ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

2013.09.24
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前日、遅い便でパリ入りし、この日は朝からフリー。

もちろん19時半開演のバレエの前は時間があるわけで、市内の観光地巡りは飽きたなあ…けkkと思っていたら、日帰りでシャンパーニュ地方とランス大聖堂を見学する現地ツアーが目に止まりました。
ワインであれシャンパンであれカーヴとういうものを一度見てみたかったし、オペラにも取り上げられているランスという町も見てみたかった。
結果、これが大正解。


午前はまずシャンパンメーカーのマム社へ。


F-1グランプリの公式指定のメーカーとのことでしたが、レーサーが表彰台で景気良くかけあう大きなボトルのシャンパンが、このマム社のものらしい。ガイドの方が、シャンパンの作り方を教えながら、カーヴ内を案内してくださいました。
私は、シャンパンそのものの薀蓄よりも、カーヴ内の寒さとその広大さに圧倒されました。
地下迷路のようです。
試飲は甘口か辛口かと聞かれ、好みの辛口を選んだのですが、かつて飲んだことがないほど
辛かった。。。


このマム社のすぐ近く(マム社敷地内だそう)に「シャペル・フジタ」がありました。
あの藤田嗣治画伯が作り上げた教会。


シャペル・フジタ


オープン期間だったのに、まだ開館時間ではなかったので、外から写真を撮るだけになったのが残念です。


その後、シャンパーニュ地方の中心であるランスの町へ。


やはり何と言ってもここでは大聖堂が見もの。
歴代のフランス国王の戴冠がなされたところです。
「フランク王国のクロヴィス1世がこの地で聖別戴冠式を挙行した…」というガイドの説明を
聞きながら、高校の世界史でしかご縁のなかった「クロヴィス1世」という名前を思い出しました。
ジャンヌ・ダルクが手を貸したシャルル7世が戴冠したのもここなら、オペラ「ランスへの旅」はシャルル10世の戴冠式に出かける話だった。。。


ランス大聖堂-13世紀ゴシック芸術の粋
ランス大聖堂


ステンドグラスには、シャガール制作のものも
シャガール ステンドグラス


午後は、ブドウ畑を通りエペルネーへ向かい、モエ・エ・シャンドン社のカーヴ見学とシャンパン試飲。ブランドとしては「モエ・エ・シャンドン」と「ドンペリニヨン」があり、製造法が違うのだとか。


ドン・ペリニヨン像
ドン・ペリ像


総距離25キロのカーヴ内
モエエシャンドン カーヴ


訪問したナポレオンが使った部屋がいまだにあり、VIP用のラウンジがあるモエ・エ・シャンドンはやはり格が違いました。ここでの案内役は日本語を上手に話す、モエ・エ・シャンドン社の女性の方。ユーモアも交えながら説明してくださり、楽しく過ごせました。また、シャンパンの製造についての知識も増えました。
(そもそもヴィンテージの正しい意味も知らなくって、間違って使っていた。。。)


そして試飲の辛口は、2004(一番最近のヴィンテージ)でした。


写真は2004のヴィンテージ
ヴィンテージ


マネ社のものより、ぐっとまろやかでした。
最近、酒断ち(!)していたので、グラスでの試飲でもちょっと酔ってしまいました。


試飲


とても幸せな1日でした♪
(そしてこのあとに、ガルニエでバレエ「椿姫」に出かけたのでした。)





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Last updated  2013.10.20 13:40:55
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