私の根幹を支えて頂いた11人の恩人 0
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[49]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[48]先輩「カラオケで歌う時に画像が出るだろう……? あれを見て、気付いた事無いか……?」天崎「あの俳優さんたち、喋らない演技だから大変でしようね」安村「先輩、何か……技術てきなことですか?」 先輩「いやいや……画面にな……絶対と言っていい程、 携帯電話が登場しないんだよ。(^-^)」天崎「そうですか、余り気を付けて見ていないなぁ……(^_^;) 何故なんでしょうね」安村「…………進化が速いからかなー」先輩「ピンポーンだ。 携帯はどんどん進化して形も変わってくるから、 その都度、画面を作り変えなくっちゃならん……。 それで、出さないんだそうだ……」天崎「へぇー、知りませんでした……っていうか、 気づいていません。ふふふふっ(^o^) 先輩、設問に行きましょう!」先輩「うん……。 仕事でパワーポイントは使っているよな? 今やプレゼンテーションソフトの代名詞でもある」 天崎「使っていますよ。 仕事の報告関係は殆んどパワーポイントを使いますね。 部下にもそのように指導しています」先輩「私のような年齢になるとあれを見て『幻灯』を思い出す」天崎「えっ?厳冬ですか?寒い事と関係あるんですか……?」先輩「ふふふふっ……、天崎、わざと言ってるだろう……。 スライドとも言って学校教材や宣伝にも使われたもんだ」天崎「パワーポイントは便利なもんですよ。 文章は勿論、写真や図表、映像なども盛り込めますから、 非常に分かりやすい報告になります」安村「私も使いますが、報告、説明等には適していますね。 営業活動のプレゼンなどによく使われていますね……」 先輩「安村、君のその言い方は、適していないものも、 あるように聞こえるが……」天崎「先輩、気にしないで良いですよ。 安村特有の天邪鬼思考ですから……(^-^)」安村「パワーポイントを嫌いな社長や上層部に、 何人もお会いしました」天崎「大体において高齢の方々だろう……ITアレルギーの」安村「……というより、超多忙な方々が多かったですね。 『君の物語に付きあうほど暇じゃないんだ』といって、 ペーパーの資料を求められました……」先輩「なるほど……。 上手なストーリーを聞いて理解しても仕方が無いんだな、 その方々は……。お忙しいから『決断』のキーワードが 早く欲しいんだろう……な」 天崎「だから……より良い理解をして頂くために、分かりやすく 丁寧に説明するのが、パワーポイントの役割でしょう?」安村「うん、問題はそのストーリーの構成にあるんだよ。 お客様の事を熟知している訳ではないから、 一般的なストーリーになることが多い……」天崎「安村、そんなの紙の資料だって同じじゃないか……?」安村「うん……少し、違うんだ」先輩「うん、確かに私も急ぐ場合には、 資料の目次もろくに見ずに、パラパラとめくって、 メリットや金額の欄だけを見て差し戻ししていたことが あるよ……」安村「一口に幹部の方と言ってもそれぞれで……、 案件のスケジュールが気になっている方、 費用が気になっている方、効果が気になっている方等々 ありましてね。おまけに超多忙な方々ですから、 自分のポイントを早く知りたいと思われるんですね……」 天崎「なるほど、そういうことか……。 そう言えば、昔、係長に説明した6ページの資料を、 課長説明用に、3ページにしてくれと言われ、 次は、部長説明用に1ページにしてくれと言われていた。 パワーポイントは便利で使いやすいから、冗長になる 可能性を持っているな?」先輩「まっ、道具の問題というよりは資料の作り方の課題かな? その資料の目的と相手の特徴を考えて作るというのは、 道具が発達しても同じことなんだろうな……」安村「大企業の幹部の方は、分刻みのスケジュールですからね。 いや、大企業に限らず仕事の効率を考えれば、 心すべきことです」先輩「大きな画面に映し出すから一覧性に富んでいて、 担当者から役職者迄同時に見れるというのも、 ものによっては、ディメリットになるということか……。 そういう意味では、相手を説得する基本は、 そんなに変わるものではないという事だな……。 うん、勉強になった……今日はこの位にしよう。(^。^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/01/19
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[48]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[47]先輩「さて、ナンセンスクイズを久しぶりに出すぞ。(^-^) <彼のナポレオンが全盛期の頃、高台から遠方を眺めて おった。ややあって振り向き、後方に待機していた 側近に『こっちに来てくれ』と言ったが、 側近は微動だにしなかった>何故だろう?(*^_^*)」天崎「そんなの声が小さくて聞こえなかったんでしょう?」安村「大権力者ですから、何度か呼ばれる迄、近づかないように 決めていたのかな―――。でも、ナンセンスじゃないな」 先輩「『こっちに来てくれ』と、大声で言ったんだぞ……。 『こっちに来てくれ』とな……( ̄ー ̄)」天崎「ははははっ……分かりました。 部下は、日本語を知らなかった……でしょう?」安村「『こっちに来てくれ』をフランス語で言わなきゃ 部下は分かりませんね。ははははっ……ナンセンスです」先輩「ははははっ……(^o^)まっ、頭の体操はこれ位にして、 今日の設問と行こうかな。 『企業における降格人事』をどう思うかな?」天崎「降格って具体的にはどういう形ですか?」先輩「例えば、部長だった人物を課長に落としたり、 極端には係長に落としたり……という人事の事だ……」安村「例えば、不始末を起こし会社に何らかの損害を与えて、 懲罰処置による降格……等の事でしょうか?」 先輩「うん、そういう場合は、処罰としての降格なんだが、 与えられた責務が果たせなかったとか、その職位で、 会社の期待に応えられなかったとか……あるだろう?」天崎「反対です!( ̄д ̄)」安村「反対です!<`ヘ´>」先輩「ありゃりゃ、二人とも反対か?珍しいなーー。(^-^;」天崎「我が社にはそういう降格の制度も事例もありません。 先輩、考えてみて下さい。例えば企業で部長に昇進すると いう事は、大変名誉な事でして、 上場企業では新聞に掲載されたりしますし、 家族は勿論、親戚や友人知人からも祝福を受けるレベルの 話ですよ」先輩「しかし、与えられた新任務で期待に応えられなかったり、 失敗の連続だったりしたら会社としても困るじゃないか」 安村「そういう場合は『左遷』といって、同じ格でも待遇の低い ポストに変えるのが普通じゃないですか? 課長に落としたりはしないでしよう……」先輩「まぁそれは、降格の制度を持っていない会社の事だな。 持っているところは、下の格に落とすだろう」天崎「だから、そういう制度を持つべきでは無いと考えます。 本人のプライドはどうなるんですか? 企業だからと云って社員のプライドを踏みにじる様な事は しない方が良いと思います」先輩「こういう極端な場合は、 本人だって自覚してるんじゃないか。自分の能力が 部長としての業務成果に結びつかなかったんだから、 割り切れるんじゃないか……」安村「……ということは、期待通りの仕事ができなかった責任は 全て本人にあると……考えられる訳ですか?」 先輩「だって、部長の責務を全うするのは本人だからな?」安村「本人は自分の意思で勝手に部長になったんでしようか?」天崎「人事部門から、任命されたんじゃないですか? 任命も、任務命令ですから、聞かなければなりません」先輩「すると何か?君たちは、降格させる場合は任命責任者も 合わせて責任を取れと言いたいのか?」天崎「当然でしょう。命令されて就いた職位を外される時は、 命令した張本人も同罪でしよう……」先輩「うーーーん、そこまで言うか?」安村「先輩は、降格人事に対して賛成なんですか?」先輩「いやいや、そうではないが……世の中に存在しているから お前たちはどう考えるかなと……思った迄だ……」 安村「降格人事制度は、一般社員のヤル気にも影響します。 特に昇進の意欲を削ぐ事になりかねないと思います。 折角、地位と名誉を得ても、 上の人の感覚で降格させられるんだったら……」天崎「真面目にやっちゃー居られませんよ」安村「降格人事の対象者だけでなく、 多くのヤル気のある一般社員のモラールを低下させると いう意味では、その制度そのものが、 好ましいものとは言い難いです」先輩「そうか……、君たちの考えは良く分かった。 まぁ、減俸につながる場合もあって、 生活にも響いてくるからな……」天崎「もちろんそれもあります。家の建設、子供の進学や、 結婚などと絡んだりして長期計画が立てにくくなります」 安村「……私は、プライドの問題が大きすぎると思います。 一度は抜擢された人間ならそれなりの実力は、 あるでしょう。彼を目標にしたり慕っている後輩も 少なくないはずです。企業も一度抜擢の決断をしたら、 責任を持つ必要があります。 社員の人生を潰してはいけません……」先輩「うん、なるほどな……。日本の一般企業ではちょっと 無理な制度かもしれんな――。 よし、ここまでにしよう。 ふーーーー参った参った……(^_^;)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/01/13
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[47]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[46]先輩「明けましておめでとう。今年もよろしく頼むよ。(^。^)」天崎「謹賀新年!!よろしくお願いします。(*´▽`*)」安村「明けましておめでとうございます。 こちらこそよろしくお願いします。(^-^)」先輩「あのさ、ホワイトボード用マーカーがあるだろう。 マジックみたいなのに……書いてもすぐ消せるヤツな」 天崎「はい、知ってますよ……。それがどうかしたんですか?」先輩「あれってさ、尻というか下の方が丸くなってるだろう? マジックは平らだよな。どうしてか分かるか?」安村「そうそう、だから立てて置いとけないんですよ。 不便なんです……」天崎「……まさか、わざと立たないようにしてるんですか?」安村「……ん? 立てちゃまずいのかな……??」先輩「マジックと同じようなインクに見えるのに、 何故、マーカーで書いたものは消せるんだ……?」天崎「あんまり深く考えたこと……無いですよ」安村「チコちゃんに叱られそうですね……( "⌒∇⌒" )」 先輩「ははははっ……『ぼーーっと、生きてんじゃねーよ!』 ってな。ふふふふっ……(^o^)消すことができるのはな、 インクの粒子が粗く作ってあるからなんだ……」安村「ははーん、それで立てると粒子が沈んでしまうから、 消えにくくなるんだ…………ですね?」先輩「そういうことだ。(^。^)」天崎「良し、今度、立て掛けておいて実験してやろう。 チコちゃんに褒められるかな……ふふふふっ……」先輩「そうだな、何事もやってみることが大切だ。 では、新春の設問をズバリと聞こうかな? 企業にとって大切なものは、資本・設備・顧客・従業員と まだまだたくさんあると思うが、一番大事なものを、 ひとつ挙げよ……と言われたら何を挙げるかね」天崎「うーん、この設問は、少しばかり悩みますねーー。 技術も大事だし……。まぁ、しいて言えば『お客様』 ですかねぇ」 先輩「顧客第一……か。多くの企業が掲げているな」天崎「本音は利益が大事と言いたいんですよ。 利益が無いと、資本家への配当も、従業員への還元も、 将来の投資もできません。企業が存続しませんからね」先輩「うん……、そこで敢えて『お客様』と言ったのは?」天崎「利益って、売上高からコストを引いて得られるものです。 売上が無いと利益も出ませんからね……。 『お客様は神様』ですよ」先輩「……なるほど。分かりやすい話だな……。 ……でっ、安村はどうだ?何を大事にするか?」安村「はい『従業員』です」先輩「ほぅー、社員……と来たか……フム」 安村「本音で従業員が大事と言いたいんですよ。 社員が居ないと、資本家への配当も、従業員への還元も、 将来の投資もできません。企業が存続しませんからね。 従業員の働きが……大切です」天崎「……なんか、俺の言い方を真似てないか?( ̄д ̄) しかし、従業員がどんなに優秀で良くても、 お客様が居なけりゃ収入は入って来ないぜ」安村「そういうが、お客様がどんなに居られても、 社員が居なけりゃ商品もサービスも提供できない(^-^)」天崎「また、真似する!!"(-""-)"」先輩「どちらも、とても大切なものだから似たような話に なるんだろうな……」安村「同じ地域で、同じ資本で、同じような商品・サービスを 提供し、同じような顧客層に販売している二つの会社の 唯一の大きな相違点は『従業員』だけです」先輩「…………なるほど……確かにそうだな……」天崎「新年早々……安村一流の、屁理屈だな。( ̄ー ̄)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/01/06
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[46]【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[45]先輩「ところで……天崎よ。 和尚さんがお念仏を上げる時に、 ポクポクと叩くものがあるなー。 あれは何というか知ってるか?」天崎「えっ『モクギョ』じゃないんですか……?」先輩「安村は?」安村「僕も『モクギョ』と思いますが……?」 先輩「うん、いいだろう……。(^。^) ……で、どんな字を書くか分かるか?」天崎「えっ? カタカナじゃないんですか?」安村「黙るという字と、御礼の『御』ですか……?」先輩「安村、どうしてそう思う?」安村「お経を上げている間は皆さん『御黙り』という事で、 これを漢文にして『黙御』……で、どうでしょう(^-^;」先輩「ぷっ(^×^ ) 凄い想像力だ。ふふふふっ……。 『木魚』だよ……、つまり木の魚だ。(^。^)」天崎「あっ……そう言えば、あれって魚の彫り物ですよ……」先輩「そういう事だ。(^。^)どうだ、納得したか?」 安村「はい…………先輩、どうして魚なんですか?」先輩「うん、いい質問だ……。 お経というのは、短いのもあるが大抵は相当に長い時間、 読み続けることになる。 どんなに修行を積んだお坊さんでも、 少しは眠くなるわけだ……。 その時、励みにするために魚にした……という説がある。 魚は目を閉じない。 これを『魚は眠らない』と解釈したんだろう……」天崎「……たしかに、眼を剥いた魚の彫り物ですよ……あれ」安村「先輩、その説は正しいんですか……?」先輩「まぁ、多分な……ははははっ……。(^。^) よし、では、設問といこう。 安村は、この前の話で、毎日同じことを繰り返す人を、 あまり好まないような事を言ってたよな?」 安村「先輩、好まないというよりは、 自分はそのタイプではないということですよ……(^-^)」先輩「じゃー聞くが、 昼ご飯を同じ店のほぼ同じメニューで毎日すます人や、 何日も、同じネクタイしてる人も一緒か?」天崎「ネクタイは良いんじゃないですか? 清潔であれば……。 好みの問題ですもんね……(^-^)」安村「……昼ご飯は、好き嫌いもあるし……、 私もそうする時がありますよ……」先輩「じゃー『愚痴ばっかり言う奴』とかは、合わないな……」安村「先輩、………それは、ちょっと違います。 ……本人をよく観察してから判断することになります。 案外、鋭い問題意識持ってる場合もありますからね……」 天崎「むしろ僕は、そのタイプは苦手ですね。 愚痴は、男らしくない!!」先輩「こらこら、女性の場合だってあるぞ……もう<`ヘ´> じゃー、上司と喧嘩するタイプなんかは、どうだ……」天崎「良いんじゃないですか。骨があって……なあ、安村」安村「うーん……難しいねぇ。 表立った喧嘩をしてる人はどうかなぁ………。 ……喧嘩してる訳じゃないけど、上司から『うるさ型』 なんて言われている人は……面白いと思うけど……」天崎「どうも安村は複雑だなぁ。ややこしくって叶わんわ……。 先輩、呑みましょう!呑みましょう!」先輩「そうだな……ふふふふっ……。 よし、乾杯だ!! ( "^ ∇ ^" )」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/12/29
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2020/12/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[44]先輩「さっき食べた刺身だけどな。ツマが付いていたろう……」天崎「ハイ、大根でしょう? 僕は残しましたけど……(-.-)」先輩「そう、大根の千切りだ。あれは昔から付いてくるんだが、 何故だか分かるか?」安村「その前に先輩、ツマってやはり『妻』の事なんですか?」先輩「うん良い質問だ。何事も探求心を持って臨まねばならん。 こらこら、天崎、ググるな! 今から、俗っぽく説明するから……な。(^。^) 『ツマ』の語源には2種類の説があるらしい……」天崎「何事も、諸説ありますね」 先輩「一つ目は今、安村が言った『妻』もうひとつは『褄』だ。 妻は知っての通り『奥さん』のことだな。 主役となる刺身を支える脇役となるものを表している。 国語辞典によると、もともと妻という言葉には 『主となるものに添える』という意味があるらしいよ」天崎「先輩、男女平等の現代で『主役=夫』という考えには、 問題がありませんか?」安村「天崎、そこは『主役を輝かせる影の主役』と……、 きれいに整理しておこうよ……(^-^)」先輩「ははははっ……、うまい事を言うなぁ……。はははっ。 それで、2つ目の『褄』だが『端』を意味する言葉でな。 料理(刺身)の端に置かれることから褄と呼ばれるように なったという説なんだ……」天崎「何にでも色々な意味が含まれているんですね――。 でも、なんでわざわざ添えるんですか?」 先輩「それはさっき、俺が出した質問だ……。(^。^) 考えてみろよ」天崎「刺身を旨そうに見せる『飾り』じゃないですか? 白だし、清潔感もあるし……」安村「ちょこっとしか盛られていない小さな刺身を、 ボリューミーに見せる効果もありますね……」先輩「二人とも、やや商業戦略寄りの意見だな。 確かにそれもあるだろうが……本来は食中毒を防いだり、 口の中をスッキリとリセットするなど、 様々な効果があるんだ……」天崎「殺菌??……ですか?」先輩「冷蔵や冷凍の技術が発達した現代では食中毒の心配は、 それほど考えなくても良いが、昔は殺菌効果のために、 つまを添えたと言われている。 大根は殺菌作用の強い野菜なんだよ。 また、刺身の味を口から消して、 次の料理を美味しく食べるためにもつまは効果的なんだ」 安村「……先輩、確か大根は消化も助ける食材でしたよね」天崎「先輩、刺身から出る水分を吸収して、刺身がベトベトに ならないようにする効果も有りですね……」先輩「なるほど、面白いことに気付いたな……」天崎「ふふふふっ……見てたらそうなっていただけです(>_<)」先輩「ちょっとした前振りで話し出したんだが、 時間をとったな。 いつもの設問は次にしよう……」安村「……ですね。 (*^_^*)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/12/15
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[43]【前々回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[41]【前回】 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[42]先輩「テレビでは『GO-TOトラベル』と『コロナ対策』が、 議論になっているなぁ……。経済も人の命もどっちも 大事だから……難しいなぁ。 難しい時は……先人の教えに倣うか……(^-^) 基本的に『GO-TO』は、経済とコロナ対策の、 『一挙両得』の教えに倣ったのだろうな。コロナ対策も しながら、経済も活性化させようってわけだ……」 天崎「先輩『虻蜂取らず』って教えもありますよ……(^-^)」先輩「うーん、分かるが『一石二鳥』がかっこいいぞ。(^。^)」安村「……(一_一)『二兎追う者は一兎をも得ず』………(-.-)」先輩「あちゃー、先人の教えも両局面あるな……。 そりー当たり前だよな。人生色々だからな……(^。^)」天崎「やはり政治の『判断力』が大事ですね」安村「その為に選挙で選んでるんだからな……(^-^) 先輩、そろそろ設問に行きませんか……?」先輩「うん、そうだな。(^。^) えーーーと、『信頼される上司』のアンケートの 1位の『部下の話を真剣に聞く』は、既に議論したな。 続いて2位が『頭の回転が速い』だった。 これは核心が掴みにくかったが……一応議論はした。 さて、3位の『良いところを褒めてくれる』について、 今日は話し合ってみよう……。どうかな?」 天崎「『良いところを褒めてくれる上司』が良いと言ったって、 ウチの連中みたいに良いところが無いのはどうすりゃ― 良いんですかね?」先輩「良いところが全然無い社員なんて居ないだろう……」安村「先輩、僕も天崎も部下に対しては結構ハードルが 高いですから……そうなるんだと思います」先輩「……しかし、それにしたって、キチンと仕事を、 やり遂げるとか、責任感が強いとか、協調性があるとか、 ……何か良いところはあるんじゃないか?」天崎「先輩、そんなの当たり前でしよう。仕事してお金貰って いるんですから……。第一、採用試験の時に、その辺が 弱い人は採っていません……」先輩「当たり前か……? 安村もそう思うか?」 安村「第2位の『頭の回転が速い』が分かりにくかったように、 この3位も……ホントかなって思います。 私、スポーツやってましたけど、良いところを褒める コーチよりも、悪いところを叱ってくれるコーチの方が、 有り難かった経験があります……」天崎「……うーん、スポーツの話になると俺は逆だな。 良いところを褒めてもらうと自信になって、やる気も 出たような気がする」安村「それってさー、一二年生の時じゃないか。三年生の時も そうだったか……?」天崎「そうか、そう言われるとそれなりの実力になってからは、 自分の強みは百も承知だったからな……。褒める先輩は、 ゴマスリに見えたな……人気取りみたいな……」 先輩「君達が言いたいのは、実力も備わってきた人間は、 褒めて育てられるよりも、欠点を厳しく指摘された方が、 良かったという事なのか……。まっ、スポーツの話だが。 うーん……君らは相当に優秀だったんじゃないかな……」安村「どういうことですか?」先輩「君達みたいなレベルの人間は、多分1~2割しか居ないと 思うんだ。大半は『褒めて育てて欲しい』と思ってる。 だから、社員全体でアンケートを取るとこういう結果に なるんじゃないかな……」天崎「……そうか、じゃーベテラン社員じゃなくて、まだ未熟な 部下は、褒めてやった方が良いんですかね。 私は苦手ですが……、安村はできそうだな……」安村「お前よりは、柔軟性があるからな……(^。^)」 天崎「(;一_一)」安村「でも、『良いところを褒めてくれる』も、信頼される 上司の条件としては偏っている気がしますね。 「良いところも悪いところもきちんと指摘してくれる」 位の方が、現実的な気がしています」先輩「……なるほど……うーん、そうかもなーーー。 お前たちも、なかなか奥が深いなぁ……( "⌒∇⌒" )」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/12/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[42]安村「先輩、『信頼される上司』というアンケートで、 1位が『部下の話を真剣に聞く』となっていたのは 先ほど教えて頂きましたが……、 2位や3位はどうなっていたんでしよう……?」先輩「うん……、2位は『頭の回転が速い』そして、3位は 『良いところを褒めてくれる』……となっていたなぁ」安村「頭の回転……ですか……」天崎「私の得意の『即決即断』のことでしよう……(^-^)」先輩「考えがあまり偏らず、柔軟性があって幅広く対応したり、 指導してくれるという様な意味じゃないのか?」 安村「部下たちは、皆が皆上手に喋ったり表現できるわけでも ありませんから、自分の拙い表現でも素早く理解して くれる上司……みたいなイメージでしょうか?」天崎「何だ……自分たちの未熟をカバーしてくれる上司が良いと いう訳か……。部下たちも甘っちょろいなぁ……」先輩「部下たちにしても、スピーディに自分の言っている事や、 やっていることを理解してくれる上司は有難いんだろう」安村「確かに……、何でも預かる上司はじれったいですよね」天崎「預かる……?」安村「『分かった分かった、この話は良く考えてから返事する』 なんて言って、何でもかんでも預かってしまう上司って いるじゃないか……?」 先輩「部下が問題提起をした時なんか、それじゃー、部下たちの 仕事も、先に進まないよなぁ……」天崎「『頭の回転が速い』って、色んな意味に取れますねぇ。 部下たちが言いたいのは……一体、何なんでしようねぇ」先輩「君達にだって上司はいるんだから、部下としての自分を 考えた時に……どんな感じかな?」天崎「『曖昧にしておいてなかなか決めない上司』なんか……、 確かに、頭に来ますよね。やっぱりビジネスは即決即断 でしょう………(^-^)」安村「しかし、そんなじれったい上司も僕は嫌いじゃないなぁ。 上司が決めない時って、こっちにも色々と工夫の余地が あって、色々と提案できるチャンスも巡って来るからね」先輩「それはちょっと深い考えだな。 指示待ち部下を作りたくない上司が時折使う手でもある」 天崎「そうですかぁぁぁ……。単に決断力が無いだけに 見えますけどねぇ……」先輩「この第2位の『頭の回転が速い』は、やや抽象的過ぎて、 ピシッとしたイメージが湧きにくいなぁ。 一般的には、こういう友人の方がこっちの言う事を スイスイと理解してくれて、付きあいやすい事は確かだ。 3位の『良いところを褒めてくれる』については、 どうかな?」天崎「先輩、それは来週にしましょう……。少し考えてきます」先輩「そうかよし、じゃー今日はここまでだ( "^ ∇ ^" )」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/12/02
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[41]先輩「昔、ナンセンスクイズってのが流行ったよな――」天崎「はいはい、色々とありましたね……」安村「ナンセンスクイズ? どんなものですか?」天崎「安村知らないのか?アメリカ留学でもしてたか? ふふふっ……」先輩「代表的なヤツだが……、 『電線に雀が三羽とまってた。猟師が鉄砲で打ったら 一番後ろの一羽に当たって落ちてきた。さて、残りの 雀は、何羽だろう?』って……な。(^-^)」安村「えーー、そんな簡単なの?『3-1=2』で2羽です」 天崎「プワッ……(>_<)ひひひっ……。お前、化石みたいやな。 答えは『0』鉄砲の音に驚いてみんな逃げたの。(^-^)」安村「…………(;一_一)」先輩「もう一つ行こうか……。 『波止場で、海を眺めていたら彼方の水平線を大きな船が 向かって右側から、左方向に進んでいた。 丁度真ん中辺りに来た時に、突然沈んでしまった。 さて、何故だろう』…………(^-^)」安村「……岩礁に座礁したんですか?」天崎「先輩、それは沈んだんじゃなくて、水平線の向こう方向に 航行していたので、水平線の陰に入って見えなくなった だけの話ですよね……(^-^)」 先輩「二人とも、ノーだな。ははははっ……。 この船は、潜水艦だったんだ……。ふふふふ……。 飲み屋さんのカウンターでこんなバカげた話で、 盛り上がったもんだったな。懐かしいよ。ところで、 この前ネットで見たんだが『信頼される上司』という アンケートの結果が」載ってたよ」天崎「どんな結果になってたんですか?」先輩「うん、一位は『部下の話を真剣に聞く』となってたなぁ。 どう思う?」天崎「……という事は、自分の話を真剣に聞いてくれる上司が、 最も信頼できると言ってるんですね……」先輩「うん、そうじゃないか……」 天崎「甘っちょろくないですか? 上司が真剣に聞いてくれるレベルの話を、 持ってくる部下なんて一握りしかいません……。 はっきり言ってくだらん話が多いから、 真剣に聞けないんですけど……」安村「部下が我々管理職と同等の価値観の話を 持ってくるとしたらそれは既に、 部下のレベルではなくてライバルじゃないか?」先輩「……ん? 安村は何が言いたいんだ?」天崎「せんぱーい、又、安村の小理屈を聞いてやって下さーい」安村「天崎が言っている事は、ある意味正しいと思うんです。 だって、彼らは管理職ではなくて担当者なんですから。 ……だからこそ、まだ未熟な彼らの本音に耳を傾けて、 その中から、重要な指摘を掘り起こすのが、我々の 任務じゃないですかね……」 天崎「……で、くだらん話にも乃至は百も承知の話にも真剣に、 耳を貸せって言うのか?そんなに暇じゃないぜ……」安村「このアンケートは、絶対的真理を訴えている訳じゃなくて どんな上司が部下から信頼されるかを言ってると思う。 部下からの信頼なんて要らないと思っていれば、 君が言うようになると思うんだが……」天崎「部下から全然信頼されなければ仕事はうまくいかんよ。 部下の話を真剣に聞けば、信頼を得られるのか? つまらん意見が多いから、 その都度俺から怒鳴られるんだぞ……」先輩「無視よりは、遥かに良いんじゃないか? 怒鳴ったり怒鳴られたりでも、人は近づける……」安村「私が部下の話を真剣に聞くのはですね……」天崎「おいおい、自分が信頼される上司の典型ってかい?」 安村「ははははっ……まぁまぁ……。 砂金採取のようなもんだと思うからなんだよ……」天崎「……砂金?」安村「無価値な砂ばかりが目立つようなレベルでも、 接しているとキラリと光る物があるかもしれない。 だって、自分はオールマイティでも天才でもないからな」天崎「お前の話も、分からんではないが、部下のこんな話を 信じていると、部下に対してゴマをする上司が 増えかねないぜ……」安村「本気で真剣に聞いて、怒鳴り上げるんなら……、 それはそれで、正しいんじゃないかな。 無視がいかんのだよ……」天崎「……バカ! 無視するのもひとつの指導法だ。<`ヘ´>」 先輩「ノーベール平和賞を受賞されたマザーテレサ曰く。 『愛の反対語は、憎悪ではなく、無関心だ』と……(^-^) 上下が存在を示し、お互いに認め合う中から、 真の厳しい叱咤激励も花開くのである……」天崎「先輩、いつ御出家されたんですか……( ̄ー ̄)」先輩「………………(;一_一)……<`ヘ´>」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/11/26
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[40]先輩 「……ところで天崎君、君なんか見てると……何かこう、 正々堂々としているから、下の人に対しても何時でも 何処からでもドンと来いっていう感じで、 デーンと構えているんだろうな……?(^。^)」天崎 「先輩、冗談じゃないですよ。 私のモットウは率先垂範ですから……。 誰かの言葉じゃありませんが……、 『して見せて、言って聞かせて、させてみて、 怒鳴らなければ、人は育たじ』……ですよ」先輩 「おーー、山本五十六元帥の言葉だな……(^-^)」安村 「それを言うなら、 『………誉めてやらねば、人は育たじ』……だぜ」 天崎 「いい、いい……。細かい事は良いんだ。……うん。 細かい事はなっ……。 ……ということで、 激務のアマさんと異名をとるくらいに、バタバタと 立ち働いていますよ……必死に……。(>_<)」先輩 「……そうかねそんな事か……?意外だったな……。 しかしお前、課長なんだから、そんなにいつもいつも 忙しいわけじゃなかろう……?」天崎 「はははっ……です。……ですね。 まっ、そんな時も、部下の前では、セカセカとして 見せて、課長は大変なんだーと思わせる様にしてます。 まっ、背中で教育している訳ですよ。はははっ……」安村 「それで、お前の所の部下たちは、 『課長は大変だ、課長は大変だ……』って、 いつも言ってるのか……なるほど」 天崎 「そうよ、その通りよ……。 そうするとなっ、自分達も見習って、 頑張らなくっちゃーって気になるだろう? ……なっ。これが、率先垂範指導ってもんよ……うん」先輩 「うーん……、安村君は……その辺り……どうだ」安村 「先輩、うちの部下達が言ってる事聞かれた事 ありませんか?」天崎 「知ってる知ってる……聞いてるぞー 『うちの課長は余裕があるから何時でも相談できる』 とか何とか言ってるよ……。 軟弱な上司にして、軟弱な部下あり…………だな」先輩 「……ほう、そうなのか……?安村君は、現場管理の かたわら、部長から中期計画立案の方も特命を 貰ってるから、けっこう忙しいはずだが……」 安村 「ええ………どちらかといえば、忙しい方ですね。 でも……、下の人達の前では余裕があるように 振舞っています。 育てる意味もあって、少し際どいところまで権限委譲 していますから、ここぞと思う時には、即、相談に 来て貰わなければなりません。 こちらがバタバタしてたら向こうが遠慮したり、 億劫になったりしがちですからね……」天崎 「先輩、こいつ現場ほったらかして机上の空論ゲームを 楽しんでるんですよ……。 好きだから……そういうのが……」先輩 「いつも余裕がある様に見せておかないといかんかね。 ……やっぱり……」 安村 「ええ…………、私だって上の方に相談に行くのって、 ちょっと躊躇しますもんね。開口一番、 忙しいから後にしてくれって言われそうだし……。 聞いて頂いたとしても、こんなつまらんことで、 いちいち相談に来るなって言われそうだし…………。 ですから、できるだけ気楽に話しかけられるような 環境作りをしてます……」天崎 「……そんなに苦労はないよな……。ホントは、 そんなに忙しくないんだからな……ははははっ……」先輩 「暇でも忙しく見せる天崎と、忙しくても余裕を見せる 安村か…………。 何か……お前達、ホント……面白いなぁ……(^。^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/11/20
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[39]先輩「ちょっとこれを読んでみろ。何か感じるかな?」天崎「えっ?なんですかそれ……。 ◆国会が再会された。 ◆ゲーム後半の反抗に期待する。 ◆恋人の変身を恨む。 ◆新しい週間誌が出た。 ◆鑑賞用の植物 これがどうかしたんですか?」安村「どれどれ……、うーーーん。先輩、これ誤字探しですか? 『週刊誌』じゃないですかね?」天崎「あっそうだ。ゲーム後半も『反攻』じゃないかな?」先輩「ふふふふっ……、漢字には同音異語というか類似語が多い から気を付けないといかんな。(^。^)」 天崎「国会の再会は、これで良いんじゃないですか……?」安村「いやー、やっぱり『再開』じゃないかな……」先輩「国会となっているから迷うよな……『再開』だ。(^-^) 変身は『変心』、鑑賞は『観賞』だな……」天崎「確かに日本語はややこしい面がありますね。」 漢字の意味をよく知っていないといかんなーーー」安村「週刊誌なんかでも、時々間違ったりしていますよ。 ほとんどの人が気付きませんけどね……」先輩「お互いに気を付けないといかんな……。 さて、設問といこうかな。(^-^)君達の部下ってさ……、 上司をどんな風に思ってるんだろうなぁ…………? 考えたことないか……?」安村 「先輩それは時と場合によって、違うんじゃないかと、 思いますが……」 先輩 「うん、そうだな……。 まっ、割と厳しい状況の時にだ…………」天崎 「先輩!それは言うまでもなく、 不満に違いないんじゃないですか。 ……かく言う私だって、時々、立場が逆だったら 腹立つだろうなって感じる事もありますよ……(^-^;」先輩 「ほう……不満か?…………ナルホド」天崎 「だって先輩、いちいち厳しい指示命令をされるわけ ですから当然と言えば当然ですよ。 ……腹の中は不満タラタラでしょうよ……。 だから、我々の方は気が抜けないんですよ……。 そんな時にこそビシッと締めておかないと、 職場の秩序が乱れてしまいます……」先輩 「みんながみんな、不満という事も無いと思うが……」 天崎 「確かに………、……厳密に言えばそうですね……。 でもそれは、度合いの違いだけで、基本的には、 仕事に不満を感じるよりも、それを言いつける上司に 不満を感じます。……だって、私だって部長に対して そうですから……」先輩 「お前もそうか?……そんなもんかなぁ……。 安村はどう思う?」安村 「うーん、不満ですか……。 無い事はないでしょうね……。 でも、厳密に言うと不満より不安じゃないですかね。 そんな気がしています……」天崎 「……不安?……不満とどう違う?」安村 「不満だったら……納得を与えてやらなきゃならんが、 不安だったら、勇気で良い……」天崎 「よくわからんな……相変わらず……お前は」 安村 「不満ってさぁ、対立的な概念だろう? 上司に対して対立的になる人ってそんなに居るかなぁ。 ……実際問題として……」天崎 「……うん、しかし、面と向かって反抗的な行動には 出ないにしてもだな……。 腹の中では不満タラタラじゃないか?」安村 「天崎、僕はこう思うんだ……。 彼らが自分の責任を果たそうとする時に……、 もし失敗したら、その失敗に対して上司がどんな判断を するか………といったような事に対する 不安感があるように思うんだ……」先輩 「……ん……?どういうことかな……?」安村 「上司に不満を持つくらいの部下なら、 中々の実力者じゃないですかね? 大半の人たちは、上司の価値観に対して、 よく分らない不安を漠然と持っている様な気がします」 先輩 「うん、うん……」安村 「不満なら対応が反発的でしょうが、不安だから、 何となく様子見的な接触が多いように感じますが…」先輩 「うーん、……なるほど……不安……か」天崎 「そういわれれば、俺も内心不満を持っているが、 部長に対しては、恐るおそる行くなぁ……。 価値観が分らんからなぁ……」先輩 「自分が何をしたら上長から誉められ、何をしたら 叱られるかを把握している部下は、 ある意味積極的に的を絞って動くよなぁ……」安村 「コミュニケーションが比較的うまくいっていて、 上下の関係もそんなにギスギスしてなくて、 不満が少ない職場にあっても、 ……不安はあると考えて対応した方が良いと思います」 天崎 「……お前はファン(不安)が多いからなぁ(;一_一)」先輩 「……うん?……何だって、天崎……?」安村「ははははっ……。……なら良いがな……(^。^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/11/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[38]先輩「アメリカ大統領選挙も決着がついたな……。 もう少しの間、ゴタゴタするかもしれないが、 大勢に影響は無かろう……」安村「先輩、我々は報道機関を通じてしか選挙戦の内情が 分かりません。相手をののしり合う様な下品な部分を、 沢山見せられましたが……、そればかりではなく、 実態はまともな部分もあるんでしようね……」天崎「……あんなもんじゃないか。アメリカって……( ̄ー ̄)」先輩「うーーん、真実は分からないが人気投票じゃなくて、 大国の政治のリーダーを選ぶんだから、 きちんとした面もあるんじゃないかな……うん」天崎「真面目って、安村みたいに面白くないから、 マスコミも受けを狙ってるんだろう……(^。^)」 先輩「ははははっ……天崎は安村を真面目と認めてるんだ……。 ははははっ……(^-^) それじゃー今日の設問といこう。 ……なんだぁ……そのー『部下、部下』とひと口で 言うけど……だな。 その中には、仕事のさばける人間もいれば、 あまり出来ない人間だって居るんだろう……?」天崎「先輩、それはどこでも当然の事ですよ……。 本人の能力の程度や職場で与えている業務に対する、 向き不向きなんかで、当然のことながら差が出ます。 まっ……我々としては可能な限り、適性にあった仕事を 与えようとは……努力してるんですがね…………」先輩「上手に仕事をさせてだなー、その上、良好な成果に 結びつけるのって、けっこう大変だろう…? どう、やってるんだ…………?」 天崎「そりゃー先輩、トーーーゼン、出来る人間優先ですよ。 決まってるじゃないですか……。 出来る人間ってのはですね、伸びる可能性も大きい ですからね。キャツらを上手に使って仕事の全体レベルを 上げていくわけです……」先輩「……フムフム……」天崎「余り点数の取れない連中の分を、出来るヤツの成果を 高める事で、平均レベルを上げるというわけです……。 それで、職場全体の成果レベルが保てます……。 出来ないヤツを、色々と使ったり指導したりするのは、 ロスが大きいですね……」先輩「なるほど……ポイントは『出来る人間』って訳か……」天崎「その通り、御明察です。 少数の出来るヤツの獅子奮迅の活躍で、 現場のレベルがグンと上がります。 ……第一、使いやすい連中ですから、 こっちの負荷も軽くて済むわけです。 ……その内、あまりできない連中のレベルも自然に 上がってきます。見よう見まねとでも言いますかね……」 先輩「うーん…………なるほど…………。……で、安村は!」安村「うーん……。 短期決戦に関してはそれで良いのでしょうが……、 長い目で見て……職場の成果のレベルを上げようと 考えたら、さほど優秀でない社員の底上げがとても大事に なります。出来ない連中は、けっこう依存心も強いので 『無理してやらなくてもいいよ……』といった環境に 置くと、どんどん退化していって、 取り返しのつかない事になりかねません」天崎「じゃー、お前、出来ないヤツをバンバン使って、 失敗作をどんどん出すってのかい……?」 安村「指導の仕方を工夫するって事さ……。 少しでも本人が進んで創意工夫をするように仕向ける事が 大事だろうと思う……。 ……だって、俺たち管理職は、四六時中彼らを見てる わけじゃないから本人が自主的でなくちゃいかんのよ」天崎「……理屈は……そうだ。理想……はな」安村「業績が劣る連中でも、個別の動きを見ていると、 必ず良い面の特徴を持っているものなんだよ。 上手に役割を与えるような工夫が大切なんじゃないかな」天崎「そんなもん……、出来るヤツなら、三倍のスピードで やっつけるぜ。……なにも無理に出来ないヤツを 使わなくったって……」安村「そういう事じゃない……ちょっと違うんだ………」 天崎「何が違うって言うんだ……?」安村「うん…………、 例えばな……細かすぎて異常といえるほど、気が付く 人間がいる…………んだな。 いっつも、次の準備を考えて慎重すぎるから、 ペースが遅れる人間が居たりする…… 仕事は捌けないが奇妙に明るくて皆のヤル気を、 喚起する人間だって…………居るのさ。 ……そういった、特徴を認めて買ってやって、 役割を与えると……全体が、負けにくいチームに 仕上がっていくんだよ。 職場は…………総合戦だからな……(^。^) どうしようもない人間なんて採用していない……」天崎「ふぅーーーーー、気の長い話よのぅぅぅ……(+_+)」先輩「ふーーむ……なるほど……『負けにくい』か(ー_ー)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/11/10
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[37]先輩「漢字というのは様々な読み方があるが、 特に『生』という字がダントツに多いという人がいる」天崎「生命の『せい』ですからね……、かもしれません。 生まれるとか生むの『う』でもありますね……」先輩「確かにな……。似たような感覚で生涯という時には、 『しょう』と読むな。往生では『じょう』だ」安村「生きるという時は『い』ですよ……先輩」先輩「なるほど。草が生えるとなると『は』だよ」天崎「生卵なんて『なま』ですよ」安村「生醤油、生娘なんて……『き』となります」 先輩「おおおお、それもあるなー。おいおい、芝生は『ふ』だ」天崎「弥生時代って、コレ『よい』なんすかねーーー(゜_゜)」先輩「ふふふふっ……かな。生憎は『あい』か?」安村「生命は『いのち』です。分けようがありません……。 名前の、浜生さん妹尾さん……『お』と読みます」先輩「一説によると『生』という字の読み方は、 100種類以上あると言われているが……人名・地名を 入れると……まんざらオーバーな話でも、 無いかもしれんな…………」天崎「外国人が、日本語は難しいという一因でもありますね。 他の漢字でも、結構沢山の読み方がありますもん……」先輩「ははははっ……、言葉遊びはこの位にして、 設問といこう……。 これは当然の事だが……、君たちは上司として、 担当者達が担っている仕事に対してのアドバイスも、 当然してやるよな?……呑みながら……(^_^)」 天崎「センパイ、もちろんです。 仕事の手順というか、段取りというか……、 現場ではきめ細かく話してやれない仕事の進め方のコツと いうか、ノウハウみたいなものを……一杯飲みながら、 じっくりと丁寧に話してやりますよ……(^-^)」先輩「……うん、それは良いことだな。 俺も、仕事に関する知識は仕事の現場で学んだが……、 技というか、上手な進め方みたいなもんは、 やはり一杯飲みながら教わった経験があるよ……」天崎「……でしょう。そんなもんですよね。 ……ところで安村……なんで、黙っとるんだ……?」安村「……うん、……随分違うなぁ……と思ってさ……」天崎「なに!……またお前、理屈こねようって言うのか?」先輩「…………?(゜_゜) ……どう違うんだ……安村……」 安村「私の場合はですね…………ちょっと違うんです。 今言われた仕事のコツみたいな話は、 できるだけ職場でするようにしています。 たとえ、一時的に仕事が中断することがあっても、 彼らが課題にぶつかった瞬間とか、 疑問を感じた瞬間が、最も吸収率が良いわけですから。 ………現場で、実習的に指導します……ハイ」天崎「………じゃーなんだ……、飲み屋ではもっぱら、 バカ話ばっかりか……?」安村「うん…………バカ話も大事な時がある…………( ̄ー ̄)」天崎「おいおい、変に納得するなよ……」安村「……まっ、そうだな……、飲み屋でリラックスした時は、 何のために今の仕事をしているかについて、 会社全体の中での位置づけ、 次行程の知識等々を交えて話してやることが多いかな。 今やっている仕事の目的みたいなもんだ……な」 天崎「要らぬ話をして部下を混乱させてるんだな。 …………ふぅ(-.-)」先輩「うーん、なるほど……目的か……目的ね……(一_一)」天崎「どうしたんですか?……先輩!……目なんか瞑って……」先輩「ははははっ……まっ良い……(^。^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/11/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[36]先輩「製造課長、営業課長、人事課長、技術課長とか……、 分かり易いよなぁ……」天崎「先輩、またまた突然……何ですか?」先輩「こういう名称って会社の外の人からでも仕事のイメージが 分かりやすいだろう?」安村「はい、確かに……」先輩「大きい会社には、総務課長とか調整課長というのが、 あるんだよ。これって仕事の中身が分かりにくいよな」天崎「『何でも屋』って感じですね。 どこの部門にも属さない仕事が中心なんでしよう」 安村「……それと、様々な問題解決を担当していますね」先輩「ある意味、難しい仕事だよな。 俺なんかずっと技術畑だから、彼らを尊敬していたよ」天崎「……確かに、政治家的な仕事が多いようですね……」安村「組織の規模が大きくなると、大切な存在ですね」先輩「よし、ウオーミングアップ設問といこう。 よく知られている歴史上の人物で、部下に有能な調整役が 居たら、命を落とすことも無かったかもしれないと思う 人物を挙げよ……」天崎「歴史上と言えば……主に武家社会ですね……」安村「武家は言ってみれば技術屋的集団ですから、 調整課長は、あまり重んじられ無かったでしようね……」 天崎「あっ、源義経なんかどうですか? 弁慶じゃー難しい相手との柔軟な調整は、 難しかったんじゃないですかね……」先輩「おお、私が考えている三人の内の一人だよ……」安村「ちょっと違うかもしれませんが、今年の大河ドラマの 明智光秀なんかも、上手な調整課長が欲しかったような 気がします……」先輩「ピンポーン。(^。^) 後一人は、浅野内匠頭だな。調整課長がほしかったなぁ」天崎「大石内蔵助という優れた部下が居たと思いますが?」先輩「事件を未然には防げなかったな。 事後の処理に、人々の共感を集めてはいるが……」安村「先輩、面白い見方ですね。現代でも技術畑の社長さんには 優れた秘書役が付いているように思います……」 先輩「ははははっ……雑談が長くなって、スマンスマン。 本日の設問といこうかな……。柔らかくいこう。 君たち……、部下と一緒に酒を飲みに行ったり するんだろうな……?」天崎「ええ、ええ、コロナ前はしょっちゅう行ってました」安村「私も、割合行く方ですね……」先輩「色々とあるだろうが……、プライベートな場で、 彼らにどんな話をしてやるんだ……? まだ色々と未熟な連中に……」天崎「先輩!それは決まってますよ。 過去の成功体験ですよ。様々な…………」先輩「成功談か武勇伝だな。(^-^)……なるほど……(ー_ー)」 天崎「いえいえ、決して自慢話じゃありませんよ……。 ……仰る通りの……武勇伝です。(^o^) 苦労話は空気が暗くなって、彼らの吸収率も よくありません。明るく、逞しく、そして、溌剌と、 私の過去の栄光について話してやってますよ……、 ははははっ……」先輩「上司の過去の成功談に学ぶってことだな……。 ……なるほど」安村「スミマセン……。私は逆で、失敗談を話します……」天崎「おうーー、イラクの反対…………」先輩「…………ん?……何だ?」天崎「クライ……くらい……暗い……」 先輩「ははははっ……やるなぁ……。ははははっ……。 で、……安村は、上司の失敗談から 学ばせるってわけか……?」安村「ええ、成功した話をしていた頃もあったんですが、 成功した事の無い連中にとっては、 話としてだけ理解できて実感が湧かない みたいなんですよ……」天崎「頭の中に、イメージができりゃーそれはそれで、 良いだろうが……」安村「……うん、確かにごく一部の優秀な人間……或いは、 自分を優秀だと自認している連中には、それで 良いかもしれないんだが…………。 一般のごく普通の連中は 『上司は優秀だったからできたんだ……』みたいに 頭を整理して、その成功談を参考にして、 新たな動きを起そうとしないふしが、 随所に見られましてね……」 先輩「…………で、失敗談か?」安村「ええ、失敗なら多かれ少なかれ、 彼らも似たような事をしでかしているもんですから、 それを、どう乗り切ったかという話には目を輝かせます。 …………すごく、身近に聞いてくれるんですよ」天崎「…………で、お前に習って同じような失敗を やらかしたりしてな………ははははっ、ははははっ」安村「…………(-。-)」先輩「……(`ヘ´)」天崎「…………(^_^;)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/10/27
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[35]先輩「カラオケの選曲リモコンで気が付いたんだが……」天崎「えっ!カラオケに行かれたんですか?……このご時世に」先輩「うん、飲み屋でな……誰も歌って無かったが……。 昔の歌を思い出せなくてリモコンで探していたんだ……」安村「歌のタイトルが思い出せないって時々ありますね……」天崎「……で、先輩、何に気が付いたんですか?」先輩「『道』というタイトルの歌が沢山あることだよ……。 殆んどが、その歌手の半生を歌ったもののようだが……」 安村「タイトルは『道』でなくても、その類の歌はコンサートで よく聞きますよ。歌手自身の事を歌ったヤツです」先輩「人生はしばしば道に例えられることが多いよな……。 『細い道』『まわり道』『近道』『迷い道』…………」天崎「『道を外す』とか『道を間違った』とかも言いますよ」安村「『道理』『道徳』…………なんか『道』って凄いですね」天崎「……暗黙の法律みたいだ……」先輩「俺が好きなのは島崎藤村の『初恋』に出てくる『道』だ」安村「……どんな詩ですか?」 先輩「林檎畑の樹(こ)の下に おのづからなる細道は 誰(た)が踏みそめしかたみぞと 問ひたまふこそこひしけれ (^。^)」天崎「……どういう意味ですか?」先輩「うん、意味は夫々の解釈で良いが、この詩には道の誕生が 書いてあるんだよ。元々道は無かったんだよ。人や動物が 何度も何度も通って踏み固めていくうちにできるんだな。 多くの人が通ればその足跡で道は早く出来る……」安村「何となく、道の意味にも通じるような気がしますね……」先輩「ははははっ……、つまらん話をしたな……はははっ……。 さて………………、ところで天崎! ……お主に聞く! 下の者を何と心得おる……?」 天崎「……えっ?設問……始まったんですか? そーんなもの、部下に決まってるでしょう。 昔流に言えば……子分みたいなもんですよ……」先輩「ははははっ、天崎一家か?……はははっ……(^。^)」安村「…………(-.-)」天崎「さてさて、新しいタイプの安村先生は、 どのように、お考えかな……? 何ぼなんでも下の者を、上司と考えるという事は なかろうが……」安村「うーん……。何と言えば良いのでしようね……。 ……明らかに『部下』とは、違うんですが……、 ……うーん……」 天崎「まったく……、部下を部下と考えないで、 一体どう考えろって言うんだ!!!……もう!<`ヘ´>」先輩「まぁまぁ、天崎……。安村の考えも聞いてみろ……」安村「……ですねぇ。うーん……。同僚では、ピタッと 来ないし……………………。 あっ、そうだ……!! 下の者は、パートナーです……」先輩「パッ……パートナー?…………か?…うーーん(+_+)」安村「はい、便宜上、部下という言葉を使ったりはしますが、 本質は仕事の『パートナー』と理解して、 すべからく対応しています」 天崎「あーーーあ、もうダメだ……こりゃー。その内、 仕事が、「パァーとなーる」……ぞ。 へへへっ……(;一_一)」先輩「うーん、パートナーか……? 時代は変わったな……」安村「いいえ、先輩、戦国時代から基本は変わってませんよ。 過去、成功した武将達は、たとえ目下の者でも、 パートナーとして認識することで成功したように 感じます」先輩「うーん……なるほど、一理あるなぁ……」天崎「せんぱい!ごく稀な例に過ぎませんよ……。 そんなに納得しなくても…………」先輩「ははははっ……、お前達と問答してると、 俺も随分勉強になるよ……(^。^) <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/10/22
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[34]安村「先輩は創業社長として長い事やってこられていますが、 トップとして、社員に望むものとはどんなことですか?」先輩「オヨヨヨッ……(^_^;)今日は俺に、設問かな?」天崎「安村、そんなのは『しっかり真面目に働いて、利益を ジャンジャン上げてくれ』に決まってるじゃないか……。 ねぇ、先輩!」先輩「うん、利益は大事だな。勤めている人間の生活や、 会社の発展や技術の向上の為の資金として重要だ……」 天崎「ねっ、そうですよね。安村、そういうことだ」先輩「しかし天崎、今言ったことは極めて当たり前のことで、 どこの会社のトップだって同じことになるだろう? 安村は、何が聞きたかったんだ?」安村「はい、質問の仕方が適当でなかったですね。 言い換えますと、先輩がどんな社員であって欲しいと 思われているか?……的な感覚ですかねーーー」先輩「そうか……、まぁ色々とあるけどな……。( ̄ー ̄) 最近になって強く思っているのは、 <社員が、自らの意思で『鍬』を持って『土』に 挑んでくれるような会社>を目指したいということだよ」 天崎「ええっ!!(゜_゜)先輩、農業に進出されるんですか?」先輩「…………( ̄д ̄)」安村「今言われた『鍬』というのは、何のことなんですか?」天崎「えっ?安村、鍬を見たことないのか?」先輩「ははははっ……。天崎、君は面白いな―――。良い良い。 俺の言う鍬は、6種類ある……」安村「6種類ですか?」天崎「エート……、平鍬、唐鍬、備中鍬……3種類しか知らん」 先輩「天崎、詳しいなぁ(鍬しいなぁ)。実家は農家かな?」天崎「アイアイサー……(^-^)」先輩「まず最初の鍬は『誠意』そして『熱意』『完遂精神』だ。 それから『思い遣り』『感謝の心』『勇気』という、 6種類の鍬だよ……」天崎「……そして、社員が挑む『土』とは?……利益でしょ?」安村「…………顧客……ですか?」先輩「これは、3つある。 『家庭貢献』『顧客貢献』『社会貢献』という『土』に 挑んで欲しいと思っている。利は自ずから生じよう……」 天崎「先輩、和尚さんみたいになりましたね……(^。^)」安村「さっき仰った、 『自らの意思で』というのが大事なんですね…………」天崎「おお、安村も分かって来たな……よしよし……」先輩「( "^ ∇ ^" )ははははっ……。 我が社もだんだんとそういう社員が増えつつあるがな。 ……ところで天崎君、最近やたら忙しそうだな……」天崎「おっと、設問の始まりですね……(^-^) ええ、ええ、もう超多忙でして……実の所、部下の状況が 把握できてない面があるんですよ。 ……ここだけの話ですが……(-.-)」 先輩「おいおい、そりゃー大変な事じゃないか。 仕事の成果に差し支えないか……?」天崎「……ええ、ちょっとはね……。でもね仕方ないですよ。 私も手一杯なんですからね……」先輩「なんで、そんなに忙しいんだ……?」天崎「いゃー、どうしても私でなきゃできないライン業務が ありましてね。今、現場に入ってるんですよ。 これは、私しかできないもんですから……」先輩「…………(-.-)相変わらず現場の仕事が好きだな……。 うーーーん、問題かもしれんぞ。( ̄д ̄) 安村君も忙しそうにしているようだが、ちゃんと、 部下の事……見れてるか?」 安村「ははははっ……だって指揮監督の仕事で、 忙しいんですから……。 進捗管理やら、問題解決やらで。 私の場合、忙しくなればなるほど、 部下の仕事が見えてるって事になるんです……。 監督指揮の仕事ですから……」先輩「あっ、そうか……そういう事だな。 ……安村はちゃんと、忙しいわけだ……(^。^)」天崎「僕だって、ちゃんと、忙しいですよ……<`ヘ´>」先輩「………………( "^ ∇ ^" )」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/10/13
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[33]先輩「10月になったなぁ……。本格的な秋だよ。 新型コロナ感染拡大も冬から始まって、 春・夏と経て、秋だ……」天崎「下火にはなったように感じますが、まだ油断大敵ですね」安村「インフルエンザの季節に近づいたから怖い面もあります」先輩「内閣も新しくなったが、政府主導の感染対策はあまり、 ニュースに出なくなったな……」天崎「むしろ、経済復興の為の『GOTO』ラッシュですよ」 安村「それも大事だけど用心も怠らない様にしなくっちゃ……」先輩「そうだな……、では、いつもの設問といこうかな(^-^) 続けて上司と部下の関係に関するものだが……。 部下の連中を相手にだな、例えば『人生観』等について じっくりと話す……というような事はあるかね……?」天崎「はぁー……………??(゜_゜) ……人生観……? ええっ……?(;一_一) ……センパーイ……、そーーんなもの関係ないですよ」先輩「関係ないか……」天崎「はい、我々は職場でつながっているわけですから………、 まぁ、職業観なら少しはわかりますけど……、 ……人生観なんて……全然関係ありませ~~ん……」 先輩「うーん……、とは言っても部下も社会人だし……、 一家を構え家庭を持っている人だっているだろう…?」天崎「せんぱ~い、それは本人の私生活の問題でしょう……? 自己の中でけじめをつけてくれれば、 それで良いだけの事ですよ……。そんな感覚を、 仕事の現場に持ち込まれたんじゃー堪りません。 …………困ります」先輩「…………そうか……そうかな……(-.-)」安村「先輩……難しいですね。 天崎の言うのも分からない訳ではないんですが、 人間、公私のそのけじめが難しいんですよね……。 生活を時間では区切る事は出来ても、 頭の中は区切れませんから、ある程度は、 人生観も勘定に入れて組織をまとめたいと思ってます」 天崎「またまた、カッコつけるぅ…………<`ヘ´>」安村「…………。 はっきり言って彼らとは時々人生観について話をします。 その事で、仕事にロスが出る可能性もあるでしょうが、 人間の集団ですからそこのところは仕方ないと割り切る べきかもしれません…………。 子供の教育や、宗教や、趣味に関する考えなどは、 時折、仕事の都合とバッティングしますよね……」先輩「そういう感覚を封じ込めるって訳にはいかないかな……」天崎「そういう言い方は中途半端な管理をする奴の弱音ですね。 ピシャッとけじめをつけさせるのが管理職ってもんです。 ねっ、そうでしょう!」 安村「…………。 良い職業人であると同時に、充実した人生を歩いて 欲しいし……、その方が究極的には職場にも良い効果を もたらすと思います」先輩「……かもしれんなぁ。……うーん…………(ー_ー)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/10/05
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[32]先輩「四連休も、あっという間だったな……」安村「先輩!『あっ』は短すぎます。 『あ~~』位の間です( ̄ー ̄)」天崎「……???……(-.-)」先輩「安村、お前時々面白いことを言うなぁ……。ふふふふっ。 この四連休の全国的な人の動きで、コロナの発症状況が どうなるか? ……だな」天崎「その数字によって、対応施策も影響を受けますね……」安村「……ウィルスの変異の情報はまだはっきりしていないので 人間の守備の状況で物事が決しますね。 何もかも、我々次第ですよ……」 先輩「うん……、まさに人間が試されているんだよ。 外国でも、ちょっと油断した所は大量発症に至っている」天崎「我々人間がうまく守り切れれば、徐々に元の生活に近づく ことは可能なんでしようが……油断大敵ですからね」先輩「これは長い戦いになるかもしれんぞ。焦らない方が良い。 さて、本日の設問に入ろうかな……。 君たちは二人とも部下を指導しているが、たとえ部下とは いっても、時には彼らの目を意識したりすることだって、 あるんじゃないか……?」天崎「……まっ、時には……ですね……。(^o^) 基本的には好かれていないと強い指導も出来ませんから」先輩「部下に、好かれてないといかんのやな……」 天崎「はい、まっ、好かれるコツは優しさでしょうね……(^-^) 大体、私はこんな厳しいタイプだから、 時折見せる優しさが効きますよ。 ……ふふっははははっ……(^O^)」安村「先輩!本件は、天崎が言う『時には』というのではなく、 部下の目を気にする事は常にとても大切な事だと、 思っています」先輩「ほぅ、安村も同意見か? ……というよりもっと強い思いなんだな……」安村「はい……。もちろん部下の目に惑わされてはいけないと 思いますが、部下に対するきめ細かい状況観察は、 非常に大切なことです。……ただ、 私は好かれるという事にはあまり主眼を置きません。 好き嫌いの感情は……、時によって、又、対象によって ブレる感情ですから………」 天崎「じゃー、じゃー……、どうしようってんだい……?」安村「むしろ、当を得た厳しさで、真に納得させて『信頼』 を勝ち取るようにしています。 信頼感は、ブレが少ない感情です……」先輩「……信頼か……。厳しさも、理解さえできれば、 信頼につながるか………」天崎「せんぱい!!……惑わされちゃダメですよー。 安村は口がうまいから……」先輩「それじゃーなんだなぁ、天崎は部下からのSOSは、 優しく受け止めてやるんだろうなぁ……」 天崎「いえいえ、それはありません。 SOSって逃げじゃないですか。人間、逃げはダメです。 最後まで、ギリギリ戦って玉砕するなら、それも又、 評価できるというものです。親元に逃げてくるなんて もってのほかです。 言って来たらコッテリ説教してやりますよ」安村「ははははっ……、……だろうな……」天崎「フン、どうせお前は、可愛い可愛いって撫で回して 助けてやって良い格好するんだろう……?」先輩「……なのか?……安村」 安村「ははははっ……かもしれませんね。ただ助けるってのは、 ちょっと違います。まず受け止めるというのが正解です。 私も時々刻々の現場を全て見ているわけではありません。 部下からのSOSの中に私の見込み違いや、 思わぬ現場の変化があるかもしれませんからね。 まずはしっかりと受け止めてやってそれから判断を 下します……」先輩「……なるほど、……冷静な判断だ」天崎「えっ、せんぱ~い、じゃー僕は 冷静じゃないってんですか?」先輩「自分で考えろ……。自分で……(^。^)」天崎「……(ー_ー)!!」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/09/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[31]先輩「ところで君たちは管理職だから部下の教育も大事な任務と 思うが、普段は部下にどういう指導をしているのかね? やっぱり……随分と違うんだろうな……(^-^)」天崎「先輩!言うまでもなく我々は正真正銘現場人であります。 ですから……当然のことながら、まずはしっかり働いて くれるような指導をしますよね……」先輩「フム……基本だな……」天崎「そうです!基本であります。<`-´> 現場というものは、働く所であり生産性を上げなければ なりませんからね。従って、仕事の手順、要領、それに 例外事項の対処法、時間配分、マニュアルの見方に 至るまで、懇切丁寧に繰り返し、繰り返し指導しなければ なりません……」 先輩「うーーーん、根気の要ることでもあるな……」天崎「はい、でもそうしないと、なかなか定着しません。 ちょっとでも気がつけばバシッと注意し指導しています。 そうやって仕事が良く出来るようになれば、 尚一層良く働くようになります。 ……自然に……(^-^)」安村「うーん……だろうな。……お前なら…………。(-.-)」先輩「……ん? 安村はそうじゃないのか?」安村「……私の場合、今、天崎が言ったレベルの事の7~8割は 先輩社員にやらせています……」先輩「ほう……、で……安村は?」 安村「私は、中核となっている経験者を中心に仕事の前後関係、 仕事の意味、社内での位置づけ、顧客情報などを、 主に説明し考えさせるようにしています。 そうしますと、段々彼らに意欲が湧いてきますので、 凄く意味のある重厚な質疑応答になってくるんです。 後は、その意欲の火が決して消えないように、 指導していってます……(^o^)」天崎「オイ安村!お前、先輩社員っていったって、 あんな若造達にラインの仕事を指導させたら、 60点も取れないんじゃないか……?」安村「どうして、どうして……。なかなかのものよ。 自覚が出て研究心が旺盛になってくるから、 80点位はいけるさ……」天崎「ホレ見ろ!せいぜい、80点だろう!! ウチなんか、 俺がビシッとやるから悪くて、90点の出来だ……」 安村「その割には、合格率が低いなぁ……?」天崎「うっ……(>_<)」安村「長い目で見たら、意欲を喚起した方が気配りが密に なったり、トラブル対応なんかで、全然、違う効果が 出るぜ。………責任感も違ってくる」天崎「指導力の無い管理職の逃げ口上だな……」先輩「ははははっ…………、ははははははっ……。 これは良い。お前たちはなかなかオモロイ(^。^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/09/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[30]天崎「自民党総裁選挙が、テレビを賑わしていますね……」先輩「…………」安村「もう結果は分かってしまたような選挙で、 盛り上がりませんね……」先輩「ウン……」天崎「先輩らしくないですね。どうされたんですか? 我が国の総理大臣が決まる選挙ですよ?」先輩「……内閣総理大臣は、国会で指名される……。 今、やっているのは自民党の党首選挙だ……」 安村「……でも、自民党が最大政党で、与党で過半数を越える 勢力ですから、自民党総裁がそのまま総理大臣ですよ」天崎「安村!先輩はそんな事、百も承知だよ……(^-^)」先輩「この選挙は、自民党内の大将を決める選挙だ。 こっちには、選挙権が無いから……関係ない……。 所詮、野次馬だ……」安村「でも……仕組上総理大臣が決まるんですから……」先輩「その関心は、総選挙の時に強く持つべきだ。総選挙で、 過半数を越える勢力を作ってしまったら、後は、党内の 問題であって、党員以外は関われない……( ̄ー ̄) 所詮は、野次馬だ」 天崎「先輩!凄いことが分かりました。 安倍総理を止めさせたいと強力に批判していた人達は、 自民党に入って選挙活動すればいいんですよね……」安村「……そうか……安倍さんを批判していた人は沢山いたが、 具体的に、自民党がダメだと言っていた人は、 余り見かけなかったな……大統領じゃないんだから、 我々は、政党に目を向けなくっちゃいけないんだな……」先輩「ハイ……もうこれは決まった事、色々言っても仕方ない。 我々が一票の意思を行使できるのは総選挙だ……。 では! いつもの設問といくぞ…………いいな!!」天崎「良いんですが……その前に先輩!! 前回の話で安村に腹が立っているんですよ」先輩「えっ!何だなんだ?」 天崎「先輩、こいつ不届きにも優秀な社員も私の所に来ると ダメになってしまうって言ったんですよ(ーー゛)」安村「そうは言ってないよ……。 ……しかし、自主性や改善の意欲などが低くなる……、 ……そんな気はしている……」天崎「自主性……? アホか?……お前は。だからダメなんだ。 会社は同好会じゃないんだぞ!!! 上司が指示命令を下してそれを部下がきちんと処理して 結果を出す。それが筋だ……。 自主性なんて要らない。 改善なんて、課長の俺が考える事だ……。 全て俺の責任なんだ!!」 先輩「ほうーー、面白い話になってきたな……。じゃー天崎は、 優秀な社員とはどういう社員と思っているんだ……?」天崎「(^-^)ハイ!! それは極めて単純明快です。 会社の方針や上司からの指示命令を素早く理解して、 期待に沿った原価、納期、品質で仕上げる社員が優秀な 社員です。 ……あくまでも会社と言う現場での話ですよ。 一般論の『優秀』には、まだ色々な考え方が あるでしょうけどね……」先輩「フム、なるほどな……。安村はどうだ。同じ考えか?」安村「はい、同じです。それが優秀な『社員』です。 しかし……」先輩「……うん?……しかし、……何だ?」 安村「『社員』つまり担当者はそれで良いのですが、 我々は、同時に管理職候補者を育てなければなりません。 そう考えますと、天崎が言った事に加えて、 自分の自主的な意見を勇気をもって上申できる能力、 常に仕事の改善を考える社員が大切になって来ます……」天崎「そんな社員は、俺は要らない。 現場が混乱するだけだ。 管理職になれるかどうかは俺が良く観察して抜擢する。 お前の言っている様な奴等は、 ウチの職場では優秀とは呼ばない!!」先輩「……ほう、じゃー何て呼ぶんだ?」天崎「『厄介者』『変わり者』『うるさい奴』ですかね。 ははははははっ…………)^o^(」 安村「天崎……お前が知らないだけだよ。 その少数の彼らは陰で『切れ者』とか、 『器が大きい』とか……囁かれているよ。 しかし、お前からの評価は低いがな……ははははっ……。 (^ー^)」先輩「うーーん、お前らが、どうして仲が良いのか分からなく なってきたよ。 ふふふふふふっ………………(^。^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/09/10
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[29]先輩「三密で逮捕されたんだってよ……(^-^)」天崎「まさか、逮捕は無いでしよう……」安村「法整備も、そこまではいってませんし……」先輩「お前たち……、この世に生まれて半年くらいの言葉に 毒されてしまったな……」天崎「えっ?どういう意味ですか?」先輩「三密ってなんだ。三つの密だろう…………」 安村「なんだ……いつもの先輩の言葉遊びですか? …………何かなぁ……(゜_゜)」先輩「まっ、そんなもんだ。俗っぽい概念にとらわれない発想の 訓練だ……ははははっ (^o^)」天崎「……例えば……『密輸』とか……ですか?」先輩「ピンポーーン、やるじゃないか。( "^ ∇ ^" ) 『密猟』して、それを『密輸』して、『密売』した罪だ。 逮捕された。ははははっ…………(^O^) 『新しい』という言葉にも惑わされるなよ……」 安村「『新しい生活様式』とか……ですね……」先輩「そう『新しい』という言葉は過去に無かったという事で、 『良い』という意味ではない。それは、今後の検証だ。 しかし、テレビで『新しい……』というと、 良い事と勘違いする。『変化』もそうだ。 変わることが悪い場合だってある。自分の頭でちゃんと 考えてから、受け止めなくっちゃな……」天崎「そういう意味では、テレビのニュースなんかでも、 気を付けなきゃいけない言葉が沢山ありますね……」先輩「……例えば……」 天崎「例えば『……数日前から不審者が目撃されていたと云う』 こんな形の報道が多いんですよ。『云う』って誰が? 確かな情報なの?って、疑問に思っちゃいます……」安村「うん、確かにその手の報道は多いな。 事件が解決してから確認したら、何の関係も無かったと いうのもあるよ……」先輩「まっ、ことほど左様に言葉が溢れているから、十分に 気を付けて対応しなくっちゃな……。 よし、いつもの設問に行こうかな!!」天崎「待ってました!!! (^-^)」先輩「今日はちょっときわどい設問だぞ。 『面白くない仕事を部下に押し付ける事について……』 どう考えるかね……(^。^)」 天崎「先輩、それも修行です。修行であります。( ̄ー ̄) 仕事は面白い事ばかりではないというのが真実ですから こういう経験もさせなければなりません……」安村「先輩!!言葉の綾かもしれませんが、 『押し付ける』のは良くありません……。 部下といっても子供ではありませんから、 ほとんど見抜きます。その後の信頼関係にも 影響しかねません……」先輩「ほう……安村は、どうするって言うんだ?」安村「一見、面白くない仕事でも、よく見るとその延長線上に、 面白そうな目的が見えたりするものです。 まずそれを発見してから、共にその目的を共有するという 形で仕事を与えるように心がけています……」天崎「お前の所は、優秀で良く考える部下が多いからな……。 ウチじゃ……とてもムリムリ……」安村「……かなぁ。仕事柄、元々はお前の職場の方に優秀層を 持っていったはずじゃ無かったか……? 2年前……」天崎「……。……。……。( ̄д ̄)」先輩「……ぷっ(^×^) お前たちは本当に面白い。 なかなかに良い関係だ…………うん。( "⌒∇⌒" )」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/09/01
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[28]先輩「何だかさぁぁ……。 俺達って新型コロナ菌に試されていないか?」天崎「ええっ!細菌に試されるんですか?……何を??」安村「……何となく言われることが分かるような気がします。 天崎、俺達って、答えのない状況下に、 随分と長いこと……置かれていないか?」天崎「確かに……『麦と兵隊』状態だな……」先輩「天崎!何だ!『麦と兵隊』って……」天崎「どこまで続くぬかるみぞ…………で、やんす。 『♪♪友を背にして道なき道を行けば戦野は夜の雨……』 ですよーーー(^-^)」 先輩「天崎、えらい古い歌を知ってるな――(゜_゜)」天崎「無くなった爺ちゃんの十八番で、いつも聞かされました。 子守歌でしたよ……(^_^;)」安村「……確かにそんな絶望感を持ちたくなるような感じだね」先輩「辛抱強さとか、人に対する真の優しさとか、知恵の絞り方 なんかを、試されていないか? ワクチンも特効薬も無いままに……ズルズルと半年だ。 政治とか、報道とか、人の言う事に余り振り回されずに、 自分で何らかの方針を出していかないと、 精神がもたないぞ…………」天崎「……それで……試されていると……」安村「うーーーん、このイライラはその辺から来てますか?」 先輩「こんなに文明の発達していない時代だったら、 人類はどう対処したんだろうな……。 なーーーんて、考えさせられちゃってるのさ。はははっ。 兎に角、知恵の絞りどころだな。 ググっても答えは出てこない……」天崎「……」安村「……」先輩「( ̄ー ̄) よし、終わり――――。 何時もの設問に行くぞ!!」天崎「待ってましたーーー(^-^)」 先輩「我々管理職は部下がおかしな判断をしていると感じる時が あるよな。そういう場合、君達はどうするかね………?」天崎「先輩!言うまでも無くバシッと指摘しますね。 バシッと!! ははははっ(^o^) 『それは間違いだ!』とはっきり言ってやる事が、 大切ですね。シンプル イズ ベスト です。(^-^)」安村「うーん、一理あるなぁ……。天崎らしいし……。 先輩、相手の性格にもよりますが……、 私の場合は君の考えをもう少し詳しく話してくれ……と、 問いかけますね……」天崎「何言ってるんだ!明らかに間違ってると見えることだぞ。 上司から見て……<`ヘ´>」 安村「……うーん、上司、管理者といっても、 ……まぁ俺も完璧ではないし……。 又、もしかして前提条件等に勘違いがあるかもしれない。 そうなると間違いはそのひとつ前のステップに、 ある訳だから、間違いだと決め付けるのも……どうも」天崎「あーあ、前提条件も含めての判断力が実力だろう……。 お前、甘いな~~……ホントに……どうしようもないな」先輩「ふふふふっ……上司と言えども、様々……か(^○^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/08/26
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[27]先輩「お盆も、あっという間に終わったな……(-_-)」天崎「今年は静かな盆でしたね。どこも盆踊りも中止でした」安村「ご先祖様も……ビックリされたでしようね」先輩「うん……、今年は、家族親族のお参りも少なかったんで、 15日だけは掲げている過去帳のページを変えたよ……」天崎「『過去帳』って何ですか?」先輩「故人の戒名や俗名、死亡年月日、享年などを記しておく、 帳簿だよ。君のお家にもあるはずだ……」 天崎「『故人情報』ですか……ふふふっ……(^-^; 見たこと無い……なあ。…………安村は?」安村「……見たこと無いです……。 先輩、ページを変えられたって、どういうことですか?」先輩「例年のお盆だとな……。お参りに来てくれるのが、 殆んどウチの子供か孫達だろう……。 だから親父・お袋の頁にしてるんだよ。 子供たち夫婦と一部の孫は知っているからな……。(^-^) 今年は、その殆んどが来れなかったんで、 15日だけだが、戦死した叔父の頁にしたんだ……」安村「終戦記念日ですね。叔父さんはお幾つだったんですか?」先輩「享年23歳、満の22歳だな。終戦の3ヶ月前だよ……。 フィリピンのルソン島だから激戦だったんだろう……」 天崎「敗色の濃い時期だったんですね。 集団自決の話とかも聞いたことがあります……」先輩「うん……。親父の末の弟だったから、遺影も若くてな、 幼い頃から、写真に向かって『兄ちゃん』と呼んでいた」安村「ご存命なら……97歳ですね……」先輩「久し振りに、戒名・俗名を見たりして感慨深かったなぁ。 送りの時間に、三男が来てくれて『これ誰?』って、 聞いてきたから色々と話してやったよ……(^。^)」安村「もう終戦から75年ですね。 様々な事柄が風化していくんでしょうね…………」天崎「自国の教訓は教訓として、伝えていかなきゃなりません。 『尊い犠牲』等という言葉で包んでしまっちゃダメです」 先輩「……そうだな。この課題を8月だけ考えるんじゃ、 それもダメだな……。君たちの世代もしっかり頼むぞ。 さて、いつもの設問といこう。 管理職ってのは部下の仕事の進捗の管理も重要だ。 ポイントを聞かせてくれ……」天崎「言葉は悪いですが彼らは放っておくとサボりかねません。 常に、状況に眼を光らせておいて 『出来たか?遅れてないか?』と、刺激する事で、 計画通りの結果に導きます……完璧です。(^O^)」先輩「フム……、如何にも天崎らしいな……(^。^) 安村は?」安村「部下といってもですね、けっこう任務に対する責任感は、 持っていますから……管理するというよりは、 むしろ『困っていることは無いか』とサポートする側に、 回りますね……」 先輩「ホントに君達は考え方が逆に近いな。 それでいて長年の親友なんだから不思議な感じだよ……」天崎「ははははっ……先輩、典型的な腐れ縁ですよ。( ̄ー ̄) こいつは色々と教育のし甲斐があります。 楽しいですよ……」安村「先輩、確かにふたりの考え方って違うようですが……、 こいつの言う事も大事だなって思う局面があるんですよ。 今のところ、行動面では対極に見えたりしますが、 お互いに、結果が6勝4敗ですから。ははははっ……」天崎「バカ!!お前は、4勝6敗だろうが……もう。<`ヘ´>」先輩「ははははっ…………( ̄ー ̄)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/08/20
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[26]先輩「お盆も近いなぁ……。 ご先祖様はコロナも恐れず帰って来られる」天崎「(^-^) 皆が家に揃っていないので違和感を持たれるかも ですね……」安村「我が家も今年は誰も帰省して来ません……。 例年の様な『熱闘甲子園』もないし、静かなお盆ですよ」先輩「ある種、お盆らしい雰囲気になるかもな……。(-_-) コロナが無ければ9日の日曜日が、 オリンピックの閉会式だったんだが…………」 天崎「今の所は延期という事になっていますが、 過去に何らかの理由で中止になったオリンピックって、 あるんでしょう?」先輩「うん、夏季・冬季合わせて5回あるよ……」安村「戦争が原因なんでしょう?」先輩「……大体な……。平和の祭典が、皮肉にも戦争で中止だ。 先ずは、1916年 ベルリンオリンピック(第6回大会)が 第一次世界大戦によって中止になった。 次が、1940年 東京オリンピック(第12回大会)が 日中戦争によって中止になったんだ。 そして、1944年 ロンドンオリンピック(第13回大会) これは、第二次世界大戦によって中止になったな」天崎「冬季オリンピックも、中止になった事があるんですか?」 先輩「ウン、1940年 夏に続いて開催予定だった、 札幌オリンピックが、日中戦争により中止になった。 それと、1944年 コルチナ・ダンペッツオオリンピックが 同年開催予定だったロンドンオリンピックと同じく、 第二次世界大戦によって中止になった歴史がある……」安村「夏冬合わせると、日本開催のオリンピックが 3回も中止になっているんですか……戦争が原因ですね」天崎「感染症というか、病気の蔓延で中止(延期)というのは、 珍しいケースですね」先輩「……うん、そうだな。 ある意味……コロナとの戦争みたいなもんだが……。 さてさて、いつもの設問といこうかな? いいな。 部下の仕事の管理をしていて、彼らに注意を、 しなければならないような場合が起こるだろう? 二人はどうしてるかな?」 天崎「先輩!そういうケースは結構ありますよ。 もちろん、ズバッと、単刀直入ですね。 『お前のやり方はここがおかしい』と指摘してやります。 シンプル イズ ベストです……ははははっ(^。^)」安村「やっぱりな……そうだろうな……。君の場合は……。 私の場合は、少し違います。 異なった方法があるということをまず教えます。 そして、その違いについて彼に考えさせます。 つまり『私ならばこうするよ』と言って、 支援する形をとりますね……」先輩「部下に、考える時間を与えるか………フーム……(-_-)」天崎「ははははっ……。手ぬるい手ぬるい。 時間が足りませんよ……時間が。 ビジネスはタイミングが大事です」 先輩「うーん、それぞれの考え方だな……。 二人ともそれなりに部下を育てている実績があるから、 それぞれに、大切な事なんだろうな……」天崎「安村の所は『ややこしい部下』が育っていますけどね」先輩「ははははっ…………( ̄ー ̄)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/08/11
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[25]先輩「おれ今、当番制で隣組の組長をしていてな……」天崎「えっ!町内会長ですか?流石ですね――」先輩「いや、そうじゃなくて、町内会の中に20の隣組が あるんだ。ひとつの隣組は平均で30所帯位かな……」天崎「ああ、その組長ですね……色々と大変でしょう……」先輩「まあな……。ウチの組に溝があってな……。 近年、ほとんどの溝は、コンクリートで再整備して、 上から蓋をしてるんだが、まだ、少し残ってる所が、 あるんだ」 安村「知ってますよ。先輩の家のすぐ近くですね……(^-^)」先輩「そうそう、最近草も生えて来たし汚れてるから、 ちょっと、皆の意見を聞いて回ったのさ……」天崎「色々と大変ですね――」先輩「色々な意見が集まってな……。 『……草がいっぱい生えて見栄えも悪いなー』 『これからの季節蚊が湧いてくるんじゃナーーーイ』 『あのね、空き缶とか捨てられてるよ。若い人はダメね』 『とにかく、不衛生だから何とかせんといかんな―』 『一体、市役所辺りはどう考えてるんかなー』 『……横通るとね。少し臭いがしませーーん?』 『雨が降ったら水が溢れているね。草だらけだから……』 『あら、溝ですか?どこの?……知りませんね―――』 『ありゃー、ホント、何とかせんといかんなぁー』 等々だ。ははははっ……(^。^)」 天崎「随分と意見が集まったじゃないですか……。 皆さん、やっぱり考えておられるんですねー」先輩「……うん……。 しかし『溝掃除をしましょう』というのは、 ひとつも出てこなかったよ……」安村「先輩が良く言われる『やらなきゃー』よりも『やろう』 って事ですね……」先輩「うん、まあな……。実態としては本件は、市の窓口に 言って行けば、業者に頼んでやってくれるんだが……」天崎「気持ちの問題なんですね……。最近は、アウトサイダーが 多いですよ。……何処も……」先輩「ははははっ……、まっ、これは余談だ。 さて、今日の設問と行こうかな……いいな?」両人「ハイ!!」 先輩「上司から仕事を与えられた際の、 部下の受け止め方にも色々とあると思うが、 どんなタイプの部下が良いと思うかね……」天崎「先輩、それは言うまでも無く、まず素直さですね。 職場秩序の面ではこれが極めて大切です。 黙って、黙々とやる部下は……これは必ず成長しますよ」先輩「ナルホド……なるほど。素直さ……か。ウンウン……」安村「私は、ちょっと違います。 仕事を受け止める時に、自分の意見や提案を言う部下を 評価しますね……。 やり始めてからも同様です……。 自分の意見を持つ部下こそが成長しますよ」天崎「そんなお前、日常の仕事にいちいち文句言ってたんじゃ、 廻るもんも廻らんぞ……」 安村「いやいや、文句じゃなくて自分の意見だ」天崎「職場ではそれを『文句』って言うんだよ。 さっさとやらなけりゃー……」先輩「フーム……ナルホド……面白い。色々あるなー。 同じ企業の課長でも違うものだな……。 ……ふふふふっ、面白い。(^。^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/08/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[24]先輩「コロナ感染も収まるどころか、再燃してきたなぁ……」天崎「そうです先輩! 収まるどころか第二波の方が大きいですよ」安村「うん、しかし……第一波と言われた時期に現在の様な 検査体制が整ってたら、当時、もっと大きな数字が 出たかもしれない……」天崎「うん、そうだな。何だか俺たちって単位の違う様な数字で 脅されていないか?……どうも何かが納得いかん……」先輩「第二波というからにはウイルス側も一波の短所を是正し、 新兵器で備えたより強い軍隊として来てるんたろうな?」安村「先輩!本気で言われてるんですか……( ̄ー ̄)」先輩「ふふふふっ……、戦争ならそうなる訳だが……はははっ」安村「私たち人間の「注意力」「自粛力」その「持続力」を 試されているようなグラフですよね……」先輩「そうだな……コロナウィルスが作り出しているというより 我々人間の、意思の限界を見せられているようだ……」天崎「……しかし、こうやって押したり引いたりしながら、 このウイルスとの長い付き合いが続いて行くのかな……。 とにかく、重症者と死者だけは抑えんといかんな……」先輩「『GO TO トラベル』も、そんな流れか……な?」天崎「先輩、今なんて言いました。『GO TO トラブル』 が、正解ですよ。きっと、何かが起こります。 これは、リスクを負った挑戦ですから……」先輩「ははははっ、トラブル……か。ははははっ……(^。^) よし、そこで久し振りに設問といこうかな。 君たちは自分の部下に対して仕事を与えるときに、 どんな風にしてるかな……?」天崎「それは先輩、きちんとした指示をする事に留意します。 場合によってはバチッと命令を下す事もありますね……」先輩「フム、いかにも天崎らしい答えだな。 組織で仕事をする上で大切な事のひとつだな。 ……安村は?」安村「うーんそうですねぇ……案件にも依りますが、大抵の場合 僕は、部下に選択させる余地を残しておいて出来るだけ 選ばせるようにしている事が多いですね……」天崎「ええっ!!冗談だろう……。(゜_゜ ) そんな曖昧な事をしてたら毎日毎日の仕事が、 スムーズに回っていかないんじゃないか!!」先輩「なるほど……。 安村、その辺はどうだ……?」安村「逆ですよ……。毎日回っている仕事だからこそ、 部下達にも選択能力がついているんですよ……。 そこを、伸ばしていきたいんです……」天崎「部下の育成も大事だろうが、実務を教材にされたんじゃ 会社は堪らないぜ……。 仕事は仕事、指示命令をしっかりして、 教育は別で考えなくっちゃ……。<`ヘ´>」安村「確かに……事と次第には依るんだが……、 実務の中にこそ、判断能力を鍛える材料があるんだよな。 勿論、ミスったらこっちが責任を取るんだが……」先輩「うん、お互いに大切なことを言ってるな。 色々あって……面白い……( "^ ∇ ^" )」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/07/27
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[23]先輩「この前は自粛の話で盛り上がって設問を出さなかったが、 今日は、さっそく行くぞ!! 『負けん気が強い』という事について、 君たちはどう考えるかな?」天崎「ヘッヘッヘッ……( "^ ∇ ^" ) 自慢じゃ無いけど『負けん気』という事では、 誰にもヒケはとりませんからね………」先輩「そうか……天崎は負けん気が強いのか?」天崎「そうです。 まぁ、男の意地とでも言っても良いでしょうね<`ヘ´>」安村「先輩……、負けん気の強い人と一緒に仕事をする時は 気をつけた方が良いです……」天崎「そうそう、俺に先を越されてしまうからな。 心して任務に取り組まなくっちゃいかん……ははははっ」 先輩「どうも安村の考えは少し違うようだな?」天崎「じゃーお伺いしますが、まさか、負けたいと思う人の方が 良いということですか……えっ、先輩」先輩「いやいや……とんでもない。 まさかそんなことはないだろう……。なっ!安村」安村「当然です。負けたいと思う人が良いって事はありません。 しかしですね、どちらかといえば攻めるときは 『勝ち気』な人を起用した方が良いかもしれません……」天崎「えっ……?『勝ち気』……?安村、何言ってるんだ。 『負けん気が強い』のと一緒じゃないか。 ………もう……正気かぁ……」先輩「それがな、微妙に違うって安村の顔に書いてあるぞ……」安村「天崎、君は、負けたくないんだろう……?」 天崎「そうだよ。 どんなことがあっても負けたくない!! それを『負けん気』って言うんだ。(゜_゜)」安村「じゃあね……。 勝負しなけりゃいいんだよ……。 勝負しなけりゃ、勝ちも無いかもしれないけど、 負けも絶対に無い。 …………絶対負けないんだよ」天崎「なに!……………………!」先輩「なるほど……。 本気で負けたくない奴は、勝負をしなけりゃいいんだ。 しなけりゃ負けないってことだ」安村「勝ち気な人は、勝ちたくて勝ちたくて堪らないから、 勝負を避けたりはしないんだよ。 だって、勝負しないと勝てないからね……」天崎「……?」 先輩「うん、これは面白くなってきたぞ……。(^。^)」安村「先輩は、9勝1敗と、10勝15敗の どちらに高い価値を見出しますか……?」先輩「えっ?9勝1敗と、10勝15敗……? 天崎、どう思うか?」天崎「そうですねぇ……。ズバリ、9勝1敗の方ですねぇ。 勝率が、抜群に良いですからね……」安村「そうでしょうね。負けたくないんだからそのはずです。 でもね、勝ち気な人は勝ち星の多い方に価値観を見出す 例が多いんですよ………………。 小さい子供と相撲をとったことがありますか? 負けても、負けても、何十回負けても仕掛かって来る、 それも泣きそうな顔してね、それで、可哀相になって、 一回だけ負けてやると、勝った勝ったといって、 まるで、全ての勝負に勝ったかのように喜んで、 自慢する子がいるでしょう? あれは勝ち気な子ですよ。 とにかく、何回負けたかよりも 勝ち星に興味が集中するわけです……」 先輩「うん……話としては分かるが……でも、一般的には、 その二つのタイプは見分けがつきにくいんじゃないか?」安村「ええ、そうです。先輩の言われる通りです。 ただ、勝ち気な人は、負け過ぎるキライがありますから、 その辺を注意して、勝負の開始そのものに ブレーキをかけなくてはいけない場合があります」天崎「負けん気の強い方は?」安村「事前に『危ない、負けそうだ』と予知した勝負に関しては やらない傾向があるようですね……。 やらなければ、負けずに済むわけですから……。 案外……優秀と言われている人にこのタイプが多いので 注意する必要があります。 『この勝負は、やらないことに必然性がある』といった、 理論武装にその優秀な頭脳を使い込む傾向があります。 そんな時は、後ろからポーンと押して勝負に向かわせる 必要があります。 もちろん、やるべき勝負の場合ですがね………」 天崎「安村、お前、俺の事をおちょくってないか……(一_一)」先輩「はははっ、優秀って言われてるんだから喜べ!!(^。^)」安村「僕の言っていることはおかしいですか?先輩「いやいや、おかしくはないぞ、 しかしまあ、ひとつの人間の特徴だから、 どちらが良い悪いというよりも、 『持ち場、持ち場で、持ち味を…………』ってことかな」天崎「そんなところ…………でしょうね……」先輩「ははははっ、今日も面白かったぞ。お前たちは面白い! ( "^ ∇ ^" )」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/06/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[22]先輩「天崎、自粛と言う字を……書けるか?」天崎「はい当然、書けますよ……【 自粛 】でしょう?」先輩「そうそう……(^。^)。先日、会社の若いもんに尋ねたら、 二割しか書けなかったよ。読めるが書けないらしい……。 中には『自縮』が数人居た……」安村「先輩、確かに『自縮』は間違ってはいますけど、 何となく今の世相に合致してません? 全体に何もかも縮こまっていますよね……(^-^)」天崎「親友を『真友』と書く世代ですから大体の意味が同じなら 大目に見てやって下さい。(^O^)」 先輩「ということは、君たちは『自粛』が、 縮こまる意味だと思っているのか?」安村「えっ? おおかたそんな意味合いじゃないんですか?」先輩「ちょっと違うんだ。 『自』と云う字は同じだから、そこは一緒だな……。 しかし『粛』と『縮』では意味が違うんじゃないか?」天崎「……先輩、どんな風に違うんですか?」先輩「『粛』を使った言葉で『粛々』というのがあるな。 これは『粛』を繰り返している」安村「粛々と進める……とか言いますね……」 先輩「この意味だが、大きく三つの意味がある。 そのひとつは『ひっそりと静かに行う』という意味だ。 『物音を立てずに静かに』とか『目立たずにひっそりと』 という意味が含まれている……」天崎「『黙って喋らずに無言で仕事を進める』という場合とかに 『粛々と仕事をする』という風に使うと良いんですか?」先輩「まあそんなもんだな……。 元々『粛』という字には「慎む」という意味があって、 それが重なることで「慎んで静かに」という意味を 強調しているんだ」天崎「日本人本来の気質に近い表現なんですね」 先輩「二つ目の意味は『おごそかな様子』で、 『粛々と』には『おごそかに』『真面目に』という、 意味がある。 『おごそかに』は漢字で『厳かに』と書くように、 『厳しく律されているようす』を表す言葉であるわけだ。天崎「神前祈願なんかの『おごそか』な場面では、 大きな物音や私語は許されませんね。ピンと張りつめた 静けさのニュアンスも含まれているんですかね……」先輩「そうそう、分かっているじゃないか。(^。^) そして、三つ目の意味は『物事を強い意志をもって行う』 『最後までやり続ける』という意味だ。苦境に耐えながら 真面目にひたむきに行うという意味なんだな。 そういう風に考えると『粛々』に含まれる意味合いは、 不利な状況に立たされながらも『強い意志で』 『ひっそりと静かに』『真面目に』努力するというような ことになる」 安村「先輩!そういう風に説明されるとよく分かりますよ。 権力に怯えたり、ウイルスに縮こまったりするんではなく 不利な状況の中でも『強い意志で』『ひっそりと静かに』 『真面目に』努力することなんですね。 『自粛』は、その頭に『自』が付いているから、 『自らの強い意志』がより強調される意味なんだ」天崎「縮こまるなんて……とんでもなかったな……(^_^;)」先輩「今迄、数々の自然災害の中で見てきた、我々日本人の 善き気質につながるものを感じるよ。外国の人達には、 理解し難いかもしれない……な」安村「先輩、今日は『設問』はお休みにしましょう。 『自粛』という……強制力を持たないものの 真の力について、深く考えてみたいと思います……」 先輩「分かった……。天崎も良いな? 膝を寄せ合いたい気持ちではあるが、この状況下、 この間隔で、大いに呑んで語ろうではないか……?」天崎「了解です!! 女将さん!お湯割りの準備お願いします」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/06/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[21]先輩「よく言われるようになったソーシャルディスタンスって 何のことだ?直訳すれば、社会的距離となるが……」天崎「先輩!僕たちを試しているでしょう?(゜_゜) 噛み砕いて言いますと、他人との距離を置く事 じゃないですか」先輩「例の2mって奴か?」天崎「またまた、分かって言ってません?」先輩「人と人の距離を2m空けましょう……って言えば、 分かるのに、何で英語なんだ……?」安村「ステイホームもそうですね。日本人にとっては、 行動すべき意味が分かり切っている事なので、 日本に住む外国人向けに発せられているんじゃ、 ないでしょうかね?(^-^)」 先輩「安村、君は優しいなぁ……(^。^)ふふふふっ……」天崎「国民にも年配の方もおられるし、大切なことについては、 分かりやすい日本語にした方が良いでしょうね……」先輩「まっ、カッコつけたい人もいるんだろうな。 はははっ……。さて、そろそろ設問といくか……」安村「はい、よろしくお願いします……」先輩「『若者よ夢を持て!』ということについて、 どう思うかな?」天崎「いゃー、良い言葉ですね。人生夢が無ければなりません。 夢を持っていれば、少々の苦しいことにも耐えられます」 先輩「天崎、夢を食っては生きて行けないぞ!」天崎「夢が無ければ、飯が美味くありません!」先輩「はははははっ……。 夢や希望と言う言葉は、歌詞にも沢山使われているなぁ」天崎「最近の若い人は如何にも現実的で『夢』が足りません。 もっと、未来に夢を持って生きて欲しいですね」先輩「様々な情報網が発達して、将来の予測が容易になって いるのも、現実的になる要素かもしれないなぁ。 考えてみれば、戦後の復興期の様な、 何にも無い、見えない、分からない……そんな時代の方が 思い切った現実離れした夢が持てたのかもしれない……」 天崎「そうですね。 先輩なんかは子供の頃に、現在の大都市東京を、 見られたんでしょう……」先輩「そうそう、手塚治虫さんの絵で見ていたよ。 そっくりになっているよ。凄い事だな……『夢』は……。 さて、安村の意見を聞こうかな?」安村「大筋において考えは近いのですが、少し、言葉の使い方に 拘らせて頂きます。(^-^)」先輩「ほうーー、どういうことだ?」安村「天崎論より、暗くなります……」 天崎「又また、安村一流の小理屈か?」先輩「暗いってなんだよ。夢は明るいもんだろう?」安村「……ふふふふっ……『クラーク博士』です」先輩「『青年よ大志を抱け』……か?……なーんだ。(^-^)」安村「はい……『夢』というより『志』を推奨します。 夢は、壊れやすいものです。人の夢(儚)と書いて、 はかないと読みます。持った夢は手から離れやすいです。 『志』を抱かねばなりません。しっかりと抱くのです」 先輩「なるほど『夢』と『志』似たようなもんだが違うなぁ」安村「ほぼ、似たような意味で言われることが多く、表現の問題 でもありますが、私は『志』の方に、やや自主的な、 計画性を少し感じます。能動性とでも言いましょうか? この違いが、到達点を少し変えるような気がするんです」先輩「『若者よ志を持て』か、いや、『抱け』か……。 フムフム、面白いなぁ……。(^。^)」天崎「まっ、今回は、有意差無しということですね。(^o^)」先輩「ふふふふっ…………( "^ ∇ ^" )」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/06/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[20]先輩「色んな店も少しづつ営業を再開してきたな」天崎「食事の店は、ほとんど開いてきましたね。 飲み屋さんは、今一かな?」先輩「そうそう、この前カラオケ屋さんの前を通りかかったら、 大規模な工事をしていたよ……」安村「どんな工事ですか?」先輩「知ってる店だったんで中を見せて貰ったんだが、 収容人員は三割以下の感じだな。テーブルを離して、 スペースをゆったり取っていた……」天崎「いわゆる『密閉』『密集』『密接』という三密の、 『密集』対策ですね『密接』の方はどうしていました?」先輩「うん、大きなひとつのテーブルに、二人ずつ向かい合って 座るんだがな……。透明の間仕切りが天井から胸の中央の 高さ位まで吊り下げてあったよ。 あれなら歌っても飛沫が人にかかることはない……」 安村「歌う為のステージとか、無いんですか?」先輩「あるある、歌手気分で歌えるんだよな。(^-^) これも、 透明のビニールで天井から仕切られていて、なんか、 テレビの大画面を見ているような見え方だったな……」天崎「それで『密集』『密接』の対策は良いとして『密閉』が 難しいでしようね。極端に通気を良くすると音が外部に 洩れますからね……」先輩「そうそう、悩んでたよマスターも……結局、数曲ごとに、 小休止を設けて換気タイムにすると言っていた……。 若干、客は白けるかもしれんが慣れなくっちゃな(^-^)」安村「店も生計をたてなくっちゃいけないから必死ですよね。 今から色んな分野で色々な知恵が出てくるんでしょうね」先輩「そうだな、この状況を受け入れ、受け止め、対処して いくんだ……人間はな。 さて、今日の設問と行こうかな。 ズバリ『一杯飲み屋・スナック』とは?」 天崎「ハイ!友人知人との交流の場でありまーーす。 本日は、先輩と交流中でありまーーす」先輩「ははははっ……、まさにそうだな。 会社とは全く違う話題だな。よし天崎!もう一声いこう」天崎「ハイ!ありがとうございます。 『心の憂さの捨てどころ』で、ありまーーーす」先輩「また、古い言葉を使うなぁ。昔、歌の文句にあったよ。 『酒は涙か ため息か 心の憂さの 捨てどころ』てんだ」天崎「ハイ! 愚痴、上司の悪口……何でもありです。(^O^)」先輩「ははははっ……。安村も似たようなもんだな」安村「はい、異論はありません……ただ……」先輩「ん?……何かあるのか?」天崎「ほらほら、安村がまた小理屈をこねるーー( ̄ー ̄)」 安村「職場では、まず会う事の無い諸先輩との交流の場でも あります。知り合って、色々と助けて頂いた先輩が 沢山おられます」先輩「なるほど、確かにそういう側面はあるな。 ……よい勉強になる」天崎「職場を離れてまで、勉強してたら息が詰まりますよー。 もう……(;一_一)」安村「それから、もう一つ『ママさんが大切です』」先輩「大切?」安村「凄い話があるんです。長くなりますけど良いですか?」先輩「いいよ、どんな話だ……?」安村「東京の大手証券会社と3千万円以上の大取引をした事が あるんです。幾度となく、遥々東京まで通って、 売り込みをしました。お陰様で、ほぼ商談成立まで 漕ぎつけたんですが……、相手の常務さんが仰るには、 一度、ウチの会社を訪問したいという事なんです。 遥々、九州までお出で下さるというんです。そして、 それから、最終結論を出すという話でした」 先輩「まぁ、信用調査みたいなもんやろうな……」安村「はい大きな物件ですし、九州迄わざわざ来て頂くので、 もう全社をあげて終日対応したものです。 常務さんは実に厳しい表情でしたので不安でしたね。 遠来のお客様なので、当然夜のご接待を提案しましたが、 固辞されましてね。 結局『明日、東京に戻るから、夕方に返事をする』 ということでホテルの方に引き上げて行かれました……」天崎「安村、本題とずれてないか。 飲み屋の話だぞ……先輩の設問は」安村「うん、スマンこれからだ。 もう次の日は気が気でなかったんですが……、夕方に、 電話が入りまして、結果『受注成立』だったんです」先輩「うん、それで……」 安村「御礼を述べまして、上京のお約束を取ったんですが、 『安村さんの行き付けで歓待を受けましたよ』と 仰るではありませんか」先輩「接待はして無いんだろう?」安村「はい、話はこうです。 お二人でホテルに戻られてから夕食を済まされ二次会で、 ホテルから紹介されたスナックに行かれたんですね。 その店が、たまたま私達の行き付けの店だったんですよ」先輩「お前……小倉でも飲んでたのか?」安村「会社が八幡でしたからかなり離れていますが、 お客様から紹介頂いた店で、とても良い店だったので、 部下たちも連れて時々行ってたんですよ。その店に、 たまたまお客さんたちが立ち寄られたわけです」天崎「その偶然って、凄すぎるよなー」 安村「常務が仰るには『二人で御社の事を話していたら、ママが その会社さん八幡ですか?っていうもんだから、 知ってるの……となって、まあ、それから、 御社とあなたの事を、べた褒めなんだよ。 若い社員も礼儀正しい、お金払いもきちんとしている、 他のお客からも評判が良い……云々と、べた褒めさ。 私も一度でいいからあのくらい褒められたいよ。 その場で受注を決めました。 やや、心配していたのはアフターフォローだったから、 ママの話を聞いて安心しましたからね…………』 という話なんです」先輩「凄い偶然の話やな。お前、何か持ってるな―――」安村「先輩、これが逆にですよ……。 ママに悪口を言われていたら……多分破断ですよね。 それなりの格のお店のママさんて、 お客からも信用されるんですね。従いまして、 『ママという当社の非常勤営業部長勧誘の場』と、 スナックを定義させて下さい。(^。^)」先輩「ぷっ(^+ ^) そういうことか、分かった。 確かに俺の行き付けの小料理屋の女将も、大手の重役から 『夜の人事部長』と呼ばれていたよ。ははははっ……。 ふふふふっ…………( "^ ∇ ^" )」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/06/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[19]先輩「スキンシップ・ふれあい・交流・手に手を取って……。 おんぶにだっこ・肩寄せ合って・一心同体・・・(-.-)」天崎「先輩!どうされたんですか?『密』ばっかり並べて……」先輩「この麗しき人と人との交流がすべからくコロナに殺さる」天崎「『三蜜』ダメですよ!!<`ヘ´>」先輩「『人』という字を知ってるか?」天崎「えっ?はい、もちろん!」先輩「互いに支え合ってなり立っいるのが『人』という字だよ。 もう『人』としては生きられないのか?」 天崎「もう、ちょっと先輩、しっかりして下さいよ。(>_<)」安村「先輩!『人』として生きるのを避けて『人間』として、 生きましょう!!」天崎「うん? 何だ? 『人間』?…………」先輩「安村、良いことを言ってくれた。そうだな『人間』なら、 ちゃんと『間』が入っている。『間』を持っている」天崎「……どうなってるんですか?訳が分からん……」安村「先輩!その『間』はどれ位の間ですか?」先輩「ふふふっ……安村、憎いのう……、1.8mだよ。 『一間(イッケン)』だからな……ふふふふっ。 『人間』という字は、ちゃんと人が、一間(1.8m) 間を空けるようになっている」 安村「色々とありますが、当面は仕方がないですね」天崎「元々仕方のない事を先輩は言ってるんですよ。もう……」先輩「ははははっ(^。^) スマンスマン……愚痴であった。 では設問と行こうかな。 『遥か目上の方との面会』についての考えを述べよ」天崎「文句なく怖いですよ。(;一_一) 例えば係長の僕が社長と面談するような場面でしょう? いゃーーー、震えが来ますね。上司に任せて逃げますよ」先輩「天崎はある意味正直だよなー。 確かに怖い気持ちは分かる……」 天崎「何か難しい質問をされて困らせられないか……とか、 話題について行けるだろうか?……悩みますね―――。 まるで面接試験じゃないですか?」安村「その面接は、例えば社長が天崎を面接するのか?」天崎「当たり前じゃないか!!相手は社長様様だぞ!!」先輩「安村、どういう意味だ?」安村「こっちが、面接をしたいんですよ。 だって素晴らしい実績と地位を持った方なんでしょう? 具体的にどんな力を持った方だろう?って、 楽しみになりません?色々と聞けますよ」天崎「おいおい、相手は遥か目上の上司だぞ。何を言ってる!」 安村「そんなに出世された方だからこそ、 下の者を困らせようなんてされないんじゃないかな……。 むしろ育てようという姿勢で来られると思うんだ。 だから、滅多に聞けないどんな話を聞けるんだろうって、 楽しみだよ。特に、我々の年代の頃の実話が聞きたいな。 天崎、面接して質問するのはこっちの方だよ。(^-^)」天崎「お前は恐ろしいヤツやな―。怖くなってきたぜ……」先輩「功成り名を遂げた人って、案外、若い時の失敗談とかを 好んでされる傾向はあるな。乗り越えてこられたから、 話せるんだろうな」安村「そういうのって、最高です!!!」天崎「降りた降りた。本件は安村に全面移譲しまーーす(-_-)」先輩「ふふふふっ…………( "^ ∇ ^" )」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/05/27
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[18]先輩「今はもう亡くなられた大先輩から、耳にタコができる程、 言われたことがある……」天崎「その大先輩は口が酸っぱくなる程言われたんでしようね」先輩「ふふふふっ……( ̄ー ̄)まあな。 『日付と署名の無い資料は、責任の保証が無いから、 使ってはいかん。それは<死料>に等しい』ってな」天崎「それって、私も聞いたことがあります。 根拠が分かりませんからね。仕事に使うのは危険です」安村「……そういう基準から考えると、ネットの世界や、 テレビの世界は、もう滅茶苦茶ですね……」 先輩「……うん、誰でも好奇心というものがあるから、 人の気持ちも、どんどん誘導されていくだろうな……。 世の中も変わったもんだ……」安村「対策については、私たちも慣れていて『ネットで見た』 という情報は、そこそこの価値観で捉えますよ。(^-^) 『日本経済新聞で見た』というのとは、格段の違いです」先輩「世の中の流れで、様々に変わっていってもそれはそれで、 免疫のようなものが出来てきているのかな……。 面白いもんだな……世の中は……」天崎「実業界では、先輩が受け継がれた考えは生きています。 仕事は、厳しいですからね……」 先輩「……うん、さて、今日の設問と行くかな……?(^。^) 全くの初仕事をしなければならない局面ってあるだろう。 どういうアプローチをするんだ……君たちは?」天崎「はい。では私の方から…………。 まず最初に、前例とか、類似の実績を徹底的に調べます」先輩「ほうーー、事前調査か……」天崎「それらを参考にしながら、仕事を組み立てていく訳です。 新しい仕事のように見えても、必ず過去に類似のものが あります。仕事ってそんなものです。 過去の成功例、時には失敗例を参考にし、学びながら、 着実に堅実に仕事を進めて行きます。王道です。(^-^)」 先輩「なるほど、賢いやり方だな。 過去の仕事のドキュメントが頼りになるな。 きちんとしているのか天崎の職場は……?」天崎「先輩、当然です。ビジネスの常識です。 現時点で、うまくいっているような事でもいつ何時、 トラブルが発生するか分からないのがビジネスです。 そのような場合に、逸早く復旧させるために、 ドキュメントは、必須のものになります。 驚くほど、きちんと整理されていますよ」先輩「そうか……大事なことだな。改善のためにも必要だ。 まっ、この件は、安村も一緒という事で良いな?」安村「……はい……ちょっと」 先輩「うん? なんかあるのか? 違うのか?」安村「はい、私の進め方は少し違います」天崎「先輩、安村の小理屈をどーーーぞ、聞いてやって下さい」安村「私の場合、まず自分流の考えで、一切の枠に捉われずに、 仕事を組み立ててみます。難しいですがやってみます。 それから、後に前例や類似の実績と照らし合わせる様に しています……」先輩「うん、そのやり方は安村自身の勉強にはなるかもしれんが 時間が掛かり過ぎて、仕事の納期に間に合わないと いうことはないか?」 安村「勿論、その辺りは判断して進めますが……。 過去の仕事の折の背景や前提条件と、 現在のそれとは変化している可能性もありますから、 そこを捕まえる意味でも、この方法を取っています」天崎「安村、会社は学校じゃないから……勉強も程ほどに しないとな……」先輩「まっ、何事も臨機応変という事だろうが、 経済の安定成長期と、大変動期ではアプローチも違って 来るんだろうな……。安村らしいと言えば……らしいな。 ふふふふっ…………( "^ ∇ ^" )」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/05/20
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[17]先輩「『ぼうえき(防疫)』を徹底しなければならんから、 『ぼうえき(貿易)』が難しい…………」天崎「えっ?」先輩「『ようせい(陽性)』が沢山出ると、 『ようせい(要請)』も沢山出さなければならなくなる」安村「先輩、どうされたんですか?」先輩「『かんせん(感染)』が怖いから、 『かんせん(観戦)』を控えなくっちゃならんのだ」 天崎「もう……、先輩、何なんですか?(>_<)」先輩「いやいや、こう自粛生活が続くと、 駄洒落でも言わなきゃ気が晴れんよ。 ふぅぅぅ。。。。。。(-。-)」安村「もう少しの辛抱ですね。今が一番大事な時ですよ」先輩「よし!!切り替わった!! 今日の設問といくぞーー」天崎「待ってました――。ヽ(^。^)」先輩「営業とかやってると……、いや、営業に限らないが、 社業で外部の方との接触する機会が多いと、 初対面の人というのも結構多いんじゃないか?」 天崎「ありますねぇ……どちらかというと、 初対面の方というのは苦手ですねぇ……。(^_^;) お会いする前から緊張しますよ……と言うか、前の方が」先輩「緊張するか? いわゆる、ぶっつけ本番だからな。 ドラマみたいなリハーサルはない。 ははははっ……(^。^)」天崎「最初、何を話したらいいんだろう……って迷いますね。 口数の少ない方だったらどうしよう。 どんな話題にしたらいいんだろう。。。。」 先輩「様々な方がおられるだろうからなーー。大変だよな」天崎「取っ付き難い人だったらどうしよう……とか、 考えているだけで、もう緊張、緊張ですよ……。 初対面の仕事はあまりしたくないですね。胃に来ます」先輩「ははははっ……、なんか……天崎らしくない気もするが、 それが本音なんだな……」天崎「誰だって、基本、そんなもんじゃないですか? 初対面の人って、全く未知ですからね……」先輩「安村は……どうだ……?」 安村「……はい、僕はSF大好きタイプですから……」先輩「初対面の人は、特に意識しないか?」安村「意識しますよ。だって、未知の方ですから、 どんな話が聞けるだろう? どんなタイプの方なんだろう? ……胸がときめきますよ……。(^-^)」先輩「好奇心が、恐怖心を退けるか?ふふふふっ……( ̄ー ̄)」安村「歴史を見ても、善き出会いが運命を切り開く話が、 けっこうあるじゃないですか?」 先輩「うん、大公秀吉だって織田信長との出会いが無かったら、 天下取りは出来ていないだろうな……。 安村は、未知の世界が好きなんだな」安村「ワクワク、ドキドキ……の世界がいいですねぇ」天崎「大半の人間がしっかり守っているから、会社の存続は 成り立っているんだからな。 あんまりチャラチャラするなよ……(-_-)」安村「……だな。お世話になりまーーーーす。(^。^)」天崎「食えん奴やなーーーーー。(^-^;」先輩「ふふふふっ…………( ̄ー ̄)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/05/12
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[16]先輩「初めてのお客様を訪問するときって難しいんだろう?」天崎「ええ、飛び込みの営業の場合は別としまして、どなたかの ご紹介などで訪問するばあいですが、大切なことは、 必ず事前に電話等で予約をしてから訪問すると いうことですかね」先輩「うん、それはマナーだな……」天崎「ご紹介頂いたご挨拶もしておく必要がありますからね。 これが、オーソドックスな手順ですね……」先輩「安村も……同意見だな……」安村「はい、オーソドックスにはそうです…………(-_-)」先輩「うん? 何か引っかかる言い方やなーー」 安村「実は、苦い経験があります」先輩「ほうー、どんな話だ……」安村「同業の先輩営業マンから市の企画部長さんをご紹介頂いた ことがあるんです。 『同業でより詳しい会社があるので……』という事で、 ご訪問の際に私の名刺のコピーを渡して頂いたんですね」先輩「ほう、同業同士の連携か、良いじゃないか……。でっ?」安村「先方のお電話番号を教えて頂いたので、早速、しました。 ご紹介頂いた経緯を話しましたら、 『ああ、聞いてるよ。よしなに頼みます』 ということで…………」天崎「何だよ……ちゃんとやってるじゃないか。 まさに、オーソドックスだよ。(^-^)」 先輩「…………先があるんだな……安村。どういうことだ」安村「とても感じの良い方だったので、早速ご訪問のお願いを したんです。そしたら『ああ、良いよ』というご返事で、 明日か、明後日の午後辺り、如何でしょうか?……と、 言ったとたんに叱られまして……」天崎「何で? 何で叱られるんだ。アポ取りだろう……?」先輩「そうだよな。会うと言って頂いた後だろう?何だそれ」安村「『私は君に会ったことが無い。顔も知らない。 そんな見知らぬ相手から、何故、私の時間を拘束 されなきゃならんのだ。冗談じゃない!!』と、凄い 権幕なんです。またお電話します……と、切りました」 天崎「何だそれは、えらい傲慢な人やなー。 俺なら近づかないな。<`ヘ´>」安村「兎に角、紹介頂いた先輩に電話をしてどういうことかを 聞いてみました。『えっ?もう電話したの?しまった。 注意するのが遅かったーーゴメン』という事なんです」先輩「フムフム……それで……」安村「はい、その部長さん、もの凄く殺人的に忙しい人らしくて 私からの電話に出られたのも珍しいケースだそうです。 ……だから、勢い会うお約束をするにしても、 沢山の関係者に優先順位を付けておられて、 指定された時間に会って頂く……というレベルの方 だったんですよ。それが……私が日程指定みたいなことを したもんだから、カチンとこられたようです……」 天崎「そんなややこしい人、そこで止めときゃいいのに……」先輩「いやいや、いい商談になる可能性があったんだな……。 でも、どうにもできないぞ……どうしたんだ?」安村「はい、同業の先輩に教えてもらって受付訪問しました。 つまり、ご指導頂いたのは『相手によっては、電話予約を してはいけない。ご訪問して、もし時間がおありなら 会って頂く』という姿勢で行くようにと……」先輩「営業も大変だなーー」安村「いえ、相手の部長さんはもっともっと大変そうでした。 何度も通いましたが、会議中とかでダ……メでしたね。 受付の女性が気の毒そうな顔をされだした頃に、やっと、 お時間を頂けまして……まぁ、それからはトントン拍子。 大きな商談につながって行ったんです。 世の中には、想像を絶する位に忙しい方も居られます。 よって……さっきの私の回答になる訳です」先輩「いやいや、有難う。ホント勉強になったよ。( ̄ー ̄)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/05/06
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[15]先輩「民主主義って何かなぁ――?(^O^)」天崎「先輩、突然どうしたんですか?その字の通りでしよう。 民(たみ)が主(あるじ)という主義じゃないですか」先輩「その民が、政治家に 『決めてくれ、決めてくれたらそれに従う』って、 言ってないか?これじゃ政治家が主みたいじゃないか?」天崎「日本国憲法の前文は、そこから始まっていますよ。 『日本国民は正当に選挙された国会における 代表者を通じて行動し……』って、書いてあります。 代表者たちはコンダクターみたいなもんで、 指揮をしなければなりません……」先輩「ふふふふっ……( ̄ー ̄)詳しいな。 すると、こんな話になるんか? いくら『民があるじ』と言ったって、 こんな広い国土、多くの国民を運営できない。 その運転を要領よくやる為、 税金という金を出し合い、その金で公務員や、 司法府の人間等々を雇い、選挙をして代表者を選び、 立法府や行政府等々を任せ、この国を上手に、 運転していこう……と……こういうことか?」 天崎「ハイ…………まぁ……」安村「先輩の仰りたいことは何なんでしょう? 仕組みがどうなっていようとも、 民(たみ)が主(あるじ)という事は不動の理だと……」先輩「違うか?」安村「そうだと思います」天崎「それって先輩、当たり前の事じゃないですか。(^-^)」先輩「そうだ、言う通りだ。当たり前なんだよ。 だったら、目の前の新型コロナウィルス感染対策という 重大な危機に瀕してこそ、あるじとしての誇りと責任と 覚悟を持って対応しようじゃないか……」安村「何処が悪い、誰が悪い等と愚痴を言う暇があったら、 自ら対応を考え提案せよと…………」天崎「国に任せるって言ったって、税金は元々、民のものだし、 政治家も民が選んだ人たちだから、あるじらしく、 とことん任せたらどうかと……言われるんですか?」 先輩「まぁな、政治を批判する前にすることがあろう。 選挙と言ったって投票率を見りゃ―、 誰でも良いみたいな姿勢じゃないか……。 天に向かって唾を吐いても空しいだけだろう……」安村「この危急存亡の時に、何やってんだ……と仰りたい?」先輩「ははははっ……、いやいや、そんな偉そうなことは、 とてもじゃないが言わないよ。ははははっ……。 昔聞いた、西洋の言い伝えを思い出してな……、 『民が政治を嘲笑している間はその嘲笑に値する政治しか 行われない』というんだ。 民(たみ)が主(あるじ)だから当たり前の話だが……」安村「今、我々の民主主義が根本から問われているのかも しれませんね…………(-_-)」天崎「…………うーーーん。( ̄~ ̄)」先輩「スマンスマン、ややこしい話にしてしまったな……。 今日の設問は省略しようか?」天崎「何のなんの、やりましょう!」安村「どんな問いですか?」 先輩「よし、じゃー軽いヤツで行くぞ『電話の取次ぎ』について 留意点を述べよ……」天崎「ハイ、電話を取ったら、まずこちらから名乗る。 社名などです。 それから、相手の名前を必ず確認してから取り次ぐ。 基本中の基本です……(^-^)」先輩「なるほど……基本だな。安村は……?」安村「殆んど一緒ですが、相手が名乗られない場合は、 名前を聞かずに取り次ぐ」先輩「取り次がれた方が『誰から?』って事にならないか?」安村「分かった方なら、私が『誰々から』と言わずに 取り次ぎますと……黙って受話器を取られます。 もし、先輩が言われたように聞かれた場合は、 『お名前を仰いません』と言って取り次ぎますが、 まず、そういうことはなかったですね……」 天崎「それは、電話を掛けてきた方がマナー違反だな。 取り次いでもらう時は、名乗るのが礼儀ってもんだろう」安村「うん……」天崎「うんって、お前……何なのよ??」先輩「安村は、訳アリの場合があると言っているんだな? つまり、自分が誰それに電話していることを他人には 知られたくない場合とか……」安村「ええ……営業課長時代に、大変困った事がありまして。 副社長からデスクに電話があったんです。実は副社長とは 同郷のご縁がありまして時々営業情報を頂いていました。 『昨夜飲んだXX会社の社長に君を紹介しておいた』的な 情報ですね」先輩「なるほど、よくあるケースだな……」安村「通常は、お会いした時に情報をお聞きしていたんですが、 急いでおられた事がありましてね、 電話を掛けてこられたんです」 天崎「デスクにか?うーーんそういう場合は名乗らないかな?」安村「ところが、取り次いだ女子事務員が潔癖な性分で、 しつこく聞いたもんだから、身分を伏せて『時本』とだけ 言われたらしいんです。勘の良い事務員は、 珍しい苗字てすからピンときて、咄嗟に大声で 『時本副社長から電話です』と、取り次いだ訳です……」先輩「ふふふふっ……、同室に君の上司が居られたんだな? ははははっ、担当部長・取締役を飛び越して何事!! てな、顔になったんだろう……。ははははっ……」安村「後で、何とか上手に説明して事なきを得たんですが、 こういうケースは時としてありますから、 お聞きしても、相手が敢えて名乗られない場合は、 そのままが良いかと……」天崎「何か、深いなぁ…………」先輩「何事も単純ではないという事だな。 様々な応用系があって然るべきだ。( "⌒∇⌒" )」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/04/29
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2020/04/22
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[13]先輩「責任感についての話では面白い見解をアリガトな。(^。^) 次の設問は、責任に対峙する概念の『権限』についての 考えを聞こうではないか……」天崎「……そう来ましたか。先輩……『権限』という言葉は、 非常に強い意味に取れます。出世というのはある種の 権限を持てる人間になるという事でもあります……」先輩「うん、確かにそうだな……。 職務権限というのは大きなものだな。天崎は憧れるか?」 天崎「いえいえ、一見強くて格好よく響く『権限』という言葉も 実際の職場では情けない使われ方をすることが多いです。 つまり『そこは私の権限以外ですからやりませんでした』 こんな発言を良く聞きますし、私も使います。 だって、『権限』はそのまま義務でもありますから……、 大きいときついですよ」先輩「そう言えば、企業内で何か不祥事が起こったような場合に 罰するために、誰に職務権限があったか?調べるなぁ。 そう言う感覚かな……天崎は」天崎「要するに、権限は義務の事ですから大きいときついです」先輩「うーーーん、なるほど……少し意外な気もするが……。 安村はどう考える……?」 安村「過去に何度も悔しい思いをしました……」先輩「どういうことだ?」安村「私が居た職場は、企画部門でしたが、管理職・担当者に 関わらず、様々な企画をします。特に現状打破の革新的な 企画案は、我々若手から主に出されるんですが……」先輩「それは面白く、やり甲斐のある仕事をやっていたな……」安村「……ところが、最後の決定権限は管理職が持っています。 当然ながらその上司が超消極派で、絶対に改革的な案 には賛同しません……」先輩「うーん、それはなぁ、例え賛同していても責任を取るのが 怖いから、逃げていたんじゃないか……?」 安村「正にその通りです。それじゃー、何も前に進みません。 『お前に任せるから思い切った案を持って来い』と言った その口の端から、全部保留にするんですから……。 私は、権限が欲しいです。全体をもっと良い結果に持って いく為に権限を広げて欲しい……と、切に願っています」先輩「それは権限がないと仕事が前に進まないということか?」安村「改革的な案件は正にそうです。先輩達は大抵逃げます。 流石に反対はしなくとも次期尚早といわれます。 会社をより良くするために、 権限を持ち、権限の貸し借りをやりながら仕事を進めたい と、切に思います……」先輩「責任を取らされることを伴うが……良いのか?」安村「当然ですよ。パーフェクトなんて誰もありませんから、 6勝4敗で良いじゃないですか!!」先輩「うーーーーん……(*´ω`*)……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/04/15
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[12]先輩「新型コロナ感染症も大変な状況になって来たな……。 まさに緊急事態だよ。(-_-)」天崎「政府も、とうとう緊急事態宣言に踏み切りましたね……」先輩「何としても皆で抑え込まないといかんな。 政府は管理センターであって現場は我々だからな……」安村「そうですね。民主主義の『民(たみ)が主(あるじ)』が、 今、試されているようです……」先輩「そうだな……。正に民が攻撃にあっている。民の防御の 結集力を見せんといかんなぁ。コロナ君に。。。<`ヘ´> さていつもの様に設問と行こう。 ……昨今の世の中ではよく『責任』という言葉が使われて いるがこの『責任感』について問いを発しよう」 天崎「責任感ですか?(゜_゜)」先輩「うん、企業の中で『責任感が強い』という事に対して、 どう考えるかな?」天崎「先輩、それは、とても素晴らしいことです。 役職者のポストの事を『責任ポスト』とも言いますし、 『責任を誰がとるか』とか『責任を取って辞める』とか、 政界や経済界においても『責任』という概念は、 極めて重要な位置づけで扱われています……」先輩「……うん、なるほど……」天崎「『責任感が強い』と言うことは立派な事でありまして、 出来るだけ周囲にアピールして、認めてもらうべき特質で あると……考えています」 先輩「なるほど、自己のアピールポイントという訳だな。 そう言えば、面接受験に来た学生さんが、 『自分は責任感が強い』という事を強調するなぁぁ……。 なるほど、なるほど……。 ……で、安村はどうだ……?」安村「はい、これって当たり前のことだと考えています。 社会人としての最低の資質じゃないでしょうかね? 誠実であるとか熱意があるとかという事と 同列だと思います。だから、敢えて口に出して言うと 私は白けますね……」先輩「人として当たり前の資質と言うか……安村は。うーーん。 確かに子供の頃、親から受けた躾は「正直」「努力」 「責任」等だったな……」 安村「私が懸念しているのは、この責任という言葉が、なんと 逃げに使われるケースが比較的多いという事です。 『私の責任です』という言葉よりも 『そこは私の責任範囲じゃない』といった使われ方の方が 多いという事です。皆で、責任回避をしている……、 というか……」天崎「だから、責任感が強いという事は、 素晴らしいことなんじゃないか!!」安村「うん、素晴らしいというより……僕はそれが人の原点と、 思ってきた。よく見かける光景だけど…… 『責任感が強すぎると臆病になる』ケースが多いのは、 とても気になっているんだ……」 先輩「えっ?責任感が強いからちゃんとやり遂げようとして 積極的になるんじゃないのか?」安村「そこまでは良いのですが、強すぎますと、 きちんと結果を出さなければならないと考えるあまり、 臆病になって、最初から手を付けようとしないケースを 見てきました。責任感は、しごく当たり前のことだから、 強すぎない方が良いです。当たり前が……良いです」先輩「うーーーーん……(*´ω`*)……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/04/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[11]先輩「古い友人が……旅立ったよ……残念ながら。(一_一)」天崎「えっ?まさかコロナウィルスの犠牲者ですか?」先輩「うーーん、まあ間接的な……犠牲者かもしれんなぁ……。 直接的な犠牲者は、もう一人の年上の友人だ……」天崎「えっ?二人もご友人が亡くなられたんですか?」先輩「いやいや、後者の方は会社を畳まねばならない状況に 追い込まれてしまったんだ。 割合、大きな機械設備の輸入販売をやっていたんだがな。 勢い顧客も大企業だった……」安村「それなら、経営は安定していたんじゃないんですか?」 先輩「うん……、今年度まではな……。それがコロナウィルスで 一転したわけだ。つまり、大手のお客さんが次々に計画を 変更して……その結果、何と令和2年度上半期の、 売上見込みが……限りなく『0』に近づいたわけ……」天崎「ウワッ!!それはひどいですね」先輩「うん、しかし如何ともしがたいよな。 大手の系列にも入らずに独立資本で頑張っていたんだが、 ……とうとう……」安村「社長さん、無念でしょうね……。 先輩、全国でそんな話、結構多いんじゃないですか?」先輩「……かもしれないなぁ。早く終息させんと大変だぞ……」天崎「そうですねぇ……全く。 それで先輩、さっき言われてたでしょう? 亡くなられた方の話……」 安村「コロナの間接的な犠牲者って……」先輩「ああ……入院して戦ってたんだ、病気と……。 脳溢血で倒れてな……今度で2度目なんだよ」安村「再発ですね。再発は危ないって、よく言われますね……」先輩「うん、それが驚異的な気力で、そこそこ頑張ってたのよ。 10年以上前に、最初に倒れた時もな……、 重症で……命が危ないって言われてたらしいんだが、 左手足の麻痺と若干の言語障害に留まって復帰したんだ」安村「凄い、体力・気力の方なんですね……」先輩「うん、彼もそこそこなんだが、何といっても奥さんがな。 超々ポジティブな人でな。そりゃーもの凄い激励と、 介護で、立ち直らせたようなものなんだよ……」 安村「素晴らしいご夫婦なんですね。(^-^)」先輩「だから、今回も『私が何とかします』って、 気合が入っていたんだが……」天崎「えっ?奥さんの方も具合が悪くなったんですか?」先輩「いやいや、新型コロナウイルスだよ……。(-_-) 早々に病院側が入院患者への面会を謝絶したんだよ。 まぁ、この状況だから仕方がないと言えば、仕方がない。 しかし、あいつは、上さん頼みの所があったからな。 もちろん、この50日位私も彼には会えなかった。 ……看護師さんたちが、随分と頑張って励ましてくれた らしいが……、奥さんの様にはいかないよな。 長年連れ添った夫婦ってのは、 得も言われぬ絆があるもんだ……仕方ないが……残念だ」 安村「……それは気の毒ですね」天崎「……悪いですけど、その方の運命だったんでしょうね。 そういう意味では、志村けんさんも……運命ですねぇ。 この流行が無かったらご存命かもしれない……」先輩「いやいや、スマンスマン……暗い話ばかりで申し訳ない。 じゃーー、いつもの設問と行くぞ……いいな。(^。^) 『仕事上で行う、自分の努力について』どう考える?」天崎「先輩『努力』は大切です。尊いものです。 昔は、学校等で『努力賞』があって表彰していました。 会社も、社員の努力をよく観察し認めて報酬に反映させて 欲しいと思います」先輩「……うん、なるほど」 天崎「努力が認められて報酬にもつながるという事が、 社内に浸透すれば、みんながこぞって努力するようになり 業績の向上にも寄与することになります」先輩「うんうん、そうだよな……安村も同じ意見かな?」安村「はい、会社は社員の努力をちゃんと把握し、 認めて何らかの形で称賛して欲しいと思います。 天崎が言うように、努力は尊いものです。 ただ、報酬との関連で言うと、企業ですから、 あくまでも結果の良し悪しで判断されても仕方ない、 ……と、考えています」先輩「褒めてもらいたいがお金は要らない……という訳か?」 安村「先輩、そう言ってしまうと、何だか味気ないんですが、 昔から、ドラッカー教授を信奉しておりまして……、 『努力は称賛に値するのみ。 結果に対する貢献のみが報酬を得る』という、 企業成功理念を支持しております。ただ『値するのみ』 という言い方は強すぎるかなと思って……」先輩「なるほど、厳しい考え方だが……理は通っているな……。 まっ、この辺りは夫々の経営者の判断というところかな」天崎「先輩!僕は日本人ですから!!!! ( ̄д ̄)」先輩「……(*´ω`*)……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/04/02
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[10]先輩「今年の東京オリンピックもトラブルだな~~(;一_一)」天崎「えっ!『今年の東京オリンピックも』って、以前にも 何かあったんですか?」先輩「……うん……」安村「ひとつ前の、昭和39年の東京オリンピックは、 正常に開催されましたよね……?」先輩「うん…………」天崎「じゃーどういうことですか?」先輩「そのもうひとつ前だ……」 安村「ええっ?(゜_゜) その前にも東京オリンピックはあったんですか?」先輩「開催されなかったがな……昭和15年に計画されていた。 夏季が『東京オリンピック』冬季が『札幌オリンピック』 夏冬、同時開催だったんだ……」天崎「ええええっ!? それは凄い!」安村「どうして中止になったんですか?」先輩「日中戦争の勃発だった。 この後、ずっと第二次世界大戦へと続いて行く……」安村「そうなんですか? ふーーーん、前回の中止は、中国との関連ですか………」 天崎「そう言えば、今回の延期も中国発のCOVIDの関連だ」先輩「何の因果だろうかね……(一_一)」天崎「いずれにせよ、新型コロナウィルスの流行が、 終わらない事には、延期の具体策も考えられませんね」先輩「そうだなーーーー。『お・も・て・な・し』の精神で スタートした東京オリンピックプランだったが、 『思って無し』の事が起こってしまったな。 はははっ(^_^;)……」天崎・安村「……( ̄へ ̄)……」先輩「よし、雑談はこの位にして今日の設問を行くぞ!! 『到底出来そうにない困難なテーマ』に遭遇したら どうするかね……」 天崎「出来ないと分かっているものを、 いつまでも持続させるのは、極めて愚行です。 きちんと上司に説明して理解して頂きます」先輩「フム……、潔いな。じゃー説明してくれ……(^-^)」天崎「このテーマは『この点』と『この点』と『この点』が、 問題で出来ません。ご検討下さい」先輩「なるほど…………安村!」安村「はい、私も一緒です……」先輩「ほうーー、珍しく二人の意見が一致したな……」安村「いえ、説明の仕方は少し違います……」 先輩「どう違うんだ?」安村「はい、『この点』と『この点』と『この点』を解決すれば 出来ます。よろしくお願いします」先輩「!! ん? (^。^) 同じ差し戻しでも、安村はやる気だな? フーーーム。 受けた側が、やりたくないか・やりたいかの差で、 上司の方の取り組みも変わりそうだな……」天崎「まっ、色々格好つけても、 出来ないものは出来ませんからね。( ̄ー ̄)」先輩「……(*´ω`*)……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/03/26
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[9]先輩「いいか、ズバリといくぞ! 仕事で『失敗したら?』どう考える……?」天崎「『もうダメだ!!評価が下がるーーーー』ですね。(一_一)」先輩「安村は?」安村「『今度取り戻せばいい……』と考えます。(-_-)」先輩「はははははっ……、設問が荒すぎてスマンな。 天崎は重大な失敗と考えたな……」天崎「仕事の内容によって私の失敗が与える影響は色々あると 思います。しかし、何といっても仕事なんですから……、 上手く処理して当たり前でしょう。 上司が仕事の軽重をどのように判断しようと、私は、 与えられた職務に全知全能を傾けます。全て勝負です。 ですから、失敗は勝負の負けを意味しますから、 私への評価が下がるのが当然です……。無念ですが……」 先輩「なるほど……そういう考えで常に真剣に取り組んでいると いうことか……。話としては分かるが、手にするすべての 仕事が自分の評価と直結していたんでは、 息が詰まりはしないか……」天崎「先輩の鋭い問いに対して、 私の覚悟を表明したのが先程の答えであります。 実態としては、今進めている任務がどうも狙ったように 運んでいないという様な事も執務の過程で感じますから、 そういう感覚を大切にして、 失敗を最小限に食い止めるような施策を講じるわけです。 それは自分の評価の下がり具合を補う意味でもあります」先輩「安村は……どう思う?」安村「天崎は偉いと思います。そこまで考えて仕事に 取り組んでいるのは立派です……」先輩「安村は、次回に挽回すれば良い……と、考えるんだな?」 安村「先輩、私も後20~30年して、会社でもとてつもなく 重要な任務に着くようになったら、きっと、天崎のような 考えになると思います……」先輩「……どういうことだ?」安村「はい、実は現在の私は会社から見てまだまだ、発展途上人 だと考えています。修行中だと……。与えられる仕事も、 例え失敗しても数十万円程度の損失案件です。 いずれ、私にも力がついて、億単位の利害に絡むような 仕事をやらせてもらえるようになりたいと思っています。 しかし、何事も経験が大切ですし、 私の場合最も役に立つ経験は『失敗』ですから……、 反省して、成長し、今後に生かすという考えになります」先輩「うーん、安村の話を聞いて……天崎はどう思う?」天崎「それが安村の個性ですから、どうもこうも無いですよ。 私は『小事疎かにするべからず』で、任務の大小に かかわらず、常に真剣勝負で行くだけです……<`ヘ´>」先輩「うーーーん…………面白い。お前らはホントに面白い。 ( "^ ∇ ^" )」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/03/19
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[8]先輩「なぁ、ニュースというのは報道だろう。 報道の命は真実だ……。最近、局の思惑の入った ニュース番組が多いと思わないか? 事実を淡々と伝えるべきだと思うが……」天崎「でも先輩、今後の見通しみたいな番組では、予想だから、 思惑みたいなのが入るのは仕方ないんじゃないですか?」先輩「うん、予測であるからこそ、相反する意見があっても 良いと思うんだよ。当然だろう……。 専門家誰々はAという見解、誰々はBという見解で、 良いだろう……ところが、局の見解がAだとすると、 Bの見解を弱めるように持って行くんだよ。 『可能性』という言葉を巧みに操ってな……」 安村「『可能性?』どんな具合にですか?」先輩「中立的で出演者の中では一番権威のある人に言うんだよ。 『B案だと犠牲者がより増える事になりませんか?』 『いやいや、必ずしも、そこまでは無いでしょう……』 『でも、その可能性は否定できませんよね』 『うーーん、可能性という意味では無い事ないなー』 ……という事で、B案は犠牲者が増える案としてその後、 議論が進められていく。 『可能性』という言葉を使う時は『何%』を必ずつける べきだよ。5%の可能性だと無いに等しい……わけだ」天崎「そういう事ですね。そういう事なら言われる通りですね。 でもまぁ、報道番組と言っても最近は、ニュースショーで バラエティ番組とあまり変わりませんから、 見る方も考えて見てるんじゃないですか?」 先輩「そうだな……視聴者も賢いからな。 でも、あんな番組は要らないな。情報が錯綜するだけだ。 まあまあ、愚痴はこの位にして、いつもの設問と行くぞ。 新聞やテレビの報道情報について、どう思うかね……?」天崎「極めて信頼できます。 さっきから先輩が言われているような、 ニュースショー的ものは別としての話ですよ。 特に新聞で、記者のネーム入りの記事などは 信頼していますね」先輩「なるほど……。……で、安村は?」安村「自分の実務や、その他大切なことに役立てようとする 場合は、確かめてみる必要があります。 まっ、実務的には、新聞に掲載されてからでは、 タイミングが遅いのですが……」 先輩「何故、確かめてみる必要があるんだ?」安村「体験談です。 記事の中身の『数量』『金額』『時期』などについては、 取材した相手が語られた通りの情報が、 掲載されている例が多いです。語った方の思惑や作戦が 含まれている可能性がありますし、聞き違いという事も、 無くはありません……。……困った事を体験しました」先輩「普通の会話や挨拶で使う程度なら問題ないが、 事業の大切な場面で使う時は確認が必要という訳だな。 うーーーーん…………(一_一)」天崎「以前の話ですが、私の尊敬する先輩などは、毎朝必ず、 五紙、つまり読売・朝日・毎日・日本経済・産経に、 目を通しておられました。 今、出世されて取締役です……。安村の様に言ってたら、 人生、幾ら時間があっても足りませんよ……」先輩「……(*´ω`*)……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/03/12
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[7]先輩「よし、今度はオーソドックスな設問をするとしよう。 『会社の上層部からの情報』については、 両君はどう考えるかな?」天崎「言うまでもなく最も信頼できる情報です」先輩「ほう……、そんなに価値が高いかね?」天崎「当然です。会社の上層部は会社の舵取りをしています。 舵取りを間違えれば、その会社は窮地に追い込まれます」先輩「うん、確かに言うとおりだな……」 天崎「沢山の社員の生活を背負い、顧客の利益を護っている 上層部の人達は、広い視野で物を見ているのです。 可能であれば、我々も上層部から もっと話を聞くべきだと、常々思っています。 何といっても最高の情報を持っている方々ですから……」先輩「なるほど天崎はいつも明快だな。……はっきりしている。 ……で、安村もこれに関しては、ほぼ同じ意見だな?」安村「………………」先輩「……ん? 違うのか?」安村「無防備に信頼するのは危ないかと……」 先輩「……というと?」安村「会社に入ってくる、或いは上層部が外部を観た情報は、 不確実です。そこには……保証がありません。 判断だって間違う事があります……」先輩「……なるほど、確かに外部情報には危険が潜んでいる かもしれないな……まっ、内部情報に関しては、 天崎と同じ見解かな……(^。^)」安村「違います!」天崎「違う?」先輩「どういうことだ?社内の情報だぞ……」安村「上層部は、直接実務に携わる比率が低いので、 下からの報告連絡によって、情報を得ているわけです」 先輩「それはそうだ……」安村「下から上に上げる情報は、多くの場合フィルターがかかり 歪んでいる事が多いのです。自らのミスの隠匿や、 上の顔色を見た忖度などで、真の情報は変形しています。 自分が不利にならない様に、考えるのが人情です。 管理の各層を通る度に真の情報は半分に、 雑音は2倍になると言っても過言ではないでしょう……」先輩「おいおい、それはちょっと言い過ぎじゃないか? まあ、人の為す事だから言わんとする所は分かるが……」安村「『上層部からの情報』と云うだけで、信じるのは危ない という事が言いたいんです……」天崎「先輩、安村はひがみ根性が強い性格ですから、 まっ、大まかに理解してやって下さいませ、ませ……」先輩「……(*´ω`*)……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/03/05
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[6]先輩「最近のテレビの事件報道で気になっている言葉遣いが あるんだよ」天崎「どんな言葉ですか?」先輩「『この家には以前から数人の怪しげな人達が 出入りしていたと言う』 『その内の一人は、まるで麻薬中毒のように フラフラしていたと言う』……といった類のものでな、 各局にはびこっているよ……『……と言う』がな」安村「いわゆる、推測情報ですね。記者が推測すると問題が あるから、現地の数人に言わせたりするヤツでしょう」先輩「まぁ、言わせるまではないと思うが、誘導だろうな……。 昔、先輩から署名と日付の無い資料は『死料』だから、 使ってはならない……と、教えられた。 何時・誰が……といった最低限の保証の無い情報は、 危険だ……と教わった。そんな感覚からみると、 『…………と言う』式の報道は、全部信用できないんだ。 事実報道じゃなく噂話の範疇として捉えなきゃならん」 天崎「そう言われれば、しょっちゅう聞くセリフですね。 ……確かに……」安村「会社の中でも、周りの同意を得ようとして、 『皆が言っています……』を連発する人がいますよ。 実際は、2~3人の意見の場合でも……」先輩「それを聞いてその事を他人に話す人の中では、 『……らしい』という情報も確定情報に化けたりするから 怖いよな……」安村「笑い話ですけど…………」先輩「うん?……何だ?」 安村「或る刑事が窃盗犯を追い詰めて言ったんです。 『もう観念しろ!お前が盗むところを見たという人が 3人も居るんだ。もう逃げられないぞ!!』 すると容疑者が言いました。 『なに!たった3人か?俺は、俺が盗むところを 見ていないという人を30人集めてくるぞ!』 ……笑い話ですが、或る種大切なことを学びました……」 先輩「ははははっ……。なるほどな……。 まっ、雑談はこれくらいにして……設問と行くか。 良いかな……? 会社の中なんかでな、こんな曖昧な事ではなくて、 『事実・あるいは数字が。ビシッと示された時』 天崎は、どう考えるかな?」天崎「もう先輩、誘導尋問みたいなもんですね…………。(^O^) それはもう、確かな証明と見ますよ。 妥当性のあるデータが示されたとき結論は明白です」先輩「ははははっ……そうだよな。 事実や数字は嘘つかないもんな……(^。^)」安村「嘘はつきませんが、偏っている場合もあります……」天崎「うん? 安村は別の意見なのか?」 安村「先輩、私は事実や数字がかなり強く示された時は、 必ず疑ってみる様にしています。 だって、我々はとかく自分の先入観を指示するような 証拠を欲しがりがちだからです。 本当に公平な視点で情報に接しているかどうか、 チェックする必要があります……」先輩「……なるほど。まず結論ありきで、その結論になるように データを操作はしないにしても、有利なデータを重点に 集めたりしがちだな……確かにな……(-_-) そう言えば……国会の答弁なんかに使われている資料も、 若干そのきらいが無きにしも非ずだぞ……」天崎「まっ、そんな事ばっかり言っていたら、 決まるものも決まりませんけどね…………(一_一)」先輩「………………」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/03/02
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2020/02/24
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[4]先輩「今度は少し生々しい設問を出そう。 営業先でお客さんから文句を言われたら……どうする?」天崎「勿論、社のメンツにかけて許せることではありません。 言葉は悪いですが心の中で、」 『この野郎、社の面子にかけても引けないぞ!!』と、 叫びますね……(^O^)」先輩「お客に対していくら何でもそれは少し過激すぎないか?」天崎「買っていただく迄は、まだお客ではありません。 私達は自社製品を自信を持って売っております。 チャチなものなら、最初から売りません。 プライドを持って対応します!!」 先輩「なるほど…………で、安村はどうする?」安村「まず、『興味を持ってくれたな。シメタ!』と思います」先輩「……文句を言われているのに『興味』か……?」安村「普通人間は、興味の無い物に文句なんて言いません。 適当にお世辞でも言って追い返すのがオチです。 相手さんだって忙しんですから…………。 ……しかし、文句を言われるというのは、 我が社の製品の未熟な面や、不都合な面を 指摘されるわけです」先輩「うん、まっそういうことだな……」 安村「本気で使おうと考えた時に出てくる発想だと思います。 『……機能がない』『……が足りない』等と 言われるのは、そのようなものが欲しいと 言われているんだと受け取ります。 買って頂けるかもしれないチャンスと考えます」先輩「なるほど、わざわざダメだと言うのは、 そこがダメじゃなかったら欲しい……という風にも なるという事だな……。深いな――」天崎「先輩そうです!!正に不快極まりない話です」先輩「…………(*´Д`)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/02/19
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[3]先輩「やっぱり、焼酎は芋のお湯割りが旨いなぁ……(^。^) 知ってるか?昔、本場の鹿児島では『お湯割り』という 言葉は、あまり使わなかったらしい……」天崎「えっ(゜_゜)じゃー、生のままで呑んでたんですか?」安村「違うよ天崎。そんなことしたら宴会が10分ももたない。 (^-^)みんな酔っぱらっちゃってな……。 先輩、前割りでしょう?」先輩「おお、呑み助だけあって安村は詳しいな。 そう、事前に水で割っておいて寝かしていたそうだ。 大体、5対5位が標準だったんじゃないか? そうやって、良く馴染んだ奴をクロジョカに入れて、 直燗するか、カンビンに入れてお燗していたらしい。 ……て、いうか、現在でも現地の人は通常はそうなんじゃ ないかな?」 天崎「それだと日本酒と同じような感覚で呑めますね。(^O^)」先輩「そうそう、現地で『酒』といって注文すると、 それが出てくるというのは有名な話だな……」天崎「普通は、日本酒の事ですがね……。 じゃーお店で、何て言って頼むんですか?」先輩「『清酒』とか『日本酒』と言えば良いらしい……」安村「土地土地の食文化ってそれなりに楽しいですね。(^-^)」先輩「そうだな……旅の楽しさのひとつでもある。 さてさて両君『間違いを犯したら?』 ズバリどうなる?」 天崎「当然『失敗したこと』になります!! 大きくも小さくも減点になりますから、 仕事の上での間違いは犯さないように、 万全の構えで臨まねばなりません。 ここが、ビジネスの厳しさでもあります。」先輩「フム、なるほど……安村は?」安村「スミマセンが、『いい勉強になります(^.^)』ふふふっ。 9回の裏2アウトでは、問題になりますが、 一般的な様々な場面では勉強になると思い、 間違う事を恐れずに挑戦したいと思っています」先輩「!!!(゜_゜) お前たち夫々に正しいから面白い……。 なんというか、捉え方というか、対応の仕方というか、 要するに物事の料理の仕方が違うようだな。 どちらもそれなりの味がする。ははははっ………(^。^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/02/10
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[2]先輩「よし、じゃー今度は、深ーーーい問いを発するぞ!」天崎「先輩!不快は嫌です。愉快にして下さい。(^。^)」先輩「うっ!!(*´ω`*) よし、乗って来たな。(*^。^*) 会社生活で…………、 やる気と生甲斐に満ちた活性状態を保つには? さぁー、どう考える。…………どう考える?」 天崎「ほうーー、先輩、愉快どころか思いっきり固いのを 出しましたね。私も堅苦しくお答えしましょう。 『新しい知識をどんどん吸収することが重要である。 経験が一番でありますが、加えて講習会等に参加し、 書物を読み、時代に遅れないように心すべきである』 ……で、どうでしょう?( ̄ー ̄)」 先輩「流石に、一見優等生の答えだな(^O^)ははははっ……」天崎「先輩<`ヘ´> 一見 は要りません。(^_^) ほれ、安村の番だぞ……。 十分に考える時間を作ってやったからな。ふふふっ……」安村「ありがとう……。(^-^) 天崎の言うのも大切だと思いますが、私は、少し切り口が 違います。 『誰と知り合いになるかが大切とまず考えています。 自分ひとりでやれる事には極めて限界があるからです。 幅広く沢山の人と知り合うのが最優先です。 自分を支援し情報を与えてくれる、頼りになる大きな 集団を作るべきである』……と、考えてきました」 先輩「フムフム……。 それぞれに大切な心構えだな……。 お前たちの凄いのは、こういう問いに対して、 ほぼ即座に返答することだよ。普段から考えてなくっちゃ そうそう口に出せるもんでもない……」安村「先輩、それは先輩の問いが良いからです。 決まった答えのあるものではなく考えを聞いて下さるから 我々も答えやすいんだと思います……」天崎「まっ、普段から先輩たちに倣って『問答ごっこ』は していますけどね……ははははっ……( "^ ∇ ^" )」先輩「それは良いことだ。ささっ、一杯いこう。 ぐっと飲み干して~~~(^_^) そこで、両君、 『人を評価する上で大切な事』はどう考えるかな?」 安村「では、今度は私の方から…………」天崎「ダメダメ!! 一番バッターの座は絶対に譲らんぞー。 今まで、ずっと俺が先だったんだから……」先輩「そう言われればそうだな。いつも天崎が先だ。 まっ『サキ』が名前についてるから安村も許してやれ」安村「……(^-^)……」天崎「この問題はですね。 熟練度をポイントに決めるべきであると思います。 比較的対象者が多い場合は、 決めるのに時間がかかりますが、 それは仕方ありません…………」 安村「私は、逆でしてね。 印象を大切にして決めるべきであると考えています。 誠実度をしっかりと観察して、目的に対するセンスや、 仕事達成の意欲、決断力等を見て、 余り時間をかけずに大まかな決断をすべきであると、 常々考えて実践しています」先輩「ふーーーむ、これも面白いな。 職種や職場環境などによっても違いはあると思うが、 お前たちの性格の違いもうかがえて……面白い……。 そろそろ、焼酎に切り替えるぞ。いいな!」天崎・安村「……(^。^)……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/02/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[1]先輩「さて、両君! 久々にゆっくり呑める時間が持てたんで、 昔、よくやっていた問答を、やってみようと思うんだが」天崎「いいですねーーー。奢って頂くんだから何でもありです」安村「……(^-^)」先輩「安村も……良いかな―――(^。^)」安村「ええ、いいですよ。 久しぶりに先輩に聞いて頂きましょう……(^-^)」先輩「言うまでもなく、この問答に勝ち負けはない。 それぞれの味わいを楽しもうという訳だ……な(^O^)」 天崎「分かっています。 自分の考えの良し悪しは、自分の人生で、自ずから 決まってきます……。なっ 安村!」 安村「……だな。ははははっ……(^-^)」先輩「よし、じゃーいくぞ。 会社の中で、物事がなかなかはっきりと決まらないことが あるよな……。大きな組織の企業なんかではよくある。 これについて……どう考えるかな?」天崎「先輩!ありますあります……。イライラしますよ。 一体、何をぐずぐずしているんだってね。<`ヘ´> ちゃんと決めるべき立場の人がいるんだから、 ちゃんと、仕事しなさい! って、感じですね。 決まらないと、こっちも仕事がスタートできやしない」先輩「なるほど……天崎らしい考えやな……。 ……で、安村は……どうだ……」 安村「ええ……決まらないんですよね……これが……。 なかなかですね……。 まっ、そういう性格のテーマの場合ですけどね……」 先輩「やっぱり、困るかな……?」安村「いえいえ、とんでもない。面白いですよ――。 優秀な上層部が悩んでいるんですよ。(^-^) そうなってくりゃー、我々下っ端にもあれこれ考える 余地が生まれてくるってもんです。 色々と工夫もできますし、 進言の機会が生まれるかもしれないわけですよ。 チャンスかも……(^。^)」 先輩「ははははははっ……、なるほど、そう来たか……。 いつもの事ながら君達は意見が一味違って面白いよ。 安村は、部下にも物事の決定に参加するチャンスが、 生まれたと……色めき立つわけだな……。 天崎はどうするんだろうな……?」 天崎「ははははっ……休憩ですね。腹が立ちますけど、 あんまりイライラしても胃に悪いですからね。 上司たちが自分たちの責任を果たして支持を下して来る その時まで……休憩でーーーす。 『かざぐるま風が吹くまで昼寝かな』……です。(^-^)」先輩「そうか、そうか、組織の決まり事に忠実だな……天崎は。 うん、面白い。ずんと酒が旨くなるぞーーー(゜_゜)」安村「先輩の設問は意表を突くものが多いから……、 或る種、自分発見にもなりますよ。天崎のような考え方が 私の中に、ゼロではありませんものね……(^-^)」 先輩「よし、では続いて次の問いに進むぞ…………。 心して、対処されたし! (^。^) 企業における、正しい決定というのは、 どういうものだと思うか……?」 天崎「ありゃ!! 先輩、そんなもん『間違いのない答え』に 決まってるじゃないですか?問答にもなりません……」安村「『素早く実行できる決定こそ正しい答えです』 企業は生き物です。実行してなんぼ……です。 間違いの無い答えを追求していたら、機を逸します……」先輩「…………。なんか、お前たち、深いよなーー。( ̄ー ̄)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/01/30
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆酒呑み雑談(完)【14】信じ難い同僚の変化 [下] <Renewal>志時「でもな……、何と言っても職場のみんなから沢山の協力 を得られるようになったのはホントに助かった。 昼間の本務の方がずいぶん楽になったなぁ……。 ……ホント、……楽になった。 (^。^)……ありがたかったよ……」ゆり「そのままやってたら死んじまってるよぅ……きっと」志時「はははっ…それは無いだろう。俺だって命は惜しい」ゆり「でもさぁ……先輩が頑張り始めた頃はよ……。 目立ちたがり屋って言ったり、点取り虫って噂したり、 変わり者で、付き合いきれないって言っててよ……。 最後には、奇人変人扱いした人たちでしょう……? ……ホントに、手伝ったんですかぁ……? ……頼みもしないのに……」シゲ「ゆり、そこがさぁ……、今日の志時せんぱいの、 奥深いテーマじゃないのか……ねっ…先輩」志時「………………かな……。(^-^) ―― 後で聞いた話だけど、俺の一連の行動、つまり 言ってみれば蛮勇の様なもので、この職場の長年の 懸案事項だった案件がいくつか片付いたんだってさ。 ……この時期にな……。それで……、皆の俺を見る目と いうか、評価が変わってきたんだってよ……。 ははははっ…………」 ゆり「そうなんだ……」志時「俺には……どうでも良い話だけどね……。 俺にとっては当たり前の事だからな……。 ……面白いもんだと思ったよ……(ー_ー)」シゲ「先輩……、先輩が挑戦されたその過酷な勤務は、 約一年続いたんですね。 …………一年か。 ウーン……つまり一年間一日も会社を休むことなく……、 ウーン……、キャビネット120本を読破ですか……?」志時「ははははっ……、最初はまさか、そんなことになるとは 思ってもみなかったがな……。 はははっ……馬鹿でなきゃできねぇな…………」ゆり「あっ!!センパ~~イ、自分の事分かってるじゃん」シゲ「コラ!ゆり!…………もう……<`ヘ´>」志時「なーんかねぇ……その職場で2年目なのに、 ベテランみたいになっちゃってね……。 ……今となっては懐かしい思い出だ……(ー_ー)」シゲ「……自分の……自分の為に、やったんですね……」 志時「ああ、シゲさんよ、誰だってそうじゃないか。 きつい事は自分の為さ……。 人の為なんてのはさ、その字の通り『偽』だろうよ、 ははははっ……」シゲ「……!!!」志時「でもな……何といっても……、 何と言ってもだな……、 ドキュメントが勝負だったなぁ……。 あれだけの資料が残ってなかったら、 殆ど何も出来なかったと思うよ。 いちいち、クソ忙しい同僚や先輩に聞けないもんな……」シゲ「…………………フーム」志時「シゲ……、ゆり…、よく聞けよ!! ドキュメントってホント……重要だな。 ……ホントに重要だぞ。 ビジネスの歴史をつないでゆく上で最も重要かもしれん。 人ってのは時と共に入れ替わっていくからな……。 特に会社ではな……。 ――変な言い方だけど、逆に、後輩を近づけまい、 育てまいとしたら、ドキュメントを一切残さなきゃ いいんだ。…………変な話だが………」 シゲ「―――まさか、わざと残さないってのは、 無いでしょうけどね…………」志時「いやいや、人によっては分からんぞ。 自分の地位を守る為に下の者に情報を流さないってのは、 昔から無い話じゃない……」ゆり「ふーん、ドキュメントって情報なんだ……。 情報データベース…………か」志時「ドキュメントが無いと後輩は自習する事が出来ない。 先輩から教えてもらう事だけ、それだけが、 情報のほとんどとなる……自習できない……」シゲ「……ところが周りはみんな忙しいと、きてる……」志時「……密かに力を蓄える事も難しい。 自習がほとんど出来ないからな。 先輩が教えてくれる範囲だけという事だ」ゆり「そんなの……不公平だよね」シゲ「案外、教育論をぶつ連中に限って、 教材を残さないんですよ……」志時「職場が、保守的にもなってしまうよな。 詳しく分かっている人が大将で、その人のペースの中に、 全体が収まりがちになる……」 シゲ「志時先輩、 今日の一番最初の話に戻りますけどね……。 努力の60点主義ってのも………煎じ詰めてみれば、 ことなかれ主義、放置主義につながりますよ」志時「うん、しかし淋しい事に、そういった消極的安定を求める 連中が、けっこう職場のリーダーシップをとってる場合が 多いんだ」シゲ「問題ですね。無責任主義につながる………」ゆり「新人なんかの方が、よっぽど物事が真っ直ぐ見えるって いう事あるよ……ね」志時「……問題は、先輩や上層部を説得する力だな……」シゲ「上と意見が合っている時は、 全然、問題無いんですけど……」ゆり「……んなの当たり前ジャン……」志時「上と異なる意見の提案が大変だ……。 こうこう思いますって言ったって、……俺はそう思わ ないって言われりゃね。 ………ははははっ、一巻の終わりだ」 シゲ「……固く言えば、それが、職務権限ですもんね」志時「ウン………だから、下のものは、きちんと専門性と 論理性・合理性で、上を説得しなけりゃな………」シゲ「………まず、聞いてもらえるだけの、魅力も要る」ゆり「……!! 魅力ぅぅ……? (゜-゜)?」志時「…………そのためには、教わった事だけじゃなく、 独習も大事になるし、結局そのための教材がとても 大事になるんだ」ゆり「………そうか……先輩は、年とってたけど、 その職場では新人だったんだね」志時「…………新人が、人の協力を取り付けるなんて、 至難の技だが、結局は人を相手に置くのではなく、 任務を対象にして懸命に己を尽くせば道は開けてくるって 事だよ。 ……テーマは、自分なのさ。 …………結局は……な」シゲ「ウーン……………………(-_-)」ゆり「……人を動かそう等と大それた事を考えるでないぞよ。 一生懸命やってりゃー、自然とものは動くものよ…… ってな事かな………? へへへへっ………でも……カッタるいよねぇ~~~」シゲ「……中途半端な努力じゃなく……極限と言えるほどの 努力をすると、周りの人は突き動かされるんですね。 ……己を尽くす……か。 フーム……」志時「ふーーーう……、……酔った……酔った。 それにしても随分と長い時間、付き合せてしまったな。 ……さて、……そろそろお開きにしようかな………。 ( ̄~ ̄)ムニャムニャ」ゆり「せんぱ~~い……いつもご馳走さまでーーす(*^。^*)」シゲ「ありがとうございました。又、お願いします。m(__)m」 <酒話シリーズ 完> 長い間のご愛読ありがとうございました。m(__)m 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/06/27
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