セレナアデ
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長らくカメラのディスクに眠っていた紅梅に鶴。天気のいい日に自宅上空を北へ向かう鶴の群れ!先日、膝の状態も完調じゃない中にかなりの距離を歩くことになってしまい悪化させてしまっていた。普段でも歩かなくなっているのに、いきなり3日で4万歩だ。人によってはナニ?と思うほどかもしれないが、終いには歩くのもやっとという状態になっていた。試練と言えば言えなくもないが、自ら選んだ楽しみの為に与えられた「苦行」「苦痛!」の連続・・。そして写真とは関係ないが、その帰途の途中に遭遇した街角ピアノで弾いていた女の子。BGMっぽい嫌味のない曲を弾いてくれていたのだが、そのピアノの方から突然大音響がしたのだ。彼女の手の辺りにピアノの鍵盤蓋っぽいものが乗っかっていた。そして痛みに涙が溢れてききているようにも見えていた。妻はキズテープを持っていたので彼女の方へ行ったが、そういう傷ではなく打撲痕のみだったようだった。長くしてから係りらしき方が一人二人三人と来たのだが、彼女は近くの店舗の方から貰った保冷剤らしきものを当てているだけでピアノ椅子に座ったまま(座らされたまま?)だ。そして入れ替わり立ち代わり彼女に話を聞いているだけに見えた。ずっと彼女はそのままの姿勢だ・・。アップライトピアノ本体を見てみると鍵盤と天板の中間くらいの横板のところにテープが貼ってあった。落ちた板をこのテープで止めてあったのか、テープとは関係なく上に置いてあった板が落ちてきたのかは分からない。どちらにしてもかなり重いものだと思われるので、私だって手に落ちてきたら思わず涙ぐむほどだっただろう・・。結局、結果的に私は彼女を慰める事も無く・・(そういうタイプでもないのだが)、人ごとっぽくその付近に座っていただけだった。そんな彼女に代わり、喧しくではないが建設的に関係者らと相談出来るくらいの自分であったらと残念だったし、近くに居た者として申し訳なくもなってもいた。妻と関係者らに対しての不満を語り合ってはいたが、だが実際、何もできなかった訳で・・。周辺にいた傍観者の一人でしかなかったのだ。そして私らは行かなくてはならない時間となったので、気にはなったがその場を立ち去った。彼女に対しては、その後関係者の方々が何らかの対策を行って下さっただろうが、情けない自分への悔しさだけがいつまでも頭の片隅に残っているのだった・・。
2024.03.30
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