中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2008.06.26
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カテゴリ: お茶
暑かったり、寒かったり。
なかなか気候が安定しませんねぇ。

さて、これからの季節、我が家の冷茶に欠かせない存在となるのが文山包種茶。

今、家で作っている冷茶は、2年前に坪林の農会で買ってきた春茶を使っていますが、これでも全然美味しいです。

夜、寝る前に茶葉を放り込んで冷蔵庫に入れておくだけで、翌朝には美味しい冷茶に仕上がります♪

水出し包種茶

色は薄いのですが、口の中に入った瞬間に香りが広がるんですね。
水出しなら、安価な茶葉でもゴクゴク美味しく飲めるので、オススメです。



・・・ただ、今日は寒いので(^^;)、温かいお茶にしましょう。

5月に有記名茶で買ってきた、今年の新茶の文山包種茶です。

文山包種茶茶葉

文山包種茶(有記名茶)


普段は

「聞香杯なんて、面倒だ」

という私ですが、熱い包種茶を飲む時は、やはり聞香杯を使いたくなります(^^)

聞香杯で

清茶と呼ばれるように、爽やかでさっぱりとした飲み口。
それでいて、しっかりとした飲み応えがあります。

そして、飲み口のさっぱり感とは裏腹に、聞香杯に残る香りは、時間が経つにつれて花の香りへと複雑に変化していきます。この幽玄な?変化を楽しみたくて、聞香杯なわけです。


さっぱり感のある味なのに、香りはとても豊富というギャップが、何だか面白いのです。
これ、初めて飲む方にはインパクトが強いお茶だと思いますねぇ(^^)




さて、買ってきておいて・・・なんですが、このお茶、ちょっと気難しいのです(^^;)
元々、文山の春茶は淹れるのが難しいと言われているお茶なんですが、別の理由です。

お会計を済ませたあとに、ガッチリ真空パックされていたパッケージを見て、少し嫌な予感。

文山包種茶や東方美人は、元々、かさのある茶葉です。
経験上、こうした茶葉を、きつく真空パックしている場合は、少し怪しんだ方が良いのです。
コンパクトになるので、持ち帰るのは楽で良いのですが、茶葉がクラッシュしている可能性がどうしても高くなります。
茶葉がクラッシュすると、お茶の出は良くなりますが、雑味が出やすい傾向になります。
そうなると、淹れ方が難しくなります。水出しにするには向いているんですけどね。
#メール便で届くネット通販の茶葉は便利なのですが、この心配があるんですよねぇ。そういう意味では、 台湾茶ドットネットさん の包装には感心しましたけど。


案の定、このお茶も、ちょっと長く置きすぎたり、淹れ方を少しミスってしまうと生っぽさが出てしまいます。対抗策としては、少し茶葉を多めにしてサラッと淹れたほうが、このお茶の春茶らしい香りの高さ・個性が上手く出るようです。
#十分にテイスティングする前に、色んな方に差し上げてしまいました(汗)ご参考まで。


まあ、淹れ方の工夫しがいがあるのも、文山包種茶の面白さの1つかもしれません(^^;)


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梅雨には爽やかな文山包種茶♪


ちなみに、これで冷茶を作っています





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Last updated  2008.06.26 22:33:55
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