◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

昨日（11日）は、関智一さん主催の劇団ヘロヘロＱカムパニー・オータムスペシャル企画で、初の関西遠征のイベントが開催されました（＾＾）









西宮は私は宝塚へ行く通り道なので馴染みの場所でしたし、これはやっぱり参加しなきゃって所で。




◆ヘロＱシネマＶＯＬ．１「魔界転生」上映会＆トークショーin関西





今年6月に前進座劇場で上演されたこちらの 「魔界転生」のＤＶＤの上映会とトークショーという事で、ようは丸々舞台1本分を見てからのトークショーなわけですよ。



開始時間は10時半。

なのに終わったのは3時半ですよ。

まるっと休憩入れて5時間のイベント！！


･･･すさまじい（＞＜）



朝はタイバニをリアル視聴してたので、寝たのが５時だったのですが、アラームが何故かならなくて、友人と待ち合わせしていた15分前に目を覚ましたときはマジで血の気が引きましたわ。

まぁ、それでもちゃんと間に合ったので結果ＯＫでしたけど。



智一さんやコニタンたちも夜中に車で到着されたようで、本当お疲れ様でした。







限定プレゼントという事で、こちらのポストカードをいただいてしまいました（＾＾）

いやぁ、個人的に、浪川大ちゃんの天草四郎はめちゃめちゃツボだったので、このポストカードは嬉しかった～♪




「魔界転生」は山田風太郎さんの原作の作品。

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ものすごい太さの小説で、それを舞台にまとめるのは大変だっただろうなぁと。

智一さんの苦労が知れたなぁという感じです。


今までも映画になったり、舞台になったりしたことがある作品なので、ご存知の方も多いかもしれませんね。




私は今まで機会がなくてヘロＱの舞台は見たことはなかったんですが、ＤＶＤ上映とは言え、 コテコテの熱い芝居を久しぶりに見せてもらったなぁと、芝居熱も大満足でございました（＾＾）


昔はこういうのも見てたんだけど、最近はやっぱミュージカルに行ってる方が多いもんなぁ。


殺陣のシーンもたっぷりで、何より前進座特有のあの 回転舞台 ですよ。

セットも階段状の斜め舞台で、あれは大変だろうなぁと思いつつ見ちゃいました。


そうそう、前進座って花道もあるんだよねぇ。

昔ここは劇団手伝ってたときに使ってたことがあるので、ものすごく懐かしかった～♪





いやぁ。
出てくる役者がみんなすごいすごい。

ちゃんと役を生きてた。


もちろん主人公の十兵衛の智一さんはかっこいい奴で、外見は大河ドラマの「風林火山」の山本勘助だったね（＾＾）

内野さんの姿を思い出した～♪



何よりその姿で見せてくれたのは天草四郎の浪川さん！！

いやぁ、美しかったですわ～♪


最初の登場で声が高いのが恥ずかしいと気にされてた浪川さん。

転生してからのおどろおどろさも、狂気もすごくよかったし、とても舞台ブランク13年（？）とは思えない堂々とした演技で、正直なところ、時代劇だし、台詞大丈夫かと思ったんですが、そんなの心配することなく、最後まで演じ切ってましたわ。


目の保養でございました（＾＾）



他にも史実に残る名だたる英雄がたくさん登場し、転生をするというお話なんですが、やっぱ見せ場は最後の天草との対決シーンと、その前の柳生親子の対決シーンですね。


もちろん他も色々いいシーンや面白いシーンもあったのですが、このふたつがクライマックスなわけで。

仕掛けも多々あって、これは本当役者は大変だったろうなぁと（＾＾；）




いやぁ。
本当に久しぶりにどっぷり芝居！！

いいもの見せてもらいましたわ。

こちらは11月にはＤＶＤも発売されるそうなので、是非～♪








さて、この上映会。

どうやら 役者さんたちも初見だということで、なんと映画館で一緒になって鑑賞するという展開に！！


わはは！！
これは笑ったわ～♪

智一さんがポップコーンとか持って最初に登場されたので、どうするのかと思えば、そのまま客席について上映会の開始だもん（＾＾）

一視聴者になってたよ。



出演者は関智一さん、小西克幸さん、長沢美樹さん、
ゲストに浪川大輔さん

劇団員の永松さんの5人での参加。



ＭＣはコニタンと長沢さんが担当して、トークショーの開始だったんですが、まず会場がこのＴＯＨＯシネマさんでも一番デカイ 約500席ほどある会場だったので、スクリーンも巨大！！


それに圧倒されたという智一さん。

居心地が悪いのか、なんだかすっかりリラックスモード！？

足を投げ出したり、腕を後ろで組んだり、しまいには片足を椅子に上げて抱えてみたり･･･。


座長、リラックスしすぎ（わはは）



ずっと浪川さんを舞台に誘っていたという智一さん。

でも、舞台からは遠ざかっていた浪川さんはなかなかＯＫが出せない状態が続いてたそうで。


でも、あるときするっと隙をついたような絶妙なタイミングで出演依頼をしたのが、今回の天草だったそうで、その時はまだそんなに登場もないから～とかってノリだったそうで。

実際原作では天草の上にもう一人黒幕がいるので、浪川さんもそれでリハビリにもいいかとＯＫされたそう。


で、早速その場にいた長沢さんに浪川さんの出演ＯＫ出たということでスケジュール押さえてと、すぐさま浪川さんのマネージャーさんに連絡が入り、あっという間に出演が決定したというお話には会場大爆笑。


で、蓋をあければ、黒幕の登場は削られ、 天草は出ずっぱりの悪の総大将に（＾＾；）

これぞ騙し～！？

いやぁ、でもしっかり浪川さんも演じられてたのでＯＫですよ。

髪が重かったっていうのは、納得できる長さだったね。




コニタンは今回は初の悪役で、これは自分からリクエストされたそう。


背中のねじりの紐が汗を吸ってめちゃ重くなったそうで、それで立ち回りが大変だったとか。


押隈（おしぐま）（歌舞伎のやつで、メイクを白い布に押し当てて型を取る）の話も置鮎さんのブログで拝見してて、これで納得。

日増しに転生衆のメイクが派手になっていくのがすごく面白くて、 コニタンはカッコイイ
押隈が出来たけど、置鮎さんのは口裂けメイクなので、どう見てもヒキガエル･･･（わはは）





で、失敗談の話になって、まずはここにいない人からつるし上げってことで、おっきーの失敗から。


どうやらおっきーってば、回転舞台で方向を見失ったようで、最初の転生衆の紹介シーンで、出られなかったことがあったそうで。


順番に紹介していくところでおっきーがいないことに気づいた浪川さんも焦ったけど、宝蔵院の中川さんがおっきーの台詞を飛ばしてくれたそうで、コニタン側からおっきーは見えなかったので、台詞飛んだ～？と思ってたら、 舞台袖で手を振るおっきーの姿が！！

「迷っちゃった～♪」

って、笑って手を振るおっきーを想像して爆笑だったよ。

お茶目さんだ。



2部のはじめでは、但馬守の十兵衛の父が転生するシーンがあるのですが、そこは女性の腹から登場するという入れ替わり的シーン。


あるとき智一さんがそのシーンへ向かう但馬守の楠見さんを発見したのですが、 パンツ一丁姿で、小さな小窓から四つん這いでそのシーンへ向かおうとしていたという。


その姿に思わず笑ってしまったと。

しかも窓から漏れていた光がピンクだったから余計に笑えたって、すっかりシモな話に（＾＾；）


まぁ、この作品、転生するのが女の腹からってことで、結構生々しいまぐわいシーンもあるんですよね（＾＾；）

長沢さんのお品と天草の濡れ場はかなりＨかったし～（＞＜）

ドキドキしちゃった。



これはどう見せるのがお客さん的には美しいのかってことで、稽古場で、実際に大勢の皆さんの前で浪川さんと長沢さんが実演させられたそうで、恥ずかしかったという長沢さん。


･･･そりゃそうだ（＾＾；）


でも、宮本武蔵役の中さんや楠見さんなんかはさすがにそういうのをちゃんとわかってらして、女性が美しく見える見せ方を 自ら浪川さんの上に乗って指導されたそうで。

「ここでインサート」 って、指導を実演してみせる智一さんに会場爆笑だったわ～♪








その２ 　に続きます。





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