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カテゴリ: 未来への扉
先日の父の発言から、毎晩のように寝ているときにやってくるメッセージがあります。


我慢、努力なんて嫌‼


強烈に体が抵抗してるんです。

夜中目が覚めることもあります。


今朝も、このメッセージで目が覚めました。

どんだけやねん…💧

特に、人から強要されるのがとてつもなく耐えられないんです。


自分発信も、もうお断りです。

散々やってきました。

もう充分すぎるほどです。


そんなことにも気付かないくらい、だったのです。

最初はね、夢中でした。

作品を創ること、その中でヘアメイクという仕事で関わること。


若いこがなんにも知らないのは許されても、あんたは年なんだからそれは許されない。
わからないことがあってもわからない顔をするな。

と言われて、大変だった。

後で聞いても、結局教えてくれないし。

一番最初の現場は、何も教えられないまま、突然一人で現場に放り出されたし。


技術職は、どんな現場も「見て覚えろ」なのか…

と納得してなんとか踏ん張ったけど、

衣裳部からは「なにもわからないくせにわかったような顔して」

と言われ、後から入ってきた新人は手取り足取り教えてもらっていて、扱いが全然違うし、

ほんとに踏んだり蹴ったりでした。


え、なんで私ばっかり❓❕

こんなことだらけでした。



愚痴を吐き出したくても、帰りはいつも遅いし、休みはほとんどないし。

あっても、とにかく寝て、次の日からの撮影の予習をして、家のことやって、

とにかく明日の朝も早いから寝なきゃ‼

で終わる。


そして、嫌だったことを改めて口にするのがなんかできなくて。

こんな嫌な話、聞かされるほうも迷惑だよなぁ、友人にも嫌な気持ちにさせちゃうよなぁ

って。

母にも心配かけちゃうし、何より、

  「だから最初からそんなことやめれっていったのに」

って言われるし、

年数を重ね少しずつ愚痴を言えるようになったけど、やっぱり

  「だったらそんなとこやめて帰ってくればいい」

ってすぐ言われるし。


現状は辛くても、未来を悲観してたわけじゃないから、そんな風に言われるのが辛かった。

それは今でもそう。


具合が悪くて苦しいとき、

「具合悪いの?!」

と聞かれると、素直に「うん」と言えない。


だって、母が現状を受け止めきれない状態なのがわかるから。

私だって受け止めきれないのに❗

って、悲しくなる。

大きく受け止めてよっ、

私だって不安で怖いよ。


って気持ちになる。


こういうときは、


「今は辛くても、必ずいい結果になるから大丈夫だよ」


って言ってほしかったんだ。


自分でなんとなくそう思っていても、やっぱり背中を押されたいときってある。

不安にかられて見えなくなることもある。


大きな愛に包まれたかったんだなぁ。


安心感、大きな信頼。


私に足りなかったことだ。


周りからの否定を真に受けて、自分を信じる気持ちを失って、もっとやらなきゃ、もっともっと…


って、自分を追い込んでしまっていたんだね。

最初は夢中だったのに、いつしか我慢と努力に刷り変わってた。


年だから動けない
年だから体力がない
年だからすぐ具合悪くなる
年だからアシスタントに見えない
年だから……


どれほどの言葉を投げつけられただろう。


いつしか、こんな年の私を受け入れてくれる事務所はここしかなかったから
嫌なことがあっても、育ててくれたんだから恩を返さなきゃ


って、なってた。


今ならわかる。

あの言葉の数々は、ただの八つ当たり。
どうせそんな年の見習いなんて、誰にも認められなくてすぐに辞めていくだろうっていう思惑から外れて、面白くなかっただけ。


みんな自分を守るための強烈なパワーゲームに夢中で。
巻き込まれないようにしていたつもりだったけど、私だって人間。


もう無理だと気づくのが遅すぎた。

どこまでも忠実な家臣だった。

どんなに具合が悪くても、39℃超えの熱がでてフラフラでも、仕事の責任は果たさねば❗
迷惑なんてかけちゃいけない❗
仕事に穴を空けてはいけない❗
私じゃなきゃダメだと言われたら、這ってでも仕事にいく❗
最後までやり通さねば❗


という昭和な人間だった。

ゆとり世代を呪ってた(笑)

だって、私なんて後輩のあんた達の分までこんなにがんばって、掃除したり雪かきしたり、面倒なことにはノータッチで私に回ってくるばかりだし…
一緒の現場になれば面倒みろと言われ、上の人がいないからあんた達はやりたい放題でちゃんと仕事しなくて、泊まりでは同じ部屋で、朝起きなくて何度も起こしたり、それでも現場に来なかったり…
完徹の予算少ない仕事になれば、衣裳部つけられないからって一人で行かされたり、いつもそんな役目ばっかりで…
それなのに私はどんなにがんばってもやって当たり前で、大切にもされなくて、ねぎらいの言葉ももらえなくて、休みももらえなくて。


そんな私は、あなたたちがほんとはうらやましかっただけ。

誰にどう思われようと、なんて言われようと、気にせず我が道を行けることが。

行き過ぎるほどに自分だけが大事なところが。


ええ、ええ、一番のお手本でした。

もっと言うと、元旦那さんも、元カレもいいお手本でした。


同じ昭和でも、フリーダムな人間はいましたね。


みんな、そうやって、私が見えないところに押し込めていた影の部分を全力で見せてくれていた。

父でさえも。

大嫌いな人たちは、私に教えてくれていたんです。


もっと自分勝手でいいんだよって。

自分の望むように選択すればいいんだよって。

周りのことよりも自分のことが一番で、それはワガママではないんだよって。


あーんなに辛い思いをしなければわからなかった…

ヘアメイクの修行と病気、その他もろもろセットでの苦しみを経験しなければ理解できないほどだったんだなぁ。

どんだけ?

あー、大変だった!!!!



















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Last updated  2016.05.03 14:34:32
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