気の向くままに♪あきみさ日記

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2007.05.07
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カテゴリ: 大河ドラマ
第18回「生か死か」 ~由布姫の側室問題決着の巻~

遅まきながら、今回より各回レビューを始めます。
記事を書こうと思うと、ただウットリ見惚れていたこれまでとは違い、多少なりとも批判(あら探し?)的な見方もしている自分にちょっとオドロキです。

冒頭、前回の復習かと思いきや、諏訪衆への沙汰を告げる晴信。
これだから、オープニング前も見逃せません。
でも、ナレーションの「諏訪衆の心までも虜にして」は言い過ぎでは…?
そこまで心酔したようには(あの短い間だけでは)見えなかったけどな~
「ワシは寅王丸の後見として、この諏訪の地が永劫栄えることを願うておる」なんて、誰が額面通りに受け取るかいな。
それともあの殿様の家臣だけに、諏訪の皆様は、高遠から武田が守ってくれたと信じている、よほどのお人よしなんだろか…?

さて、その晴信、甲斐に戻ってさっそく重臣たちを集め、「由布姫を側室に迎える」と宣言。
- ところでいつも思ってたんですが、この場に勘助様は末席といえどナゼ参加を許されてるんでしょうね?
  足軽大将なら鬼美濃と同格ですよね?なのに鬼美濃はいないし。教来石もいないし。
  知行二百貫というのは彼らより上なんでしょうか?
  それとも晴信のただのヒイキ?
  末席といっても晴信の正面だし…ある意味上席?
  (この時代の席順の作法は存じませんが、左右のどちらかの列の端の方が末席っぽい)

板垣さんと諸角さんの「閨」漫才もなかなかよかったですが、会議の間の勘助様の表情の推移が良かった♪
  甘利さんの追求に『弱ったな~』
   ↓
  脳みそフル回転で策をめぐらす
   ↓
 『よっしゃこれや!』
   ↓
 「和子様がお生まれになれば…」
それにしても、「寅王丸様では心もとなく存じまする」発言は冷酷でした。出ました、ダークの仮面。
「寅王丸様を一族として諏訪に置かれましても…」とフォローしたものの、由布姫に和子ができれば寅王丸の存在は不要と言わんばかりですよね。
寅王丸はこの先、一体どうなるんでしょうか…

返事を聞いて来いと命令された勘助様、由布姫と丁々発止のやりとりのあと、すごすご帰って参ります。
「さすがの勘助も戦の謀のようにはいかぬようじゃの」と笑う晴信、和歌を記した短冊を取り出し… って、扇子!センス!!
あんな首の後ろに差すものなの!?和服の作法は存じませんが、床に置くとか腰に差すとかしたらいいやん。
ちょっと笑ってしまいました。

その和歌を何とか渡した勘助様(縁側に慌てて這い登る姿がカワイイ)、板垣さんに「あの姫もかつてのそちと同じじゃの」と慰め(?)られます。
板垣さんのセリフはいつもながら重みがありますねえ。カッコイイ。
でもその焚き火の下にはひょっとしてイモが…?あ、この時代にサツマイモはまだないか。

さてその和歌。由布姫たちに笑われています。由布姫さん、笑うとなかなかカワイイです♪
「きみのいる我やまさとをつらく見て心のうちに待ちし春風」
そんなにヘタなんでしょうか?確かにあまりに直截な気はしますが。和歌のよしあしはよく分かりません。
そういえば勘助様も、手渡された短冊をながめて首をひねっていました。勘助様に和歌の素養があったとも思えませんが…

一方、正室の三条の方。由布姫に会う決心をします。
- ここがちょっと唐突…
  ノベライズではこの前に、飯富さんを問い詰めて晴信の側室宣言を確認しています。
  それを推したのが勘助様であることも聞いて、相性の悪さを強調しているのですが…

そしてこちらは、甘利さん。突然由布姫を訪ねます。
- ここもちょっと唐突…
  ノベライズではこの前に、晴信が大井夫人に側室宣言しています。
  (色恋で所望するのでなく、甲斐と諏訪の絆のために迎える、とかなんとか)
  それを陰で聞いていた甘利さんが「それがしにお任せくだされ」と立ち去るのですが…

甘利さんが置いた脇差を取り上げ、鞘を抜く由布姫。
…なんで抜くの?ここらへん、心の動きが見えませんでした。残念。
それにしてもこの緊迫ムードのなかで、私は甘利さんの耳の形が気になって気になって。
猛将だけに兜のかぶりすぎでつぶれたのか??なんて。
(竜雷太さんて、ラグビーのフロントローでもされてたんでしょうか?)
そして勘助様登場直後、甘利さんが由布姫に襲いかかる!…って、振り上げた右手が震え方がなんとも…中途半端…
がしっと肩をつかんで引き寄せるくらいしなきゃ、刺されないよ…
楽しみにしていただけに、ちょっと残念なシーンでした。。。

甘利さんが去ったあと、唐突に雨が止んだ庭先。小雨が止んでいく演出が欲しかった…
でも、心の水底に沈めていた記憶を手繰り寄せるように言葉をつむぎだす勘助様の表情が、なんとも言えず素敵でした。
個人的には今回のベストシーンです♪
(欲を言えば、由布姫に尋ねられてから語り出すまで、もう少し間が欲しかった…)

そこへ今度は三条の方が現れる展開。千客万来。
それにしても三条さん、視力よすぎ!あんな遠くの小さい短冊の字がよく読めたものです。
皮肉を投げつけて帰る道すがら泣いていた三条さん、ホントに気の毒でした。個人的には、女性陣のなかでは一番好きです。一番感情移入しやすい。

ラストは由布姫の顔が夕陽に赤く染まる演出。
「私だけ無傷ではいられますまい…」
涙を流すのは最近のお決まりですね。

総じて、ちょっと展開が唐突だったなあという印象です。
もう少し心の襞ヒダが見たかった。
(あまりノベライズと比べてもいけないのでしょうか… 当初の脚本にはあったけど時間の都合で削られたのかな?)
サブタイトルの「生か死か」も言い過ぎの感が。死を迫る(死を賭す)甘利さんとのシーンに説得力が欠けたからでしょうか。

子供を作れ作れと言い重ねられるのも、そういう時代背景とはいえ、厚労大臣の「産む機械」発言とだぶって聞こえて、どうにも臓腑にストンと落ちてくれません。
女性の脚本家だったら、別な表現をしていたと思うんですがね。
でも男性の脚本家だからこそ、ここまで男臭い大河になってるんですよね。それに魅せられてる以上、致し方ございませぬ。

最後に由布姫。笑顔は意外とかわいかったのですが、やはり真顔は目が据わっててキツイ。
左目に違和感があるんですよね。まぶたの線が能面みたいで、三白眼ぎみで。
右目は美しく切れ上がっているので、右目の方向から撮ればもっとキレイなのではと、ずっと思ってます。

でも勘助様は相変わらずステキだったので、すべて許してしまう私でした…(苦笑)

次回、「そのような危うい閨」(板垣談)での乱闘騒ぎが楽しみです。





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Last updated  2007.05.07 05:53:49
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