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ドアを入れば、そこはもう北京。5年以上の時をタイムスリップ!当時の空気や記憶がふっと湧き上がってきました。北京にもう10何年も住み、北京を愛し、新たに北京を訪れる人の指南役、いつも自然体で、誰でも受け入れる包容力を持つフリーペーパー・TOKOTOKOの編集長・Oさん!昨日は5年ぶりという一時帰国を機に懐かしい面々が集まりました。会場は池袋の大宝。いやー、楽しかった!ただ、平日の夜なので、忙しい東京では、参加できない人も多く残念。ついつい日々の生活に追われちゃうけど、人の出会いは大切。大きな財産です。ご無沙汰してしまっている方、ごめんなさい。なんかの偶然で、この思いが届けばと。さーて、今日もがんばるぞぅ! <今日の走り>1100×6周今日は妻にマスクさせられて走りました! 花粉症の季節です!
2010年02月26日
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北京時代、大変、大変お世話になった高邑勉さんがトリプルのお祝い!12月5日、フォーシーズンズホテル椿山荘東京で盛大に執り行われた挙式・披露宴。その席で、ご結婚、衆議院議員ご当選、そして来年6月に2世ご誕生のご報告がありました。高邑さん、美樹さん、本当におめでとうございます!!!恭喜、恭喜!!! 「その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け……」結婚式の翌朝8時45分から、私はアップダウンが激しいことで有名な所沢のハーフマラソンに参加。その坂道を一歩一歩を進みながら、高らかに結婚宣誓した高邑さんの姿を思い出していました。人生まさに山あり、苦あり、厳しい坂の後にはなだらかな道があり、良い道が続くんだ! と、今日は高邑さんご夫婦に捧ぐため、何とか結果を出したい! との思いで走り、結果坂道では20人以上を抜き、自己ベスト更新! 89分58秒(ネットは89分43秒) 初めての、そして今後につなげる80分代です。192位/2903人 やりました~!!!実は前日の帰宅は午前様で睡眠時間3時間くらいだったので、ちゃんと走れるか不安だったのですが、よかった! 本当はこんな不摂生はいけないのですが、でも、仕方ありません。だって、結婚式には北京から多くの人が駆けつけていました。主役は不在ながら、名残惜しく、深夜0時近くまで池袋北口で中国本場の味と空気を提供する知音食堂で、白酒を飲み交わしてたというわけです。そこで、最後までご一緒していたのは、中国で活躍中の俳優、三浦研一さん。三浦さんとの出会いはまさに高邑さんからのご紹介でした。高邑さんとは、北京留学前に日本でこのブログを見てくださっていたことから、北京でお会いして、食事の後に連れて行ってくださったのが、三浦さんが当時経営していた悟空というお店。そこはまさにサロンで、留学生から社会人、様々な人が集って、語り合っていました。多くの出会いもあり。「水曜日会」、懐かしいです!披露宴の祝辞の中で、NHKのど自慢で北国の春を歌ったエピソードの紹介もありましたね。当時の日記を久々に読み返し、高邑さんとの北京での思い出を思い返していました。「反日」デモ、外相との懇親会、アジアカップ、山登り、ブログ会、大学連絡会、そして、私の結婚式では日本語の司会もして頂きました。本当、感謝でいっぱいです。先導者がいると安心して走れる!昨日のマラソン、折り返し地点でトップ走者の力走を見て、奮い立つものがありました。前に立ち、険しい道を切り開く人の存在の大きさを思いました。高邑さんには日本の先導者として、行く道をリードして行って頂けると思います。私もずっと応援しながら、ついていきますよ。~~~~~~~~披露宴の詳しい模様は高邑さんのブログでも紹介されるかな~? それにしても菅直人副総理のご挨拶、鳩山総理、小沢幹事長の祝辞も素晴らしかったです。そして、そして慶応応援指導部の主将OBとしての高邑さんの勇姿、格好良かったです!また、披露宴では、翻訳家の泉京鹿さんや、起業家でNHKのど自慢に出られた柳田洋さんはじめたくさんの人との再会、出会いもありました。さながら北京同窓会! 今後こうした中国との深いつながりのなかでの高邑さんの活躍にも期待しています!
2009年12月06日
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いやー、めちゃくちゃ久しぶりの更新です。ご無沙汰してしまっている方、申し訳ございません。心配してくださった方、ありがとうございます。10/11から1週間の日程で北京に遊びに来ています。今回のひとつの目玉は、北京国際マラソンへの挑戦です。思い出のたくさん詰まったこの北京の町を自分の足で走ります。東から西への「オリンピック回顧コース」(byしゃおりんさん)。友人たちとの楽しい思い出はもちろん、SARSの時のゴーストタウンや「抗日」デモ等含めて様々な思い出をまさに走馬灯のように振り返りながら、同時に「未来」を思考することが出来ればなーと思っています。前祝と称して老朋友たちとの再会あり、すでに北京でたくさんのパワーをもらっています。その様子は、恥ずかしくなるくらい↓で非常に綺麗に書いて頂きました! 非常感謝!◎北京メディアウオッチhttp://pekin-media.jugem.jp/?eid=440#sequel◎MOTOの北京部屋http://plaza.rakuten.co.jp/motobeijing/diary/200810160000/↑のしゃおりんさんもMOTOさんも、2002年に私が北京に来たときにはすでにいらっしゃった先輩です。懐かしくなって、昔のブログを繰ってみたら、しゃおりんさんとの初めての出会いはこの記事でした。☆2002年03月16日 「人民中国」のように日中の架け橋になりたいなhttp://plaza.rakuten.co.jp/chinary/diary/200203160000/この頃はまだブログという言葉もありませんでした。中国でネットで自由に日記を公開してもいいものか? とか、また、誰かとお会いした時にそのこと買いていいものかという不安もあり(ハンドルネームももちろんお持ちでないので)、許可伺いのメールを出して匿名にしてというような書き方でした。それに比べると今は、ブロガーも増えて、ずいぶん進化しましたねー。なーんて、思い出話を書くととまらなくなりそうです。それにしても、こうやって書いていると、私もまたブログを積極的に再開したくなります。とりあえずは、今回の中国滞在記をまとめるところからリハビリ的に書いていけたらなーと思っています。
2008年10月16日
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さっきテレビを見ていたらテレビショッピングで携帯電話を売っていた。会社の社長、ビジネスマン、弁護士、記者等々にお薦めという触れ込みで、ショートメッセージ(SMS)を盗み見されないようにパスワードで管理。盗まれてSIMカードを入れ替えても他人に使われず、犯人を追跡出来るとか。SMSを盗み見されない云々はビジネスでというより、実際はプライベートでのニーズのほうが高いのではと思ってみたり(映画「手机」)。犯人の電話番号が仮に分かっても実際に取り返すのは困難と想像する(身近な人の番号だったらどうしよう?)。でも、ちょっと面白いかもと見ていたら、最後に現れた価格は4,000元弱(日本円にしてざっと6万円)。これを見て引いてしまう私は、中国の経済発展の速度に取り残されているんだろうなと思う(中国の携帯事情からしたら、そんなに馬鹿高くもないんだろうけど。)もっとも、盗んでも使えない技術を標準装備にすれば盗人は減る。が、これも技術競争のいたちごっこか?
2006年07月16日
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昨日上海図書館は便利だぞ! と書いた。それは本当で、もっと言えば、一部の部屋は夜8時までやっているし土曜も日曜もやっていて休みなし。下手したら日本より進んでいるんじゃないかと思う(もっとも日本も最近は図書館のサービスがよくなっているようだけど、逆に日本のことはあまり知らない。でも国会図書館でもネットでコピーを請求できるようになったのはすばらしい!)。ところでだ。上海に限らずだが北京でもそうだから他の都市でもそうかも知れない。中国の図書館は有料なのだ。いや、1冊いくらというわけではない。でもカードを作るときにお金がかかる。北京では保証金とカード手数料くらいだったと思うのだけど、上海の場合、年会費まである。さらにクレジットカードの如くグレードがあるのだ。普通のカードは安いけど外部貸し出しはNG、ちょっと保証金を積むと一般図書の貸し出しはOK。もっと積むと(具体的には1,000元の保証金、日本円で1万3千円くらい)書庫の本も貸し出しOK。年会費も10元~50元と幅がある。そして、図書館内でもカードによって入れる場所が違う。安いカードだと閲覧すら出来ないのだ。さらに面白いのは借りた本を延滞したとき。レンタルビデオ屋さんよろしく延滞金が発生するのである。これは大学図書館でも一緒。何を隠そう私も払ったことがある。これが決して安くはない。けど、こういった方法ってもしかしたらグローバルスタンダードなのかな? とも思う。確かに日本では何でも公平に出来るが、それをここで実現しようとすると様々な問題が発生してくるだろう。他の国ではどうでしょう? ご存知でしたら教えてください!
2006年07月11日
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調べ物があって上海図書館へ。久々。中国の図書館だから当たり前ながら中国語の本がもちろん一番多いんだけど、実は日本語の本も意外と充実しているのだ。ネットで検索も可能(→上海図書館ホームページ、日本語書籍の検索はここ)。一時帰国中に買い占めたメディア関係の本もかなりが所蔵されていた(これにはちょっぴり複雑な気分だったり笑。)日本語図書の場合、新しい本は4階に開架されているけど、古い本は書庫にあるのでネットでお目当ての本を見つけたらまず番号を控えておく。そして1階の専用パソコンで自ら操作して請求。カードをリーダーに差し込んで本の番号を入力(例:K236.19/1111)。成功すると、最後に申し込み番号が表示される。そうしたら、あとは待つのみ。大学病院の薬局の如く請求番号と名前が電子掲示板に表示される。番号と自分の名前(日本人はローマ字)を見つけたら、カウンターで自分の図書カードを預けて本を受け取る。返却も同じ窓口。ところで、このカウンターでカードの受け渡しをしてくれた女性は、両手でカードを差し出してくれた。そういえば、最近お金を投げ返されていない。上海(全域で投げなくなったのかどうかは分からないけど)はどれくらい前からお金を投げなくなったのだろう?話はそれたけど、上海の図書館はなかなか使えるぞ、というのが今日の主旨。
2006年07月09日
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takaさんは「ただの祭りさ」と書いた。土曜日の夜、バンドの夜景が一望出来る老舗・海鴎飯店に、北京・香港・天津・蘇州・東京・上海等々から約100人が集まった。Gree ALL China 第一回総会だ。GreeもMixiもソーシャルネットワークも知らなかった2年以上には想像も出来なかった世界である。いや、今でも正直理解の限界を超えている。頭の中で歴史を紐解いてみる。。。2年位前にトコトコのMikiさんにGreeの招待状をもらった、その後Greeを通じてじゃんすーさんと上野で会ったのはいつだったか、Gree会初参加は第2回北京Gree会@武の助。これは05年2月だったらしい。そこで共通の友人がたくさんいたものの会ったことのなかったTakaさんと出会い、ここからは驚くような人のつながりがたくさんあって、全部書き出したら今夜は眠れなくなってしまう。空間を飛び越えてそれぞれ何かに惹きつけられて集まった100人。これはtakaさんのいうように祭り以外の何者でもない。もちろん、この場を作り出してくれた、発起人・じゃんすー@北京さん、JINO@上海さん、はらけん@天津→東京さん、YOSSY@香港さん、そして必殺世話人・takaさんに感謝。これは言うまでもない。お陰で、昨年11月まで約4年間暮らした北京の仲間と再会できた。Dazhaoさんご夫婦、としさん、shinさん、cmoook、うさぎ会会長とは本当久しぶりだった。年&ゆっこさんご夫婦も同じ北京→上海組ながら長らくのご無沙汰だったので再会できて嬉しかった。よーこさんはあちこちのブログで拝見していることもあり、しょっちゅうお会いしている気になっていたら実は4回目だったり。二次会TATAMI BARでは北京のサロン・Gokooに集っていた頃の空気を思い出した。店長・青二才さんの将来に希望がわく。新しい人との出会いもすばらしい。北京時代にブログで読んでいたはらけんさんは芸能人のようだったけど、北京Gree会で初対面したときには旧知のような気がした。そんなはらけんさんは東京に戻ってしまった。祭りが終わってしまうのは切ない。けど、Greeにはこれからもつながっているという安心感がある。不思議に絡み合う人のつながりの大切さを改めて認識させてくれたGree ALL China 第一回総会。関わったすべての方に感謝!
2006年07月03日
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「第2回中国国際アニメ・ゲーム博覧会」を覗いてきた。上海展覧中心(延安中路1000号)で29日から開催されている。30元。すでに夏休みに入ったのかな? 子供たちがいっぱい。巨大な無料ゲームセンターは夢の館みたい。日本の大手メーカーも数々出展。日本メーカーは展示ブースを魅せるコツを知っている。一方中国の某大手メディアは殿様商売なのかスペースは大きいがやる気なし。会場で一番目立ったのはバスケットボールのゲーム。ボールを次から次へと放り込む人々でスゴイ熱気。日本での流行を知らないのでなんとも言えないが中国ではこういうのが特に受けるのかな?
2006年06月30日
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昨夜、「まいどおおきに食堂」に行ってきた。上海の虹橋日本人学校のほど近くに22日、オープンしたばかりの純日本風「食堂」。大学のキャンパスによくあるカフェテリア形式だ。鯖煮、ひじき、から揚げ、ハンバーグ、刺身……おふくろの味が並んでいる。主食はごはんかかけそば、きつねうどん、中華そば。今後メニューは徐々に増えるのかな? お水、お茶(熱・冷)、調味料セルフサービス。お膳も自分で下げる。昨日は3人で130元くらいだった。中国語では「虹梅食堂」(※)。シンプルだが店のコンセプトが表れたネーミングという気がする。ところで、実はここが第500店目。日本では広く展開しているということだが、日本ではお目にかかったことがなかった。日本も広い。でも、さすがPRもうまいようで中国、日本の各紙メディアへの登場率も高い。今後ひとりで入ってバランスよくすばやく食べられるこの手の店はどんどん増えていくだろう。○公式サイトhttp://www.shokudo.jp○日本での報道例http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200606280020a.nwc※「虹橋食堂」を「虹梅食堂」に訂正しました。うっかり間違えてしまいました。虹梅通りにあるから虹梅食堂です。地区としては虹橋ですが。ワタナベさん、ご指摘感謝です!
2006年06月29日
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昨日も今日も上海はなんだか寒い。土砂降りが雨が降った昨日は冬が舞い戻ってきたようだった。そんな昨夜の7時ごろ、日系企業が多く入っている雑居ビル前は、タクシーを待つ長蛇の列。軽く30人はいたかな。中国の行列に関しては、ここ数年の劇的な変化について、このブログでも何度も触れてきたけど、上海の、それもオフィス街ともなるともはや行列は当たり前。もう面白くないくらいに、みんな普通に列に並んでいる。めちゃめちゃ寒いし、おなかはすくし、みんな我先に家に帰りたい!あるいは飲みにいきたい! のに、列にならんじゃう。いや並ぶしかない。つまんないなー(いやいや、そんなことを言ってはいけない)。列に並ぶべきなのだ。とはいっても、やはり何か手はないかと考えるの人間だ!というわけで、列に並んでいる間に見かけた風景は以下の通り。・タクシー会社に電話。「ここにタクシーを回して!」と懇願する人=2人(上海ではタクシーの電話予約は次第に一般的になってきている。最近はネットでも予約ができるようになった。しかし、現実は厳しい。こんな時間に電話をかけても「今、車がない」と相手にされず、「見つかったら連絡する」と言われればまだまし。でも、これで成功した人は残念ながら見られなかった)・タクシー乗り場を飛び出して100メートルほど先のビルの入り口付近まで走っていってタクシーを止めようとする輩。=3人(1人成功、2人はガードマンに抑えられてとりあえず失敗。その後どうなったかは行方知れず。)・知り合い、会社に電話。「いやー参っちゃったよ。こんな寒いのに車が全然来ないんだよー」とさり気なく応援を頼む人々。=多数(このタイプは特に日本人出張者に多い模様。成功率も意外と高い。実際に車で迎えに来た風景を2例目撃。一組は歩いて迎えが現れ、スーツケースを押して歩いてホテルまで向かった様子。一昔前、あるいは今でも海外の多くの都市では日本からの出張者には車が着いて厚いもてなしがあるケースが多いんじゃないかと思うがリピーター日本人ビジネスマンが非常に多い上海では出張者でもほったらかしのケースが多い模様)ちなみに私の場合。ショートメールで妻に「寒いよ」と報告しつつも、気長に新聞を読みながら列を待つこと1時間。歩いて帰ったほうが早かったけど、傘を持ってなく、買うよりはタクシーのほうが安かったし。風邪もひかなかったのでまあよしとしよう、なーんて言えば一見穏やかだが、内心実は北京では少し前までは当たり前だったタクシー剥奪大合戦が無性に懐かしかったんだけど、それは内緒(笑)。
2006年04月13日
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近所に武装警察の学校だが基地だかがあり、よく威勢の良い掛け声が聞こえてくる。週末、彼らが大きなバスに乗ってお出かけする風景に遭遇。どこに行くのかね~なんて話していたのだが、昨日、日系紙を読んで、それがたぶん、ローリングストーンズのコンサートに駆り出されたのだろうという想像が膨らんでいる。報道によると、入場客の7割は外国人。チケットは300元~3,000元。現地にいながら日系の報道で知るニュースは、意外と多い。(あっ、中国でももちろん報道はされているんですけどね。)
2006年04月11日
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上海でタクシーに乗ると、「その先、大きく回る? それとも小回り?」(大転? 小転?)なんて聞かれることがある。日本の皆さん~! そして北京の皆さん~! 世界あちこちのみなさん~! (笑)分かりますか、この意味?まあ、タクシーに乗って聞かれることなんて大体決まっているので、言葉なんて分からなくても、まあどうにかなるもの、ではあります。が、やはり戸惑いますよ。大回転? 小回転? 素直に言えばいいじゃん! 大転は左折! 小転は右折!(たぶん。実はまだいまいち自信ないので間違っていたらご指摘ください)(中国は右側通行なので、車が曲がるときの大回り・小回りが、日本とは逆になるんですね。。。。。いやーややこしい) しかし思えば、北京にいたときは、 「その先、東! 次は南ね!」(往東、往南)なんて言っていたものだ。 京都のように、東西南北がはっきりしている北京では、どこにいても東西南北が分かる(らしい)。 けど、私は思うのだ。これって、方向音痴な私のような人間や、北京に着たばかりの旅行者には不便じゃん! ましてや上海の大転、小転なんて、車を運転している人にしか分からないんじゃないの? 素直に右折、左折って言えばいいじゃん!北京五輪、上海万博を前に、右・左折に統一しましょう~~~~! 方向感覚がひどく劣っている私は強くそう思うのですが、皆さんはどう思われますか?
2006年04月10日
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「悲しいお知らせです」北京の明明さんのブログを見てショックを受ける。北京から上海に来て改めて思うのは、あのごちゃごちゃ感のなんともいえない良さなのであります。お洒落でスマートなトコもいいけど、一見ダサくて雑多に見えても、それを壊せばいいというものでもない。上海でも襄陽市場や七浦路の整備が始まっており、止められない流れになっているけど。。。。北京電視台の朝の番組で、よく外国人(青い目をした西洋人)が胡同大好きで取り壊しに反対しているよ! と報道いてったけ。日本も一昔はそうだったように、こういうのって、意外に外圧が力を発揮するのかも。だって、壊すその目的も08年五輪を口実にしているんだろうから。ぜひ、団結してデモでも起こしたいところだけど、そんなことしたらやっぱりまずいだろうね。。。。結局、写真をたくさんとって、ブログの世界に刻み込む。そんなことしか出来ないのかな? はぁっー。
2006年03月23日
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お昼休み。ローソンでお買い物。ふと、カップヌードルが食べたくなる。中国で現地化された味ではなく、日本で幼い頃から憶えているあの味。あのカレーのカップヌードルが食べたい!北京だったら、日本から来るお客さんに買ってきて!と頼まないとなかなか手に入らなかったあれが、ここ上海ではローソンで手に入る! 幸せ!?いや、でも実は、そのカップヌードルのお値段。28元。日本円にしてなんと約450円。いや、あり得ない。あり得ない。でも、買う人がいるんだろうなー。それも少なくないはず。だって、チキンラーメンも、どんべいも、日本の主力商品はかなり揃っている感じ。まさか見本ってことはないだろう。。。。いやー、デモ食べたい。でも、買えない。悔しい。お昼休みあと10分。
2006年03月22日
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昨夜は職場の歓送迎会。北京で酒といえば、仲間うちで「北京のエビアン」と言われながら、その名が憎たらしくなるほどに強烈臭漂う白酒だった。しかし幸か不幸か、ここ上海で飲む黄酒は甘くおしとやかだ。だが、酒は酒に変わりがないのか。疲労感が残る今朝。風呂を浴びて気分一身、それでも頭冴えずブログを書き始める。着替えて家を出るまであと10分。「腰帯」を忘れないように。今日の上海は曇り空。
2006年03月22日
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「せんしゅうの~どよう~びに、かのじょのうちに~いきましたぁ!」毎日朝9時から午後3時まで本格的に日本語教室に通い始めた妻。私が家に帰ると教科書とにらめっこ。復習に宿題で、大きな声を出しながら、時に「これで合ってる???」私に問いかける。他のことをしている私は、「ええーと、合ってる、合ってる。。。。いやっ? 先週の土曜日に、の『に』はいらない? いや、どっちでもいいか? おや?」なーんて戸惑っていると、「あなたも日本語下手」なんて言われる始末。あちゃー、である。4年間の中国生活で、日本語能力も最近衰えているなーと反省の日々。これを機に自分も日本語を勉強しなおそうか??----------------本日の揚子晩報にマクドナルドの1面広告。すべてのセットが10元から。えっ? すべて10元と見間違えるように「から」を小さく書いておく手法は万国共通か。それはともかく中国のマックも値下げだそうだ。1番安いハンバーガーセット(+ポテト小+コーラ小)で10元(約140円)。ビッグマック(+ポテト小+コーラ小)は15.5元。それぞれ、2.5元と3元の値下げ。そういえば、砂糖の値上げのため、マックの甘いもの系が総じて値下げ、という記事を最近見た気がする。確か、ソフトクリームが2元から2.5元に値上げだったはず。
2006年03月14日
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気づいてみたらこのブログも5年目突入~♪ 02年2月1日からなのでとっくに4周年を迎えていた。……といっても最近さぼりがちなこともあり、特別な感慨も何もないけれど、今日仕事をしながら、「あっ」とふと思い出したので、一応記録。でも、このブログ、私にとっては良き備忘録。最近は、何か(xを)思い出したいときには、Googleで「だーれん x」と打つ。いやー便利な世の中になったもんだ(Be-Bloggers前代表として、さりげなくブログの魅力をアピール。そう、ブログをまだ始めてられないみなさん、ぜひ始めてみませんか? 笑)。そして、いつも見に来て下さる皆様ありがとうございます。みなさんのコメント、出会いがあるからこそ続いてきた4年間。これは間違いありません。改めて感謝、感謝です。さて、と、ちょっと回顧をして、気持ちを引き締めたところで、今日は久々に「海外でテレビ!」の話題。昨年、書いたのは、これ。海外で日本のTVをリアルタイムで見る! (05/7/27)一昨年書いたのはこれ。「海外で日本のテレビを生で見る、ソニーのエアボード」(2004/3/29)中国のメディアに興味を持っている私にとって、比較対象としての日本のメディアはやっぱり大切。中国にいてもやはり気になる日本のテレビ。でも、手が届きそうで、なかなか敷居が高かった。ぺきんのぐっちさんが、会社設立代行、犬のお世話から美少女まで。傑作、ケータイSPAMメール。というエントリーで紹介している、「海外衛星放送受信ならお任せください。Star TV、Channel [V]、CNN、BBCから魅力のアダルト・チャンネルまで。設置・調整後、お支払OK。当局への対応も万全、問題が生じれば当社が対応いたします。」なんていう広告も駐在員ではない私のところには来なかったし。何よりパラボラアンテナなんて高くて買えない~と思っていた。でも、私と入れ違いで北京に引越しされてきた(お会いできず残念!)、坂之上さんが1800元でパラボラを取り付けたと聞き、びっくり。あー、もっと早く知っていれば。。。。けど、上海に来たら、我が家にも、ぐっちさんが書いていたようなビラが日々ポスティングされるようになった。手元にある広告を見ると、9つのパラボラアンテナの種類があって、それぞれ見られるテレビ局が違う。一番安いのは亜州3S衛星1300元。香港の鳳凰や印度音楽、パキスタンなど60余チャンネル。次は太平洋衛視が安くて1500元。HBO映画、CNN、BCC、STAR MOVIE、頂級成人生活片など18チャンネル。ちなみに、日本人に人気ありと思われるのは百合花三号、3500元。これはNHKBS-1、BS2とWOWOW(スクランブル)。そのほか、米国、韓国などなど、彩りみどり。我が家の周りでも外国人に限らず、パラボラをつけいているのは当たり前。北京以上にやりたい放題という気がする。ただ、パラボラアンテナでは、民放の地上派は見られない……。そこに、【中国探検】@北京海淀区のじょんがんつん。さんからの朗報。私は、危ないんで?気をつけてください! この前紹介したTV見れるサイト。という警告エントリーで、このサイトの存在を知ったのだが、危ないといわれながら、速攻で試してしまった(笑)。民放各局が今月いっぱいは、パソコンで見放題というサイト。いやー、びっくり。サイトにアクセスして、暗証番号を打ち込むだけで、リアルタイムのテレビが始まった。仕組みは、一昨年から注目していたソニーのエアボードや、ほかのサービスと同じだと思うのだが、こんなに簡単に実現してしまうと、やはりびっくり。もっとも、これまで、ネックになっていたNHKの受信料など法的な問題に、このサイトがどう対処しているのかは不明。でも、人が国境を越えて生活し、技術力の発達が世界を益々狭くしようとしている現在、受信料云々という規制で、情報が国境を渡るのを規制すべきではない。この現実を受け止めた上で、収益を確保できるアイディアを練るべきだろう。既得権益に胡坐をかいていてはだめだ。なーんて書いても、まあ自己弁護の言い訳にしか聞こえないだろうけど。。。でも、中国に住み始めた02年から比べると、インターネットも、衛星放送もずいぶん普及した。中国メディアをめぐる動きが激しい昨今だが、さて、今後の展開はどうなるだろうか?
2006年03月13日
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「こんないい環境で勉強できる今の学生が羨ましいでしょうー、先生方の世代から見たらー」オヤジ臭いかなと思いながらも、上海市内の某大学を視察しながら、思わず口をついて出てきた言葉である。だって、上海市内でありながら、車で移動しきゃとても歩けないないような広大なキャンパス。真っ白なきれいなビルディング。緑広がる芝生。カモが悠々と泳ぐ池、何故か動物園のように檻に囲まれている孔雀。4人部屋が基本という公団団地のような学生寮……(北京の大学生は6人、8人部屋はは当たり前)。三鷹にある某キリスト教大学を髣髴させるような欧米風のつくり。この環境は、どう考えても私の考える中国の大学の常識を超えている。立派過ぎる。北京の清華大学は広さ、設備ともこの上をいっているとは思うけど、どうもそれとは雰囲気が違う高級感漂うキャンパスなのである。しかし、教授は、「今は時代が違うからね、こうでもしないと、学生が集まらないのさ」という。キャンパス内で、大学幹部と、フランス料理もどきを食べながら、話題は全人代の「新農村」の話題にもなるが、このキャンパスにいては、明らかに実感が伴わない。今回訪れた大学は所謂一流大学ではないため、日本でいう専門学校的実務性が求められるといるのだろうとは思う。しかし、頭では分かっちゃいても、政治の町・北京の中でも特に政治くさい大学の匂い漂う大学にいた私が、上海のこの空気になれるのには、まだもうちょっと時間がかかりそうである。
2006年03月12日
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雨降る土曜日。今日はどこへも出かけず、家でゆっくり「寝貯め」。お昼はお土産で頂いた、札幌でブレイク中というスープカレー。美味!そして夜も更けてから、買い物もしなくちゃと、近所の仏系スーパーカルフールへ。歩ける距離ながら雨降りの日はやっぱりタクシーを使ってしまう。管理所に電話するとタクシーを捕まえて連絡をくれるのだが、こんな雨の日のしかも夕方はなかなか捕まらない。30分ほど待っての出発。北京も雨の日はタクシーが捕まらなかったけど、上海はそれ以上。上海は朝夕のラッシュ時も慢性的にタクシーが足りない状態。しかもガソリンの急激な値上げにも関わらず料金の値上げが出来ないために、儲からない! と辞めてしまうドライバーも少なくないのだとか。こんな状況のなか、タクシーを捕まえなきゃいけない人は大変だ。カルフールのような大型スーパーも、行きはともかく、たくさん買い物をした帰りはタクシーで帰りたいと人は多い。地下駐車場に立派なタクシー乗り場がある。しかし、乗り場があっても車が来なきゃ意味がない。ということで、カルフールは考えた。タクシーを集めよう!タクシー寄って来い大作戦である。さて、どうしたか?・その策1 タクシー運転手に職員食堂を開放、5元の定食を3元で提供!・その策2地下のタクシー乗り場に車を回してくれれば、5元のお買い物券プレゼント。さらに雨の日はドンと8元!・その策3お得なのはタクシー運転手だけじゃない。買い物に来るお客も店の前で降りずに、地下駐車場まで乗ってくれば、お客にも5元のお買い物券プレゼント!と、こんな策を打っているのだ。果たしてどれほどの効果があるのかは分からないが、さすが外資の大型スーパー。頭を使って、がんばっているなという印象。タクシー乗り場に大きな看板を出してPRしているあたりも憎い。タクシー寄って来い大作戦、ほかにもありますか? 大募集です!(笑)
2006年03月11日
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先週末から今週にかけては新しい仕事がどっどーっと駆け込んできて、なかなか充実している。ところで、ここ上海では、北京ほどにマントウを見かけない。マントウとは言わば具の入っていない肉まんないしはアンマン、ピザまん(中身がないのでなんでもいい)。中国の食文化は長江の北は小麦粉文化、南は米といわれる所以である。ちなみに、私は北京料理は好きだが、マントウはあまり好きじゃない。小麦より米派。と、そんなことはどうでもいいのだが、マントウをあまり見かけなかった上海でも、このところ連日新聞紙上を賑わしているのが、「マントウが引き起こした殺人事件」。知らない人が、なんじゃ、そりゃー!? と思うのも無理はない。マントウというなんとも怪しげで間抜けな響き。それに殺人事件(中国語で「血案」)。しかし、この事件は、今の中国を象徴し、今後を占うよい題材になりそうだ。昨今大きく動く中国メディアの動きとも連動している。この事件の真相については、北京で大変お世話になり尊敬するしゃおりんさんと上海のご友人が主宰するブログ「中国メディアウォッチ」に詳しい。また、東方書店HPの北京便り2月号もお薦め。ぜひ、ご一読を! (ブログも北京便りも毎回内容豊富でおもしろくかつ勉強になります!)ところで、この「殺人事件」の張本人は上海にいるそうで。となると、私ももっとちゃんとフォローしなきゃと焦っている次第。余談:マントウの中国語は饅頭。饅頭を日本語で読むとまんじゅう。でも、マントウ=まんじゅうではありません。日本と中国の相互理解が難しい理由のひとつにマントウがあるかもしれない? というお話。
2006年03月10日
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中国の名門大学・復旦大学が、今年から、面接だけで入学できる制度を取り入れるのだという。(→東方網)300人というからかなりの規模である。有名大学のすべてが国立である中国では、これまでは、日本でいうセンター試験のような統一試験が唯一の選抜方法だった。それが、各大学の個別ペーパー試験というような選択肢を飛び越えて、5人の教授による面接。この制度を決めたのはどうやら大学ではなく、国の政府機関のようで、寝耳に水は大学関係者。5人による面接で300人を選抜するとなると、面接にどれくらいの時間を割くことになるのか? どんな不正が登場するだろうか? と話題持ちきりの様子。「今の中国は、TOPが思いついたらまず実行。だから失敗したらなくなりますよ」なんていう声も聞く。確かに。中国で暮らしていると、肌で感じて分かる感覚である。けど、成熟して変化のあんまりない日本から来ると、こういうのっていいなとも思ってしまうんだけど。でも、降って沸いてきた面接に忙殺されることになるかも知れない教授陣は、やはり大変だとは思う。
2006年03月09日
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上海市の中心から車で1時間半、浦東地区の「工場地帯」と書けば聞こえがいいが、実際は、非常に微妙たる田舎町。00年に出張で訪れた広東の東莞を彷彿とさせる町。20年前に取材でここを訪れたという日本人と、当時のカウンターパートの中国人らと想い出の土地を訪れた。今はきれいな舗装道を走っているが、当時は道もない道を走ってきたのだろう。ただの農村だったここで、改革開放の潮流に乗って起こったドラマを想像する。高層ビルの立ち並ぶ大都会上海からちょっと離れたところにこんな寂びれたところがある不思議。しかし、20年前を回想するにはちょっと物足りない微妙さでもあった。「農村料理」を食べましょうとのことだったが、入った店はいわゆる大衆食堂。日本人が想像するようなノスタルジー漂う店とは趣が違った。だが、ビールの入った冷蔵庫に電源が入っていないと聞いて敬遠していたわれわれも、最後には紹興酒に飽きて、サントリービールを頼めば、意外に冷えていておいしかった。案内者が気を利かせてデザートの果物を頼んだが、「ない」と言われて、外に出て、サトウキビを買った。1本5元(約70円)。さっき別のところで聞いた値段は4元だったよ!と交渉すれば、本当は15元なんだよ切り返される光景。サトウキビを大人数人でかじりながらペッペッペとはく。言葉にはしなかったけれど、みんながそれぞれの思いを抱きながら食べたサトウキビだったのだと思う。
2006年03月08日
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香港から無事帰国、、、、いや違う。間違った。香港と中国は「一国」二制度。そもそも我は日本人也、だ。しかし、それにしてもカルチャーショックに事足りない二泊三日だった。一言、いや三言で言えば、暑い、高い、自由。オーバーを着ても寒い、留守中に雪が舞った上海。それに対して、Tシャツ姿がちらほら。スーツが汗に濡れる香港。着いた初日は本当に暑かった。タクシー初乗り10元の上海に対して、初乗り15元。は、許せるとして、どんどん跳ね上がっていくメーター。450元払ったのに歩く隙もない小さなホテルの部屋。おなかすいてミニバーに手を伸ばせば、小型ポテチが28元。ありえない。物価高すぎ。北京・上海にいて「不自由」なんて思ったことはなかった。けど、香港の書店に行けば、ああ自由ってこういうことなんだと思う。香港は5年位前に出張の経由地で行ったのが最後だった、はず。その後北京に4年。すっかり大陸での生活が板について感覚を実につけて初の香港。このことが、頭では分かっちゃいるけど、、、のカルチャーショックになったのだろう。ということは、大陸の人が香港に遊びに行ったときの衝撃はこれに似た、いやもっと大きな驚きがあるはず、か?人の流れが益々速くなる二制度の壁。越える人、モノ、そして情報。香港から持ち帰ったお土産を目の前に考えることが多い。
2006年02月20日
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結婚1年目のバレンタインデー、花を買いそびれて怒らました。そう、中国のバレンタインデーは、男性が女性に花を贈ります。数年前(SARSの年)のバレンタインデーに広州の友達を訪ねたときには、町中、花を持っている人だらけで、おおすごいねーと感動を二人で感動したのが懐かしい。。。。その後、北京で過ごしたバレンタインデーは、広州ほどではないけれど、やっぱり定番は花だった。ところが! 本日の上海。なんと、チョコレートを大々的に売っている現場を発見!明治製菓でした。太平洋百貨のレストランに入ると、食事の前にチョコのプレゼント。これはネッスル製。「日本はねー、女の子が好きな男の子にチョコをあげるんだよー」とうちで妻に洗脳しておいたら、ちゃんとチョコを買っておいてくれました。これはグリコ。少なくとも去年までの北京では私は気づかなかった動きでしたが、上海では、チョコメーカーがバレンタインデーに相当大掛かりな販売攻勢をかけているんですねー。確かに今日街を歩いていても、若者の消費熱が、北京を大きく上回っています。これは来年、再来年あたりには日本同様、高級チョコに、義理チョコもはやりだすかもしれません。ちなみに、バレンタインデー=チョコは日本だけかと思っていたら、そもそもはイギリスが発祥の地なんだとか。(→語源由来辞典)ところで、去年、北京では「新京報」を買うとバラを1本をもらえました。今年もこの販促は続いているでしょうか? 編集長更迭の影響があるのか、ないのか、気になっています。
2006年02月14日
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月曜日、新居からの初出勤は、歩き! Walking! 走路!職場との間には大きな高架路。きっと数年前は、排気ガスが充満した雑踏だったんじゃないか? と思わせる人工的なきれいな公園がある。そこでは、中国の朝といえばお決まりのラジオニュースが聞こえてきたり、太極拳やらおばさんダンスが見られ、老人たちの憩いの場にもなっている。新居は新興住宅街に位置しており、人間臭さが不足。下町育ちで雑踏が好きな私にはちと居心地の悪い場所。でも、こうやって生の生活に触れられるとちょっとほっとする。横断歩道では、警官と喧嘩するおばさん。これもアジアの町のお決まり?最近、中国(上海)でも、交通規則が厳しくなり、自転車や原付が走れる道路が制限されており、朝の一秒を争う市民と警官のバトルが繰り広げられている。約20分で職場に到着。今の上海は北京や東京に比べると寒くなく(たまにめっちゃ寒いがあるけど)、散歩もいい気持ち。運動代わりに当分は歩いて通勤してみよう。帰り道、歩いていたら、新居の前に、これから高架路につながる道ができそうだ、いうことも発見。それに、中国には看板のかかっていない大きな建物が結構ある。歩けば、そこを出入りする人の雰囲気から中の様子を想像したりなんていうこともできるかもしれない。。。。そう、歩かなきゃ見えてこない世界がある。初乗り10元(130円)のタクシーに誘惑はされるけど、我慢・我慢。
2006年02月13日
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あちゃー、である。北京の清華大学に留学中の朋友・加藤嘉一さんが、邱永漢さんの「ハイハイQさんです」で連載中の「中国留学のすすめ」で、お薦め優良ブログなんていって紹介してもらっちゃったから、あーら大変。今朝方からアクセス数がいつもの数倍に膨れ上がっちゃった。うれしい悲鳴! ではあるんだけど、上海に来てからなかなか落ち着かずこのページの更新がさぼりがちになってしまっているので、加藤さんにも、そしてわざわざ見に来てくださった皆様にも非常に申し訳ない限り、です。でもでも、おかげさまで昨日、無事新居に引越し!ネットもすでにつながった。北京からやってきた500KGの荷物もわずか1,300元(2ヶ月強の保管料込み)で無事到着。そのほとんどは北京生活4年の間に買いためた本なのだけれども、この本たちも、今、パソコンを打つデスクの脇に聳え立つ新居の大きな大きな本棚に収まった。旧正月の終わりを告げる元宵節の今日、本棚の反対側にある大きな窓の向こう側には、次々と大きな花火が上がっている。すぐ間近であがる大玉の花火は日本ではなかなかお目にかかれない代物ではあるけれど、ちと怖い。明日からは自転車出勤だ! と家楽福(カルフール)に自転車を買いに行ったのに、店員の数が少なく、誰も構ってくれない態度の悪さに憤り、ぷんぷん言いながら帰ってきてしまった。北京にいた時は店員の態度が悪くても許せたのが、上海に来てからは、耐え難くなってきているのかもしれない。求める要求があがっている。はじめから期待してなければそんなもんかと思えるものも、期待してしまうと、裏切られたときのショックと、怒りもそれだけ大きくなる。国際都市で、消費レベルも北京よりずっと高い上海で暮らしていると、まるで東京にいるかのような錯覚に陥ることがある。日本的環境の中で仕事をして、住まいも外国人対応なのでなおさらである。が、これは危険。広い中国、こんな大都市でも、ちょっと郊外に走ればすぐ田舎。そして、貧しい農村のほうが中国の大部分だということを忘れたときに、あらゆるものが崩れ落ちてしまう気がする。時間を見つけて郊外にも出かけたい。だが、今週は会議のため香港へ。何年ぶりだろう? いつものことながら行く前は実感がわかないけど、着けば思うことがたくさんあるんだろうな。香港から見る大陸。この感覚もどこかにもっておくことは重要かも。ああ、会議のための準備もして、充実した出張にしなきゃ。先週行ったお薦め・上海図書館の紹介は改めて。そういえば、上海美術館で見た安藤忠雄展には、表参道ヒルズの設計もあったな。って、毎日書いていれば、いろいろ書けたはずの話題を落としてしまっている。毎度毎度反省の、この悪循環をそろそろ改善しなければ。上海に来て、まもなく1ヶ月である。
2006年02月12日
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すっかり上海での散歩に喜びを感じ始めてしまった私たち。土曜日は朝から、戦前多くの日本人が住み、今も当時の建物が残っている虹口という地域を訪れた。魯迅、藤野先生、内山書店。これらは、1992年、私が東京都青少年洋上セミナーで中国を初めて訪れた際、当時の若い心にずっしりと刻み込まれたキーワード。藤野先生は魯迅の作品の題名にもなっている。魯迅が仙台で医学を学んだときの恩師。非常に熱心に魯迅を助け、魯迅は帰国後そのことを小説にした。92年当時私は魯迅と言えば教科書で習った「故郷」くらいしか知らず、北京で交流した高校生との筆談で「藤野先生」と書かれても何のことかまったくわからなかった。帰国後調べて、あーこのことを言っていたのかーと胸が熱くなったのが懐かしい。92年に訪れた魯迅公園に再び。公園内にある記念館は建て替えられていてとても綺麗で展示も面白い。館内でガードマンをしている人に話しかけると喜んで話してくれた。昨年の反日デモの影響で日本人の訪問客が減っているという。あー、こんなところにもデモの影響があるのか.....と残念に思う。公園を出て、魯迅の旧居へ。当時の建築は趣があり、今も古びた感じがしない。「こんなところに住みたいな」というと妻には失笑を買ったけど。魯迅の旧居は92年当時は外国人には開放されていなかったのかも知れない。案内人に聞くとそんなことを言っていた。旧居というと、一軒屋の古びた小屋を想像してしまったけど、魯迅の旧居は今も使われているアパートの一角にある。隣にある管理人室で入場券を買うと、ガードマンが一緒に来て鍵を開けてくれる。アパートの1室だが、3階作りになっている。妻は「亡くなった人の部屋に入るのはなんだか気持ちが悪い」と言っていたが、私は当時を偲び、考えさせられるところが多かった。その後、散歩を続けて、内山書店旧跡へ。内山書店は、日本に帰ると東方書店とあわせて必ず訪れる中国専門書店。実はその歴史は上海で始まっていた。これも92年に聞いた気がするけど、その事実(→リンク)に心を打たれたのは、私が中国にもっと深くかかわるようになってからだったと思う。ちなみに旧跡は現在工商銀行として使われている。すぐ隣に新華書店があるので、せっかくだから場所を取り替えればいいのに、なんて思う。散歩を続けて、多倫路文化人街へ。趣のある建物に骨董品屋さんなどもあって北京の瑠璃厰を思い出す。ここは散歩をしていて非常に気持ちがいい。「上海もいいところだー」を繰り返す私たち。気をよくして入った魯迅にゆかりのあるレストラン。ここのチャーハンはおいしかった。けれど、料理が来る順番がめちゃめちゃ。おかずが来る前にチャーハンが来る。チャーハンを食べ終わってもおかずが来ない。それを抗議してもマネージャーの対応がいけていない。久しぶりに怒り狂った私は最後の品はいらないからと早々に精算して退散。よい店のはずなのにマネージャーの管理に問題がありそう。もったいない。その後、粉雪(本当に細かい、可愛らしい粉雪)が舞いだす中、バスで准海中路へ。目的地は上海図書館。そのまま歩こうかと思ったが(木曜日の8時間を散歩を思えば上海市内どこでも歩けそうな気になってきた)、あまりに寒いので、バスを乗り継ぐ。おっと、長くなってきたので、上海図書館の話は次回に。.....今頃土曜日の日記書いているけど、今日は月曜日。朝6時半。さて、今日からまた仕事である。がんばろうー!!
2006年02月04日
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長らくのご無沙汰でごめんなさい! 1月16日無事上海に到着、翌日から仕事。そして6日間の旧正月休暇。住まいは職場から歩いて7分ほどのホテルから、市の中心部にあるサービスアパートメントへ。そして、11日前にはまた新居への引越しです。この間、忙しい! というよりも、毎日ホテルと職場の往復だけで、上海の輪郭がつかめずに落ち着かなかったような気がします。新しい町に着いたらまず歩いてみる。地図を買って。でも地図は見ずに気分の赴くまま、ひたすら歩く。そして家に戻って地図を眺めて再確認。大学時代、バックパッカーで訪れた中国の地方都市を私はそんな方法で自分の足で確かめてきました。上海は、92年以来何度も訪れてはいるけれども、最長滞在はたぶん1週間くらい。土地勘はまるでなし。なので、やっぱり歩かなくちゃ!というわけで、昨朝は、妻と歩きました! 8時間!朝8時前、住まいの1階で食事。「散歩にいこうか? 30分くらい」と言って、パジャマにコートを羽織った格好で歩き出したらとまらず、結局戻ってきたのは夕方4時でした。江蘇路付近(市少年級)-静安寺、久光(そごう)-南京西路(本屋、コカコーラショップ、上海美術館<安藤忠雄展>)-人民広場-西蔵中路(おいしい中国ピザ発見!<2個で5元>)-雲南中路-准海中路(新天地は数日前に来たので横目に)、陜西南路(お気に入りのレストラン「東北人」で食事<2回目>)-道路名不明(生まれたばかりの赤ちゃんがガラス越しに見られる産婦人科病院)-長楽路-ウルムチ中路-准海中路(米国総領事館、日本総領事公邸、上海図書館)-華山路-江蘇路これで、上海の市中心部は、点と点が結ばれてなんとなく全体像が見えてきた感じです(とは言っても未知の地はまだ果てしなくあるわけですが)。今後はさらに歩きこんで、上海の魅力をこのページでも紹介していきたいと思います。北京に比べて緑が多い上海。都会に囲まれた公園。伝統ある建物。清潔な道路は想像していた以上に散歩が楽しいです。ただ北京に比べて安くておいしいものがまだ発見できず。これは二人にとってちょっとフラストレーションになっているかも。B級グルメ探しはこれからの課題です。さて、今日から仕事はじめ(とはいってもまた土日は休みですが)。新天地で新しいものを貪欲に吸収しながら、地道さを忘れず、成果に結び付けられる年にしたいです。ブログは移転も考えましたが、とりあえずこのままで。タイトルは検討中。いいアイディアがありましたら教えてください! とりあえず、上海・北京・上野のパンダ人<仮称>です。最後に、書きそびれていましたが、北京GREE会会長じゃんすさん、ご結婚おめでとうございます!!! 末永くお幸せに! 上海にも是非遊びに来てくださいね!
2006年02月03日
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いま、如家快捷酒店というビジネスホテル風(? でもないなー)チェーン店にいる。黄色を基調にしたポップなインテリア、簡素ながら清潔感があり、ネット環境も良い。ボーイ、フロントのサービスも清清しくて満足。1泊約250元。下手な三ツ星よりもここはお薦め。お金をかけずに満足度を高めるか頭を使っている。ところで何故ホテルにとまっているかというと、今日、宿舎とアパート両方の荷物を全部片付けて、引越しの手配を終えてしまったから。布団も上海に運ぶために、今日・明日はホテル暮しなり。引越しはネットで探したローカル会社に依頼。5人ほどの作業員がパッキング(100元)、掃除までしてくれて、2ヶ月の荷物保管(600元)、上海への移動(500元)、上海の部屋まで運んでもらう料金(100元)を含んで1,300元。大量の本、資料があり、箱の数は相当なので、これは安いなと思う。中古で買った冷蔵庫・テレビと、いらない家具は、中古を買った五道口の店主に買い取りにきてもらう。テレビ180元、冷蔵庫150元、ホットプレート80元、本棚(2つ)30元、飲水機30元、プリンター40元、パソコン台30元、体重計10元。買い叩かれているが、かなり壊れかけた汚い代物なので、お金を払って処分するに日本の感覚からするとお得感ありあり。アパートでも大量のごみを捨てていると、すぐに老婆が忍び寄ってきて、ごみ箱を漁っている。最後は3階から1階まで捨てに行くのに疲れて取りにきてもらう。その後、百脳huiに行って、カシオ製の日中電子辞書をゲット。この詳細は別項で。夜は松子で。もうすぐ日本に帰るのに最近やたらと日本食が多い。もちろん毎回納豆を注文することは忘れない。その後、良子で足裏マッサージで疲れをとる。北京最後の贅沢。明日はパソコンの処分、部屋の大家への明渡し、妻は病院へ、夜はBe-Bloggers3.0×北京Gree会。約4年の北京生活も、あと二日。
2005年11月18日
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北京五輪1000日を前に11日夜発表されたマスコット。(→Asahi.com)在中国日本人ブログを見た限りでは総じて酷評の様子。厳しいな。。。ところで、その5人のマスコットたちは、月曜日、地下鉄に乗ったら早くも、吊革広告になって踊っていた。5人が車両いっぱいに広がる様子は圧巻だった。。。ところが、翌日(15日)夜、乗った地下鉄では……。たった1枚を除いて後は空……。これって一体……??? 収集マニアに仕業でしょうか? それとも??北京で吊革広告が始まったのも最近のこと。といっても今でもあまり根付いてないようで、広告会社の「広告募集中」の広告を見ることのほうが多い。(それよりも、「定期券譲ります」の違法広告のほうをよく見かける)日本では日々、週刊誌の広告が入れ替わって楽しいけど、北京ではイベントがおわってもまだ広告が貼り付けたままだったりする(過去エントリ「即撤収……せず。」2005年06年16日)。これって地下鉄の広告部門のサービスの問題なのか、それとも客がつかないからサービスも悪いのか? ………北京生活ものこりわずか。1000日後のオリンピックはどこで見ることになるだろう?上海での仕事は2年契約、延長は1年のみなので、延長すれば上海。しなければその他の土地で迎える北京五輪。1000日前に離れるのはちょっと寂しいけど、少し離れたところから観察してみるのもまたいいかもしれない。ところで、何気ない北京の風景を書き留めておきたくて始めたこのブログ。だけど、面倒くさがりの私は写真をあまりとらない、とってもブログに載せない……。でも、特に日本にいる人に異国の空気を伝えるのに、写真ってやっぱり大切なんだろうなと思う。うん、もっと写真を撮ろう、そしてブログにも載せよう(これからの東京・上海生活を前に軽く決意)。
2005年11月15日
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「自分で創造する北京」100号を迎えた北京のフリーペーパー『TOKOTOKO』を手に、11周年を本日迎えた、とんかつとカレーの専門店「ばんり」で昨日、自らの北京体験を重ねてみる。92年に東京都洋上セミナーの団員として初訪中、パトカーの先導のもと道路を逆走、人民大会堂にも足を踏み入れた13年前。「輝く目」に一目ぼれ。97年北京師範大学に短期留学、ミニバスの呼び声におののき、道路も渡れなかったのに、パスポートを持たずに天津に一人旅、度胸だけはつけた。98年、東北3省をバックパッカー、牡丹江や図門などの田舎待ちを一人歩く。生きていくのに必要なサバイバル中国語を身に付け、中国のたくましさと優しさに触れる。99年、大学の実習。裁判の傍聴、社会科学院での講義、老人ホームに、幼稚園、革命根拠地・井岡山での希望工程などなど、一人では知ることの出来なかった中国を知る。00年、仕事で台湾と関わるようになり、出張で行く前にプライベートで行かなくては見方が変わってしまうと台湾旅行。01年、出張で台湾。その後、時代の流れで台湾の工場を大陸に移管するプロジェクトに参加。東莞、深セン出張も増える。02年、仕事を通じて改めて好きだと確信した中国と一生つきあっていくために会社を退社、北京留学を開始。あれから3年と10ヶ月。この北京ともあと10日でとりあえずのお別れ。でも、まだまだこれから。地道に、もっと深く中国。先達の力をこれからもお借りしながら、自分で創造する力を身につけていかなければそんなことを思いながら、カツに舌鼓。ばんり11周年、トコトコ100号、本当に本当におめでとうございます!ちなみに「新京報」は今日2周年。お正月特番のように分厚い特別号通常価格の2倍の2元。この新聞は10年後、どうなっているだろうか?来年、再来年、数年後の今日がどう変わっていくか?出来れば、今後も毎年秋の北京を訪れたいな。
2005年11月11日
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さっき中国のネット新規制に関するエントリーに書いたけど、その際に、CNNのこの記事(中国政府、ブログやチャットの規制を強化)を見つけたのは、中国科学院の博士生きたむの作ったMonbo!China(マンボ!チャイナ)でだった。このサイトはなかなか便利で、私も愛用している。最近は便利になったもので、コンピューターの知識がなくとも、RSS(→たとえばGooのニュースブログ自動収集ソフト)やGoogleNews(またGoogle!)のカスタマイズ機能を使えば、自分の好きなキーワードを入れておくだけで、それに関連するニュースやブログを一覧にしてくれる。しかし、そうしたオールマイティーソフトにないきたむのサイトの特長は、ニュース・ブログの収集それ自体は自動だけど、サイト選びや普段の管理において、中国・北京に実を置いているきたむが、人の手でやっている、その人間臭さにもあるんじゃないかなと思う。たとえば、「中国関連ニュース ヘッドライン」。これはきたむの勘と感性によって、選んだお薦め記事。私はこの見出しながらを読みながら、きたむがその記事を選らんだ理由や背景を考えながら楽しんでいたりする。他ではみかけない思いがけないニュースを見つける可能性が高いのもこのコーナーだ。日系の大手メディアの見出しは東京のデスクの判断に左右されるが、このサイトは北京で同じ空気を吸って暮らしている日本人なので、興味関心が一致する可能性が高いということもあるのかもしれない。GoogleNewsのニュース価値を全自動で選ぶシステムというのも、これはものすごくスゴイモノだと思うけど、一方で、人間臭さというのもやっぱり大事だよなと思う。また、このサイトの特長でもある中国発のブログリスト。その星の数ほどありそうなブログのなかから中国で書いているブログを見つけ出してくるその捜索能力もすごいなと思う。それは単に中国というキーワード検索では選別できるものではない。そして、さらに他にない特長、それはブログの書き手の所在地が分類されていることだろう。これによって、同じ中国でも地域によっての見方や感じ方が違うことも分かってくる。たとえば、昨夏のアジアカップや、今年の反日デモの生のニュースなんかを拾う上でも、この地域というカテゴリーは大切かつ有益だ。今、ブログや、GreeやMixiなどのソーシャルネットワーク、またGoogleをはじめとしたITの新技術、ソフト、サービスによって、現実社会の価値観やあり方も大きく変わってきている。その変動期に、中国・北京という、この土地にいるのは非常におもしろいなと思う。ここはITの技術の最先端ではない。でも、ここには色々な人が集まってくる。そして、単にいろいろな人がいるというだけでなく、会って話して交流できる可能性がめちゃくちゃ高い。北京にいる日本人の数は誰にも分からないけど、およそ1万人くらいという人が多い。この一万人というのは、人が交わる上で、少なすぎず多すぎずで面白い数なんじゃないか、という気がなんとなくする。Gree会や、ブロガ-交流会Be-Bloggersなども、日本のある都市ではなく、北京でやるから、こんなに盛り上がるんじゃないか。別に他の都市と比べる意味はないけれど、少なくとも今の北京でのこういう試みは非常におもしろい。欲を言えば、もっと何か出来ないかとも思う。きっと出来るはず。なんだか熱くなってきたそ。そして書いていることが分からなくなってきたけど、とりあえず、きたむに感謝! そして、これからさらに盛り上げていこう。そういうことだ。
2005年09月29日
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金曜日、家に帰ったらケーブルテレビが止まってた。パソコンを開いたら、インターネットも出来なくなってた。料金を払ってなかったのだ……。そういえば、少し前に、玄関に一枚の紙が挟まっていた。ケーブルテレビの料金未払いに関する通知であった。しかし、我が家は大家との契約で、ケーブルテレビは大家持ち。なので、関係ないや、と放っておいたのがまずかった。あえなく、ケーブルテレビの配信がとめられてしまった……。あ、イタイタタ、こんなに簡単に止められちゃうのね。まあ自業自得だけど……。それにしても、うちのADSLは、ケーブルテレビの回線を使っていることは忘れていた。迂闊だった。ADSLの代金は3か月分前払いでちゃんと払っているぞ! 金返せ! と騒いでやりたかったが、こちらに負債がある以上、勝ち目はなさそうだった。テレビだけなら後回しに出来るけど、ネットは使えないとやはり困る。果たして、週末、何度も大家と連絡をとり、結局自分で、ケーブルテレビ会社にお金を払いにいった。団結湖にある朝陽区広電新聞中心内、ケーブル会社の窓口。土・日も一応休まずに働いているのは、なかなか立派! だ。1か月=18元去年4月分から払っていなかったらしく、400元近いを金を払う。自分が住む以前の金まで払ってしまった……。馬鹿だ……。もちろん、大家は来月返してくれるといっている。が、正直なところその言葉は半信半疑。「絶対取り返してやるぞ」と思って作戦は練っているが、結果に対してはそうそう楽観的ではない。通常、こうした情況で先に金を払ったら負け。そんなことはこれまでの少なくない経験から分かっている。けど、家でネットもテレビも見られないのは不便すぎるのだ!って、この焦りが中国で、損させるんだよな。。。。分かっちゃいるけど、止められない。ちなみに止められた回線は3日以内に復活するそうだ。「急いで!」と頼んだが、「不会太晩」(遅くなりすぎることはないです)と切り返される。ふぅぅぅ。。。……蛇足だが、このケーブル会社では、香港の鳳凰TVの配信は許可されていないそうである。
2005年09月26日
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王府井の新東安でユニクロを見つける前に、実はおしゃれな書店を見つけていた。思考楽書局 SCALAR BOOKS新東安広場4-5階 65122577台湾や香港的な雰囲気だなーと思っていたところ、ネットで検索してみると、上海のお店で昨年9月にオープンしていたらしい。ここもまた上海横滑り。品揃え、ディスプレイ、雰囲気すべてがおしゃれ。喫茶店も備えていて居心地のよい空間の出来上がり。10年近く前の新華書店を考えれば、西単や王府井、中関村の新華書店で大満足だった私だが、いいものを見てしまうと欲が出る。何故か『いっぱいのかけそば』の中国語訳版を1冊だけ買う。会員カードを発行してくれるというので、メールアドレスなどを記入。それからお会計。……とここまではよかった。そう、よかったのだ。ところが。その後のおつりがいけなかった。返ってきた2角(0.2元)のお札がこの世のものとは思えぬ汚れ様。触るのも嫌な感じ。しかも、それを何も言わずに差し出してきた。俗に言う「ババ抜き」だ。あーーーー。普段の私であれば、こんなこと、どうってことない。「交換して!」その一言で全てが解決。ところが、場所はこのおしゃれ空間。場所が変われば要求も変わる。こういう場ではそれなりのサービスを自然と求めてしまう私。それだけに、裏切られたときの気持ちのやりようっていったらもう……。それはそれは辛いものがあるのである。ストレス×ストレス×ストレス。でも、もちろん、言いましたよ。「換えて!」ところが……です。次に返ってきたのが、「分」4枚。「分」って、1元の100分の一の単位。こんなコインもらって使い道はほとんどない。こんなコインを4枚も渡すってことは明らかにいじめだ。しかも、レジのなかには綺麗な角のお札が見えているのに。おおおおおおー。これには怒り爆発。というか呆れてものもいえぬ状態。コインを放り投げて「いらない!」と一言。捨て台詞と共にその場を立ち去る。大人気ないかなとは思ったけど。しかも店員は「得したぞ」くらいにしか思ってくれてないかもしれないけど。うーん、私は、このように、素晴らしいお店でこそ、ストレスをためることが意外と多いのです。分かってもらえますか?
2005年07月12日
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久しぶりに王府井の新東安市場に行くと、ユニクロのコーナーが出来ていた。具体的なオープン予定は書かれてなく、工事をしている様子もなかったので、もう少し時間がかかるのかも知れない。(ユニクロの日中サイトと日経記事を検索してみたけど具体的な情報は見つからなかった)昨夏日本に一時帰国の後、上海に立ち寄った際にユニクロを覗いた時には、日本とほとんど変わらない値段設定に、単なる見学に終ってしまったけど、果たして北京に出来たら買いに行くかなー? ちなみに、北京で韓国の輸入衣料店は大人気(値段はちょっと高いけど、デザインや質がいいらしい)だが、日本の店はほとんど見かけない(気がする……この分野詳しくないのであまり自信がない)。西単のお店に日本のファッション雑誌が張ってあったり、エセ日本ショップ風の店はあるけど、日本輸入品という店はあまりないのでは? 北京でユニクロがセブンイレブンのような消費革命を引き起こすのかどうか、ちと注目。北京五輪のカウントダウンを前に、上海から北京への横滑り進出の勢いは今後も増してくるのだろう。
2005年07月09日
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打倒!!! 北京の悪質タクシー。……ということなんだろうか?北京のタクシーを管理している北京運輸局のホームページが、これ、なかなかいけている。たとえば……。08年北京五輪に向けてタクシー運手手の「素質」向上を目的に今年4月、タクシー運転手の資格試験が新しくなった。どんな試験かというと……。実は数週間前に、その内容がこと細かに書かれた大綱をプリントアウトして、「勉強して、タクシーの運ちゃんをいじめてやろう!」なんて馬鹿なことを考えたのだが、そんな計画は遅々として進まない。でも、そのうち、時間を見つけて、このブログでまとめてみたい。(そんなの待てないという人は、↑のリンクをご参照ください。)でも、実際、新試験はすでに施行されていて……。2005年6月9日北京市出租... (06-13)なんていう更新記録があって、このリンクをたどっていくと……なんと運転手たちの試験の結果一覧(エクセルファイル)が見られるのだ!受験番号+氏名+運転証番号それに「法規と職業道徳」「都市交通地理」「実用英語(聴力)」「総合知識」「実用英語(口語)」これらすべての点数。こんな個人情報が掲載されているのだ。。。。悪趣味ながらオートフィルタを使って最高点と最低点を見てみたり、そんなことも出来る。ちなみに、ある日の試験で法規が100点満点だったTさんは英語の口語は25点。同じ日の試験でZさんは法規の試験が22点で最低点。英語の聴力は45点だったけど、口語は11点だった、とか。うーん。。。。(これ、きっと不正対策の意味もあるんだけど、公開対象範囲がちょっと広すぎるような。。。)何万人もいる北京のタクシーの運転手の情報を全部持ってタクシーに乗って運転手のテスト結果をネタに運ちゃんをいじめる! そんなことはやるつもりはないけれど、そんなこともたぶん可能。。。ちなみに、このサイトの一番下の方にある「出租車査詢」をクリックすると、車のナンバーや運転者証ナンバーから会社の連絡先などが検索も出来る。中国。こういうところの情報公開はかなり進んでいるのである。。。。。もし自分の大学の試験やHSKの試験とかが、同じように公開されていたらと思うとゾッとするけど(笑)※日本のタクシーの運転手はどうなの? という方はこちらへ。タクシードライバーになろうかな?という人に先輩乗務員からのメッセージとして、「深夜はアルコールが入っているお客様が沢山。タクシー車中での会話も盛り上がり楽しい話が聞けることも!?。もちろん残業明けのお客様もいらっしゃいます。ねぎらいの言葉が大切です。」なんていうコメントもあります。日本のタクシーの運転手は一か月12日勤務なんですねー。
2005年07月06日
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「並んでおいてあげる!」≪我給ni排≫最近のセブンイレブン(現代城店)ではお昼時、こんな声が飛び交い、「代理行列」が目に余るようになってきた。北京のセブンイレブンのお弁当は、日本の出来合いのお弁当とは違って、各店舗に厨房を持っていて、そこで作ったおかずを好みに応じて詰めてくれる。このお弁当は出来たてだから温かくて美味しく大人気。ただ難点は、この弁当を買うためにはまずお弁当コーナーの前で並び、そこで現品と値段カードをもらった上で、再度レジに並ばないといけない。短いお昼時間に2度も行列に並ぶのはちと辛い。と、そこで、登場するのが、「代理行列」だ。同僚と連れ添って現れ、一人はお弁当コーナーに、一人はレジに並ぶ。確かにこの方法は賢い。時間の節約である。だが、時として(いやかなりの割合で)、お弁当の行列のほうが時間がかかってしまい、手に何も持たないままに、レジで自分の番がやってきてしまう、そんな風景を日々目にする。こんなとき、どうするか?列にもう一度並びなおす、そんな謙虚な人は見たことがない。たいていの人は、レジの先頭に立ち尽くしたまま、相棒の弁当の到着を待つ。レジ係りはそれを無視して、次の客をさばく。だから、レジの前はちょっとした混乱状態。「俺のほうが先なんだよ!」という小競り合いもある。そして、「おいおいおい、一人でそんな何個も弁当買うなよ! 順番回ってこないよ!」「『代理』はせめて一人にしてくれよ! 二人以上は割り込みだよ、おい!」これは私の心の中の声。でも、声には出せない小心者(割り込みされたら頭突きが飛ぶけどね!)。でも、一方で、10年前の北京を思い起こせば、なんとも感慨深かったりもする。セブンイレブンに来るような層においては、「列に並ぶこと」これはすでに当たり前になっているんだなーとしみじみ。出稼ぎ労働者が集まるような場所では「並ばない」が当たり前のところもまだまだ多いけれど、現代城付近のホワイトカラー層を見ていると、確実に社会が変わっているのを感ずる、のだ。○2002年7月にも似たようなことを書いたな~、と検索してみました。「ちゃんと並んでもらえませんか?」..、えっ「並ばない」が中国流では? ……しばらく北京からつながらなかったエキサイト・ブログが、昨日深夜の「メンテ中のお詫び」から見られるようになった。メンテによるサイト側の「工作」(要因)なのか、中国側による「解禁」なのか? いずれにしても、お気に入りサイトが普通に見られるようになったのは嬉しい。 ……先日書いた「意外と匿名じゃないネットの世界」について、「ブロガーの増加が「匿名」を吹き飛ばす? 」[nikkeibp.jp Mail 06/17 朝刊]で、最近いろいろなところで議論されている話題だと知った。時間を見つけて、もっと勉強してみたい。
2005年06月17日
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