のほほん本舗

のほほん本舗

心理テスト



我々人間は、我々が与えた意味付けを通してのみしか現実をみることができません。
つまり、一人一人の色眼鏡を持っているんですね。
例えば、アチキがある人を「明るくて、素直で優しい気持ちの子」と思っても、
Aさんは「ずるがしこくて我侭な子」と見る人もいるでしょうし、
Bさんは「ネクラで、面白みのない子」と見る人もいます。
では、正解は?
そんなものありませんね。
人の見方、感じ方というのは様々なのです。

心理テストというのは、一つの精度のいい色眼鏡を通して見て見ましょうということです。
そういう意味では、自己判断よりは少しは客観性は高いというわけです。
ただ、そのテストという色眼鏡自体も、曇っていたり、曲がっていては信頼できないですよね。
そのためにテスト作成の際には、膨大なデータを取って、標準化するという作業を行なうわけですが、それでもパーフェクトなものは絶対に作れません。
病院では、そのためにより正確に測定するために以下の3つの検査を組み合わせて総合的に判断するようにしています。(それでもパーフェクトは無理ですが)

①投映法人格検査・・・意味不明の図形を提示して、それに対して意味付けを求める検査。

②作業検査法人格検査・・・一桁の数字の足し算をさせて、その作業の仕振りと結果から人格特性を見ていこうという検査。

③質問紙法人格検査・・・気持ちや考え行動などの質問に「はい」「いいえ」などで答えてもらう検査。


このHPで紹介する検査は、質問紙法人格検査を行ないます。
この方法の良いところはとにかくお手軽に検査ができると言うことです。
ただ、質問の文章をどう捉えるかという問題もあるし、どうしても自己防衛や、理想の自分像に照らして答えてしまう傾向があるので、客観性という意味では正直弱い面があります。
また、このHPでのテストは標準化されていないものも含まれていますので、心理テストゲームぐらいに思ってください。
あまり、結果を気にすると病気になります。



© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: