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救いを求める者同志--------------!!
今回はまさに蜜月。
互いに同じ辛い想いを抱えた者が心を開き、受け入れたからこそ、訪れた甘く優しい日々。
でも・・・だからこそ、より深い悲しみがまた有功と家光を襲うことになるわけで・・・。
有功が大奥にやってきて1年。
有功は、今は人を傷付けないと弓に精を出すようになったよう。
剣術では玉栄が才を示し、今では最早有功ですら敵わないようで。
すっかりここでの生活に馴染んだ玉栄。
実に楽しそうに相手に向かって竹刀を振るう姿が印象的だったよ、玉栄♪
それに、今は有功の語る講義を楽しみに待つ者すら現れる始末。
戦もない世で、今の大奥では楽しみも少ない。
だからこそ、有功の語る話が慰めになるよう。
そこで5のつく日にそれを行うという有功。
大喜びの男たち。
そして、家光はすっかり女性らしくなり、今はちゃんと購入したという鬘を着け、内掛けを着ているようで。
彼女をこうして変えたのは、紛れもなく有功。
彼への想いが家光を女性にしたのだ。
だが、それだけでなく、家光は、父の才を継いだようで・・・。
大奥から出たことがない彼女の指摘する政策はまこと素晴らしい案ばかり。
オランダの商人を出島に集め、商館長は1年以上留まることを許さない。
ここでも歴史を動かした史実がうまく活用されているわけで。
こういう所が原作の緻密な計算というか、現実とのリンクの素晴らしいところなんだよなぁ。
本当感心する。
「面白いのう。
我が国はまるで籠の中に入ったように、外の国からは見えぬようになる。
まさにこの大奥のようじゃ」
そう笑う家光。
だが、赤面疱瘡はまだ収まる気配がない。
今は大名の跡継ぎすら育たないようで。
その報告を正勝から受けた家光は好都合だと言ったのだ!!
そうなればそれを期に、大名を取り潰すことが出来るというのだ。
養子を取るには幕府の許可がいる。
だからその許可をしなければいいと言い出す家光。
なんという頭の回転の良さ。
聡明な彼女は家光そっくりだという正勝。
だが、自分は所詮仮の将軍。
それでも正勝と話をするのは退屈しのぎになるという。
互いに存在してはならない者同志なのだから・・・。
そこへやって来た有功。
声を聞き、嬉しそうに顔をほころばせる家光。
これは完全に恋する乙女♪
多部ちゃんがうまいわ。
今日は有功から海の話を聞く家光。
世継ぎを産めば、自分たちの役目は解かれる。
いつかこの大奥を出られる日が来るやもしれぬと夢を見る家光。
「そのときは、まっすぐに海へ行こう」
夢を語る家光に賛同する有功。
だが・・・家光の心配は、先ほどの正勝との会話。
人を貶めるようなやり方なのは確か。
ただ、有功にだけは嫌われたくない。
その一心で縋りつく家光。
「私が上様を嫌うなどと、そのようなことはあるわけがございませぬ」
うわぁ、蜜月だぁ♪
もう恋する家光の姿が可愛すぎる!!
そんな彼女を抱きしめ、接吻する有功。
「あなた様が好きや」
今度は千恵の方から接吻を返す。
「好きや-----------」
微笑ましいやり取りに、思わずにやにや。
いやぁ、すごくキレイだったなぁ、このシーン。
上様の変わり様に、皆が喜び安堵するも・・・。
春日局だけが頭を抱える。
そう、すでに有功が家光の相手をして1年。
なのに、家光には懐妊の兆しがないのだ。
「何のための有功か!!」
そして、今日は有功の講義の日。
皆がその講義に耳を傾ける。
皆勉学に飢えているようで熱心にそれに聞き入り、ありがたいと言い出す。
講義を終えた有功の前に姿を現す正勝。
だが、どことなく冴えない顔の正勝に何かを悟った有功。
正勝の返事は・・・
「今日は命日なのです」
どなたの?
「某・・・にございます」
母の春日局に命じられた死。
それから家光の影武者として生きる道を進むことになった正勝。
そして、息子・正勝の7回忌の法要に出かけた春日局。
そこで雪は思わず春日局に聞いてしまう。
「わが殿はまことに亡くなられたのでございますか!!?」
春日局はそんな雪の頬を叩き、立場をわきまえろと命じるのだった・・・。
・・・なんか、雪は今後大奥に乗り込んできそうな勢いだったなぁ(^^;)
だがその帰り道。
またも春日局は新しい男に目をつけたようで・・・まるでハンターだよ(><)
着流しの男前・捨蔵。
窪田くん、似合ってたね~♪
ちなみに原作ではこの捨蔵は有功に似ているって事で選ばれたって話になってるんですけどね。
流石に堺さんにやらせるわけにはいかないって事なんだろうね。
彼はその見目のよさで、女をとっかえひっかえ、家業の古着屋も手伝わずに自由気ままな生活をしていたのだ。
そんな捨蔵へ澤村が近づいてきたのだ!!
夜目を忍んで捨蔵に会いに来た春日局。
その検分する目!!
春日局怖いって(><)
翌朝、春日のおかげで有功と会えたと感謝の言葉を告げる家光。
自分はいつでも上様の味方にございます。
そう言った春日局だったが・・・既に彼女は次の策に動き出していたのだ。
今日もまた有功は家光のため、庭に咲く花を摘んでそれをもって部屋を訪れたのだ。
部屋の前で春日局とすれ違う有功。
あぁ。
なんかもう春日の笑顔が怖いわ。
一方、和田と勝田が玉栄を訪ねてくる。
そして、春日局角南の部屋を掃除させているという話を聞かせてきたのだ。
それは・・・新しい側室を迎えようとしているという証。
二人はすでに有功に感謝こそすれ、含みはないという事で玉栄に話をしにきたよう。
その夜、正勝が春日局が呼んでいると有功を呼びに来る。
そして、春日局は有功に頭を下げ、告げたのだ。
「有功殿、今日まで上様のお相手、まことにご苦労さまでした」
なんと、今日からは家光の相手は隣に座っていた捨蔵がするというのだ!!
愕然となる有功。
そして、春日に反論。
「それは無理や。
何より上様がこのようなこと、決してお聞き入れにはなりますまい」
「では、そなたから上様にお褥を交代させていただきますと申し上げるのじゃ」
それはあまりにも無体。
「分かりませぬのか?
上様のお側に侍って一年。
いまだ上様にお世継ぎが生まれぬのは、そなたに種がないからであろう。
そのような者が側に侍ったとて上様のために何のお役にも立たぬわ。
有功殿、いい加減引き際ぐらい心得られよ、見苦しい!!」
春日の言葉に、ぐっと悔しさをかみ締める有功。
「望んで来た場所では、決してありませんでした。
それでも、自分にできることを必死で探し、やっと上様と二人、生きる道を見つけたのや。
もう少し、もう少しだけ待ってはいただけませぬのか!
このような仕打ち、何より上様にとってむごすぎます。
これではまるで道具と同じや!
こないにしてまで血をつなげたとして、そのあとに何が待っているというのです。
そうまでして守らねばならぬ徳川家とは、あなたにとって一体何なのですか!?」
「それは、戦のない平和な世のことです」
そう断言する春日局。
突きつけられた選択に苦しむ有功。
そしてその夜・・・。
「お願いがございます。
これより一切、お褥を辞退させていただきとうございます」
自ら家光に申し出る有功。
新しい側室が相手をするという話に、他の男と寝ろというのかと怒りをぶつける家光。
そして半狂乱に部屋を飛び出そうとする家光を取り押さえる有功。
「お前にわしの何が分かる!お前は痛くもかゆくもない!
他の男になぶられるのはわしのほうだけじゃ!
わしの体だけがいつも汚され、辱められ、血を流し...」
家光は有功が保身に走ったと思ったよう。
春日に屈したことで、自分を裏切ったと。
そんな腑抜けは死んでしまえと罵る家光。
すると・・・。
「殺してください。
殺してください----------」
笑みさえ浮かべてそう家光に願う有功。
有功に本気を察した家光は、すぐに彼に抱きつき、泣きじゃくりだす。
「駄目、そんなことをしてはやらぬぞ。
嘘じゃ有功、死んでは嫌!
どんなにひどい男でも、有功が好き」
子を成せぬのは自分が石女だからだと言い出す家光。
だから、どんな男に抱かれても、子供は出来まいと・・・。
「なぁ、有功。
その時はわしと一緒に死んでくれるな。
徳川と一緒に、滅びてくれるな」
「はい」
そう言ってしっかりと手を握り返す有功。
共に海を眺めるその日を夢見て-----------。
殺してくださいと言った時の有功・堺さんの表情に、一気に胸が締め付けられたわ。
涙出た。
なんでこんなささやかな幸せすら続かないんだか。
ただ子供が出来たら・・・ふたりはそれで幸せになれたはずなのに。
たとえ大奥から出ることはできなかったとしても・・・。
なのにその気持ちすら踏みにじられる。
容赦ない春日局。
でも、だからこそ徳川は繁栄したのだという証なんだろう。
微笑ましい恋人たちのやり取りに発展した有功と家光のやり取りを見ただけに、最後のありようが可哀相で仕方ない。
更に試練は続く。
有功はどうなるのか。
お役ごめんになって・・・。
正勝側の話もちょっとフューチャーされたりと、動きもあった今回。
次回は捨蔵に対し、上からの態度で望む家光がかっこよすぎる!!
でも、ここからどんどん切なくなっていくだろうお話を、役者さんたちの熱演と共に見守りたい。
◆キャスト
有功(ありこと)...堺雅人
家光・千恵...多部未華子
玉栄...田中聖(KAT-TUN)
稲葉正勝...平山浩行
捨蔵…窪田正孝
雪...南沢奈央
松平信綱...段田安則
澤村伝右衛門...内藤剛志
春日局...麻生祐未
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