2023/07/24
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カテゴリ: 小学生の勉強




商品を見る→子どものための哲学対話 462円

難解な学問というイメージが強い哲学が子供向けに書かれている。
哲学書が難し過ぎると尻込みしていた大人の入門書としては
『子どものための哲学対話』は
子供向けということで敷居が低いので
読んでみることをお奨めします。

対話形式で本質的な問題に切り込んでいるので
哲学に苦手意識を持っている人でも
哲学の面白さが伝わってくると思う。

『元気が出ない時どうしたらいいか』の問いに
『時がたつのを待つだけさ
たいていのことは時が解決してくれるからね』
という明快な回答は見事で
子ども向きだからと侮れないほど中身は深いです。



商品を見る→子どものための哲学対話 462円

この本はペネトレという猫と中学生のぼくが
本質的な疑問について対話しながら
読者を哲学の世界にいざなっていきます。
ペネトレという猫は著者の分身であり、
著者の永井さんはペネトレを通して哲学を語っているのです。

40の対話はどれも興味をひく内容だったのですが
私がペネトレの言葉で心を引かれ、何度も読み返したのは
どうしても好きになれない人格についての一文でした。
なぜか凄く納得できて
自分の心のなかにあったシコリが解けていくような気がしました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
たとえばね、きみのクラスに、嫌なやつがいるだろう。
きみがどうしても好きになれないやつ。
でもね、どんな嫌なやつだって
そうならざるを得なかった必然性というものがあるんだ。
どうしようもなく、そうなっちゃっているんだよ。
その人はね、自分が出会ってきた色んな問題を
自分の中でうまく処理するために
そういう人格を作ることがどうしても必要だったんだよ。
そうでしかあり得なかったんだよ。
その人がそうでしかあり得なかった理由が
ぜんぶすっかり理解できたなら
その人に対してきみが抱いている感情は消えてなくなるんだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ペネトレのこの言葉、説得力ありますね。
哲学に興味が沸いたときに入門書として価値のある本なので
子供だけでなく大人にも読んで欲しいと思います。




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Last updated  2023/07/24 10:57:57 AM
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