雲の上はいつも蒼空

雲の上はいつも蒼空

★2000 子連れでイタリア!



ムスコも2歳。そろそろ旅行に行けるかな?
国際線は大人と同じ料金...とほほ。

2000年1月に、当時2歳の長男を連れて、
イタリア旅行に行ってみました。
子連れ海外はもちろん初めてで、いろいろ不安もありました。
一人旅、夫婦旅とはまた違った楽しさ大変さがありました。
でも、結果的に行って良かったです。

2000年、それは不安と共に始まった。
覚えていますか?1999年の暮れ、
日本は2000年問題に揺れていましたね。

私も2000年にきっと何かすごく困ったことが起こるのではないか?
いや絶対起こる!と不安に思っていました。(心配性のA型)
ペットボトルの水、インスタントラーメン、缶詰・レトルト食料
カセットコンロ、乾電池、携帯ラジオ…いろんなものを用意しました。

それで、旅行の日程も年をまたぐのをやめて、
1月3日からにしました。

旅の形ですが、私たち夫婦はもともとバックパッカーなので、
着いた場所で宿を探す旅が多かったのですが
子連れ(しかも幼児)でそれは大変だろう、
でも、やっぱり自由は欲しい。
しかもできるだけ経済的にやりたい
(これはいつも通り)

...と言うわけで、
旅行会社のフリーツアーを利用することにしました。
これは、航空券と向こうの宿の組み合わせがパックになっているもので
中身はフリー、行動は全く自由というものです
もちろん添乗員やガイドも付きません。

私たちは新日本トラベルという代理店の、
『ローマ・フィレンツェフリー8日間』
というのを利用しました。
1月3日出発は158000円、
子供料金の設定がないので、×3でした。
航空券だけの値段を調べても大体同額だったので、
宿が付いている分お得だと思いました。

なぜイタリアにしたかというと、
子供を連れて行くので衛生面や医療面で不安のないところ、
ヨーロッパのどこか?
しかも、原発がない。
(2000年問題で一番やばいのは原発だと思ってましたので。)

イタリアは夫は初めて、
私は1992年に行った時北部だけの駆け足旅行だったので、
でも、その奥深さにとっても惹かれるものがあったので、
そして、見所が集まっていればそれだけ、
あまり移動しなくて済んで楽かも、
と思ったのです。

連れて行く息子が当時どんな子供だったか...。
2歳9ヶ月で、まだオムツが取れてませんでした。

夏にオムツはずしに挑戦したものの、
トイレに行くのを断固拒否し続けていたので。
彼は3月下旬生まれ、いわゆる早生まれで、
翌4月には幼稚園入園が決まっていました。

せめてそれまではと思っていましたが、
3歳になるころには、あっさり取れることが多いと聞いて、
楽観していたところもありました。

トイレに行く大変さ、失敗の恐れなどがなかったので、
旅にはむしろ都合が良かったです。

彼は口はとても早かったです。
小さいころから絵本が好きだったせいか、そのころには、
意思の疎通が充分できていたし、結構大人びたコトバも口にする子供でした。

車と電車・汽車がとても好きで、トーマスに夢中。
(昨年夏に、はじめてウルトラマンコスモスを見て、
あっさりと宗旨替えしましたが...。)

愛唱歌は、カーペンターズの“Top of the world”。
キーボードの自動演奏に入っていたのを大層気に入って、
見つけてきたCDを、もっともっとと聞くうちに、覚えてしまいました。

引っ込み思案で内弁慶、一旦いやだと言い出すと、
意地でも動かないところがあって、手を焼きます。(これは今でも)

甘えっ子で、歩くのを嫌がり、しょっちゅう「抱っこ」と言われてました。
ちなみに体重は14.5kg。
身体は、普通に丈夫な方で、入園前はあまり病気などもしない子供でした。

こういう息子を連れて歩くということは、
常にどちらかが14.5kgの荷物を持っていると想定しなければなりません。
当然荷物は最低限ということになります。

子供の服はいつ汚れるかわかりません。
充分な予備が必要なことは、
前の年、沖縄へ行ったときの経験で身に沁みていました。

結局、大人の着替えを絞りに絞って、
(夫はほとんど着たきりスズメ状態)で、
夫が大きなパックパックを背負い、キャスターと引き手つきの旅行カバン
(ぎりぎり機内持ち込みサイズ)。

私の荷物は、デイパック1個のみ。ただし、息子の抱っこを担当。
ということになりました。

★出発前日までへ





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