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2008.05.18
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カテゴリ: 真田fanの日々
 新田次郎の『武田信玄』を読んでいたのに、なぜか中断してこちらを読み始めてしまいました…。
 江宮先生、『真田幸隆』の前に、『真田幸村』『真田昌幸』と真田三代をすべて書き下ろされていたのですね。
 ただ、幸村については未入手…(ヒーロー幸村に若干アレルギーが^^; ゴメンナサイ)

 昌幸公の生涯を描いたこの本、初陣の八幡原から始まり、武田家滅亡までで全体の3/4を占めております。
 武藤喜兵衛時代の長さにびっくり。
 連戦、転戦の日々が詳細に描かれていたので、勉強という意味では大変勉強になりました。
 この本の昌幸公、武田時代は猪武者の猛将で、勝頼と一番槍を争ったりしています。
 成長とともに謀略を身に着けていく様子が、なかなか興味深いです。

 第4次川中島について、江宮先生はここでも、謙信(政虎)は越後に戻るつもりで妻女山を降りていました。
 降りたところで物見が武田の軍勢を見つけ、状況を瞬時に判断して戦うことに変更。
 そういえば武田の啄木鳥戦法も、飯富兵部が進言して、山本勘助が反対意見を述べていました。
 妻女山の炊煙がいつもより多ければ山を降りる印だと信玄が話してたり。
 定説が少しずつ変わっていて、おもしろいというか、何というか。

 勝頼はさほど愚将の扱いを受けておらず、猛将として描かれていて、好感の持てる御仁になっていました。
 家臣の間の対立や溝が、勝頼を不遇の運命に導いたような印象。もっともそれも大将の器のうちなのでしょうけど。
 長篠の戦も、勢いさかんな武田軍が、突如、設楽原で大敗北を喫したという感じでした。
 武田内部にいた諸将の目からは実際にそう見えたのかも。ほころびや予兆は、内部からは見えないものですもんね。

 昌幸公の生涯を知るにはなかなか興味深い本でしたが、小説の醍醐味という点ではどうか…。
 気持ちよく酔えたかというと、半分は一旦読み始めた義務感で読み進めたようなものかも。
 江宮先生、歴史モノ特集なんかでの記事は面白いのに…。







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Last updated  2008.05.18 07:13:35
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