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長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイト藤が丘仕掛け時計症例報告ケアマネからの紹介である。内科 1.ドパコール100mg 2.アロチノロール5mg 3.ルボックス50mg 4.リスミー1mgなど。物忘れ、幻視、昼間傾眠、夜間不眠、食欲低下、鬱状態、生真面目、小刻み歩行、歯車様固縮を呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮中等度、3.側頭葉萎縮軽度、4.海馬萎縮軽度、5.両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:6、ピックスコア:1、レビー小体型認知症(DLB)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:27.5/30、近時記憶6/6と軽度低下していた。老人性鬱スコアGDS-5 Score 4/5、GDS-15 10/15。認知機能低下にリバスタッチパッチ4.5mgを開始、NewフェルガードLA粒4錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプレタール50mgとサアミオン10mgを開始した。歩行困難にドパコール100mgから200mgに増量、グルタチオン2000mg/ソルコセリル1Ap/ビタミンC2g/ビタミンB12/シチコリン1000mg/生食100mL点滴を開始した。鬱病にルボックス50mgを維持、サインバルタ20mgを開始した。食欲低下にドグマチール25mgを開始した。夜間不眠にリスミー1mgからベンザリン2.5mgへ変更した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:28/30(+0.5)、近時記憶6/6(+-)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。食欲回復したためドグマチール中止した。2か月後、中核症状は改訂長谷川式:29/30(+1)、近時記憶6/6(+-)と軽度改善した。知り合いからの紹介である。物忘れ、寝言、易興奮、過食、膝組み、アルコール多飲を呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.右>左前頭葉萎縮軽度、3.側頭葉萎縮軽度、4.海馬萎縮軽度、5.両側基底核ラクナ脳梗塞数カ所、6.その他 右>左脳室拡大。以上から、レビースコア:1.5、ピックスコア:5、前頭側頭葉変性症(FTLD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:9/9、改訂長谷川式:22/30、近時記憶2/6と軽度低下していた。認知機能低下にレミニール4mg/ナウゼリン10mgを開始、NewフェルガードLA粒2錠を勧めた。多発性脳梗塞にプレタール50mgを開始した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:24/30(+2)、近時記憶2/6(+-)と軽度/改善、上記周辺症状はすべて消失した。認知機能低下にNewフェルガードLA粒2錠から4錠への増量を勧めた。ケアマネからの紹介である。内科 1.ドネペジル5mg 2.メマリー20mg 3.グラマリール50mg 4.プレタール200mg 5.バイアスピリン100mgなど。物忘れ、暴言、易興奮、介護抵抗、徘徊、甘い物好き、生真面目、腕組み、語義失語、振戦、小刻み歩行、歯車様固縮を呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮軽度、3.左>右側頭葉萎縮中等度、4.左>右海馬萎縮中等度、5.両側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域梗塞、6.その他 両側淡蒼球石灰化、左>右脳室拡大。以上から、レビースコア:4、ピックスコア:7、レビー・ピック複合(LPC)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DTNC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:7.5/9、改訂長谷川式:3/30、近時記憶0/6と高度低下していた。易興奮にドネペジル5mg 3日中止→2.5mg、メマリー20mg 3日中止→10mgへ減量、グラマリール50mg継承、フェルガード100M粒4錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプレタール200mg/バイアスピリン100mgを開始した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:7/30(+4)、近時記憶2/6(+2)と中等度改善、上記周辺症状はすべて消失した。知り合いからの紹介である。既往歴:公立T病院神経内科 1.アリセプト3mg→5mg食欲不振、倦怠感→3mg、K市民病院脳神経外科 1.プラビックス75mgなど。物忘れ、悪夢、夜間大声、易興奮、盗癖、アパシー、語義失語、薬物過敏を呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮なし、3.側頭葉萎縮、4.右>左海馬萎縮軽度、5.両側基底核ラクナ脳梗塞数カ所、境界領域梗塞、6.その他 右>左脳室拡大。以上から、レビースコア:5.5ピックスコア:5、レビー・ピック複合(LPC)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:9/9、改訂長谷川式:22/30、近時記憶3/6と軽度低下していた。易興奮にアリセプト3mg中止、認知機能低下に8日目からレミニール4mg、NewフェルガードLA粒4錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)に他院からプラビックス75mg、サアミオン10mgを開始、プロルベインDR4Capを勧めた。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:20/30(-2)、近時記憶3/6(+-)と軽度低下、易興奮時々以外上記周辺症状はすべて消失した。易興奮にサアミオン10mg中止した。プロルベインDRは希望されなかった。認知機能低下にレミニール4mgから8mgへ増量した。2か月後、中核症状は改訂長谷川式:28/30(+8)、近時記憶5/6(+2)と著明改善した。親戚からの紹介である。既往歴:内科 1.コメリアン300mgなど。物忘れ、振戦、小刻み歩行、易転倒、物盗られ妄想、薬物過敏、甘い物好きを呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮軽度、3.左側頭葉萎縮先端部軽度、4.左海馬萎縮軽度、5.境界領域梗塞、6.その他 左>右基底核石灰化。以上から、レビースコア:5、ピックスコア:3、レビー小体型認知症(DLB)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DTNC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:25.5/30、近時記憶4/6と軽度低下していた。認知機能低下にリバスタッチパッチ4.5mgを開始、フェルガード100M粒4錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプロルベインDR4Capを勧めた。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:22.5/30(-3)、近時記憶3/6(-1)と軽度低下、物盗られ妄想以外上記周辺症状はすべて消失した。認知機能低下にリバスタッチパッチ4.5mgから9mgへ増量した。4か月後、中核症状は改訂長谷川式:21/30(-1.5)、近時記憶2/6(-1)と更に軽度悪化した。認知機能低下にメマリー5mgを開始した。5か月後、中核症状は改訂長谷川式:17/30(-4)、近時記憶1/6(-1)と更に中等度悪化した。認知機能低下のためメマリー中止、脳血管性認知症(VD)にプレタール100mgとサアミオン10mgを開始した。10か月後、中核症状は改訂長谷川式:29/30(+12)、近時記憶6/6(+4)と一発逆転、治癒状態まで改善した。認知症の方の薬物管理認知症の9割はコウノメソッドを用いた薬物治療による内部刺激療法およびデイサービスを始めとする介護サービスによる外部刺激療法の併用により改善することがわかっています。認知症専門医が正確な診断をして、適確な薬物を処方が出来たとしても、内服管理が出来なければ、折角の認知症治療の機会を失ってしまうことになります。同居する介護者が内服管理を出来る場合は問題ありませんが、独居または認認介護の場合には第3者の内服管理が必要になります。独居や認認介護の場合には、どうやって薬物管理をすればいいのでしょうか。薬物管理を行う職種としては大きく分けて、薬剤師と看護師があります。薬剤師による薬物管理は、在宅患者訪問薬剤管理指導(医療保険)、介護認定を受けている場合は居宅療養管理指導(介護保険)が適応になります。薬剤師は患者に対して薬効・用法・用量・副作用の説明を行い、1週間のお薬カレンダーを用いて薬物管理をすることが主流です。緊急処方に対しても、対応して薬を届けて頂きけるので急変した場合には安心です。一方、看護師による薬物管理は、訪問看護(介護保険)が適応になります。薬剤師と同様、お薬カレンダーで薬物管理を行います。状態が安定しておらず、家族天秤法や施設天秤法により投薬量を調節が必要な場合、急変時の対応にも大きな役割を果たしてくれます。毎日の内服確認については、介護士(ヘルパー)が大きな役割を果たしてくれます。たとえば、午前と午後にヘルパーが入る場合には、午前の介護士が朝食後薬、午前の介護士が夕食後薬の内服確認を依頼します。また、デイサービスを利用している場合には、午前10時のおやつの際に朝食後薬、午後3時のおやつの際に夕食後薬の内服確認を依頼します。その場合、各サービスで薬物管理が出来るような配慮が必要です。薬を忘れることよりも、薬を重ねて飲むことの方が危険です。独居の場合には、介護サービスに合わせて処方も変える必要があります。たとえば、デイサービスの日は1日2回午前10時および午後3時、訪問ヘルパー昼のみの日は1日1回昼食後で内服するようにします。ケアマネージャーを中心とした多職種連携が、薬物管理と内服確認の鍵と言えます。認知症の方が安心して暮らすためには、家族、ケアマネージャー、介護士、薬剤師、看護師、医師が同じ目的に向かって共同作業を行う必要があるのです。
Aug 28, 2016
日本に帰ってきてから、外食に行く度に次女が頭痛を訴えて嘔吐するという事態が続きました。いろいろと検討した結果、グルタミン酸ナトリウムの量と症状に強い相関があることがわかりました。たとえば、グルタミン酸ナトリウムが大量に入っている冷凍食品を食べるとすぐに強い頭痛と嘔吐が始まり、食事を受け付けず、しばらく、眠ってしまうと言う症状が必ず出ました。現在では学校の給食に入っている味の素でも顔が真っ赤に腫れ上がるという事態になりました。安部司著の「食品の裏側」に書いてあるように、日本の殆どの加工食品には添加物が含まれています。食品には必ず内容表示がありますから、必ず、表示を確認して見る必要があります。「食品の裏側」からの抜粋をすると、1.調味料(アミノ酸等)=食品にうまみをつける=L-グルタミン酸ナトリウム2.保存料 =食品のカビなどを防ぎ、日持ちさせる=ソルビン酸カリウム3.酸化防止剤 =食品の変色や油の酸化を防ぐ=アスコルビン酸ナトリウム4.PH調整剤 =食品のpHを安定させ保存性を高める=クエン酸+クエン酸ナトリウム5.乳化剤 =水と油を混合させる=グリセリン脂肪酸エステル6.酸味料 =食品に酸味をつける=乳酸などが主なものです。アメリカに滞在した6年半で身体から完全に味の素が娘の身体から抜けて、アレルギー反応を起こすようになったことが一番考えられました。今では、長女も3女も味の素にアレルギー反応を示すようになりました。いつも摂取していると問題ないのに、身体から抜けてしまうとアレルギー反応として現れるというのは一つの発見でした。添加物の摂取をなるべく少なくするためには、なるべく加工食品を買わずに材料から自分で料理すること以外に方法はないと考えられます。添加物を減らした食事を心がけたいものです。あなたの食事は大丈夫ですか?
Jan 29, 2007
猛暑が続き、脳梗塞など血管が詰まる病気が増えています。そんな中、水は薬よりも大切であることを覚えておいてほしいのです。コーヒー、日本茶、紅茶などのカフェインを含む飲み物は、カフェインの利尿作用(おしっこを出す作用)のため、あなたは水分を摂っていると思っても体にとっては水分を失うことになります。アメリカでは「今日は熱波が来ているため、コーヒーを飲むのは止めて、水を飲み、脱水にならないように心がけましょう」とラジオで流しています。私は外来の患者さんに「500mLのミネラルウォターのボトルと必ず持って出かけてください」「どうしてもコーヒーを飲みたいのなら、同じ量の水を飲むようにしなさい」と注意します。もう一つ、アルコールに利尿作用があることも知っておかなければいけません。アルコールを飲むときにも、水を必ず飲みながら脱水にならないように注意しなければなりません。たとえば、ゴルフのプレー中に、茶店でビールというのは最悪の選択ということになります。脱水の体にアルコールを入れることにより、体から水分を絞り出しているのです。体に良いわけがありません。最近は、地球温暖化のため猛暑が続いています。今後は、熱中症も増えるでしょう。水分をまめに摂ることが今後さらに大切になってくると思います。出かけるときには、500mLのミネラルウォターのボトルと必ず持って出かけてください。1本は凍らせて1本は冷蔵して出かけると、いつまでも冷たい水が飲めるのでおすすめです。私、岩田 明は現在、大隈病院脳神経外科に所属しており(脳神経外科専門医)、現在、訪問診療医として名古屋市北区、東区、西区、守山区に往診に行っております。平成19年9月からは 脳神経外科、在宅医療、リハビリ、内科で長久手町長湫南ユーストア前に開業します。往診可能な範囲:愛知郡長久手町、日進市、愛知郡東郷町、 尾張旭市、名古屋市守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区 となります。外来診療も、CTスキャン・レントゲン撮影・超音波エコー装置(頸動脈)・ 心電図・リハビリ室を装備したクリニックで行います。特殊外来として、脳卒中外来、頭痛外来、頭部外傷外来、認知症外来、脳卒中リハビリ外来も行います。詳しいことは、長久手南クリニックのホームページ『ようこそ 長久手南クリニックへ~在宅医療、往診可能(長久手町、日進市、東郷町、尾張旭市、 守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区)~』を訪問ください。6年半のアメリカ留学の経験があるため、英語での診療も全く問題はありません。Welcome to Nagakute Minami Clinic (NMC).Dr. Iwata, M.D, Ph.D., Japanese Board of Neurosurgery (No. 4034), speaks fluent English through his stay over 6 years in Dept. of Neurosurgery, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, USA. Speciality: Neurosurgery, Home Care Medicine (Home Visit: Nagakute, Nisshin, Nagoya), Rehab Medicine, Internal Medicine.
Aug 1, 2006
医師として診療に当たっていると、生活習慣病が原因で後戻りできないところまで状態が悪化してしまった患者さんに遭遇します。そんな患者さんたちも、もっと早く「病気にならない生き方」(新谷弘実著、サンマーク出版)に出会っていたらとつくづく思います。西洋医学を元にした現代医学では、生活習慣病の治療はもっぱら投薬治療に頼っています。医師は外来で食生活の指導には力をおいていません。誰も、薬は毒で副作用があることには無頓着で医師の言われたとおりに薬を信奉しているのが実際です。私自身、アメリカから帰国した際には体重83kgあり、ふと血圧を測ってみると150/90近くありました。これはまずいと思い、降圧剤を少量飲み始めました。そんなとき、この本を読み、共感して食生活および生活習慣を変えてみました。玄米・五穀御飯を始め、豆腐・納豆・小魚・野菜を中心とした食生活に変えてみました。すると、体重は73kgまで減り、血圧も薬なしで120/60まで下がりました。多くの医者が太りすぎの方に痩せるために運動をしなさいと指導しますが、太ったまま運動をすることは膝や腰に負担がかかり余り良いこととは言えません。食生活を変えて体重を減らしてから、運動を始めることをおすすめします。また、高脂血症の患者さんにコレステロールを下げる薬を出した場合、著者の推薦する食事療法を試してみるべきだと思います。そして、コレステロールが正常値になったら、医者が薬を止めるべきだと思います。薬は根本的な治療ではないことを皆が知るべきです。薬は一時避難所のようなもので、最終的には食生活をはじめとした生活習慣を変えることが根本的な治療なのです。著者は胃相・腸相を介して、科学的により良き食生活を勧めており、とても説得力があると思いました。医者として是非、皆さんに読んで頂きたい一冊です。病気は医者に治して貰うのではなく、日頃から病気にならないような食生活をすることが自分自身を守るために大切なのです。私、岩田 明は現在、大隈病院脳神経外科に所属しており(脳神経外科専門医)、現在、訪問診療医として名古屋市北区、東区、西区、守山区に往診に行っております。平成19年9月からは 脳神経外科、在宅医療、リハビリ、内科で長久手町長湫南ユーストア前に開業します。往診可能な範囲:愛知郡長久手町、日進市、愛知郡東郷町、 尾張旭市、名古屋市守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区 となります。外来診療も、CTスキャン・レントゲン撮影・超音波エコー装置(頸動脈)・ 心電図・リハビリ室を装備したクリニックで行います。特殊外来として、脳卒中外来、頭痛外来、頭部外傷外来、認知症外来、脳卒中リハビリ外来も行います。詳しいことは、長久手南クリニックのホームページ『ようこそ 長久手南クリニックへ~在宅医療、往診可能(長久手町、日進市、東郷町、尾張旭市、 守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区)~』を訪問ください。6年半のアメリカ留学の経験があるため、英語での診療も全く問題はありません。Welcome to Nagakute Minami Clinic (NMC).Dr. Iwata, M.D, Ph.D., Japanese Board of Neurosurgery (No. 4034), speaks fluent English through his stay over 6 years in Dept. of Neurosurgery, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, USA. Speciality: Neurosurgery, Home Care Medicine (Home Visit: Nagakute, Nisshin, Nagoya), Rehab Medicine, Internal Medicine.
Jul 23, 2006
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