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シングルハウス・チカ
交通事故で死別したシングルママの、日常の記録です。 HP「シングルハウスへようこそ」の、元管理人。子どもが２才で死別しましたが、成人しました。 「子どもの手が離れたひとり親」フェイスブックのグループ作りました。 興味のある方はメール chikachikapipipi@hotmail.com もしくはブログへコメントお願いいたします(^-^)
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2012/01/13
テーマ： 最近、読んだ本を教えて！(24307)
カテゴリ： 未亡人のセレクトＢＯＯＫ
湊かなえ。
そこは、高級住宅街の一角。
「中学生の娘は、気に入らないことがあると癇癪を起こし、
暴言を吐いて、暴れます。
事なかれ主義の夫は、見て見ぬふりです。」
「お隣のおばさんは、
心配してるようでいて、我が家の様子を探るように、
やってきます」
だけど。
「結婚して海外に住む自慢の息子に、
気持よく帰ってきて貰えるように、リフォームしたのに、
そのつもりはないみたいです」
「お向かいには、医大に通う息子と、
有名私立高校に通う娘と、
スポーツも出来て、アイドルに顔立ちも似た中学生の息子のいる家族が、
我が家の何倍もある家で、暮らしています」
だけど。
「医者の夫を、奥さんが殴り殺してしまいました」
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
あの、「告白」の作者です。
人の心情を描くのが、ものすごく上手いです。
娘の気持ちも、
息子の気持ちも、その母の想いも・・・・
共感と言うには、
わたしは穏やかに暮らしているけれど、
「家の中のこと」って、
案外、こんなものかもしれないなぁと。
外からでは、解らないことって、
たくさんあるでしょう？
他人の芝生は青いって、名言。
よそをうらやむよりも、
自分の芝生を手入れしろって。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
最近、
再婚して自分の実家で同居を始めた、
田舎の友人と、メールのやり取りをしています。
場所や風習が違えば、
縛られるものも違ってくるのだけど、
「理解してくれる旦那さんがいるんだから、いいよね」とも、
簡単には言えない状況で。
穏やかに、幸せに暮らすために必要なパーツは、
それぞれに違う。
高級住宅街に住んで、
娘を有名私立に通わせたかったのは母。
同じに暮らす家族でも、
「必要なパーツ」のすり合わせは、大事よね。
相手が子どもなら、なおさらのこと。
「絆」って漢字の、
そもそもの意味は、
人を縛り付ける手かせ足かせだったそうです。
そこから抜けだして、
個として生き抜きたいと願った時代もあった。
絆って言葉は好きだけど、
「個」は、大事にしたい。
「わたし」が大事だから、
「あなた」も、大事に想える。
そんなことを考えた一冊です。
そこは、高級住宅街の一角。
「中学生の娘は、気に入らないことがあると癇癪を起こし、
暴言を吐いて、暴れます。
事なかれ主義の夫は、見て見ぬふりです。」
「お隣のおばさんは、
心配してるようでいて、我が家の様子を探るように、
やってきます」
だけど。
「結婚して海外に住む自慢の息子に、
気持よく帰ってきて貰えるように、リフォームしたのに、
そのつもりはないみたいです」
「お向かいには、医大に通う息子と、
有名私立高校に通う娘と、
スポーツも出来て、アイドルに顔立ちも似た中学生の息子のいる家族が、
我が家の何倍もある家で、暮らしています」
だけど。
「医者の夫を、奥さんが殴り殺してしまいました」
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
あの、「告白」の作者です。
人の心情を描くのが、ものすごく上手いです。
娘の気持ちも、
息子の気持ちも、その母の想いも・・・・
共感と言うには、
わたしは穏やかに暮らしているけれど、
「家の中のこと」って、
案外、こんなものかもしれないなぁと。
外からでは、解らないことって、
たくさんあるでしょう？
他人の芝生は青いって、名言。
よそをうらやむよりも、
自分の芝生を手入れしろって。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
最近、
再婚して自分の実家で同居を始めた、
田舎の友人と、メールのやり取りをしています。
場所や風習が違えば、
縛られるものも違ってくるのだけど、
「理解してくれる旦那さんがいるんだから、いいよね」とも、
簡単には言えない状況で。
穏やかに、幸せに暮らすために必要なパーツは、
それぞれに違う。
高級住宅街に住んで、
娘を有名私立に通わせたかったのは母。
同じに暮らす家族でも、
「必要なパーツ」のすり合わせは、大事よね。
相手が子どもなら、なおさらのこと。
「絆」って漢字の、
そもそもの意味は、
人を縛り付ける手かせ足かせだったそうです。
そこから抜けだして、
個として生き抜きたいと願った時代もあった。
絆って言葉は好きだけど、
「個」は、大事にしたい。
「わたし」が大事だから、
「あなた」も、大事に想える。
そんなことを考えた一冊です。
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