雲の上はいつも蒼空

雲の上はいつも蒼空

★ま・と・め



振り返ってみてつくづく思ったのですが、この旅行は、
私たち親の身勝手に、子供を付き合わせたようなものだと思います。
歴史的名所や美術館だって子供には楽しめなくて当然だと思うし、
機内だっておとなしくしてろと言う方が無理な話です。

そういう子供をおんぶして、たくさんあり過ぎる名所や旧跡などを、
一生懸命見て歩かなければならないのは大変なことでした。
行く前は見所がかたまっているのがいいと思ったのですが、
実際、美術館内などでの移動がものすごく多くて長いということに、
思い至りませんでした。

私は帰国した翌日から高熱(40度を越えた)で寝込み、
約一週間、普通の生活に復帰できませんでした。
夫も寝込みはしなかったものの、風邪を引いて辛そうでした。
楽しんだことは楽しんだのですが、
ホントに疲れたなぁ!!というのが実感。

どちらかというと、子供が小さいうちは、
自然が豊かで海や山があって、子供が楽しく遊べて、
親も休息になるところがいいのではないでしょうか?

そうです!
ハワイとかグアムとかの、リゾート系。
子連れはそういうのが大正解!一箇所に定住して、
遊んで楽しめる場所がいいと思います。
(ただ、うちの場合、夫の旅行の概念の中に「リゾート系」
が、全く含まれていないので未だに未体験)

でもまあ、帰国の2月後に下の子を授かったので、
最後のチャンスではあった...。
あとで、息子がミケランジェロの絵を雑誌などで見て、
「これ、イタリアで見たよね」なんて言った時は、
行ってよかったな~と思ったりしました。


さて、

持って行って良かったなと思うものがいくつか。
子供のものとしては、

①スリーパー。これは羽毛のものを持参しました。
着せて寝かせれば、寝冷え知らず。
おかげさまで風邪は引きませんでした。
我が家の冬の旅行には必須です。

②おんぶひも
これは前抱っこと、後ろでおんぶ、の出来るタイプ。
コンビとかアップリカとかで出しているもの。
とにかく手が開くので助かった。
他の観光客の人も「いいわね、コレ」とか、
声をかけてきた人が何人かいました。欠点は重いこと。
お子さんによって向き不向きはあるでしょう。
下の子は1歳半で、もう使えません。
乗り出してしまい、危なくてしょうがないのです。
彼女はベビーカーも乗りません。長崎ではほとんど出番なし。
座らせてひもで固定するウェストポーチ型の方が良かった。

③目立つ服装
迷子になったら困ると思って、
赤の裏つきパーカ(ちょっと光沢のある素材)を着せてました。
人ごみでもすぐ見つけられるし、
ドゥオモの上から、パパが私たちを見つけられたのも、
このパーカのせいだったそうです。
少し大きめでコートの役割。小雨にはフードで対抗。
とってもお役立ちでした。

小さなおもちゃも幾つか持って行きましたが、さほど出番はなかった。

子供に限らず、いつも必須のものとしては

①湯沸し器
水の入ったコップなどに金属部分を入れ、
コンセントを差し込むと、お湯が沸きます。
なんて呼べばいいんでしょうね。
最初教えてくれた人は『ドム・アパラート』(バカな器械)と呼んでましたが。そのうち画像を入れます。
ヨーロッパのあちこちで買えます。安いです。
日本から持参するより現地で買った方がいいでしょう。
(コンセントなども適応してるので、)
ドイツで買ったのは大きくてかさばり、
イタリアやポルトガルでは軽くて小さいものがありました。
お湯が沸かせると部屋での生活がぐっと充実します。
お茶もスープも飲めますし、ゆで卵も作れます。

②物干し(小)
靴下や下着などを干すのに、コレがあるとホントに便利。
干す場所が少なくて困ることが多々あるので。
ヨーロッパでは売っているのを見かけませんでした。

...ってとこかな?
旅の持ち物に関しては、また、改めてまとめたいと思っていますが。

わーい!ひとまず完結!!
読んで下さった方、どうもありがとうございました!



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