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メープルおばさん

メープルおばさん

2006年10月25日
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今まで名脇役だった、フィリップ・シーモア・ホフマンが
アカデミー主演男優賞を受賞した 「カポーティ」
恵比寿か日比谷まで行かないと観られないかも…と思っていたら
ようやく我が家の近くの映画館で観られました!

  文学界に名を残す作家トルーマン・カポーティが、
  ノンフィクション小説の名作「冷血」を書き上げた
  6年間に迫るシリアスな伝記映画。

そもそもカポーティの作品を読んだ事のなかった私は
まず「冷血」を読むことからスタートしました。
スラスラ軽く読める最近の小説と違い、重く読み応えのある
ストーリーなのに引き込まれてしまう力強さを感じました。
真実の持つ力なのでしょうか。

映画はその「冷血」を書き上げるまでのカポーティを描いています。
殺人事件の犯人ペリーと自分の一部を重ね、
彼に近づきながらもそんな自分を怖れ、自らを追い詰めていくカポーティの
心の揺れ動きをホフマンは見事に演じています!
私はカポーティという人をよく知らないのですが
独特の話し方、しぐさ、全身全霊で彼を演じていたのでしょう。
素晴らしかったです。

脇役も実力のある俳優さんばかりでずっしりと重みのある作品になりました。
また荒涼としたさみしげな風景が随所にちりばめられていて
それがなんともいえない哀しさを伝えています。

彼が「冷血」というタイトルをつけながら
それをペリーに言えずにいたのは、彼自身の中にも
「冷血」が存在することを知ってしまったからなのでしょうか。
決して楽しい映画ではありませんが、ぜひ観てほしい一作です。






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最終更新日  2006年10月25日 23時33分07秒
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