モクモクのおせちでした。

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2010年01月04日

(18)

カテゴリ： ★くつしたの日常

# 1047

正月三が日も終わってしまいましたね。
あらためまして
あけましておめでとうございます。

なんか、あっという間のお正月。
まるも今日から仕事ということで
正月気分を振り払い、朝早くから出かけて行きました。

草津の実家でゴロゴロしたのは２日までで
渋滞を避けるため
３日の夜明け前に名古屋に戻ってきました。
戻ったら戻ったで、昨日はうちでゴロゴロしてたんですけど。

＋　＋　＋

さて、結局お正月は大してブログ更新もしませんでしたが
何をしていたかと思い返せば
ただひたすら食っちゃ寝・・・
いや、
食っちゃ食っちゃ寝ぐらいの勢いで
常におなかがいっぱいの状態でした。
しあわせなことですねー。

今年のおせちは、モクモクの三段重でした。

ＪＲ草津駅前の近鉄百貨店にも直営レストランが入っていて
実家から近所ということもあって
父や母はよく行っているようです。
夏ごろ、まると私も連れてってもらいました。

モクモクの農場で採れた野菜や地元の野菜を中心に
和洋いろんな創作メニューを
なるべく添加物などを使わず安心安全に
しかもおいしく作られていて、
バイキング形式なのですが
一口ずつ取っても全種類制覇できないぐらい
たくさんの料理があって
また行きたい！と思わせるお店でした。

そんなモクモクのおせち。

本当は各家庭で作るものなのでしょうが、
我が家はもともと核家族ということもあって
たくさん作っても食べ切れないし、
かと言ってお重に詰める分だけ少量を作るというのも
なかなか難しい話で、

決まった種類だけ作ったり
あるいは今年のようにちゃんとセットになっているものを買ってきたり、
また、ここ数年のようにお正月に旅行へ出かける
ということもあったので
おせちは用意しないという年もありました。

今年は父が不在で、いつものように家族旅行はしないので
久々に家でおせちつつくお正月。

よくあるような、かまぼこなんかの練り物ばっかのおせちは
はっきり言って食べるもんがないって言うか
すぐ飽きて、違うものが食べたくなってしまいますが
これは、練り物も伊達巻もナシ。

たつくりやたたきごぼう、昆布巻き、れんこん、黒豆などの
定番はちゃんと入っています。
どれも薄味だけど、だしとか素材の香りがしっかりして
しいたけの含め煮なんかは
なるほどー！と思わず唸るようないい味付けでした。

伝統メニュー以外には一風変わった洋風仕上げのものがいくつかあり、
伊勢海老のアメリケーヌソース和えとか
大根とパプリカのピクルスとか
沖ギスとほうれん草のココットとか
鶏と竹の子のバジル風味とか・・・。
リンゴの赤ワイン煮なんてのも入ってました。

でも、わっ洋風！って感じではなく
ちゃんと「おせち」として成り立つぐらいのさりげない洋風で
和のものと交互に食べても違和感なく
きちんとバランスの取れた味でした。

お重には冊子が添えられていて、
献立の一覧とその横には
それぞれ使われている材料や調味料が
全部書かれていました。

ちなみに
うちのお雑煮は、こんな感じ。

どこ風なのかは知らないけど
大根、人参、小芋、お揚げ。
これが定番。
小芋いっぱい入ってるのが好きです。
今回はワカメも入ってたな。
汁は醤油仕立てのすましで。

底に沈んじゃって見えてないけど
近所のお米屋さんで買ったつきたて丸もちの
焼いたのが入ってます。

くつしたは、自分のごはん
ささーっとなめる程度だけ食べて
あとはおせちをおねだり。

沖ギスとほうれん草のココット
ってやつがやけにお気に入りで、
何度も「あとひとくち、あとひとくち！」って
もらいに来てました。

すりつぶした沖ギスとほうれん草に
生クリームやら何やらを混ぜてオーブンで焼き上げたっぽいやつ。
淡白なキスの魚味と生クリームの組み合わせが
ほんのりチーズみたいな香りを醸し出してて
たしかにおいしかった。