカトラノオ(サクラソウ科)垂れた大きな白穂がよく目立つ花だ~高草山から、鞍掛峠に下って後、満観峰(470m)へ~あいにく、山頂は、ガスが流れ、まさにホワイトアウト状態でまわりの景色は望むべくもない!幸いなことに大した風は吹いていないので、皆さんで歓談後、S木さんからの特別な差し入れを頂いて美味しさのあまり、頬が落ちた!あれは、ボクも大の好物!満観峰の山頂で食べられるとは思いもしなかったなあ!満観峰の山頂下で見たヤブコウジ(ヤブコウジ科)の花。花は、白か、ピンクの筒型で開くと先が五弁に裂ける。鼻を近づけるといい香りがした。帰宅後、気になって見たら我が家の狭い庭のヤブコウジにも同じ花が咲き出していた~快調に鞍掛峠へ下るメンバー~その後、鞍掛峠から廻沢林道を歩行中、時々、稲妻が光り雷鳴が響き出した~まだ雨は降りそうになかったが、黒い雲が狭い空を覆うようになり、デポしたクルマにやれやれと着いたとたんに大粒の雨が叩くように降り出した。まさに間一髪、滑り込みセーフとはこのことだ!その後、道の駅宇津ノ谷峠で解散し、安倍川橋を渡るころは土砂降りでワイパーを強にしても前が見えなかった!が賎機トンネルを抜けたら、一滴の雨も降っていないではないか。なんだこりゃあ~というわけだったが、掛川、菊川方面へ帰って行った3人は無事だったのだろうか、TVで強雨、竜巻、ヒョウは降ったと云うニュースをみて、ちと心配になったが、、、、梅雨が明けたら、2年ほど行っていない櫛形山へでもフラワーウォッチングに行きたい気になってきた~<参考コースタイム>廻沢林道(めぐりさわりんどう)通行止めゲート9:30~10:20高草山,鞍掛峠の分岐~10:55高草山11:15~12:20鞍掛峠~13:30満観峰13:45~14:20鞍掛峠~14:35高草山、鞍掛峠の分岐~15:55廻沢林道通行止めゲート 歩数計→16420歩 2.5万図 静岡西部 焼津
Jul 4, 2023
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梅雨の合間の青空が朝から広がっている!昨日までの大雨と強風がウソのようだ。さて、以前から気になっている富士山の「須走まぼろしの滝」!見られるのは、雪解けのわずかな期間だけと聞いている~今年は、残雪が極端に少ないのでどうかと思ったが百聞は一見にしかずと家を出た。富士あざみラインを走行、グングン高度をかせいで標高2000mの須走口五合目の駐車場に到着。あたりは霧が流れて視界ゼロ、ここで天気が良かったためしがない。風も強く寒いので長袖に着替え、まずは小富士に向かって出発する!菊屋、東富士山荘の前を通って、、東屋の横にある小富士遊歩道の入口からハイキングコースへ~針葉樹の多い鬱蒼とした森にも霧が漂う~たっぷりと雨水を吸ったコケの緑が新鮮で美しい!イワセントウソウ(セリ科)深山の湿った苔の上にごく普通に見られる多年草だが、あまりにもか細いので見過ごしてしまいがちな気の毒な山野草である。したがって、ピント合わせが極めて難しい~入口から歩いて5分の場所に富士箱根トレイルの案内標識を見た~前から気になっていたが、こんど、須走馬返しからここまで歩いてみたいものだ!ミヤマハンノキ(カバノキ科)の花穂がいっぱいに垂れ下っている~上に突き出しているのが雌花の穂、下に垂れているのが雄花だ。この花の香りがたまらなく好きだ!高山へ来たことを実感させてくれる~ほぼ20分で小富士に着いたが霧と強風で視界ゼロ!霧の流れが早いので、しばらく待てば青空が見えると予測したらその通りになってきた~雲の切れ間から陽が射して青い空が広がってきた。山頂は相変わらず雲に隠れたままだったが、待った甲斐があった!小富士(1979m)の山頂は、左側の石の祠が乗ってる立つケルン~風も止み、みるみるうちに大パノラマが得られた!西側には御坂山塊、その後ろには八ヶ岳、河口湖、杓子山、御正体山、石割山、道志山塊、山中湖、三国山までが圧巻~もっとも近い山中湖は眼下に見えている~充分眺望を楽しんで再び須走口五合目に戻った~東富士山荘で「山椒の実の佃煮」を買ったついでにまぼろしの滝の情報を尋ねてみた。今年は、極端に降雪が少なかったのであまり期待は出来ないでしょうと云うことだった。例年は、小屋開きの準備に来れば、入口の半分以上も雪が積っているんだけど、今年は何もなかったとのこと~でも、まあ、百聞は一見にしかずだ!行ってみようと、、。駐車場の最奥から案内標識に従って山頂方向へ登り始める~あいかわらず山頂は雲の中に隠れたきり~登山道の脇、フジハタザオ(アブラナ科)があちらこちらに咲いている~砂礫地に咲く富士山の固有種だ。強風に耐えてしっかり根を張っているぞ亜高山帯に多いダケカンバ(カバノキ科)雪の少ない山では、ほぼまっすぐに育つが、この標高まで来ると深い雪の重みで幹が湾曲している~森林限界を抜けるとパッと視界が開け、気分爽快だ!砂礫地に生える、開花まじかのオンタデ(タデ科)「須走まぼろしの滝」が現れる沢に到着した~パンフレットでは所要時間20分となっているが、それはちょいと無理!年寄り夫婦とワンコでは40分もかかってしまった。(対岸にひとりこちらへ向かってくる。あとでわかったことだが、ワゴニア見物のハイカーさんだった)現場は?想像したとおり、およそ滝と呼ぶには程遠いもので雪解け水がチョロチョロと流れているだけ~余程良いタイミングを捉えない限り見られない「まぼろしの滝」なんだなと実感!この滝と、後方の富士山をコラボにしての写真を撮りたかったんだが残念!沢から下界を俯瞰~まぼろしの滝の落ち口付近を見る~岩陰に咲く花を発見!一瞬、イワツメクサかと思ったが、葉形が違う~花も咲き切っていないが、たぶん、ミヤマミミナグサ(ナデシコ科)だろう。ナデシコ科の花は判定は難しいものだ~落ちたらヤバイ岩場をサラは平気で歩きまわる!気が気ではない~なお、沢の対岸から来るハイカーさんが何組かいたので、聞いてみると、ここから沢を越えて西方向へ2~3回、山頂から派生する尾根を越え、トラバース気味に行くとザレた斜面にフロントを山頂に向けた放置車両が1台、四駆車、JEEPのグランドワゴニアがあると云う。そういえば4月だったか双子山の山頂にいたら若い女性ハイカーがこれを見に行ってきたと云っていたっけ~御殿場口登山道を突っ切った先の獅子岩手前だったとか~インターネットで見るとこんな感じであるらしい!ちょっと興味あり~ (この写真は、掲載したブロガーが撮ったものを借用しました)想像してみるに、一体、誰が?いつごろ?なぜここに?ここ(標高2100m)までは、なんとか登って来たもののスタックして身動きがとれず、戻ることも出来ず捨てたとしか考えられないんだが不似合いな異物ではあるけれど、なんかロマンも感じてしまう~かれこれ1時間近くサラと彷徨した後下山にかかる~下山は早い!正面に御正体山、山中湖、三国山を眺めながら、、下山後は、道の駅すばしりに寄り道して少し買い物を~終始、雲のなかだった富士山頂を皮肉にもここで初めて見ることになった!今日のハイクで宿題がふたつ!①ワゴニア見物にいくこと②富士箱根トレイルを歩くこと(出来ればラン科の花が咲く近日中に)<参考コースタイム>富士山/須走口五合目駐車場12:00~12:10小富士遊歩道入口~12:30小富士12:55~13:25小富士遊歩道入口~13:35富士山/須走口五合目~14:15須走まぼろしの滝15:15~15:35富士山/須走口五合目駐車場 歩数計→9860歩 2.5万図 富士山 須走
Jun 4, 2023
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山仲間から誘われて、全メンバー7名で富士山へヤマシャクヤクを見に出かけた~(内訳はリーダーのS木さん、Y田さん、M下さん、H野さん、K口さん、女房、ボク)皆、花が好き!山が好きな連中ばかりだ!それぞれ、水ケ塚公園に集合して、いざスタート~天気は、曇り時々薄日が射す程度で雨の心配はなさそう~目的地でさっそくヤマシャクヤクの群生を鑑賞!まさに見頃!ヤマシャクヤクの花期は短かく開花後は2~3日でパラリと落ちてしまうので、適期に合わせるのは難しい~今日は、ちょうど良いタイミングだ!蕾もまだ多いので、あと1周間程度は楽しめそうだ。ヤマシャクヤク(ボタン科)多年草なだらかな斜面の林床で、あちらこちらに小群生して白い花を咲かせている~花は茎の先にひとつしかつかない。葉は互生、特徴ある2回3出複葉~まあかんたんに云えば一枝に3枚の葉が付いているというわけ~花期まえでもこの葉をみればヤマシャクヤクと気づける筈だ!白い花弁に黄色の葯が良く目立つ。3個の雌しべの渦中は先が少し曲がっている。直径5センチくらいの大輪であるシロバナノヘビイチゴ(バラ科)山中の草原に多く咲く多年草で実は赤く熟すとたいへんおいしい!たっぷりと花見を楽しんでから皆さんで記念写真を1枚!木漏れ日の射すなかをルンルン気分、その後、林の中を移動して、、、雑木林に発生したアミガサタケ(アミガサタケ科)を発見~物の本によれば一見、グロテスクな風貌から日本では食用としないようだが、ヨーロッパでは、最も一般的な食用きのことされているらしい~幕岩でランチタイムとする~周囲の新緑に負けじとばかりトウゴクミツバツツジが咲き誇る~千葉県の茂原市から来たという中学生の団体さんをあとにその後、四辻を目指した~今、あたりはカラマツの新緑が大変鮮やかで美しい!森林限界を抜け、宝永山を正面に見ながらのプロムナードコースに出た~幸いにも陽が射してきたぞ!四辻に到着~双子山への登頂はパスして三辻に向かう~ 右方は宝永山だ。つい先ほどまで雲に隠れた双子山の上塚が姿を見せてくれた~富士山の固有種、砂礫地に咲くフジハタザオ(アブラナ科)今年もよく咲いてました!小天狗塚から富士山頂部を仰いでみた!ガスの切れ間に山頂が見えることを期待したが、、宝永山だけがはっきり見えただけ~マイズルソウ(ユリ科)針葉樹林帯に咲いている多年草~その後、三辻に戻り、須山下り一合五勺から往路を戻り、急斜面に咲く別の群生地でヤマシャクヤクを堪能し、須山御胎内を見学して水ケ塚にもどった~ここのところ、単独行が多かったので大勢での山歩きもいいもんだなと感じ入りました!一緒に歩いた皆さん、次回の山行を楽しみにしていますヨ!<参考コースタイム>水ケ塚駐車場9:30~10:30須山御胎内上11:05~須山下り一合五勺~11:45幕岩12:20~13:05四辻13:20~13:40三辻~13:50小天狗塚14:05~14:10三辻~幕岩上~14:35須山上り一合五勺~15:05須山御胎内15:15~16:00水ケ塚駐車場 ※今回のコースタイムは、花見がメインで寄り道が多かったため参考にはならないタイム!歩数計→15800歩 2.5万図 富士山 須山
May 22, 2023
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今頃になるとやはり気になるのは安倍東山稜のシロヤシオ!例年だと5月下旬が適期なのだが、年々、温暖化のせいか、いろんな花の開花が早くなっている。アカヤシオも早く咲き終わったようだし~ここ数年、シロヤシオは5月下旬がピーク!今日は、下見のつもりで岩岳から下十枚山にかけての群生地を見に行こうと早めの朝7時に家を出た~花の最盛期は、平日でも20台以上のクルマが駐車スペースを埋めているので置き場所がなく市内のハイカーは諦めて別の日に出直すほどである!自宅から1時間でまさき峠に到着。駐車スペースにはクルマ4台、余裕あり。外気温10℃、吹く風が冷たいが空は快晴で文句ない!地蔵峠付近はちょうど今が満開!シロヤシオ、トウゴクミツバツツジの競演に満足!シロヤシオ(ツツジ科)標高が低い地蔵峠付近は今が満開だ!山を鮮やかに彩るトウゴクミツバツツジ(ツツジ科)!地蔵峠から登り始めて約30分、明るい稜線歩きに変わる~まさに絶景である!振り返れば、東山稜の仏谷山、青笹山。右は安倍川流域の山々、左は興津川流域の山々、尖がって見えるのは、高ドッキョウである。3日続いた雨後とあってか今日は遠望がきいて駿河湾、伊豆半島も良く見えている~真っ青な空にモミジの若葉が冴えて美しい!アオモミジと云う~まだまだ続くトウゴクミツバツツジ、このあたりは満開だが~まだ、こんな蕾も多いのでまだしばらくは楽しめそう~シロヤシオの葉は枝先に5枚、輪生状につく~その縁をいろどる紅色がまた良い!この樹は天皇家の愛子さまのお印としても有名な花でもある~シロヤシオ~標高の違いや陽の当たり加減で、まだこのような蕾だけの樹も多く見られる~今日の富士山~つい、数日前には、沢筋に線を引く程度の雪が今日は全体にたっぷりと積ってる、、、やはり、昨日まで降りつづいた雨が富士山では、雪に変わったようである~とても気持ちの良い稜線歩き!ウグイスのさえずりを聴きながら稜線漫歩~どこもかしこもシロヤシオが続くプロムナードコース!気分はルンルン!樹の間越しに東面に富士川方向を覗く~眼下の富士川の先に、未だ、未踏の(左から)五老峰(ごろぼう)、大ガレの頭、毛無山の山々、どうしても気になる山容だ!オオカメノキ(スイカズラ科)別名・ムシカリ枝先に純白の飾り花をもつ大きい花が咲いている~が、上向きに咲くので、普通に歩いていると見落としてしまいがち。落下した花びらを見て気づくことが多い~岩岳の北の外れから正面に目指す下十枚山を仰ぐ~群生と云うほどではないが、ひっそりと、岩肌に点々と咲くヤマイワカガミ(イワウメ科)三角岩から後方を振り返る~高ドッキョウ、貫ケ岳、浜石岳、駿河湾、遠くに伊豆半島も良く見えている~二等三角点のある下十枚山(1732m)別名・天津山に到着~笹や灌木に囲まれて展望は無く、東側の笹を少しだけ刈りこんだ先に富士山がやっと見える程度~ランチタイムは、山頂では摂らないで、十枚峠側へ5分ほど下ったいつもの笹原で~素晴らしい展望を楽しみながら摂ることにしている~眼下に安倍川と流域の山々、幾重にも重なった山並みの先の先まで今日は丸見えだぁ!南アルプス深南部と前衛の朝日岳、風イラズ、大無間山の山々~南アルプス、中央の光岳(てかりだけ)、やや右のイザルガ岳手前は、笹山(左)、鞍部は牛首、そして急登する牛首山(右)から山伏に繋がる稜線~南アルプス、茶臼岳(左)、上河内岳(中)、聖岳(右)手前は、安倍奥の最高峰、山伏(やんぶし)だ~南アルプスがどこまでも屏風絵の如く連なる~この日は遠望が効いて白峰三山までも良く望めた~赤石岳(左)、荒川三山(中)白峰南嶺の布引山と双耳峰の笊ケ岳が、手前には、安倍奥の大谷崩、大谷嶺、一番手前の十枚山(じゅうまいさん)と続く~山座同定をたっぷり楽しんで再び山頂に戻り、下山する~バイカオウレン(キンポウゲ科)の群生地、花はすでに終わったか~実だけが残っている~今、NHKの朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル、牧野富太郎がこよなく愛したと云うバイカオウレン!直径1.5cmほどの小さな花だが咲けばこんな感じで実に愛らしい~左に富士山を眺めつつ、のんびりと往路を戻る~右手前の山は、篠井山である~トウゴクミツバツツジと富士山のコラボだ~トウゴクミツバツツジの開花の方が早いので、シロヤシオがすべて咲き揃うころには花は終わる。シロヤシオの見頃のピークはいつもより早いかなと思ったが、やはり例年通り、今月下旬の25~31日あたりかな~そして、今日の新発見は、登山道の脇でいくつか見たクマザサの花だった!今までみたことのないものがクマザサの上部に付いていたので、帰宅後、調べたら、およそ60年に一度咲くというクマザサの花だった~花後は、(地下茎でつながっているために)すべて枯れて(笹枯れ現象)しまい、もとのようになるまで数十年かかると云われている。やはり、安倍奥の山伏(やんぶし)の山頂部に関して云えば以前は、腰丈以上のクマザサがわんさかと生い茂っており、休憩する場所と云えば山頂と木道しかなかったが、今はまったく様相を変えて、笹は何もなく、休む場所はどこにもある!初めは、ニホンジカの食害かと思っていたが、どうやら「笹枯れ」と云う自然現象を起こしているのかも知れない。いずれこの山域も何もない裸山になってしまうのだろうか~オレンジ色の矢印で示したものがクマザサの花~風に吹かれてピンボケになってしまったのが残念!地蔵峠からの下り、右手の岩岳中腹にトウゴクミツバツツジの紫が点々としている光景を目に収めて無事下山~時間的にはまだ充分だったので十枚山まで足を延ばしたかったが、体力低下は否めず、そこまでの余裕はなかった。しかし、花もたっぷり堪能し、景色も遠くまで眺められて、いい山歩きであった~<参考コースタイム>まさき峠8:15~8:55地蔵峠9:00~10:05岩岳~11:20下十枚山12:10~13:00岩岳~14:05地蔵峠~14:50まさき峠 歩数計→16750歩 2.5万図 篠井山 湯の森
May 16, 2023
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今日は、こどもの日。我が家の可愛いこどもを連れて久し振りに山伏へ行って来た。天気は上々!林道勘行峰線を尾根伝いに北進、クルマを走らせる~井川・県民の森に咲くアカヤシオはすでに終わっていたが、林道沿いはカラマツの芽吹きなどグリーンシャワーを浴びて爽快!途中の展望スポットからは、南アルプスがバッチリだ!(左から)上河内岳、聖岳、赤石岳が残雪を纏って輝いて見えていた~眼下には、新緑の山々と井川湖、遠くに七ツ峰を見る~猪の段登山口(自宅から2時間所要)からスタート!すぐに現れるズミ(バラ科)の群生地~やっと芽吹きが始まったというところだった~ダケカンバの芽吹きはまだ先のようだ~百畳峠分岐広い百畳平で小休止~このあたり、以前はクマザサが繁って緑豊かなところだったんだけどなあ~今はまるで枯れたゴルフ場の様相を呈してる!すべてニホンジカの食害によるものなのか?自然環境(笹枯れ?)が変わったのか~わからない!雲海に浮かぶ優美な富士山とサラ~安倍奥を代表する最高峰の山伏(やんぶし)2014m二等三角点標石のある山頂からの展望は申し分ない!北側に南アルプス南部の山々を一望(光岳から鳳凰三山まで)東面からは富士山がドーンと居座る!(なお、三角点の点名は、山伏峠となっている)※山伏(やんぶし)はボクが山を始めた60年前から「やんぶし」だった!なぜか時々、個人が作製の標識が「山伏岳」に変わっていることがある。勝手に山名を変えてしまう勝手は謹んで欲しいものだ。お決まりの写真だが、悪沢岳~布引山と双耳峰の笊ケ岳~ヤナギランやクガイソウ、クルマユリなどがニホンジカの食害によって激減したために作られた防鹿柵が興趣を欠いているが、この木道付近から見る富士山がボクは好きだ!(柵の中には笹が残っているが柵の外はただの禿山!その違いは顕著である!~以前は一面深い緑の笹に覆われて休憩する場所さえなかったのだが、、、寂しい限りである)安倍東山稜の十枚山と、少し高い下十枚山~ミヤマカタバミ(カタバミ科)ミツバツチグリ(バラ科)猪の段付近を駆け回るサラ~ズミの白い花がいっぱい咲く6月上旬になったらまた来よう~<参考コースタイム>猪の段登山口11:15~12:05百畳峠分岐12:10~12:45山伏13:45~14:10百畳峠分岐~15:05猪の段登山口 歩数計→10500歩 2.5 万図 梅ヶ島
May 5, 2023
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