最近、ウダウダした日記ばかり書いたので
今日、みてきました。
昔から関心のある人だし、関心のある時代なので
絶対観ようと思ってたの。
まず、冒頭で感心。
イメージ的には、バロック音楽とか古典派の音楽とかが
流れると思うじゃない?ところが、ロック。
え?って思ったけど、すぐ納得。
アントワネットは、14歳でフランスに嫁いだのよ。
確かに彼女の身近にあった音楽は、今で言うクラシック
だろうけど、現代であればロックだったと思うのよ。
なので、ふむふむなるほど、って思ったところで
本編が始まりました。
可愛かったよ。とっても可愛かった。
ルイは、ホントにいかにも愚鈍な感じなんだけど
でも人は悪くなくて・・・って役者さん。
ルイ15世は、「ベルばら」をそのまんまにした様な
役者さん。デュバリー夫人も、エチケット夫人も。
フェルゼンはカッコよかったけど、他の役の方で
もっと似合いそうな人がいました。
川松さんのような眼差しがステキだったけどね(笑)
印象的だったのが「色」
フランスに嫁ぐ時に着るドレス、男性の服
ベルサイユ宮の壁、プチトリアノンの壁も
ブルーだったのです。この色が何とも上品なの。
ウエッジウッドのジャスパーシリーズのブルーです。
劇中、何度かロックが流れるんだけど、
アントワネットの浪費、賭け事、仮面舞踏会
フェルゼンとの恋・・・・・・いろいろいろいろ
全て、もし現代に例えたならば、
好きな事を好きなだけできる、アホな中学生から
大学生まで・・ってのの生涯なのよね。
アントワネットに限らず、誰だってそのくらいの年頃
バカな事をやったりするじゃん?
国家を背負っていようが、親を背負っていようが
どこから金が出ていようが、とにかくバカやったでしょ?
彼女も普通の女の子だったのよね・・・
・・・って、ロックのお陰で気付きました。
彼女も、若い頃バカやって、子供が産まれて母になり
年もそれなりになってきて、ようやく分別が
出来た頃には、もう革命が始まっちゃったのよね・・
冒頭のロックのお陰で、そういう見方ができました。
衣装もステキだったよ~
どこまで歴史考証できているのか判らないけど
朝起きたときから、誰かがいて、自分は何にも
しなくていいのって、いいな~~~~って
私は思っちゃったよ。
ぜ~んぶ誰かがやってくれるんだもん。
あと、貴族の化粧!
顔を真っ白に白粉塗って、ホッペがピンクのメイク。
何度か映画で見ているけど、コレを見ると
おお!貴族だ~!!って思っちゃう。
アホみたいな化粧なんだけどさ。
劇中にオペラのシーンが何度か出てます。
舞台装置とかが、また面白いのよ。
独特でね。
貴族で御座います、と気取ってはいるけど
実は猥雑で、汚らしくて・・・ってのを見るのが好き。
でもやっぱり気高くて・・ってのを見るのも好き。
立ち居振る舞いも面白かったよ。
やっぱり姿勢良くしてないとダメだな~って思った。
アントワネットが初めて、ルイ15世に謁見した時の
彼女の頭の下げ方が可愛いの!!
そして、どんなときにも微笑ってのが、可愛い。
劇中、何人もの子役が出てくるんだけど、コレも
すんごく可愛いんだ~~~チッサイのに、
髪を結って、ドレス着てるんだもん。
・・・と言うわけで、ストーリーとしては
もう分かり切った事だったので、さほどではありませんが
色々な面で「面白かった」よ。
女の子としては、見所がたくさんあるよ。
PR
キーワードサーチ
コメント新着