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2011年12月28日
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カテゴリ: 語学
スペイン語本の読者の方からのお便りを紹介させていただきます☆




どうもありがとうございます!




嬉しいです~!!!





「世界最速でアミーゴができる! スペイン語入門」
   ~柔らかくて毛深いスペイン語の本~

国際語学社   ブルーシャ西村著







「南米旅行ではブルーシャ様の本に大変お世話になりました。


特にカフェではとても役に立ちました!


南米のあとすぐに日本に帰国し、先週戻って来たのですぐにご報告出来ませんでしたが、南米旅行は色々な意味でとても刺激的でした。


ホテルや観光案内所でさえ英語がほとんど通じなくて言葉で苦労しましたが、来年はスペイン語をもっと頑張って勉強しよう!と思いました。


Navidadの歌、とても可愛い歌ですね!


ブエノスアイレスでは皆がムチシマグラシアスと言っていたのが印象的でした。」








(以下、ブルーシャ記す)

 南米旅行で私のスペイン語本がお役に立てたとのこと、ご報告ありがとうございます!


嬉しいです!


 本を作った甲斐があります!




 スペイン語を初級程度まででも十分なので、勉強すると、世界がうんと広がりますヨ!


 そして、スペイン語が分かることによって、人生が何倍にも楽しくなってくると思いますヨ!


 アミーゴが増えると、とっても楽しいですよ~!!!




 ブエノスアイレスで使われているスペイン語が違ってたとのこと、よくお気づきになりましたね!



 さすがですね!



 スペイン語が耳で聞こえるようになるまで、慣れるまでは、ある程度勉強してからではないと無理だと思うからです~。



 きっと、旅行前に、スペイン語をしっかり勉強なさって行かれたのでしょうね!




 スペイン語は世界中で話されている言語で、国連最重要3ヶ国語の一つですが、地域によって方言があり、違いがあります。



 スペイン本土の正統派スペイン語は、「カステリャーノ」です。



 それ以外は、南米各地では方言のスペイン語が話されていて、よく聞いているとぜんぜん違います~!



 発音もぜんぜん違いますよ~! 



 先日も歌の紹介のときに少し書きましたが、南米は、”S”が抜け落ちて言わない傾向があるのです。


 もちろん南米でもテレビのニュースのアナウンサーは、ちゃんと標準語のカステリャーノを話しているので、”S”をしっかり発音していますヨ。




 この方が、ブエノスアイレスでよく聞かれたという、”ムチシマ・グラシアス”は、「大変ありがとう」という意味で、ものすごくバカていねいにお礼の言葉を述べているのです。


 ムチシマ は、ムーチャ の最上級です。



 そして、なまってます~! これは南米の方言ですね~。

 本来は、”ムチシマス・グラシアス”と、ムチシマも複数形になっててSがついているはずで、それが正統派スペイン語のカステリャーノなのですが、ここではSを発音していないのですね。



 もちろん、文章で書いたら”S”がついているのですが、南米の人々はSを発音しないのですよ。



 そして、スペイン本土では、”ムチシマス・グラシアス”は、ほとんど使わないです~!

 私はスペインでは聞いたことがないですね。これは、スペインではバカていねいすぎる言葉なのです。



 ”グラシアス”が普通で、よく使われる言葉です。


 ”ムーチャス・グラシアス”は、ときどき、使います。よっぽどの感謝のときに。


 それ以上の感謝の気持ちを特別に表したいときは、グラシアスを使わずに、ほかにもうちょっとややこしい言葉使い(敬語?)があります。「感謝しております。」みたいな言い方。





 ちなみに、日本人が聞いたらズッコケる、”グラシアス”のエピソードがあります☆




 私はスペインで暮らしていた時でも、自分の中のどこかは日本人的な面があるので、つい何かの拍子に日本人的な言動をしてしまうときがありました。


 関西出身でも、日本人的なのですよね(笑)~。




 それは、信頼している親しいスペイン人の友人に、本当にお世話になって、手伝ってくれたことがあって、「こんなこと手伝わせて申し訳ない」という気持ちがこみ上げてきて、「いや~、ホントにありがたい。感謝。感謝。」と感激したことがあったのです。



 それで、”ムーチャス・グラシアス”(どうもありがとう)という言葉を、何度かその場で言ったのです。言ったといっても10回とかではなく、3~4回だったと思います。5回も言ってなかったです。



 するとその友人はムッとして不機嫌になって、

 「そんな、ありがとう、ありがとう、ばっかり言うなっ!!!」

と言ったのです。



 ヒ~!とビックリした私に、彼は、



「そんななあ、アミーゴやったらこんなことくらいは、当たり前のことやでっ!

 ありがとうばっかり言って、あんた、よそよそしいわっ!

 アミーゴに対して、”ありがとう”は言わんでええねん!

 あんたは僕のアミーガやねんで!」

と言いました! 

(←関西弁に訳したほうがピッタリ。(笑)ちなみに、アミーガは女性形です。)




 ヒエ~! こ、これは、文化の違いだっ! と、目からウロコが落ちました。



 ありがとう、ありがとう、言うなっ! と言われたことは、カルチャーショックでした~。



 日本人の私は、ありがとうと口にする習慣があったので。いや~、いやいやいや~、それが、よそよそしいとなるなんて、ビビリましたね。



 これは、とってもスペイン人らしいエピソードです!



 スペインのアミーゴという価値観は、日本の友達という価値観とは比べ物にならないくらい、超近距離で、家族みたいなものなのです。





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最終更新日  2011年12月28日 08時05分10秒
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