中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2007.07.19
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カテゴリ: お茶
今日のお茶は、郭元益のバナナケーキをお茶請けに、台北の上園茶荘で買ってきた陳年木柵鉄観音にしてみました。

木柵陳年とバナナケーキ

陳年(ちんねん)茶というのは、年月を経たお茶のことなのですが、このお茶は上園の林さんの話によれば、20年ものだとか。

本当だとしたら 1986年! に作られたお茶です。
これって、私が台湾に初めて行った年。民国75年ですね(^^;)


陳年茶というのは、すごく難しい領域で、お茶をご紹介するにもなかなか大変です。
#これがプーアル茶を、あまりご紹介しない理由でもあります(苦笑)

何が難しいかって、まず、自分で寝かせておいたお茶でもない限り、何年ものと断言できません(^^;)

ですので、このお茶も20年ものかどうかは厳密ではないです。

でも、いいんです。美味しければ。


さて、お茶は寝かせておけばいいというものではなく、元々の茶葉のポテンシャルによって、どう変わるかが違います。
陳年茶に向いているお茶もあれば、そうでないものもあります。

台湾茶では、今回の木柵鉄観音だけでなく、凍頂烏龍の陳年茶やら、高山茶の陳年茶 (もったいない?) 。はたまた、フレッシュな香りが売りのように思われている文山包種茶の陳年茶なんてのも結構あります。

陳年茶は刺激性が少なく、体に優しいということもあって、茶通な年配の方に愛好者が多いような気がします。
夜に飲むのにはピッタリのお茶ですねぇ。


陳年茶の専門家である台湾の先生の話によれば、同じ種類のお茶でも、陳年茶にするには向いている茶葉があるのだとか。

成熟した茶葉よりも、新芽を使った茶葉の方が向いているのだそうです。
プーアル茶で新芽を使った餅茶が多いのも、そういう理由なのかもしれません。


それでは、茶葉の形状を見てみましょう。
木柵鉄観音は、ご存じのように球形に丸まっているのが特徴なのですが、

陳年木柵鉄観音茶葉

このお茶は、かなり解けています。

年月が経てば、きつく締まったものも緩んでくるので (地球の引力には逆らえません。巻き直しできませんしね) 、この点で結構な年月が経ったものと推測されます。


1煎目は、ちょっと埃っぽいので、軽く洗茶して、2煎目を淹れてみました。

陳年木柵鉄観音茶水

年月は経ていますが、木柵鉄観音らしい茶水です。

香りはさすがに少し埃っぽいですが、お味は、穏やかで甘いのです(^^♪
何というか角が取れた、丸い甘さ。
なごみますなぁ(^o^)

お茶も人も、このように歳をとりたいものです♪

華やかな高山茶も良いですが、夜は、ちょっと玄人っぽく陳年茶も悪くないですねぇ。


今日のお茶:陳年木柵鉄観音(上園茶荘)

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Last updated  2007.07.20 00:49:49
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