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2024.12.02
テーマ： 自分らしい生き方・お仕事(39888)
カテゴリ： カテゴリ未分類
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^-^◆ mail メール めーる mail
「メールやラインも捨てたもんじゃないなぁ……ホント……」
「なんだって？オイ！！あんなに敬遠してたくせに、どうした？」
「実は、ウチの会社の上司が怖い人でなぁ……(-_-)」
「ん？怖い……？」
「何と言うか、口やかましくて、もうガミガミ、ガミガミと……」
「うん、そういうタイプの人居るよなぁ……」
「この職場に来て以来、実は、一度も誉められたこと無いんだ」
「居る居る、そんな人……」
「ロクに挨拶もしない人でさぁ……職場に潤いが無いんだ……」
「ん？……だって、朝会ったら『おはよう』位は言うだろう？」
「無い無い……、こっちが挨拶してもギロッと睨むだけよ」
「それは又、ひどいなぁ……ひどすぎるわ……」
「それが最近、メールで仕事の指示が来るようになってな……」
「ああ、どこの職場も一緒だな。
メール抜きでは考えられなくなった……。
コロナ禍が遺した、置き土産かもしれないなぁ……」
「メールは良いよ……。……うん、なかなか良い」
「ええっ？何があったんだ。えらい変わりようじゃないか。
……その上司と何かあったんか？」
「うん……」
「おいおい、焦らすなよ……何があったんだ……？」
「メールって……さぁ……言わば『手紙』じゃないか？」
「うん……まぁ、それはそうだな。その通りだ。(^-^)」
「口やかましい上司だけどな。
まさか話すような言葉では手紙は書けないじゃないか……。
怒鳴ることもできにくい……」
「それはそうだ……」
「……だから、罵倒する言葉がほとんど無くなったわけだ……」
「なるほど……」
「おまけに、いきなり本文ってのも……何か調子悪いだろう？」
「うん、まーな……」
「文章の頭に『おはよう』なんてついてくるんだ……驚き！」
「ふーん、そんなことか……」
「この前なんて『ご苦労さん』って書いてきたよ。
初めて言われた……って言うか……書かれた……(^_^;)」
「……そうか……、文章だと言葉が丁寧になったり、
普段テレで言わない様な言葉でも、書くとなれば書ける訳だ」
「メールもなかなか良いぜ……ははははっ……」
「記録として残る面もあるから……、
きちんとした表現になるんだろうな……うん。
証拠品にもなる……」
「いゃーーー、メール様々だよ……(^。^)」
「昔……学生時代に、親父から初めて手紙貰った時の事を
思いだしたよ……。丁寧な言葉に違和感すらあったもんな。
『正博 殿』だもんな……ははははっ……。
『書く』とそうなるわけだ……」
「……少し、上司の違った面も見えてきたよ……」
「それは良い……メール様々……だな。……まさに……」
「そうそう、様々だ…………。ははははははっ……」
「……それが、逆に出ているのが、子供達のメールかな……？」
「……ん？……逆……？」
「うん、要するに口では言えない……或いは言わない事を、
書くとなると書き易いって事の、良い面をお前は感じた……」
「うん……まっ、……そうだな」
「悪い面が、子供達のメールの一部に出ているわけだ……」
「あーあーあー……、『死ね』とか、『消えろ』とか……、
口で言うのは、はばかられる事をメールなら簡単に書く……」
「うん……怖いよな……」
「なるほど……諸刃の剣……か」
「何事も……道具という物は、使う人間の心がけが大事だが……
古き善き手紙文化を……、
佳いものとして広げて行きたいもんだな……」
「……だな……。
うん…………だ(一_一)」
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「なんだって？オイ！！あんなに敬遠してたくせに、どうした？」
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「ん？怖い……？」
「何と言うか、口やかましくて、もうガミガミ、ガミガミと……」
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「この職場に来て以来、実は、一度も誉められたこと無いんだ」
「居る居る、そんな人……」
「ロクに挨拶もしない人でさぁ……職場に潤いが無いんだ……」
「ん？……だって、朝会ったら『おはよう』位は言うだろう？」
「無い無い……、こっちが挨拶してもギロッと睨むだけよ」
「それは又、ひどいなぁ……ひどすぎるわ……」
「それが最近、メールで仕事の指示が来るようになってな……」
「ああ、どこの職場も一緒だな。
メール抜きでは考えられなくなった……。
コロナ禍が遺した、置き土産かもしれないなぁ……」
「メールは良いよ……。……うん、なかなか良い」
「ええっ？何があったんだ。えらい変わりようじゃないか。
……その上司と何かあったんか？」
「うん……」
「おいおい、焦らすなよ……何があったんだ……？」
「メールって……さぁ……言わば『手紙』じゃないか？」
「うん……まぁ、それはそうだな。その通りだ。(^-^)」
「口やかましい上司だけどな。
まさか話すような言葉では手紙は書けないじゃないか……。
怒鳴ることもできにくい……」
「それはそうだ……」
「……だから、罵倒する言葉がほとんど無くなったわけだ……」
「なるほど……」
「おまけに、いきなり本文ってのも……何か調子悪いだろう？」
「うん、まーな……」
「文章の頭に『おはよう』なんてついてくるんだ……驚き！」
「ふーん、そんなことか……」
「この前なんて『ご苦労さん』って書いてきたよ。
初めて言われた……って言うか……書かれた……(^_^;)」
「……そうか……、文章だと言葉が丁寧になったり、
普段テレで言わない様な言葉でも、書くとなれば書ける訳だ」
「メールもなかなか良いぜ……ははははっ……」
「記録として残る面もあるから……、
きちんとした表現になるんだろうな……うん。
証拠品にもなる……」
「いゃーーー、メール様々だよ……(^。^)」
「昔……学生時代に、親父から初めて手紙貰った時の事を
思いだしたよ……。丁寧な言葉に違和感すらあったもんな。
『正博 殿』だもんな……ははははっ……。
『書く』とそうなるわけだ……」
「……少し、上司の違った面も見えてきたよ……」
「それは良い……メール様々……だな。……まさに……」
「そうそう、様々だ…………。ははははははっ……」
「……それが、逆に出ているのが、子供達のメールかな……？」
「……ん？……逆……？」
「うん、要するに口では言えない……或いは言わない事を、
書くとなると書き易いって事の、良い面をお前は感じた……」
「うん……まっ、……そうだな」
「悪い面が、子供達のメールの一部に出ているわけだ……」
「あーあーあー……、『死ね』とか、『消えろ』とか……、
口で言うのは、はばかられる事をメールなら簡単に書く……」
「うん……怖いよな……」
「なるほど……諸刃の剣……か」
「何事も……道具という物は、使う人間の心がけが大事だが……
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