naruto-hinataのPhoto&Cinemaブログ

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2023.02.17
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「十三人の刺客」(1963年作品版)


本作は日本が誇る"時代劇エンタメ"の代表作品であるが、前半"重厚"、終盤"グダグダ"の典型でしょう。。
"大好物"のリメイク版もツッコミどころ満載だが、本作も終盤の大混戦におけるそれぞれのキャラクターへの扱いがいかにも雑い。
特に最後の刺客である山城新伍は本当に必要だったのか、、片岡千恵蔵の最終盤まで全く殺陣がないのはどうなの、、
それぞれの登場人物に感情移入することができるとても貴重な映画なのだが、天下の大悪人「兵庫県明石藩主の松平斉韶」のなんとも言えない無情さを描き切ったのは意外にも雑な映画作りが定評である三池監督のリメイク版のほうだった。
この悪人とその人に心ならずも従わざるを得ない鬼頭氏を描きやすいのはリメイク版の時代なのかもしれない。
役として美味しすぎる西村晃扮する浪人はまさに本作でも主役。
何度でもリメイクされることを期待しております。





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最終更新日  2023.02.17 09:48:19
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