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Terui @ Re:育めんパパです 育めんパパさん、こんばんは! すみませ…

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2024/06

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Terui

Terui

2004/12/02
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カテゴリ: 大学受験
今日、別件で用事があって、卒業生の生徒さんのお家に電話をした。

この生徒さんは、非常に長い間ウチで指導を受けていたのであるが、「勉強の大切さ」というのがなかなか理解できず、テストの時はいつも大変だった。

付属の私立に行っていたのだが、この生徒さんなら向いているだろう、という内容を教える学部はその大学にはなく、高3で外部受験をして(これもまた大変だった)、見事現役合格を果たし、希望する学部に進学した。

どうですか?最近○○君は?

「それがすごく充実しているんです。勉強するのが楽しくてしょうがないみたいで、自分で課題のために色々調べたりして、高校のときよりよっぽどやってます。」

そうですか!それは良かったです!

「中・高時代に授業中寝てばっかりいた子が、もう信じられないぐらい授業もちゃんと聞いてきて、プレゼン(注:かなり1年のうちから専門的でかつ実践的な授業をしている学校である)でたたかれても、がんばってこなして、それにサークルにも入って、とても楽しそうに大学に行ってます。」

お母様の声も弾んでいる。中学・高校時代の激動の日々が懐かしく思い出される。

あぁ、本当に良かった。やっぱり自分が好きなことを勉強しているとやる気も出るよね。

お母様の話によると、同級生で上にあがった子は、学校にも行かないで遊んでいる子が多いらしい。う~ん、確かに目的なく大学に行くと、高校までと違って「本人の意思」を重要視されるから、遊んじゃうかもしれない。
でも、そういった子でも将来の自分につながることをやっている子はいいんだけどね。


ウチの講師側にもいるのだが、せっかく第一希望に入ったのに、「大学がつまらない」「この学部は向いてなかった」「やめたい」と言っている人がいる。
大学名だけで選んで行ってしまうと、そうなる傾向が多い。

どうするの、この後?

と聞くと、

「どうしたらいいんでしょうか?」

と聞いてくる。

どうするかは、自分でしか決められないぞ!

ほっとくわけにもいかないので、話を聞くと、どう考えてもその学部に向いていないことが分かる(だからこそ『つまらない』のだろう)。

大学によっては転科できるところもあるが、もう全体的に気力がなくなっていて、「もういいですよ。」となってしまう(ただし家庭教師のお仕事に関しては『目標』が明確なので、がんばるのであるが)。

こういった学生には、私はなんでもいいから「ちょっとおもしろそうかも」と思った会社のインターンに行くことをすすめているのだが、入学するときにもっとはっきり目的意識をもって入っていれば、大学生活がとても有意義なものになったのに、本当にもったいない。

ただ勉強さえすれば、ではなく、その先を見据えてないと入ってから悩んでしまう。
私は「勉強だけ」ではなく、こういった先のことまで見据えた「進学のお手伝い」をしていきたい。





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Last updated  2004/12/15 06:11:20 PM
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