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アップ遅いよ
寝坊してないけど、
なかなかリアルタイムでブログアップができないワインコメント。
遅れに遅れ、これは10/22に飲んだワイン。
「バルベーラ・ダルバ ラ・クレスタ」
(ロッケ・デイ・マンゾーニ)
※画像は2007ですが、姉男は2006を
生産者は 「新世代バローロの旗手」、
あるいは 「モダンバローロの父」
と言われるワイナリー
ロッケ・デイ・マンゾーニ
。
ワイナリー
初代オーナーの ヴァレンティーノ・ミリオリーニ氏
は
もともと一つ星レストランを経営。
ヴァレンティーノ・ミリオリーニ氏
1974年にイタリア・ピエモンテ州のモンフォルテ・ダルバにある
1700年代から続く古いブドウ農園を買い取り、
ワイナリーを設立。
畑
所有畑は、約50ヘクタール。
東京ドーム9~10個分という広さ!
ワイナリー地下の樽貯蔵庫
優れた手腕の初代オーナーは、
30年待たなくては飲めないと言われる、
ピエモンテ州の地場品種ネッビオーロの新たな可能性を引き出すことに成功。
(今でこそバローロを小樽熟成することは当たり前になったけれど、
1970年代当時、あの アンジェロ・ガヤ※1
でさえバルバレスコに使っていた程度)
現在の運営はニ代目となる息子、 ロドルフォ氏 。
自社の畑を徐々にビオディナミに切り替え
出来上がったワインを飲み頃になるまで市場には出さず、
完璧なコンディションに整えられたセラーで寝かせてから出荷。
熟成樽は全てフレンチオークで、使うのは新樽のみ。
「心を動かすワインを造りたい」
と、
ボトル熟成庫の建物は天井がドーム型をした大聖堂のよう。
礼拝堂のような天井には、最後の審判を模した、バローロの歴史に関わる偉人の肖像画などが描かれた天井画。
下から見た天井画
床には大理石のモザイクでワイナリーの紋章
また、熟成中のワインにはオペラを聴かせているんだとか。
これは
「ワインは生き物だと思っているので、
ワインが受けた感動が、飲む人に伝わる」
と考えられているからだそう。
姉男は同ワイナリーのフラッグシップ・ワイン「ブリッコ・マンゾーニ」以来、
この生産者のものは久しぶり!
以下詳細
●BARBERA D'ALBA La Cresta
(バルベーラ・ダルバ ラ・クレスタ)
収穫年:
2006年
生産国:
イタリア(ピエモンテ州)
格 付:
DOP(DOC)バルベーラ・ダルバ
生産者:
ロッケ・デイ・マンゾーニ(ROCCHE DEI MANZONI)
輸入元:
岩田醸造(株)
購入店:
大丸札幌店(春のワインフェア)
購入価格:
3255円
アルコール:
13.5%
ブドウ品種:
バルベーラ100%
色:
黒みがかった落ち着いたガーネット。深く濃い色合い(グラスの底は見えない)
エッジには多少の若さも残るもの。粘性~上
香り: スミレ、ハイビスカス、しおれた真紅のバラ、ブルーベリー、チェリージャム、湿った黒い土や腐葉土。セージのような多少苦みあるスパイス、コーヒー、ソテーしたキノコやたまり醤油のニュアンスも。
濃縮感ある黒系果実の香りと、
鼻の奥まで抜けて広がるしおれた花のいい香り。熟成香も出てきており、 秋深い夜の森の雰囲気
。
抜栓15分でラザニアのような、チーズと肉とトマトの入り混じった感じの料理系の香りも。
また、抜栓25分経つと、熟成香がより増す。
味わい: なめらかな口あたり。辛口のほぼフルボディ。
熱を加えたプルーンやプラム、ブルーベリーなどの、
凝縮感はあるがベタつきのない落ち着いた果実味。
(まったくしつこさがない)
厚みのあるタンニンは一瞬乾き気味に口の粘膜を覆うが、
すぐにしっとりとして引き際がキレイ。そのままビターチョコレートの風味に変化。
豊富な酸は、突出することなく溶け込む。
甘、辛、酸、ミネラル、全てが一体となって調和
し、
どっしりした風味ながらも華やかで、
すぐに次を口に運びたくなる味わい。
余韻が長く、上質なソファにゆったりと包まれ、音楽に酔っているような心地良さ。
ブラインドでコレがバルベーラだとは、ちょっと分からないほど上質。単独でゆっくり飲みたいタイプの間違いないワイン。
合わせは 青カビチーズ
だけでも十分!
脂のしつこくない 牛サーロインステーキ
、
野菜を多めにした 牛の赤ワイン煮込み
もよさそう。
姉男が合わせたもの・・・ 牛しゃぶ
。比較的相性はいいけれど、ベストの組み合わせを考えるなら、
同じ牛でももう少し、コックリした上記のような料理のほうが良かったな。
※1アンジェロ・ガヤ ~ 「イタリアワインの帝王」 とも称される、イタリア・ピエモンテ州のバルバレスコ村でワイナリーを経営する醸造家で、代々続くガヤ 家の当主。
バリック(225リットル前後のワイン用小樽)を導入してバニラ香を付加するなど、その大胆な新手法でイタリアワインの世界に新たな展開をもたらした。
特にバローロに比べ知名度の低かったバルバレスコに尽力し、世界中に名をとどろかせた生産者。
あわわ・・・わかってますってば
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