小さな宝物

小さな宝物

2007年08月01日
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カテゴリ: 愛読書


77. 黄昏の百合の骨

「自分が死んでも、水野理瀬が半年以上ここに住まない限り家は処分してはならない」亡き祖母の奇妙な遺言に従い、「魔女の館」と噂される洋館に、理瀬は、やってきた…。

水野理瀬が登場する2作目ですね。
一作目が 麦の海に沈む果実 です。
でもこの本を読む前にさらに 三月は深き紅の淵を を読んでおいた方が楽しめますね。
なので順番で行くと「三月は深き紅の淵を」→「麦の海に沈む果実」→「黒と茶の幻想」→
「黄昏の百合の骨」となるわけです。
そして次回作で完結してしまうようですが「薔薇の中の蛇」とっても楽しみです。

私は最初よく解らずに順番めちゃくちゃに読んでしまったので
きちんと順番を追って読めば良かったと自分の無知をちょっと後悔しております(^^ゞ

前作の「麦の海に沈む果実」は釧路湿原の奥深くに幻の学園があるっていう
とっても興味のある設定で今回は長崎が舞台。
長崎も旅行で行ったグラバー邸などが出てきたのでイメージしやすく
恩田さん独特のミステリーとホラーが混じり合ったような謎めいた雰囲気を
楽しむことが出来ました。
このシリーズ、とても好きです。
読むとどんどん物語の世界にはまっていってしまう。
心地よいトラップ感覚です(*^_^*)

それにしても恩田さんの本、ぐちゃぐちゃに読んでるのでどれが
読んでいてどれが未読なのかタイトルだけではよく解らなくなってきています(^^ゞ
図書館に行くたびにちょっとチェックして記憶をまとめなくては(^^ゞ
恩田さんも人気があるのでなかなか借りれないんですよね~。









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最終更新日  2007年08月02日 15時33分33秒
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