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宋との貿易のため、福原で着々と地盤を作り上げる清盛。
周新との再会。
これからは博多ではなく、この福原で取引がしたいという清盛は、宋の者との繋ぎ役に彼を任命。
最初は渋る周新だけど、取引中止と言われたら、黙ってはいられないということで。
そこで宋との取引の前に献上品を贈りたいと考える清盛は、盛国の薦めで、奥州でよく発掘される金に目をつける。
そこでそこを収める藤原秀衡を取り込むことに。
うわ!!
京本さんなんだ~♪
目元が涼やか~!?(わはは)
で、重盛を使い、奥州を収める彼を役職に就かせよと命じる清盛。
重盛もしっかりその意図を汲んだようで。
彼をまんまと鎮守府将軍に就け、奥州より金や財宝を手に入れ、それを使って宋への貢物に。
後は宋の使者をいかにして福原へ招くか?
そして、この使者との対面を公式にするためにも、後白河法皇にも列席してもらいたいと考える清盛。
だが、法皇をいかにして福原へ招くか?
すると、時忠はたやすいと言い出したのだ!!
お前に任せるのはあかんやろ~(><)
だが、 時忠は今回は役立ったようで。
先日の詫びを・・・という口実で法皇に会う時忠。
だがその時、赤い鳥の羽根を首に下げていた時忠。
当然それに興味を持つ法皇。
宋には赤い鳥がいるというのだ!!
そこで、今度福原に宋の使者が来るということで、直接聞いてみてはいかがかと誘ったのだ!!
だが、これは間違いなく清盛の策。
「なればこそ・・・面白いのじゃ」
前例がないというけど、それに自分がさきがけになればいいといいだす法皇。
相変わらず双六遊びがお好きな人だ(^^)
一方、すっかり平氏の棟梁として成長した重盛。
話し口調まですっかり変わっちゃって(^^)
子供に対し、厳しい姿とか清盛そっくりじゃん♪
でも、重盛夫婦はいつまでも仲むつまじい様子で。
いいねぇ。
こういう雰囲気をしっとり見せてくれる姿は好きだ。
本当重盛の精神的支えになってるのがよく分かる。
だが、 重盛の子、質盛が鷹狩りの帰りに摂政の藤原基房と輿がぶつかってしまう。
父と母に早く獲物を見せようという思いばかりで、輿を降りなかった質盛。
すると、 怒りの摂政は家臣に命じて質盛を輿から引きずり下ろしてしまったのだ!!
すぐさま質盛の元へ駆けつける重盛。
だが、傷を負った息子を見て、重盛は言う。
「此度の事は、礼を欠いたお前の過ちじゃ」
だがこれは最早摂政と平家の対立。
訴えるべきだと時子も言うのだが、重盛はそうしないというのだ。
筋を通す事が重盛の信じる道。
いかなる辱めも、礼を欠いたこちらが悪いと受け入れる重盛。
確かに重盛は正しい。
だが、棟梁になった今、それだけでは成り立たないのだ。
まぁ、まだ重盛にはまだ難しいか。
そして、ついに福原に宋人を招いた清盛。
そこには法皇の姿も。
趙という使者が招かれ、そこで 孔雀の扇を土産に手にした法皇は、かなりご満悦状態のようで(わはは)
清盛が望んだ宋との交易がいよいよ現実のものに---------!!
これは、平家の力はすでに朝廷の慣例すら覆してしまうほど強大になったという証。
だが摂政は、重盛には何も出来ないと、平家の土台を叩き壊してやると高笑いをする基房。
清盛は宋との交易に従事したいと都のこのいざこざを纏めようと、時忠を使わすことに。
この人選はどうだ~(><)
此度の事、重盛は仕返しも何もしないというのか?
一門は納得できない。
ほかでもない重盛の子が辱めを受けたのに?
だが、重盛はそれでも 棟梁は私心で物事を決めてはならぬと言うのだ。
そんな父を悲しげな目で見つめる質盛。
あ~らら。
こりゃ完全誤解しただろう、自分と同じように。
重盛が清盛の愛情を疑ったように・・・。
そして・・・事件は再び起こる。
基房の乗った輿が、突然何者かに襲われたのだ!!
暴漢か、髷を切られてしまった者まで出てくる始末。
そして、重盛が出仕すると、朝廷は大変な騒ぎになっていたのだ。
重盛の姿を見て、恐れおののく者が続出。
摂政は怯え重盛に謝罪しまくり。
だが、何の事か分からない重盛は戸惑いを隠せない。
話を聞き、摂政が襲われた現場へ駆けつけると・・・。
そこには時忠が家臣の者たちにもつけさせていた赤い羽根が---------。
それで時忠の、果ては清盛の仕業だと見抜いた重盛。
一門も胸の透く思いだったのか、重盛を笑顔で出迎え、質盛も父が仕返ししてくれたと大喜び♪
皆には笑顔を見せた重盛だったけれど・・・。
ひとりになって写経をしていたとき、想いが溢れてしまう。
わぁと何度も叫び声をあげ、写経を破り捨てる重盛。
そんな夫の姿を見て、宥める経子。
「私が、間違うておったというのか--------!?」
「いいえ」
「なれぬ。
私は・・・父上には、なれぬ!!」
重盛は涙を流す。
そんな彼を抱きしめる経子。
今や栄華を誇る平家の長男という重圧。
重盛はそれを受け入れるには、繊細すぎた。
正直すぎるんだろうなぁ。
一方、伊勢では・・・。
北条邸で酒盛りをする男達が平治の乱が短慮すぎたと、義朝を悪く言い出してしまったのだ。
父を悪く言うものたちに、思わず口を開く頼朝。
「源氏は滅びぬ」
自分が死んだ後も続くという頼朝は、静かに涙を流すのだった----------。
力と才能、そしてカリスマ性を持つ親を持つと、子供は大変なんだよねぇ。
それはどの時代も同じか。
頼朝はどんな思いで父親の話を聞いたのだろう。
そして、清盛のやり方はどんどん巧妙になっていく。
赤い羽根を纏ったものが、平氏の悪口などを言うものたちを成敗する。
なかなか赤が目に刺さる回で。
清盛がどんどん法皇化してってる(><)
策士~!!
やりすぎな次回はどうなるのか。
でも、こういう背筋が凍る・・・的なお話は好きだ♪
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