すーさんのアトピー&アレルギー日記 ~漢方薬で治るまで~

医者その5:アンチ漢方の医者


医者その5:アンチ漢方のお医者さま



一週間、すーさんに漢方薬を塗り続けました。
全身に広がった湿疹ひとつひとつに、綿棒で漢方薬を塗っていくので、
1時間から2時間くらいかけて毎日塗りました。

すると、徐々に徐々にですが、湿疹が和らいできました。
今までステロイド以外でこんなに回復することは無かったので、嬉しく思う反面、浜松まで毎回受診しに行くのは無理がある、どうしようかと悩み始めました。
横浜でも漢方を処方してくれるお医者様、もしくはステロイドの怖さを共有してくれるお医者様を探そうと思い、色々検索したり、公共機関に問い合わせたりと手を尽くしましたが、近場で理想としているお医者様はなかなか見つかりませんでした。

横浜のかかりつけのお医者様もアレルギー専門医だったので、まずはそこを受診することにしました。
現状を散々説明したのですがなかなか理解してもらうことはできず、

「まぁ、良くなって来てるって言っても、それが本当に漢方のお陰かどうかわかんないしねぇー。
ずはね、やっぱり皮膚科学会のマニュアル通りにやるのがいいよ。
ステロイド、塗ってみましょう。それで、プロペト塗って・・・とにかく、ステロイドと保湿。
それが基本だからね。ステロイド使わないと治んないよ。
この病気はね、ステロイド使っても、この子は完全に治る事は無いからね。あんまり焦らないように。
じゃぁ、2、3週間後にまた来てください。」

唖然としました。
ステロイドは使いたくないと言っているのに、ステロイドを使い始めてからどうも酷くなっている気がすると伝えているのに、大量に処方されてしまいました。
今まではかかりつけ医として、信用して来たのに・・・
しかも、アレルギーについては全国的に有名なお医者様なのに。

「完全に治ることは無い」と言われたのもショックでした。


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