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えーっと、このワイン、 カッパのワイン です。
何か?
違う違う、カッパが飲むんじゃなくて 「分かんねーよ!」
あっ、どこかから突っ込みが...
...すす、すいません
正確に言うと、 キュウリを美味しく食べられる白ワイン
なんです。
■商品名: 【6本~送料無料】 ヌラガス 2010 パーラ 2010 Pala[イタリアワイン]
■レビュアー: 姉男
■レビュー内容
というのも、
このワインに使われている「 ヌラガス(ヌラグス)
」というぶどう品種が
キリッとした酸と ドライでみずみずしさ溢れる味わいで、
夏野菜のキュウリにピッタリなんです。
ちなみにこの「 ヌラガス(ヌラグス)
」という品種。
イタリアでシチリア島に次いで2番目に大きい島、サルデーニャ島の土着品種。
DOC(統制原産地呼称:このワインはDOCヌラグス・ディ・カリアリ)では、
この辛口白ワインのほかにアマービレ(中甘口)白ワインも認められているけれど、
甘口のヌラグスは姉男も見たことないですねぇ。
何といってもこの品種の持ち味は酸とミネラル!
軽やかでフルーティなワイン
が出来上がるので、夏に向いているんです。
生産者は1950年にサルディーニャ島の南で創業した 「パーラ」
。
1990年に2人の息子に引き継がれてからは、すべてのブドウ樹をサルデーニャの地ブドウ品種に植え替え、ワイナリーの改良も行ったカンティーナ(醸造所)。
使用されるブドウの樹齢は20~25年。
ちなみに、このワインの2008年ヴィンテージは
ガンベロ・ロッソ
が選ぶコスパなワインのガイドブック『べーレベーネ・ロー・コスト2010』で、約4000本のなかからNO1.に輝いたことがあるワイン。
(ただし今回は2010年ヴィンテージ)
色は 、輝きある、ほんのり緑がかった淡い黄色。ディスクは厚め。粘性~中の下。
香りは 、キンカン、完熟前のグレープフルーツなどの柑橘系、アカシアの花などの白い花、フレッシュなディルなどのハーブ、ひなたの白い土、青みかんの皮、青魚。
味わいは
、ゆるりとした口あたりにも関わらず、抜栓直後には舌先にピリピリくるほどの酸の刺激が支配的。
ほどなくして、みずみずしいスターフルーツや洋ナシの果実味のすぐ後を、太くて広い酸が包み込む印象に。
とても背筋の伸びるキリッとした酸。
呑み込んだ後には、ライムやレモンを舐めた後のような爽快感があり、
青みかんの皮のようなほんのりした苦みと、ミネラル由来のうっすらした塩味がアクセント。
時間が経つにつれて果実味はやや膨らみ、温度が上がっても全くダレない酸とともに食欲を増進させてくれる心地良い味わいに。この酸のおかげでフルーティながらも飽きずに1本イケてしまう印象。
昆布の旨みベースのキュウリの浅漬けとは、ダシの風味が膨らんで本当によく合います!
ズッキーニの塩味ソテーやイカ刺しにもバッチリ
また、
ワインの酸は、「フランスのシェーヴルとかイタリアの ペコリーノ・ロマーノ
なんかの酸のあるチーズにも合いそう」と思っていたら、実はペコリーノ・ロマーノは サルディーニャ特産
!
じゃあ...とやはり特産の ボッタルガ
(カラスミ)にも合わせてみたら、うまい!
塩味が強い料理よりも、
薄味で旨味あるもののほうが、ワインとの相性はいいと思います。
サルディーニャ島の白といえば、ベルメンティーノ種のほうが有名ですが、ベルメンティーノだけだと、どうしてもキリキリしすぎる印象のものも少なくなく、
コチラは軽やかながらも、ゆるりとしたフルーティさも秘めていて、
おススメ
かなり好き嫌いが分かれるかも(酢の物が嫌いな男性には苦手かも)、と思いますが、夏の食欲増進にもってこいのワイン。
18~20℃近くなっても、酸でスッキリ飲めるワイン白ワインはそうそうありません!
1200円以下なら大満足。
海風にふかれながら飲みたい白ワイン。
もし、コックリした白ワインが飲みたい時に、間違ってこのワインを選んでしまったら「ちょっと飲みたいのと違う…と思ってしまうかもしれませんが、
きちんと品種の特性や「酸」「キリリ」のワインだというキーワードを覚えておけば、
選択の幅が広がって満足できると思いますよ。
姉男も キュウリ片手 に1本空けました!
うぃ~ ひっく
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