うさぎ日和。
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前回は、足裏にある大事なアーチの話をしました。では、アーチが崩れてしまうと一体どんなトラブルがあるのでしょうか?内側の縦のアーチが崩れたのを扁平足といいます。これは比較的なじみのある言葉ですね。扁平足は足の裏がべったりと地面についているので、足の裏の血管や神経を圧迫し、冷えやむくみが起こりやすくなります。また、縦アーチは歩く時に、バネのように伸び縮みしているのですが、扁平足だとそれができないため、歩きにくく疲れやすくなります。横のアーチが崩れたのを開張足といいます。横アーチが崩れると、歩くとき体重が指の付け根にもろにかかってしまい、タコやウオノメが出来たり、指先が冷えやすくなります。横のアーチが崩れると足の指が地面にた着きにくいため、足の指を使って歩くのが難しくなります。そうすると歩行が崩れ、ひざ痛や腰痛、O脚、足太りなどを引き起こします。また開張足は足の幅が横に広がるため、先の細い靴を履くと、親指小指にタコができたり、巻き爪や外反母趾など更なるトラブル引き起こす可能性があります。外側の縦アーチは、内側の縦アーチに比べると低いのですが、歩く時に、体重が外側に大きく傾くのを防いでくれます。崩れてしまうと、歩くときに体重が外側に傾き、小指側のタコや腰痛やO脚の原因にもなります。どうでしょうか?アーチの崩れは、様々なトラブルの引き金になります。また、3つのアーチはそれぞれが独立しているわけではないので、1つのアーチの崩れが、他のアーチの崩れにつながる事もあるのです。アーチや足の弱点を知るには、立ったときの足の状態が見れる、フットプリントがオススメです。靴屋さんやサロンなどで、簡単に出来るので、気になる方はチェックしてみてください。自分で出来るフットチェックとしては、1、足の裏にタコやウオノメがないか?2、押して痛むところはないか?3、足の指は変形したり、タコが出来たりしていないか?4、冷えたり、青白くなっていないか?何かひとつでも当てはまるようだと、アーチが崩れている可能性があります。放っておいたら大変!!すぐに対策をたてましょう!
2008.07.31