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バ レ ン タ イ ン の 女
08:10にBさんから・08:45に
C子からのメールがあった・・・
「きのうはどうもありがとう!!
無事着きましたか?
帰りが遅かったものだから心配でした☆
またチョコレートを頂いてありがとう!!
帰ってからワインのチョコレートをひとつ
頂いたけどおいしかったですよ
これから毎日ひとつづつ頂いて七つの味を
楽しませてもらいますよ!
それから今晩1000頃TELしますので
よろしく!!またメール下さい。」
Bさんは早速ワインのチョコを食べたんだ。
私が昨日どんな状態だったか知らないBさん!!
まあ内緒にしとかないと
今晩TELあるっていうけどなんだろう?
私の思いに対するBさんの返事かも知れない?
きっとそうでしょう。。。
言いにくいのでメールするからと言っていたBさん!!
そんなことを考えて少しだけ不安になった。
C子からは次のメールだった。。。
「おはよう!!どうだった?
また会おうね。また会える日知らせてね。
じゃあ~ね!」
C子といつ会おうかなぁ
まあ病院に行ってこないと
女は病院に行く支度をした。
寒気がするようでまた熱があるのかも
知れなかった。喉の奥はまだ痛い。
病院は駅の近くにある青空内科に行く
ことにした。この街では評判のいい
病院だった。
駅前にはもうひとつ雨森(あめもり)医院
というのもあったが名前が嫌であった。
いかにも診察がルーズであるような
イメージがして青空内科に決めた。
病院には自分の車でいくことにした。
バスやタクシーでもよかったが
マイカーで行きたかった。
駅に行くのには保育園の前を通るので
少しまわり道をすることにした。
なぜそうするのか知りたければ教えましょう。
それは私の車が赤いプリウスだから
赤くて目立つからこの近辺では誰が乗っている
のかよく知っている人がいるからなのよ。
園長に見っかったら困るからだ。
女の自慢の車で女友達の家に行ったり
買い物をしたりこの車があるから離婚後も
少なからず元気で暮らしてこれたのだと
いつもそう思っている。
この車がなかったらどんな暮らしをしていただろう。
楽しみは半減していたことだろう。
この車がなかったらと言ったが
買ったのは2年前であった。
それまでは赤い日産マーチに乗っていた。
私は赤い車が好きなのかもしれない。
いや赤い色で元気をもらった気がする。
バカにしないでよ”~♪ そっちのせいよ”~♪
赤いポルシェではないが真っ赤な
プリウスに乗ると心が高鳴った。
それは女の住んでいるインペリアルマンションの
居住者の中でプリウスに乗っているのは私だけ”
そんな気持ちがうれしくてハンドルを
握るのが楽しくてしょうがなかった。
ただ燃費がいいからと買ったプリウスだけど
最近はエコカーとして地球環境に自分の車も
少なからず貢献しているという思いがあった。
つづく
第45回 「 バレンタインの女 」 … 2005年04月07日
第44回 「 バレンタインの女 」 4/3 2005年04月03日
第43回 「 バ レ ン タ イ ン の 女 」… 2005年03月29日
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