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2024/10/28
異称(神無月)の由来
カテゴリ:
会長日記
今月も、今日を含めて後4日で11月になります。そして12月で、今年も終わりです。
「神無月(かんなづき)」は、10月の異称で、「かみなしづき」とも読みます。
「神無月」 の由来には諸説あり、「無(む)」 が連帯助詞の 「の」 を表わし、「神の月」という意味になる説や、雷が鳴らない月でもあるため、「雷無月(かみなしづき)」 が転じて 「神無月」 になったという説などがあります。
様々な説の中でも、よく知られているのが、島根県の出雲大社(正式な読みは「いづもおおやしろ」)にまつわるものです。
毎年、旧暦の10月に、全国から八百万(やおよろず)の神が、出雲大社に集まり、その期間は、各地の神がいなくなるため、「神無月(かんなづき)」と呼ぶようになったといわれています。
出雲大社の地元では、「神在月(かみありづき)」とも呼ばれています。
国譲りの神話の舞台である“稲佐の浜”で、神々を迎える「神迎神事(かみむかえしんじ)」を行い、波の音が聞こえる中、御神火(ごじんか)を焚き、神事(しんじ)が執り行われます。
神々を見送る「神等去出祭(からさでさい)」の日は、神様が至る所にいるので、この地方では、慎ましく過ごす伝統が、今でも残っています。
私も京都府の北部、山陰の福知山で18歳の高校まで過ごしましたので、周辺は、おとぎ話や、伝説の物件が多く、朝は日の出を拝み、夕にはその日の無事を感謝し、数々の神事を教えられました。
各地に残る日本の伝統を知り、学んでみてはいかがでしょう。
合掌
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最終更新日 2024/10/28 10:56:48 AM
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