今日も楽しかったね!

設計 3

決定まで


「こだわり」にこだわって、住み難い間取りになってないか?
と悩んだ時期がありました。

・ダイニングが家の中心部分にあり、もしかしたら暗いかも。
・玄関が東南の角では、せっかくの朝の日差しがキッチンやリビングに届かないかも。
・オープンキッチンは臭いや汚れがLDK全体に回ってしまうかも。
・来客があった場合、公私を隔てるものがあまりなくて困らないかな。
・リビング階段は、冬寒いかも。
・もう少し成長したら娘たちは、必ずリビングを通らなければならないのがいやだと思う時期がくるかも。
 (お友達を招くときなど??)
・和室は四畳半。大人2人以上は布団が敷けず泊められない  …などなど。


こんなマイナス点が浮かぶたびに(実際はもっともっと、も~っとたくさんありました)
では別の案、また別の案…
と考え直しました。だって一生に一度の買い物だから。

極端な話、どんな間取りだって住んでしまえばどうにでも暮らせると思うのです。
いくつも賃貸に移り住んできたので、「家に暮らし方をあわせる」のに慣れているんですよね。
これから何十年もこの間取りだよ、本当に大丈夫…?

考えるほどにだんだん、どんな家を建てたかったのか、わからなくなってしまいました。
あんまり悩みすぎて、一時は家を建てることを一度やめてみようよという気持ちにもなりました。

この状況を打開したのは夫の一言です。

いろいろ思い通りじゃないところもあるけどさ、それ以上にいいところがいっぱいあるじゃない。




悩みすぎてたときは、心のどこかで、
なんだかんだ言っても「普通の」「よく建売などにある」間取りの方が暮らしやすいのかな…
と思っていたんです。

だけど当たり前のことなんだけど、自分たち仕様でつくれることをもっと楽しまなきゃ ですよね。
もちろん自分たちなりに、何十年後かの暮らし方もよく想像することはとても大切。
その上でこうしたいと思うなら、それでいいじゃない。

何を選んだって、いいところと悪いところがあるのは当たり前。

「こうしたい」がいくつかあっていろいろ工夫したけどどうしても両立できないとき、
それを優先するために犠牲になるところが必ずでてくる。
どちらも捨てられないなら両方を犠牲にするしかないけれど、結局どちらも満足できないんじゃない?


夫の言葉で勇気が湧いて、決断することができました。




これはノロケですが…

悩み始めるととことん、自分なりに納得できないと全然先にすすめなくなってしまう私ですが
いつもそんな「悩み癖」に付き合ってくれて、いつも私の考えも尊重してくれる夫には
本当に感謝しています。
ありがとう(*^-^*)



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